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UIA2011 東京大会 第24回世界建築会議

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世界建築会議の大展覧会を制作運営

UIA2011東京大会公式プログラムの一つとして「2050 EARTH CATALOGUE展」が開催され、BeGood Cafeは株式会社ピース・コミュニティ・プランとともに事務局運営や会場制作を行いました。
本展では、2050年の社会へ向けた英知とヒント、思想を「Environment/環境」「Culture/文化」「Life/生命」の3つのテーマで展示。日本を中心とした世界各国の企業、研究機関、学者など、延べ125出展者が東京国際フォーラム・東京ビルの2会場に集いました。ポスターや模型、実物展示など147作品が一同に集い、環境建築・低炭素社会・エネルギー・教育・コミュニティ・災害など、多くのカテゴリーを設けた情報発信の国際展示会となりました。

名称 UIA2011 東京大会 第24回世界建築会議
「2050 EARTH CATALOGUE展」
開催開始 2011年9月23日(金・祝)~10月2日(日)
開催頻度 3年に1度、各国開催

開催場所 パート1展:国際フォーラムAホール会場 
パート2展:東京ビルガレリア会場
主催 主催/「2050 EARTH CATALOGUE展」実行委員会
共催/UIA2011 東京大会日本組織委員会(JOB)
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パート1展:国際フォーラムAホール会場
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パート2展:東京ビルガレリア会場

UIA2011 東京大会

UIA大会は、約130の世界の国・地域から約1万人の建築関係者が集う国際的なイベントです。
1948年のスイス大会以来、ほぼ3年ごとに世界の各都市で開かれてきたUIA大会が、日本で開催されるのは、今回が初めてです。
第24回世界建築会議(UIA2011東京大会)のメインテーマは「DESIGN2050」。建築家をはじめ、世界の各分野の専門家が知識と技術を集結して近未来のヴィジョンを描き出し、その成果を「東京宣言」として、世界に発信します。

 

2050 EARTH CATALOGUE展とは

環境・情報・生命の各テーマに対応して、住居、建築、都市、に加えて森林、農業、漁業、産業界、医学、情報、子供達、エコビレッジなどのライフスタイルも加え、2050年の社会を想起するヒントの展示を行い、2011年時点での英知を総合的に集合し、総括を行うための展示会となりました。

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Base of the Planet

主宰: 竹村真一教授
会場内には4m×4mの巨大キューブを設置。キューブ内では、触れる地球やプロジェクターを使った映像作品を展示。竹村先生独自のアート性を含んだ2011年へのメッセージが発信されました。

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環境にやさしい展示什器

工学院大学・鈴木先生のプロデュースとして、会場内の展示台・受付テーブル・パンフレット棚などの会場什器は、全て環境に優しいダンボール素材で製作されました。簡易組立式の各種ダンボール什器が並んだ会場ムードは、持続可能な環境提言の展示会コンセプトを強く象徴しました。

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トークセッション

環境・情報・生命の各テーマに対応して、「2050年をデザインする」参加者を中心に、現在と未来の環境についてクロストークを開催。主な登壇者に、B.O.Pの竹中真一先生、日本大学の糸長浩司先生、南相馬市の桜井勝延市長など、会期中に多数の登壇者が参加しました。

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プラズマチューブアレイ

富士通デザイン(株)の出展作品として、プラズマチューブアレイが展示されました。次世代曲面ビジョンPTA(プラズマチューブアレイ)を使用した、円柱に取り付け可能な表示装置による大型曲面モニターは会場内でひときわ注目を集めました。

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主な出展者:
三菱電機株式会社
三菱地所株式会社
株式会社NTTファシリティーズ
株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所
富士通デザイン株式会社
ソニー株式会社
株式会社日立製作所
積水ハウス株式会社
環境省
林野庁

オレンジプロジェクト 学生造園グランプリ – 造園作業レポート

2010年の学生造園グランプリを受賞したグループによる作業サポートをご紹介します。ぜひ、ご覧ください!
※造園作業は事前にご連絡いただければどなたでもご見学、ご参加いただけます。詳細や作業日程は事務局までお問合せください。お問合せ orange※begoodcafe.com(坂本)
※若者による社会変革を応援するソーシャルメディア「オルタナS」でも作業レポートを連載中です。こちらもぜひご覧ください。

