BeGood Cafe-Archive » プロジェクト

触れる地球塾デモンストレーション6

⑥哲也さん 「エネルギー消費問題について」

 

「緯線・経線」・「国境線」を表示し、私たちになじみ深い「地球儀」とこの「触れる地球」の違いを見ていきましょう。

この「触れる地球」は1,000万分の1の大きさで、地球を宇宙からの目線で見ることになります。

夜に輝く月はここから38m先に浮かぶバスケットボール大の大きさになり、太陽は15㎞先にある直径140mの巨大な球体となります。15㎞先からこの地球に光が届いていることになります。

次に「降水量」・「日影線」を表示して、雲の流れが映し出され、埼玉県の天候が紹介されました。
このように現在の地球をインターネットで1時間おきにダウンロードして表すことができます。

「日影線」を表示して、次に電気について、考えていきたいと思います。
アメリカにあるこの白い点々は何だと思いますか?夜に見えるこの点々は明かりを示しています。

「国境線」を表示して、白い点々は北半球に多くあることがわかりますか?アメリカと中国の消費量が世界の電力消費量の40%を占めております。私達の住んでる日本人の生活も他の地域に比べて多くの電力に支えられているということが改めて理解できます。

次に消費について、考えましょう。
「CO2」・「国境線」を表示して、今、表示されている電気は、電気を作るために多くの燃料が燃やされています。
みなさんは、この地球を包んでいるのは、何だかわかりますか?これは、CO2です。
みなさんが、台所でガスを燃やしたり、自動車でガソリンを使うと二酸化炭素が出ます。
電気消費量もそうでしたが、二酸化炭素の排出量もアメリカと中国の2ヵ国で世界の総排出量を40%を占めます。
日本は4%を占めています。
みなさんが普段見ているテレビも二酸化炭素を出します。めまぐるしい日常の中で1日に数分、テレビを消して、宇宙から見る地球の姿をイメージできれば、地球にも人にもやさしい生活がそこにはあるのではないでしょうか?

←開催概要へ戻る

触れる地球塾デモンストレーション5

⑤和亮さん 「トラの生息状況と地球環境」

 
まずは簡単に、触れる地球がどんな物なのかご紹介したいと思います。
触れる地球は直径が1.28m実際の地球の1000万分の1のサイズです。

(雲のシミュレーションなどを表示し地球を回転しながら、インターネットに接続されているので雲の状態をリアルタイムに表示することができるなど、触れる地球でどんな事ができるかの説明)

それでは、これから触れる地球を使ってアル動物と地球環境の関係について話しをさせて頂きます。
こちらの画像をご覧ください。

(モニターに分布画像を表示して紹介)

・色の薄い場所が1900年にアル動物が住んでいた地域です。
・色の濃い場所は1990年に住んでいた地域です。
・1990年で住んでいる場所が激減しているのが分かります。

「さて、この動物はなんでしょう?」

(ヒントを出し、答えを引き出す)

・日本人なら誰でも知っている動物です。
・干支に入っている動物です。

「答えは、トラです。」

トラは熱帯雨林からサバンナに至る、さまざまな自然環境の中で生きる野生動物です。
20世紀の初め、トラは世界に10万頭が生息していたといわれていますが、
今では、約3,000〜5,000頭の野生のトラが生き残っているのみと推定されている絶滅危惧種です。
トラは住んでる場所によって、9種類に分かれていました。
(トラの亜種の生息域画像が表示)
人間が地域によって髪の色や肌の色、鼻の高さなど体に違いがあるように、
トラも住む地域によって体格や模様、毛の長さなどに違いがあります。

(9種の生息地域を触れる地球を使って紹介)

しかし残念ながら、バリトラ(1940)、カスピトラ(1970)、ジャワトラ(1980)は既に絶滅してしまってもう観ることはできません。
この三種の絶滅原因は主に毛皮、大物撃ちなどの狩猟の犠牲と言われています。
残りの6種に関しても絶滅の可能性が有り、主な原因は、漢方薬の材料にすることを目的とした密猟と、地球環境の悪化が影響しています。
密猟でトラが殺されているので数が減っているのはわかりやすい問題だと思います。
それでは、なぜ地球環境の悪化でトラの数が減るのかについて、触れる地球を使って話して行きたいと思います。

生息環境の悪化の原因とされているのが、温暖化と森林伐採です。

(触れる地球でインドネシアへ行き、森林伐採の写真を表示)

