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小田原の甘夏を被災地に贈りました!

一昨年から、BeGood Cafeが再生を手がけている小田原の甘夏園で「収穫した甘夏を被災地に贈る」特別収穫会を催しました。

■緊急甘夏収穫会(甘夏版オレンジプロジェクト vol.4)

開催日 2011年6月18日(土) 9:30集合、13:30頃解散
募集人数 16名
主 催 BeGood Cafe
共 催 ソニー・ミュージックエンタテインメント緑会公認クラブ グリーンクラブ

500kg以上の収穫をめざして、みんな張り切って集まりました。午前中はいままでにないほど超ハイスピードに収穫が進みました。
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収穫した甘夏をきれいに拭いて、ダンボール箱へ。
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が、名物アジアン野菜カレーのランチの後、なんと強く雨が降り始めてしまい、残念ながら収穫作業は中止となりました。
参加のみなさん、ご協力どうもありがとうございました!
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合計27箱の甘夏を乗せて、東京タワーの集配所に向かいました。納品して記念写真をパチリ。
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ここからは、石巻市に運んでくれた新納平太さんからのレポート。
「石巻市の南に位置する湊小、湊中にて炊き出しを行う基地に甘夏をお届けました。
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一部は四万十塾がベースを持つ南境生活センターで、各地で作業を行う部隊へ引き渡し、各作業場所で配っていただく事になりました。
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湊小学校はまだ150名程度の方が避難生活を続けておられ、管理をしているNGOの代表の方とお話をしましたが、被災者へはたくさんの物資も届く そうですが、食事系は加工品が多く、生鮮品(特に果実などは)ニーズも高く、みなさん喜んで召し上がっていただけるという事でした…。」

避難生活を続けている方々に食べていただいてうれしいです。
また機会があれば、このような形で支援を続けていきたいと思います。
新納平太さん、こうちあきおさん、とーるさん、小椋信也さん。みなさま、本当にありがとうございました!

『ルポ 貧困大国アメリカ 2』堤未果 岩波新書 1225

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前作の『ルポ貧困大国アメリカ』は衝撃的だった。アメリカ合衆国って、GDP世界1で、中流以上が高級な服着て、デカい家に住んでいる勝ち組国家というイメージをもっ てしまいがち。しかし、それをみごとにひっくり返してくれた。で、そのパート2の本書もすごい。主に3つの柱。(1)借金地獄にはまる大学事情、(2)社会保険と医療保険の罠、(3)悲惨な刑務所労働。
どれをとっても濃厚なルポなのだが、特に驚いたのは、まず大学の学費。近年は毎年10%以上の値上げが行なわれている。アメリカでも大学を卒業し ないと一生涯皿洗いかもという恐怖観念から大学入学者数がうなぎのぼり。で学費が高いから借金することになる。それを喰いものにするビジネスがは びこり、公的学費支援制度を蹴散らしているそうだ。
サンフランシスコから下院議員に立候補したシンディ・シーハンさんは、「….今、UCLAに行った私の娘と息子は、それぞれ4万ドル以上の学 費ローンを抱えています。18%というクレジットカード並みの利息でね。」。18%というのはサラ金から借りているのと同じ。借金は膨大にふくら むだろう。
もっと強烈な話。刑務所の民営化が進み、なんとアメリカの民営刑務所では、囚人に1日あたり10ドルの家賃(?)を請求しているそうだ。さらに、 時給12セント(10円)の手当で労働を強いている。これでどうやって刑務所家賃を払えというのだろうか? カネがなくて犯罪をおかした人達がほ とんどだから、多額の借金を抱えて出所することになる。だから、また犯罪をおかす…。ぜひお読みください。