第4回レポート

2011年9月15日 江間優太朗

作業内容

  • 竹の切り出し、防腐剤塗り
  • 土留め
  • パーゴラ

作業の流れ

1. 男女で2つに分かれ、竹の切り出しと防腐剤塗りを行いました。

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男子グループは、第1農園で、対象地の土留めに使う竹を切り出しました。9月中旬にも関わらず、全員汗だくになりながら竹を切り、駐車場まで竹を担いであがりました。
一方、女子グループは、前回、防腐剤を塗って乾かしていた木材に、もう1度防腐剤を塗りました。

2. 男女合流して、土留めを行いました。

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対象地まで竹を運んで、まず、段差の土留めを行いました。長めの竹を横にして、その竹が崩れないように縦に竹を打ち込んで行きました。そして、段差の上の段を平らにして、みんなで踏み固めました。前回の失敗を踏まえて、簡単なものですが、最終的には座れるようになりました。

お昼休憩

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ここで、午前中の作業を終えたので、お昼休憩をはさみました。今回は、吉幸さんの用意してくれたサバの水煮缶入りそうめん(?)です。みんなで同じものを食べるのは、今回が初めてで、とても新鮮でした。デザートには、スイカとパイナップルを食べ、午後の作業の話し合いをしました。

3. 午後は、パーゴラ造りをしました。

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パーゴラの柱を建てるために、穴をほります。段差の上と下では、穴の深さが変わってくるので、調節するのが大変でした。その後、パーゴラを固定する釘もうまく打つことができず、竹を使ったり、倒して釘を打ってみたりと、みんなで試行錯誤しながら、なんとか土台だけは完成しました。
今回も、作業の前後では、全然違う空間になり、完成に近づいてきて、楽しみです。次回は、パーゴラの完成とコンポスト造りを予定しています。

参加者の感想

「海が近くて、きれいな景色に感動しました。作業では、草を刈ったところがきれいになったり、パーゴラが建った時など、来た時と変わっていくのを見るのが嬉しかったです。何もわからずに参加したけど、楽しい雰囲気で作業ができて、良い経験になりました。」(東京農業大学造園科学科3年 井関千秋)


第3回レポート

2011年8月30日 江間優太朗

作業内容

  • 竹の切り出し
    ・第1農園から対象地で使う竹を切り出す。
    ・切り出した竹の枝を切り、長さを揃え、乾燥させる。
  • 防腐剤塗り
    ・パーゴラ用の木材に防腐剤を塗り、乾燥させる。

作業の流れ

1. 竹の切り出し

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木材買い出し班と竹伐り出し班に分かれて、作業を始めました。竹伐り出し班は、第1農園の竹やぶまで、元気な雑草をかき分けながら進みました。竹やぶまでたどり着くと、あまり暑さを感じませんでしたが、作業をするとなると、別の話。汗を流しながら、必要な竹を選び、切り出しました。切り出した竹を駐車場まで運び、木材買い出し班の帰りを待ち、車に入るように長さを揃えて車に積み込んで、第3農園へと向かいました。
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第3農園も第1農園と同様に、対象地に行くまでの道のりに元気な雑草がいました。まずは、その雑草の除去をして、道を作り、木材を運びました。幸いなことに、対象地には、雑草が少なく助かりました。そして、パーゴラをどの位置に建てるか検討しました。高さや幅が、農園の傾斜や甘夏の木によって制限されましたが、大体の位置を決めました。
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みんなで話し合った結果、防腐剤を塗ってから造ることになり、まずは防腐剤を塗りました。そして、切り出してきた竹をかませて、乾燥させます。9月頭に来る台風の影響が気になりつつも、台風通過前に乾燥することを祈って、乾燥させます。
そのあと、段差の土留めをしようと竹を4~6つに割いて、土留めをしようとしたところ、うまく土留めできなかったので、また、みんなで話し合い、別の方法をとることに決まり、今回の作業はここまでに。
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今回は、造園科以外の参加もあり、さらに造園グランプリの輪が広がりました。次回には、パーゴラが完成する予定なので、完成像にかなり近づくので、とても楽しみです。
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参加者の感想

「鎌やのこぎりなどの用具の使い方が、全然わからない状態で参加しましたが、みんな優しく教えてくれてとても楽しかった。」(東京農業大学栄養科学科3年 中澤知子さん)
「竹を切って、倒す瞬間はわくわくしました。なかなかできることではないので、本当に貴重な体験ができてよかったです。しかし台風で、木材や盛土がごちゃごちゃにならないか心配です。」(東京農業大学造園科学科3年 大戸萌さん)