紙の原料の為、またゴムやパーム油のプランテーションを作る為に森林伐採が行われ、トラの生息する場所が少なくなっている事が原因です。

次に温暖化ですが、なぜ温暖化がトラ減少の原因に繋がると思いますか?
それは、ヒマラヤや北極の氷が溶ける事で、海面が上昇してしまいます。

(触れる地球でヒマラヤへ行き、氷河の減少の写真を表示)

このように氷が溶けて、海面が上昇する事で陸が海に沈み始めている場所があります。

(触れる地球でツバルへ行き、海面上昇の写真を表示)

南太平洋のツバルは既に海面上昇の影響を受けていて、写真のように海に沈み初めています。

このような、状況がトラの生息地域でも起きているのです。
それは、どこかというと

(触れる地球でバングラディシュへ行き、バングラディシュとインド国境の衛星画像を表示)
 
バングラディシュとインド国境です。ここには何があるかと言うと。

(マングローブ画像を表示)

世界最大規模のマングローブの林が有り、インド側ではおよそ250頭、バングラディシュ側では200〜419頭が住んでいると言われています。
マングローブは川と海が混じり合う場所にできる森林なので、海面上昇による影響を受けやすく、この場所のトラの生息域は今世紀中に96%が失われるかもしれないことが判明しました。

このように、地球環境の悪化がトラの生息環境に影響し、絶滅の危機にあるということを知っていただき、トラを通して地球環境について考えるきっかけになればと思います。

←開催概要へ戻る

触れる地球塾デモンストレーション4

④允行さん 「水の惑星」
 

「雲1時間毎」を映し、気象衛星からの情報による4時間前からの地球の状態が紹介された。

「触れる地球」はNASAを始め、多くの権威ある研究所からのデータが内臓されており、実物の1000万分の1の大きさで地球の現象が分かりやすく理解できる。(地球を回転させながら)

本日は、我々が生きる為に絶対必要な水について勉強します。
今年は国際水協力年です。
水の供給から利用まで水の管理意識を高める事を目的とし、2010年10月に決定しました。
地球は別名“水の惑星”と言います、ご覧のように海は広く、所々に氷河や湖・川が見え“水の惑星”にピッタリの姿をしています。表面積では海と陸の割合は、72:28です。

「グリーンランド及び南極を表示して」水で覆われている地球ですが、断面でみると、広い太平洋では一番深いマリアナ海溝や日本海溝でも約1万m、平均6,000mの深さですので、海の深さは一番深い所でも精々1㎜もありません。

次に氷河の影響。「虫眼鏡ポインター」で東京湾を写し、6,000年前の関東地方の状態が今より、海面が7~10m高く、越谷レイクタウンは海抜5~6mと海中であった。陸地になったのは2,000年前位のことです。地球温暖化が進み海面が上昇すると、住めなくなる恐れがあります。グリーンランドの氷河が溶けると、約7m海面が上昇しレイクタウンも水没し、南極の氷河が全部溶けると海面が60m上昇すると言われています。(牛乳パックとヤクルトの容器、小さじを見せて)沢山あるように見える水ですが、表面に少しあるだけですので、全ての水分を集めると、1リットルの紙パックに入る量しかありません。この内淡水に限定すると3%しかなく、ヤクルトの容器の約半分の30㏄です、その内の約7割は氷河になっていますので、飲める水は川や湖や沼の内の一部しかなく3㏄(小さじ1杯)だけ。如何に飲める水が貴重かはお判りになったかと思います!!

是非、大事に、飲み水の水源である川・湖を汚さないようにして下さい。

←開催概要へ戻る

触れる地球塾デモンストレーション3

③まり子さん 「触れる地球  光合成と森林、温暖化のお話」

 

「日影線」と「雲1時間毎」を表示し、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」です。まるで宇宙から地球を見るように、リアルタイムで地球の様子を見ることが出来ます。

地球は美しい青と緑に輝いており、40億年前に地球は生まれ、生命はだいたい36億年前に生まれたと言われている。原始の地球の大気には、二酸化炭素と窒素と水蒸気だけで、酸素は殆どなかったが、水中の藻類などが光合成をはじめ、今も太陽の光は地球の植物に光合成が起こり、海にも森林にも太陽エネルギーが蓄えられており、植物プランクトン、海の中の藻が光合成し、二酸化炭素を吸い込んで、酸素を吐き出している。それでは、ここから私たち人間が地球環境をどのように変えつつあるか見てみましょう。

