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僕らの民主主義 ~少数派からの「ありがとう」

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作家 高橋源一郎 (朝日新聞 2014年5月29日付け朝刊より)

先日もここで國分功一郎著『来るべき民主主義』をご紹介し、民主主義について考えてみた。で、この高橋源一郎氏の記事である。
うれしい。とても納得出来る記事である。ぜひ読んでください。
高橋氏は、台湾の立法院を選挙した大学生達の規律と統制の取れた動き、そしてフィンランドの原発廃棄物処理施設を描いた映画『100,000年後の安全』から民主主義のあるべき姿をとらえている。

民主主義は「情報公開」と「参加できること」が本質だ。いまの日本を見てみよう。まず「特定秘密保護法」が出来た。公開の壁はさらに厚くなっている。また、住民投票などで私達の声が届く仕組みが未だない。
我々の民主主義は、未だ遥かかなたと言えるの。しかし、待っていてもそれは来ない。創りだすしかないのだ。
(朝日新聞様、こんなに大きく無断転載していること、お許しください。私は大の朝日新聞ファンなので多くの人に読んで欲しいのです。他意はありません。みなさん、朝日新聞を読みましょう!)

blog140529