第2回レポート

2011年8月11日 江間優太朗

作業内容

  • 整地
    ・対象地の雑草取りを行った。
    ・対象地の段差に考慮して、段差をつけた。

作業の流れ

1. まず雑草をとった後、対象地に段差を造りました。

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前回行った整地が、どの程度残っているか不安でしたが、実際に行ってみると、雑草も少なくきれいな状態で、とても作業はやりやすかったです。対象地以外の場所は、雑草がこれでもかというくらいに生い茂っていて、驚きました。今回は、セミの鳴き声も聞こえ、夏らしい暑さと闘いながらの作業となると思ったら、この対象地だけは、風も通り、木陰もあるので、とても涼しかったです。

2. 次に、段差を造ります。

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1人1つシャベルを持って、段差をつけていきます。これがまた、重労働でした。根が多く、掘ると必ずと言っていいほど根がありました。根を切りながら、段差を造りました。たいへんな作業の時に、自然と口ずさんでしまう歌も生まれました。こうして音楽は生まれたんだね!!と言いつつ、作業を進めました。ここで一つ問題が発生しました。高いほうの段に乗せた土が、今にも崩れそう!!そこで考え出したのが、みんなで行進。みんなで、さっき生まれたばっかりの歌を口ずさみながら行進です。馬鹿みたいに見えるかもしれませんが、この効果は大きかったです。ふちに座っても壊れないようになりました。完成した空間で何をやるかを話しながら、とても楽しくできました。
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3. 完成です。

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完成は、こんな感じです。すっかり座れるようになり、くつろぐことができるようになりました。今回は、蚊取り線香の活躍もあり、快適に作業が進みました。
次回の作業の話し合いもでき、ゆるく楽しくワイワイと作業ができました。
次回の作業も楽しみです。
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参加者の感想

「やはりこのオレンジプロジェクトの魅力というのは、あの立派な土地で自分たちが計画設計から施工、そして完成した空間の利用ができるということだと思います。すべてを自分たちの力や考えで作り上げるということは、その先のまた先までが楽しみに感じます。今回はまだ空間作りの始めの作業ですが、ここから何が出来るのだろうと思うと、暑い中でしたが自然と作業の手が進みました。友人同士、のんきな話をしながら、のんきな時間が過ごせました。都会のジリっとした暑さとは違う、さわやかな夏の思い出です。」(東京農業大学造園科学科4年 石原秀一)


第1回レポート

2011年7月16日 江間優太朗

作業内容

  • 甘夏の剪定
  • 対象地の整地

作業の流れ

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3月30日の現地調査以来、約3ヵ月半ぶりの甘夏農園でした。
前回見たときよりも、甘夏の木や雑草が伸びているとは思っていたのですが、想像を超える成長ぶりに、前回の参加者もびっくりしていました。
でも、夏にはありがたい木陰だらけの対象地でした。

そこに、木漏れ日を入れるためと、対象地から見る相模湾の眺望を確保するために、剪定を行いました。
みんなで試行錯誤しながら、必要な枝や残したい枝を考えながら、枝をおろしていきました。まだまだ、甘夏もたくさん残っていたため、それらも取りました。
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途中まで作業が進んだところで、対象地でお昼休憩です。途中でしたが、丁度いい木陰や涼しい風、相模湾の景色にみんな感動していました。みんな、いつものお昼より、数倍おいしく感じたことでしょう。
休憩も終わったところで、午後の作業です。
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午前の作業の剪定枝の片付けや、雑草取りを中心に行いました。剪定枝は出来るだけ小さく、1か所にまとめて、今後造るコンポストに入れる予定です。
作業は、終盤に行くにつれて、徐々に成果が見え始め、最後に地面をきれいにならして終了です。
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1番最初の写真と比べると、一目瞭然。想像以上の出来栄えに、驚きました。
今回の作業を終えて、対象地の勾配が、想像以上に急であることに気が付きました。みんなで話し合った結果、全体を平らにするのではなく、段差をつけて平らにすることにしました。

参加者感想

「第1回の作業ということもあって、進行や指示がうまくいかなかったりもしましたが、コンセプトである、みんなで楽しく造ることができて、本当に良かったと思います。いくつか意見も出て、みんなで造るんだという気持ちが、参加者から伝わってきました。」(東京農業大学造園科学科4年 江間優太朗)