190年前から人類は石油や石炭を掘り出して燃やし始め、地中に埋められた炭素が燃やされて酸素とくっついて、CO2、大量の二酸化炭素が生まれた。環境問題といえば、温暖化。 CO2が大気中に貯まり、地球の温室効果を高めている。21世紀にどこまで地球温暖化が進行するのか?「地球温暖化シュミレーション」が表示された。

「虫眼鏡ポインター」でヒマラヤの氷河がたったの20年でこんなに減ってしまった。ヒマラヤ・チベットの氷河はアジアの人々を養う水銀行で、黄河、揚子江、メコン河、ガンジス河などアジアの源流がここにあり、その氷河がなくなると川や地下水が枯渇して、中国やインドの25億の人々は世界から食料を輸入しなければならず、世界は食料危機になってしまいます。

世界の農地の7割が畜産用の土地であり、それでも、今、尚且つ、10億万人、年間2千人が栄養不足のために死亡している。

次に「インドネシア」の熱帯雨林では、象、虎、オラウータンなどが絶滅危機となっている問題。

プランテーションで作られるパームオイルは世界で一番生育されている植物油です。私たちの生活に毎日欠かせない、石鹸やシャンプー、化粧品、マーガリン、クッキー、チョコレート、カップ麺などで使用されています。

みなさんは、こんなマークを見たことがありますか? (FSC、RSPO,レインフォレストアライアンス、フェアトレードマークなど、これからは森林を守っていき、同じ地球に住む運命共同体として、世界の人々や生き物たちと助け合っていけたらいいですね。

←開催概要へ戻る

触れる地球塾デモンストレーション1

①由紀さん 「あなたたちは、この地球を救う宇宙人でしょう!」

宇宙人のキャラクターになって、お子さまたちに「これからの地球はどうなるのだろうか」について一緒に考えます。
まず、太陽の日差しがあたっているところが昼である「日影線」と「雲1時間毎」が表示され、人工衛星が調べた雲の情報を映しました。「触れる地球」が実物の1000万分の1です。大きさの比率を、「虫眼鏡ポインター」で映像を写しながら世界一高いエベレストの高さは、たったの0.8㎜、世界一深いマリアナ海溝の深さは約1㎜くらいです。

気象衛星が捉えた、海の様子が映し出され「ザトウクジラ」の回遊が流れを見て、なぜ、クジラさんは、ベーリング海峡を目掛けて移動しているのでしょうか?「プランクトン」の発生の様子が表示され、クジラさんの好きな小魚を食べるプランクトンがたくさんあるからです。

次に「汚染大気」の様子を見て、毎年、夏に光化学スモッグが発生して、校庭で遊べないことの原因は、どこからくるのでしょうか?そこで、車や工場などから出る排気ガスなど空気を汚しているものが、アジア大陸から、日本に広がっていく模様が映し出されました。このように、風に乗って、次はアメリカ大陸に渡ってしまい大気汚染は地球全体に広がってしまうので、国を超えて、みんながみんな、汚す物質を減らすことが大切です。

この地球を触って、美しい地球が壊れないようにするアイディアが生まれると良いと思います。

最後に、「虫眼鏡ポインター」を使って、「西表島」、「屋久島」などの美しい地球の森の音を聴きました。みなさんもこの地球儀を運動会の大玉転がしのように触ってみてください。

 
←開催概要へ戻る

アースデイ東京とは

日本最大の市民による環境イベントに運営協力

毎年4月22日は、「地球のことを考えて行動する日=アースデイ」です。1970年にアメリカで始まったこのアクションは世界180カ国以上に広がり、日本の各地でも毎年イベントやシンポジウムなどが開催されています。
ビーグッドカフェは2001年より市民イベント「アースデイ東京」の主要メンバーとして実行委員に参加。代表理事のシキタ純が2001年〜2010年まで実行委員会の議長を務め(2011年以降より、経年組織「アースデイ東京」の理事に就任)、来場者が12万人を超える日本最大の市民による環境イベントに成長しました。

名称 アースデイ東京
開催開始 2001年4月~
開催頻度 毎年4月22日を中心に様々な企画を開催
開催場所 東京代々木公園を中心に各所で開催
主催 アースデイ東京実行委員会(年度ごとに結成)