『地下式原発推進議連 31日発足』

2011年5月21日付け 朝日新聞朝刊より

福島第一原発はいまだに不気味にうごめいている。事故の当初から核燃料のメルトダウン=チャイナシンドロームが起こっていたのに、東京電力は隠し 続けていた。それに強い憤りを感じると共に、その隠蔽体質が変わらないことが絶望的だ。いまだに現場は危険である。本当なら福島原発の周囲数十キ ロの方達には原子炉の安定的冷却が確認されるまで、全員避難をしていただくべきだ。そこまで、事態は深刻なのである。
しかし、一方、もう原発推進派が動き出している。あきれてものが言えない。
「首相経験者すらり 再編に布石? 4人の首相経験者や与野党党首が顧問に名を連ねる「地下式原子力発電所政策推進議員連盟」が31日に発足す る。表向きは勉強会だが、名前を連ねるベテランの顔ぶれから、大連立や政界再編に向けた布石との憶測も呼びそうだ。議連の顧問には民主党の鳩山由紀夫氏、羽田孜氏、自民党の森喜朗氏、安倍晋三氏の首相経験者のほかに、谷垣禎一総裁、国民新党の亀井静香代表らが名を連ねた。たちあがれ日本の 平沼赳夫代表が会長に就いた。地下式原発は三木内閣当時に検討が始まり、1991年に自民党内に勉強会が発足していた。」
この方達は、悪魔に魂を売ったに違いない。この国の保守は何を考えているのか。

高円寺デモのなごやかさ

いまだに福島第一原子炉が不気味にうごめいている。
1号炉の原子炉格納器が爆発する可能性が高いので、窒素の注入を急いでいるが果たして収まるのかがとても心配だ。
そうした中、日本のグラフィックデザイン界の巨人、信藤三雄氏から夜中に電話がかかってきた。「クリエーター集めて動きますから、明日、高円寺集 合ね!」だって。
4月10日(日)、高円寺という住宅地の中で、その「原発を考える」集会がすごい熱気で開催されていた。写真をご覧あれ。みんな楽しそうですね。 これ重要。
主催者は松本哉氏とのこと。松本氏は東京・高円寺にリサイクルショップ『素人の乱』をオープンし、いろいろなアクションをしているらしい。
信藤さんと話はとんとん拍子で進み、4月23日(土)のアースデイ東京初日の午後2時頃から、メインステージでトークをやることになりました。
信藤さん、スチャダラパーのボーズさんらが登場予定。で、道でばったり会ったいとうせいこうさんも来てくれそう。
みなさん、来てね。

還暦を迎えました。


1951年に生まれて、昨日で還暦を迎えました。
うれしいです。
生まれてからいままで、勝手放題に生きて来たので、これからも思うがまま、駆け足で生きていこうと思います。
パラダイムシフトの先端で大きく社会貢献を。
これからもよろしくお願いします。
シキタ純

小川町の金子さんを訪問して来ました!(1)

小川町の金子さんの農場を遂に訪問して来ました!
金子さんのお名前は、有機農業やパーマカルチャー、エコビレッジなどにかかわっていると必ず出て来ますが、いままでなかなか機会がなくうかがえませんでした。
ところが、昨年末のエコロジカルリビング@エコプロダクツにご出展くださったOKUTAの山本社長が金子さんからお米を全量買い取っているという お話や、このたび農水省の「農林水産祭むらづくり部門の天皇杯」を受賞されたと聞き、訪問を決めました。
1月8日の「霜里農場見学会」に参加しました。この見学会は、いまの時点でもう3月がいっぱいですので、超人気なのですね。みなさんもお早めに予約するのをお薦めします。

まず、金子さんのホームページのトップにこう書いてあります。
http://www.shimosato-farm.com
「霜里農場のポリシー 化学肥料・農薬等に依存せず、身近な資源(自然エネルギー)を生かし、食物だけでなくエネルギーも自給して 自立する農法を目指し、「小利大安(小さい利益でも大きな安心)」をモットーに1971年より埼玉県小川町で有機農業を続けています。金子美登(かねこよしのり)」

見学会は、こうやって霜里農場主宰の金子美登(かねこよしのり)さんのお話がまず30分。「有機農業の人づくり、地域づくりー実践40年の現場か らー」と題する資料をいただけます。凄くいい話。(写真1)

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引き続いて、窓口のNPO生活工房「つばさ・遊」理事長の高橋優子さんのお話と、LOHASアライアンスの大和田順子さんのお話がありました。会場には、わざわざ遠くの県からのバスで見学者が詰めかけていました。

次は、実際に霜里農場の見学。写真2は、立派な蔵の前にあるSVO車のご説明。トラクターとベンツの両方とも、廃天ぷら油で動くSVOという仕組みに改造されていました。

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写真3は、金子さんと高橋さん。いよいよ畑のご説明。図1をご覧ください。この15反くらいの敷地に知恵がいっぱい詰まっています。

写真3


図1


(続きは、パート2で)

2013年から地球がミニ氷河期に入る!?