9月のエコサタデー 「おうちにあるものでリサイクル工作!」

2011年9月
イオンレイクタウン@埼玉県越谷市

9月は「リサイクル工作」をテーマに、ビニール袋でロケット飛行機や凧をつくって実際に遊んだり、チラシを利用した切り絵のしおりをつくったりと、身近にあるものを材料に工作を行いました。
株式会社ライトオンからご提供いただいたジーンズなどの切れ端で、ワッペンやペンケースをつくる特別企画も実施。普段見慣れているものも、工夫をすれば別のものに生まれ変わる発見を、参加されたお子様方は楽しまれていたようです。
10月は「森・里山」にちなんだ工作教室を開催します。ぜひ遊びにいらしてください!

開催日 9月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土)
開催時間 11:00~17:00
場 所 イオンレイクタウン mori3階 わんぱくフォレスト前

<イベント内容>

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<開催の様子>

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9月のエコサタデー 「おうちにあるものでリサイクル工作!」

開催日:9月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土)
開催場所:イオンレイクタウンmori3階 わんぱくフォレスト前
主催:イオンレイクタウン
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
制作:株式会社ピース・コミュニティ・プラン

7月のエコサタデー 「植物パワーを知ろう!」

2011年7月
イオンレイクタウン@埼玉県越谷市

7月は、「植物パワーを知ろう!」をテーマに、植物の粉を使った蚊取り線香づくりや、藍で染色する藍染め、植物のかおりを使ったものなど、植物の様々な効用を楽しむ工作を開催しました。
また、特別開催として、似顔絵を使ったコミュニケーションゲーム「似てない似顔絵ワークショップ」を開催。親子間や、お隣に座った知らない方同士で楽しいコミュニケーションが生まれました。
夏休みということで午前中からたくさんの家族連れにご参加いただきました。
8月もぜひご家族でお越しください!

開催日 7月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土) 、30日(土)
開催時間 11:00~17:00
場 所 イオンレイクタウン mori3階 わんぱくフォレスト前

<イベント内容>

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<開催の様子>

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7月のエコサタデー 「植物パワーを知ろう!」

開催日:7月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土) 、30日(土)
開催場所:イオンレイクタウンmori3階 わんぱくフォレスト前
主催:イオンレイクタウン
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
制作:株式会社ピース・コミュニティ・プラン

クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』開催レポート

今年も元気に大成功!

2007年より毎年開催している小学生向けサマーキャンプ型環境授業、クボタeプロジェクト『地球小屋(TERRA-KOYA)』。第5回目となる本年は、東日本大震災を受けた被災地支援の一環として、被災地の小学生を対象とした特別編を開催しました。安曇野の自然の恵みに触れながら、子ども達とともに大いに遊んで学び、たくさんの笑顔が生まれた3泊4日となりました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

名称 クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』(特別編)
日時 2011年7月24日(日)〜27日(水)
会場 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ 長野県安曇野市
主催 NPO法人BeGood Cafe
特別協賛 株式会社クボタ

レポートは下にスクロールいただくか、下記日程をクリックしてご覧ください

1日目2日目3日目4日目

下記サイトでもキャンプの様子をご報告しています。ぜひご覧ください。
クボタ地球小屋レポート(株式会社クボタ制作)
クボタeプロジェクト『地球小屋2011』レポート(宿泊施設:シャロムヒュッテ制作)

7月24日(日) 1日目

■8:50福島駅集合〜13:36 穂高駅到着

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福島駅にて集合!いよいよ出発です。お見送りに来てくれた保護者の方とわかれて、これから5時間の電車の旅の始まりです。車中はまだまだ緊張がいっぱい。
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仙台と福島から新幹線と特急、在来線を乗り継いで、やっと穂高駅に到着。車中でネームカードを書いたり、クイズをしたりして、少し気持ちもほぐれてきました。宿に到着して荷物を部屋に置いたら、オリエンテーションが始まります。

■オリエンテーション/なかよしタイム

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ドン・ガバチョ校長のお話を聞いた後、森の神様に楽しくキャンプが過ごせますようにとお祈りしたら、突然空から水の洗礼を受けてびっくり!森の中でいろんなゲームをしていく内に、さっきまでの緊張と移動の疲れはどこかに吹っ飛んでしまいました。