アースデイ東京の公式サイトはこちら

1月のエコサタデー「むかしながらのあそび」

2013年1月イオンレイクタウン@埼玉県越谷市

1月は「むかしながらのあそび」と題して、リサイクルに取り組みながら、新しい年らしく、おめでたい工作をテーマにおじいちゃんやおばあちゃんの遊びの知恵を学び、懐かしい工作で遊びました。画用紙で福笑いを作り、お母さんが目かくしをして、出来上がった面白い顔に大笑いをしていたり、折り紙で作ったミニ凧を揚げながら走り回っている様子が印象的でした。2月は「春にむかってウキウキ工作大集合!」をテーマに待ち遠しい春を楽しみにしながら心が躍る工作にチャレンジします。ぜひ皆さまでご参加ください。

開催日 1月12日(土)、26日(土)

開催時間 11:00~17:00
場 所 イオンレイクタウン mori3階 わんぱくフォレスト前

<イベント内容>

ecosat13jan

<開催の様子>

【1/12(土)】
123

456
【1/26(土)】

789


2月のエコサタデー「春にむかってウキウキ工作大集合!」

 
開催日:2月9日(土)、 16日(土) 、 23日(土)
開催場所:イオンレイクタウンmori3階 わんぱくフォレスト前
主催:イオンレイクタウン
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
制作:株式会社ピース・コミュニティ・プラン

エコサタデー

イオンレイクタウンにて開催する、ファミリー向けエコ工作教室

埼玉県越谷市のショッピングモール「イオンレイクタウン」にて、2008年のオープン以来、ファミリー向けに、エコで楽しい様々なイベントを開催しています。
2010年4月からは、「エコサタデー」として、毎週土曜日に開催。エコ工作教室や体験イベントなど、月ごとにテーマを決め、楽しいイベントを展開しています。地域のイベントとしても定着し、リピーターも増えています。ぜひ家族や友だちと遊びにきてください!

名称 エコサタデー
開催開始 2010年4月~
開催頻度 毎週土曜日に開催
開催場所 イオンレイクタウンmori (埼玉県越谷市)
主催 イオンレイクタウンmori
企画 NPO法人ビーグッドカフェ
制作 株式会社ピース・コミュニティ・プラン

開催案内

ecosat13feb

テーマ「春にむかってウキウキ工作大集合!」

開催日時 2月9日(土)、 16日(土) 、 23日(土)
開催場所 イオンレイクタウンmori 3F 「わんぱくフォレスト」前 参加無料!!

開催レポート

エコサンデー開催の様子 (2009年2月~2010年1月)

イオンレイクタウンでは、アクトグリーンの一環として、 Act「Green Art(アクトグリーンアート)」プロジェクトを実施。配送に使ったエアキャップを使ったアート、不用なぬいぐるみを使ったアートなど、国内外 11 組の注目アーティストによるエコアート作品を、イオンレイクタウンの各所で展示しています。詳細はこちらをご覧ください。

オレンジプロジェクト2012開催レポート


■ミカン農園(第1農園):vol.09(2012.12.09)開催レポート

2012年の最後のワークショップ。からっとした冬の晴天、凍りつくような寒さのなか24名もの皆様におこしいただき、開催しました。

10:30~ お餅つき、きなこづくり

まずは、毎年恒例のお餅つき。手際よくほかほかに炊き上がったもち米を、うすと杵でついていきます。参加者の皆さんが、交代しながら、和気あいあいとお餅をついていると、あっという間に3升ものお餅が出来上がりました!

また、平行してテラスではできたてのお餅にまぶすきな粉づくり。引き網に入れた大豆を香ばしい匂いがするまで、七輪でじりじりと煎ります。深煎り、浅煎り様々の大豆を粉挽き機で挽いたら完成です。「お砂糖控えめでも甘い」「手作りもできるんだ!」と初めてご参加いただいた方からは歓声があがりました。また、大根おろしとおしょうゆでからみ餅も準備。うどんの準備も整い、ランチタイムとなりました。

1220121209-03

45

13:00~ みかんの収穫、農園の観察

つきたてのお餅を、うどんに入れて力うどんにしてつかの間の暖をとったり、できたてのきな粉とあえたりと参加者の皆さん思い思いにランチタイムを楽しんだあとは、いよいよみかんの収穫!鳥獣害の影響で収穫できる量は多くないものの、参加者の皆さんで協力しながら余すことなく収穫を行ないました。また、農園の観察と手入れも実施。春先に植えた柑橘の木に、早速実がついていたりと嬉しい発見もありました!