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2010年11月9日付朝日新聞より

気候温暖化が心配で心配で夜も眠れない方に朗報!「太陽活動が停滞すると、北半球の平均気温が0.7度ほど下がることが東京大などの研究からわ かった。(中略)太陽活動は2013年をピークに数十年の停滞期を迎えることが予想されており、地球がミニ氷河期に入る可能性もあるとい う…。」そうなんです、地球の動きは人智を越えたところにありますから、どうなるか分かりませんね。これからの変化をじっと見守りましょう、あまり温暖化 を過度に心配せず。
ちなみに、私は夏より冬が好きです、はい。

タイ報告-4 : マングローブの熱帯雨林を守りましょ!

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タイのタンボンサメット(Tambon Samet) というところにある「マングローブ林保護学習センター」(The Mangrove Forest Conservation and Study Center for Ecotourism)を訪問。広大な干潟にマングローブが生えている。なんと長さ合計2,300メートルに渡って木製歩道が設置され、園内を見て回れ る。自然のままの環境を見学できるかなりいい施設と言える。野鳥の観察や、ムツゴロウや蟹がのんびり暮らしている。日本の有明干潟も大切にして欲 しいし、こういったグリーンツーリズム対応の歩道も設置したらどうだろう、将来。
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で、風で倒れたエリアに、台湾からのリーダーのもと、NPOがマングローブの植樹をしていました。なんか、みんなで自然を大切にしているなぁ。

タイ報告-3 : 米国人パーマカルチャリスト、ニールウィルマンの農園訪問

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バンコックから車でおよそ2時間、Bang Phraに到着。ここは、タイで有名なゴルフコースもある地区だ。ここに、数年前から移り住んで来た元米国海軍のニールウィルマン氏がはじめたパーマカル チャー農園がある。写真3-02がウーファー達の住むセンターハウス。(ウーファー=WWOOFする人) まだ建屋を拡充したり、田んぼを増やす 計画だそうだ。田んぼでは、黒米が育っていた。日本よりずっと安いから、日本で売れないかな~と言っていた。

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建屋の脇には、石釜があり、ピザパーティをやるそうだ。うん、うらやましい。さて、写真3-05は、パーマカルチャー留学生のカイルさんが進呈した烏骨鶏のひな達。可愛いし、美味しそう。
圧巻は、水牛。水牛の乳は、高タンパクで普通の牛乳よりかなりの点でまさるそうだ。そして、従順でおとなしい。まだ、2頭しかいないが、増やすそ うだ。
アジアの伝統的農業はかなり理にかなっていたんですね。

タイ報告-2 : フレンドシップパーティで感動

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東芝主催のタイCSRシンポジウム(CSR Symposium for well-balancedThailand)が大成功に終わり、その日の夜は西田会長をお迎えし盛大なパーティが開催されました。
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東芝タイ財団のオーナー一族が保有するバンコック市街のゲストハウスには、たくさんの東芝タイの社員の方達が集まり用意万端。西田会長ご夫妻がご 到着の後は、食事会でした。どれも最高級のタイ料理の逸品。お腹パンパンでした。食事の後は、アトラクション。東芝タイの社員さんが練習をして、タイダンスの披露。そして、なんと炭坑節まで踊ってくれました。ステージのバックには、日本とタイの友好を象徴する桜とゴールデンフラワーのマークが掲げられていました。
東芝と日本が大好きな東芝タイの社員さん達の暖かい気持ちで、かなり感動しました。
東芝の皆様、ご招待いただき有り難うございました。
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