■ミサンガづくり

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次はテラスに移動して、ミサンガ作りです。両手を伸ばした長さを「ひとひろ」と言います。ミサンガを作るには、ちょうど「ひとひろ」の長さが必要です。生活リーダーの説明を良く聞いて、足の指も使いながらミサンガを作ります。

出来上がったら、チームカラーを塗ってお互いに腕につけ合いました。キャンプが終わるまでこのミサンガは大事な仲間のしるしです。

■自由時間/夕食

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夕食までの自由時間、すぐに森に戻ってさっそく木登り。そして、楽しみにしていたレストランでの初めての夕食。お肉や魚、卵も使っていないのにみんなの大好物のハンバーグも、デザートだってあります。

夕食の前にはシェフがお料理のこと、預けばちのことの説明をしてくれました。シャロムヒュッテでは、「天と地と作ってくれた人に感謝して、いただきます」といってから食べます。少し長いですが、みんなすぐに覚えました。この後は日記を書いて、みんなで振り返りをして就寝。今日は移動も長くみんな疲れていたので早く寝ました。

7月25日(月) 2日目

■モーニングウォーク/森に挨拶


朝起きて、森にでたら、自分の好きな木を見つけて、目をつむってゆっくり挨拶をします。みんなに1本ずつ大切な「友だちの木」ができました。次は「鏡ウォーク」です。鏡を使って頭上の枝を見ながら歩くと、自分が枝の上を歩いているような気分。ペアになった友だちに支えてもらいながら、森の中で空中散歩を楽しみました。

■虫除けスプレーづくり/朝食

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森への朝の挨拶が終わった後は、シャロムヒュッテのやよいっちから教わって、体にも地球にも優しい虫除けスプレーをつくりました。材料は水とドクダミを焼酎につけ込んでつくったドクダミエキス。身近に生えている草に、そんなパワーが隠されていることにびっくりしました。朝食はビュッフェスタイルで、シャロムヒュッテの好きな場所で自由に食べることができます。部屋の中にもトースターなどがセットされていましたが、みんな外に出て、ここちよい景色の中で、ぜいたくな朝食を楽しみました。

■自然の循環教室(1)畑の循環のお話/ねんど団子づくり/野菜の収穫

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朝食の後は、シャロムヒュッテの畑の先生、グッサンから畑の循環について教えてもらいます。シャロムヒュッテの畑には野菜が見えないほど雑草もいっぱいあります。雑草にも小さな虫にも畑ではそれぞれ役割があるからです。そして、ねんど団子作り。安曇野のソバ、福島の麦(アオバ)、大根、かぼちゃ、トマト、ナス、レタス、とうもろこしなど20種類以上の種を粘土に混ぜて小さなお団子をつくっていきます。ねんど団子は鳥から種を守るひとつの方法で、蒔いた土地の環境に合った種の芽が出てきます。何が芽を出すかはお楽しみ、みんなこれを最終日にお土産にしました。ねんど団子をつくった後は、2手に分かれてたくさんの野菜を収穫しました。

■エコランチクッキング

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トマト、きゅうり、ズッキーニ、レタス、ヤングコーン、じゃがいもなど、収穫した野菜を使って、ほうとうやサラダを作ります。包丁を使うときは猫の手をマネして野菜をおさえると手を切ることはありません。竹に生地を巻き付けて焼く、焚き火パンも作りました。こんがり、ふっくらとても美味しく焼けました。

■自然の循環教室(2)水車づくり/川遊び

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ランチの後は、急な雨のために予定を変更。電気やエネルギーについて話をきいたあと、チーム対抗で水のエネルギーを利用した水車づくりをしました。配られたのは、コップ2個に竹串、ストロー2本とセロハンテープだけ。図面も教科書もない中、みんなでアイディアを出し合って、見事全チームがユニークなオリジナルの水車をつくることができました!そして、みんなの祈りが通じたのか、水車づくりの間に雨がやみました。いよいよ、みんなが楽しみにしていた烏川渓谷での川遊びに出発です。冷たい水に驚きながら、滝のぼりにチャレンジしたり、大きな水中メガネを使って川の生き物探しもしたりしました。

■夕食/就寝

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2回目の夕食も野菜だけで作ったメニューです。ぬれた靴を干して、日記を書いて、振り返りをして、就寝。今日も全身で思う存分遊んでみんなヘトヘトです。