678

910

14:00~ 2012年のワークショップの振り返り

収穫したみかんをほおばりながら、2012年のワークショップの振り返りをおこないました。2年3年と、長期間通い続け下さっているかたや、今年から通い始めてくださった方など、農園に通い続ける思いや、これからの意気込みは様々。「1ヶ月に一度の楽しみになっているので、来年もぜひ!」「自然とつながる経験が楽しくなってきた」など、たくさんの感想を聞かせていただきました。
来年のオレンジプロジェクトは、もっと参加者の皆さんに楽しんでいただけるよう企画検討中です。来年も引き続きよろしくお願いします。
1112

■ミカン農園(第1農園):vol.08(2012.10.21)開催レポート

前回と打って変わって晴天となった10月のワークショップ。季節は秋に移り変わる頃ですが、暖かく心地よい天候のなかで作業を行うことができました。

10:30~ 草刈り、緑肥の種まき

前回、雨天で草刈りがままならなかった農園。背丈の高い草も生えてきていました。草刈り機の応援も受けながら、ポイントを定めて草刈りと、スコップで土を掘り返す天地返しを行って緑肥の種をまいていきます。
緑肥とはもともと作物を育てる間などに植えて、畑に肥料として鋤き込むものですが、みかん農園では主に雑草を抑える目的で植えています。クローバー、ヘアリーベッチ、イタリアンライグラスなどの種を、畑のデザインをイメージしながら蒔きました。
気がつくと、3年前に植えた苗木もすっかり大きくなり、実をつけだしたレモンなどもあります。12月に収穫するみかんの成木も果実が色づいてきました。

org12oct-01org12oct-02

13:10~ サツマイモの収穫、ゴマの収穫、麦の種まき

午後は今年初めて苗を植えたサツマイモの収穫です。葉がたくさん茂っていたので期待をしながら掘り起こしてみましたが、、、現れるお芋は小さいものばかり。それでも洗ってみるときれいな色合いになって美味しそうです。

org12oct-03org12oct-04org12oct-05

続いて、七味の材料にもなるゴマ畑で残ったゴマを収穫して、畑を整地し、麦の種をまきました。

org12oct-06org12oct-07org12oct-08

13:30~ アーバンパーマカルチャー講座「七味唐辛子づくり」

収穫したサツマイモを石釜に入れた後は、講師の四井先生によるアーバンパーマカルチャー講座。今回のテーマは「七味唐辛子づくり」です。蕎麦の薬味として始まったと言われる唐辛子。その言葉にもある通り、唐辛子を始めとするスパイスには体調を整えたり、食品の鮮度を保ったりと、様々な効用があります。七味の原料を中心に各スパイスの効用について学んでから、今年畑で育てた唐辛子やゴマ、甘夏の皮でつくった「ちんぴ(陳皮)」をつかって各自のオリジナル七味を調合しました。

org12oct-09org12oct-10org12oct-11org12oct-12

14:00~ シェアリング、振り返り

最後は収穫したての焼き芋を頬張りながら、各自の調合のポイントを発表していただきながら、振り返りを行いました。唐辛子づくりは初めてだったので、マスターやシニアのみなさんにとっても印象的だったようです。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
来月は、いよいよみかんを収穫!今年1年の締めくくりとしてお餅つきなども予定しています。次回のワークショップもお楽しみに。

org12oct-13

■ミカン農園(第1農園):vol.07(2012.09.23)開催レポート

ザァーザァーと雨の降りしきるなか行なわれた9月のワークショップ。雨にも負けず17名もの方々にご参加いただき、野菜の収穫、ジンジャエールづくりなどを行ないました。この夏の暑さも嘘のように一気に気温が下がり、いつもは聞かない雨音に耳を傾けながら、秋への変わり目の時間を過ごしました。

10:30~ ショウガの収穫

5月に植えたショウガを収穫。5月から土のなかでどのぐらいショウガが育ったのか…おそるおそるクキを引っ張ると、見事に育ったショウガがたくさん!「すごい!」と歓声をあげながら収穫しました。一部は割って種しょうがとして、また土のなかへ。来年もたくさん実りますように。

org2012sep23_1.jpgorg2012sep23_2.jpg

11:00~ ジンジャエールづくり

ショウガの収穫がひと段落したら、いよいよ初の試みとなるジンジャエール(原液)づくりの始まりです。材料は、ショウガ、砂糖、レモンのほか、唐辛子、シナモンスティック、クローブなどのスパイス。作り方はとてもシンプルで、ショウガを皮ごとすりおろしたら砂糖と水を加えてぐつぐつ煮詰め、煮詰まってきたらスパイスをいれ、さらに煮詰まったら仕上げにレモン汁を絞って完成です。ご参加いただいた方からは、「本物のジンジャエールを知ってしまったので、もう夏の暑い日に飲んでも今日ほど感動できないかも」、「こういった普段買うものを作ってみると、買うときにも創造力が膨らんで日々が豊かになる気がする」といった感想を聞かせていただきました。

org2012sep23_3.jpgorg2012sep23_4.jpgorg2012sep23_5.jpg

13:00~ アーバンパーマカルチャー講座「暮らしをデザインする」

午後は講師の四井先生によるアーバンパーマカルチャー講座。今回のテーマは「暮らしをデザインする」。過疎化していくと、人が住んでいた頃よりも環境負荷が減るので、自然環境は改善するかと考えられがちですが、実はそうではなく、人が「ほどよく」住むことで環境を良くすることができるそうです。「ほどよく」環境へのインパクトを少ない暮らしをデザインするポイントを学びました。

org2012sep23_6.jpgorg2012sep23_7.jpg

13:30~ 唐辛子の収穫、ゴマの観察
来月の七味唐辛子づくりへむけて、唐辛子の収穫を行ないました。予定では、9月のワークショップでゴマの収穫も行なうこととなっていましたが、収穫時期ではなかったため、観察のみ行ないました。とはいえ、さやのなかに詰まったゴマの実を見るのも、都会ではめったにないので、新鮮な体験となりました。

org2012sep23_8.jpgorg2012sep23_9.jpgorg2012sep23_10.jpg

14:00~ シェアリング、振り返り

雨のため、今回のワークショップは、いつもより少し早めに終了となりました。降り止まない雨のなかの終日のワークショップとなりましたが、ご参加いただた皆様からは、「雨のなか、また寒いなかでもみんなで集まって、ショウガ一つで楽しく過ごせた」など、とてもポジティブなご意見をいただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!来月は、さつまいもの収穫と七味唐辛子づくり!次回のワークショップもお楽しみに。

org2012sep23_11.jpg

■ミカン農園(第1農園):vol.06(2012.08.19)開催レポート

いつもよりも一層すみわたる夏の青空に、湘南の海の映える景色を眺めながら行なわれた今回のワークショップ。11名の方にご参加いただき、草刈りと麦茶やハーブティーなどいろいろなお茶づくりを行いました。残暑が厳しいなか、ご参加いただきましてありがとうございました!

10:30~ 農園の観察、草刈り、ハーブや野菜の収穫

 まずは、6月に植えたサツマイモやゴマ、5月に受けた唐辛子の生長を観察します。先月の麦に引き続き、サツマイモは猿に荒らされてほぼ全滅してしまいました・・・。獣害は深刻ですが、後継者不足に悩む耕作放棄再生のかかる問題の深刻さを「自分のこと」として日ごろ都会で暮らしている方に認識し、考えていただくのも月に一度、小田原に足を運んでいただく意味なのかも知れませんね。今のところ、ゴマや唐辛子は、獣害もなくすくすく育っているので、無事に育ちますように。
 観察と一緒に、農園を覆っている草刈りを行ないました。月に1回の草刈りとはいえ、先月の草刈りの面影もなく、草に覆われてしまった農園の草刈りを行ないました。

org_may19_aorg_may19_b

13:00~ アーバンパーマカルチャー講座 「自然の恵みをお茶にして楽しむ」

アジアンカレーの昼食を済ませた後は、四井先生によるアーバンパーマカルチャー講座。午後のお茶づくりワークショップと絡めて、講座でも「自然の恵みをお茶にして楽しむ」知恵や手法について学びました。お茶やハーブティーには、実は漢方よりも薬効のあるものもあるとのこと。また、お茶づくりで、お茶の葉を干したり、豆を煎ったりする意味を学びました。

 

13:20~ 麦の脱穀、お茶づくり

 さまざまなお茶の薬効、お茶づくりの過程を学んだら、いよいよお茶づくりワークショップ開始です。今回作るお茶は、麦茶、黒豆茶、ハーブティー(ミント、青じそ、フェンネル)、びわ茶の4種類。農園からハーブやびわの葉を収穫し、それぞれ下記の要領でそれぞれのお茶づくりを進めました。

  • 麦茶:麦を脱穀し煎り網で煎る
  • びわ茶:びわの葉を小さく刻み、煎り網で煎る
  • 黒豆茶:黒豆を煎る
  • ハーブティー:ミント、青じそ、フェンネルを入れる
  •  

    org_may19_corg_may19_dorg_may19_f

    org_may19_gorg_may19_h

    org_may19_i org_may19_j

     