7月26日(火) 3日目

■朝食/お米の教室(1)おいしくご飯を炊くマホウ

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シャロムヒュッテのお味噌汁は何故かとてもおいしくて、お代わりする人がたくさんいました。
朝ごはんの後は、やよいっちから「お米の研ぎ方」によってご飯のおいしさが変わることを教えてもらいました。その後、チームごとに一升のお米をていねいに研ぎました。おいしく炊けますように。

■お米の教室(2)ほんちゃんのお米の話

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お米を水に浸している間に、地球小屋のサポーター、株式会社クボタのほんちゃんからお米の話をお聞きします。日本人の食べるお米の量が、昔と比べると半分になっていること、お米は食べる以外にもいろんな使い方があることがわかりました。

■お米の教室(3)ぬかくどでご飯を炊く/おにぎりづくり

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ぬかくどの先生ケンジーから、お米の籾殻(もみがら)を使ってご飯を炊く方法を教えてもらいました。電気やガスがなくても、身近なものでご飯を炊けることがわかりました。ご飯が炊けるまでの間に、みんなで森に行って「ほう」の木から葉っぱを取ってきました。これからつくるおにぎりをこの大きな葉っぱで包みます。
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ご飯がふっくら炊けたら、みんなで三角おにぎりを作ります。シソの実やおかかの入った大きなおにぎりを3つ乗せてもほうの葉は十分の大きさ。ほうの葉で包んだ後は、手ぬぐいで上手に巻いて、おにぎり弁当のできあがりです。

■お米の教室(4)アイガモ農法の田んぼでお手伝い

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自分で作ったおにぎり弁当を持って、藤澤農園へ。田んぼで食べるおにぎりは格別のおいしさです!
ご飯の後は藤澤さんから田んぼの役割や田んぼにいる虫のお話、アイガモ農法のお話などをお聞きしました。
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おなかがいっぱいになったら、田んぼで雑草取りのお手伝い。田んぼの中は温かくぬるっとしてとても気持ち良いです。藤澤さんのお話のとおり、田んぼの中にはアマガエルやアメンボ、珍しい虫など、生き物がたくさんいました。
    
田んぼから上がったら、おやつ休憩。地元名産の大きな下原(しもっぱら)スイカを食べました。真っ赤に熟したスイカは今まで食べたスイカの中で一番おいしい!と大人気。藤澤さんからも採れたてのおいしいキュウリをいただきました。
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おやつの後はアイガモの雛を小屋に入れて、「ここがお家ですよ」と教えてあげます。アイガモは一度小屋に入ると自分の家だと覚えるそうです。みんなが食べたスイカの皮も、アイガモの餌になるので、小屋の近くに置いてきました。スイカの皮がアイガモのお腹を通って糞になり、お米の栄養になって美味しいお米ができるのです。

■ピザ作り/夕食

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夕食は自分でピザを作ります。レストランのお姉さんに生地を伸ばしてもらい、自分で選んたトッピングをのせて、大きなピザ窯で焼いてもらいます。自分で作ったピザはもちろん、カレーもとても美味しかったです。

■キャンプファイア

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最後の夜は楽しみにしていたキャンプファイアです。みんなでゲームを楽しんだ後は「土のうえ♪ダンス」。3泊4日の間、何度も聞いた音楽が流れると体が自然に踊っていました。そして、安曇野の近くに伝わる昔話「竜の子小太郎」の影絵を見ました。迫力あるシーンの連続にみんな釘付けになりました。みんなの地元に昔から伝わるお話はどんなお話があるでしょうか。

7月27日(水) 4日目

■森とお別れ

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レストランでの終了式の後は、森とお別れです。土のうえに合わせて思い切り踊った後は、森に入って、森の木に4日間楽しかったお礼をします。「思いっきり楽しむことができました、ありがとう。これからの僕たちを見守ってください」

この後、車で松本駅まで移動し、故郷へ長い電車の旅です。安曇野は遠かったけど、あふれるほどのたくさんの思い出ができました。この思い出とできた仲間のつながりをこれからの力にして、明日からまた元気に前に進んでいきましょう。

Act Green ECO WEEKとは

日本一のエコタウンを目指す地域の取り組み

越谷レイクタウン一帯を「日本一のエコタウン」にするため、行政、市民、企業が一体となって、2008年より、年に一度のAct Green ECO WEEKを開催しています。実行委員長にC.W.ニコル氏を迎え、議長をBeGood Cafe代表理事のシキタ純が務め、会期中の様々なイベントのプロデュースも行っています。