    都会暮らしの日常では、「お茶」というと完成品が売られていて、一から作るといった経験をすることは少ないですが、実際にお茶づくりを経験してみると、麦茶ひとつをとってみても、麦畑を思い描いたり、麦を煎っているときの香ばしい匂いを思い出したりと、他の人よりも何倍も豊かな日常を送れるような気がします。それぞれにお湯を注ぎ、しばらくおいてお茶がでてきたら完成です。

     

    15:00~ シェアリング、記念撮影
     先ほどのワークショップで作ったお茶をのみながら、いつもよりも少し優雅な雰囲気で行なわれた今回の振り返りでは、「ミントティーを初めて飲んだ。自然のものであんな刺激のある風味が出るなんて驚いた」「何回も通ううちに、ワークショップ以外のときでも、食べ物がどのようにできているのか、興味を持つようになった」といった感想を聞かせていただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。来月はジンジャエール作りを行ないますので、どうぞお楽しみに!

    org_may19_korg_may19_l

    ■ミカン農園(第1農園):vol.05(2012.07.15)開催レポート

    小麦の脱穀、製粉、ピザづくり、草刈り、バレンシア収穫
    ちょうど地元のお祭りとタイミングの重なった今回のワークショップ。お祭りのおはやし、おみこしを担ぐ子ども達の歓声に包まれにぎやかな雰囲気のなか11名の方々にご参加いただき、草刈り、小麦の脱穀・製粉、石釜を使ってピザ作りを行ないました。

    10:20~ 小麦の脱穀・製粉
     あいにく先月収穫した小麦は猿に全てあらされてしまったため、急遽、講師の四井さんの育てた小麦で脱穀・製粉体験。まずは小麦の穂の部分を手作業で脱穀していきます。脱穀が完了したら、うちわでざるに風を送りこみ、実の入っている穂とそうでないものをより分けます。実の入っていない穂は軽いので風を送ることで飛んでいき、ざるのなかには実の入っている実だけが残ります。
     より分ける作業が終わったら、いよいよ製粉です。粉ひき機に穂を入れてゆっくりゆっくりまわすと粉が少しずつ出てきます。普段何気なくスーパーで購入して使っている小麦粉も、手作りするとこんなに手間ひまがかかると実感すると、食べ物を大切にしよういう思いが自然とわいてきました。製粉を済ませて、酵母を生地に混ぜたところで午前中は終了しました。

    org_0715_01org_0715_02org_0715_03

    12:00~ランチ・ワークショップ
     夏の暑さを吹き飛ばすような少し辛めのカレーを食べた後は、四井さんのパーマカルチャー講座。今回のテーマは「バイオマス燃料」。かつて、みかんの栽培が盛んだった頃、小田原ではみかんの木を薪として利用していたそう。食べ物としても、生活の燃料としても活躍していたみかんの木も、石油燃料の普及ですっかり姿をひそめてしまったそう。エネルギーを身近なもので作り出して暮らしていた昔の方々の知恵には、今だからこそ、学ぶべきことが多いのかもしれません。

    13:00~農園の観察・草刈り
     午後は農園の観察と草刈り。農園にはこれまでに植えたゴマやサツマイモが、すくすくと育っていました。そして、それ以上に雑草たちも・・・。農園の観察を楽しんだ後は、柑橘の木がどこに植わっているのか分からなくなるほど生い茂り、ヤブと化してしまった農園の草刈りを行ないました。最初は自分を取り囲む草しか見えない状態での作業でしたが、参加者の皆さんの手際のよい作業のおかげで、作業後はすっきりとした農園に元どおり。ご参加いただいたみなさま、暑いなか、おつかれさまでした。

    org_0715_04org_0715_05

    14:00~ピザづくり
     いよいよ石釜でピザを焼いていきます。等分した生地を薄く延ばし、参加されたかたそれぞれが思い思いの具をトッピングしていきます。農園でとれたてのハーブや大葉ものせて、いざ石釜へ。個性溢れるピザは、どれもおいしく出来上がりました。

    org_0715_06org_0715_07org_0715_08

    来月は農園で取れる大麦やハーブを使ったお茶作りと草刈りを実施します。次回のワークショップもお楽しみに。

    org_0715_09

    ■ミカン農園(第1農園):vol.04(2012.06.17)開催レポート

    草刈り、野菜の収穫、ゴマの種まき、さつま芋の植え付け、甘夏の陳皮づくり
    6月17日(日)の第4回ワークショップでは、朝方降っていた小雨が徐々にやみ、晴れ間が見える中、12名の方にご参加いただき、野菜の収穫のほか、草刈り、ゴマ、さつま芋の植え付けを行いました。