名称 Act Green ECO WEEK
開催開始 2008年10月〜
開催時期 毎年9月上旬〜11月上旬開催
開催場所 イオンレイクタウン、見田方遺跡公園、水辺のまちづくり館など(埼玉県越谷市)
主催 Act Green ECO WEEK実行委員会

実施レポート

オルタナS

持続可能なコミュニティを創る若者を応援「VISIONS 2011」
http://alternas.jp/uncategorized/2011/07/4667.html

6月のエコサタデー 「エネルギーをまなぼう!」

2011年6月
イオンレイクタウン@埼玉県越谷市

6月は、「エネルギーをまなぼう!」をテーマに、太陽光、風力を考える工作や、廃油を使ったキャンドルづくりなどを開催しました。また、自転車をこいでエネルギーを発電するブースも同時開催し、小さなお子様から大人まで参加していただきました。
さらに今月は、エコ工作の材料となる古布、包装紙などを回収するための「リユースボックス」づくりのワークショップも開催。エコサタデーの会場に設置されていますので、お越しの際はぜひご協力をお願いします。

開催日 6月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)
開催時間 11:00~17:00
場 所 イオンレイクタウン mori3階 わんぱくフォレスト前

<イベント内容>

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<開催の様子>

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6月のエコサタデー 「エネルギーをまなぼう!」

開催日:6月4日(土)、11日(土)、18日(土)、25日(土)
開催場所:イオンレイクタウンmori3階 わんぱくフォレスト前
主催:イオンレイクタウン
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
制作:株式会社ピース・コミュニティ・プラン

クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』(特別編)

2007年より毎年開催している小学生向けサマーキャンプ型環境授業、クボタeプロジェクト『地球小屋(TERRA-KOYA)』。第5回目となる本年は、東日本大震災を受けた被災地支援の一環として、被災地の小学生を対象とした特別編を開催します。3泊4日の体験型プログラムを通して、子どもたちにあらためて自然のめぐみに触れて、地球環境の大切さを感じていただくとともに、困難を乗り越えて、未来に向かうチカラを育む機会となることを目指します。

■特別編 企画概要

タイトル クボタeプロジェクト『地球小屋2011』 powered by BeGood Cafe
テーマ はじめよう。地球にいいこと。あなたにいいこと。開始
実施期間 2011年7月24日(日)~7月27日(水)/3泊4日 ※雨天決行
宿泊施設 舎爐夢(シャロム)ヒュッテ 長野県安曇野市穂高有明7958
BGC+クボタ terra-koya
実施場所 上記宿泊施設、近隣農園 他
実施形態 夏季林間学校(合宿スタイル)の活動
主催 NPO法人BeGood Caf
特別協賛 株式会社クボタ
問合せ 今年度の参加者はすでに決定しております。本企画の詳細をご希望の方は、お手数ですが下記までお問合せをお願いいたします。
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio
NPO法人BeGood Cafe クボタeプロジェクト『地球小屋 2011』係
TEL:03-6413-8801、FAX:03-6368-6410 (平日10:00~18:00のみ) 
E-mail:terra-koya@begoodcafe.com 担当:筒井、坂本

5月のエコサタデー 「人気エコ工作 大集合!」

2011年5月
イオンレイクタウン@埼玉県越谷市

2ヶ月ぶりのエコサタデー再開!

今月は、先日実施したアンケートでの参加者のご意見を参考に、「人気エコ工作 大集合!」のテーマで開催しました。紙ひこうき、けん玉、マラカス、そして、お家で芝を育てる工作など、楽しい内容に、多くの方にご参加いただけました。作品を得意そうに見せてくれたり、作った工作で遊んだり、笑い声の絶えない回になりました!

開催日 5月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)
開催時間 11:00~17:00
場 所 イオンレイクタウン mori3階 わんぱくフォレスト前

<イベント内容>

<開催の様子>

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5月のエコサタデー 「人気エコ工作 大集合!」

開催日:5月7日(土)、14日(土)、21日(土)、28日(土)
開催場所:イオンレイクタウンmori3階 わんぱくフォレスト前
主催:イオンレイクタウン
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
制作:株式会社ピース・コミュニティ・プラン

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