    10:20~ 農園の観察、野菜とハーブの収穫、草刈り
    先月、みんなで竹のしがらみをつくったキッチンガーデンには、すでに新鮮な野菜やハーブが盛りだくさん。みんなで今日のお昼用にサラダ菜を収穫して、ミントもハーブティ用に摘むことにしました。あっと言う間に大きなボール2個からはみ出す程の量を収穫できました。唐辛子の苗が心配でしたが、ちゃんと白くて小さい花を咲かせていました。
    収穫が終わったあとは、農園いっぱいの雑草を刈って行きます。4年前に植えたキウイのパーゴラでは、初めて小さい実がつきました。秋から冬にかけて収穫が楽しみです。

    0616a0616b0616c

    12:00~ ランチ・ワークショップ
    おいしいアジアンカレーのランチを食べた後は、四井さんのパーマカルチャー講座。今回のテーマは「甘夏の陳皮づくり」。今年は年間通して七味づくりに初挑戦中のオレンジプロジェクト。現在、花が咲いている唐辛子に加えて、今回みなさんにつくっていただく陳皮もその1つの要素になる予定です。今回は講座の中で、柑橘の皮が持っている特性や「乾燥の知恵」について学びました。今日は朝まで雨が降っていたことから、陳皮づくりはそれぞれの自宅で実践することになります。

    0616d0616e0616f

    13:20~ さつま芋の植え付け、麦の収穫、ゴマの種まき
    午後は、いろいろな植え付けと収穫を行いました。まずは、前回に引き続き、耕地の表層と深層を入れ替える「天地返し」を行います。日に向かって伸びる性質のさつま芋の苗は、みなさんのアイディアにより、素直に伸びてくれそうな南向きと、南に向かってカーブすることで、より収量のアップを目指した北向きの2種類を植えることにしました。
    続いて、昨年の秋にみかんの苗木の周辺に植えた小麦と大麦を刈取った後に、やはり天地返しをして、黒ゴマと金ゴマの種を蒔きます。麦もゴマも身近な食材ですが、大麦と小麦の違いやそれぞれの種の様子など、改めて観察するといろいろな発見がありました。今回も盛りだくさんの内容でしたが、みなさんの協力で終了となりました。今後順調に育って行けば、今回植えたゴマは9月、さつま芋は10月に収穫できる予定です。次回はいよいよ麦を脱穀・製粉して小麦粉料理をつくります。次回のワークショップもお楽しみに!

    0616g

    ■ミカン農園(第1農園):vol.03(2012.05.13)開催レポート

    草刈り、大豆の種まき、唐辛子とショウガの植え付け、キッチンガーデンづくり(竹のシガラミづくり)

    天候にも恵まれ、初夏のすがすがしい風が農園を吹き抜けるなか、5月13日(日)に第3回ワークショップを開催しました。今回は16名の方にご参加いただき野菜の収穫のほか、草刈り、赤唐辛子、大豆の植え付けを行ないました。

    org_20120513_borg_20120513_c

    10:20~ 農園の観察、草刈り、竹の切り出し、大豆の種まき
    新緑の季節、農園いっぱいに緑の草が広がっています。今回のワークショップは草刈りから始まりました。「草刈り」と言っても、農園では土を肥やすため、いくつかの草の種をまいて育てています。そこで、草刈りが必要なのは、そういった草以外と、栽培している柑橘や果物の木の周りのみ。「どんな草も刈らなくてはいけない!」と思っていた参加者の方からは驚きの声があがりました。

    org_20120513_dorg_20120513_eorg_20120513_f

    草刈りが一段落すると、次は午後のキッチンガーデンづくり(竹のシガラミづくり)に向けて農園の竹を切り出します。今回は5月に切り出しましたが、本来は竹の生育の止まっている11月~2月がおすすめだそうです。

    その後は大豆の種まきを行ないました。まずは、耕地の表層と深層を入れ替える「天地返し」を行ないます。スコップをザクッと土に入れるのがポイントなのですが、参加者のなかには「土がやわらかい!」と感動される方もいるほど、農園の土はふかふか。草と共生している成果でしょうか。

    12:00~ ランチ・ワークショップ
    おいしいアジアンカレーのランチを食べた後は、四井さんのパーマカルチャー講座。今回のテーマは「自然農薬」。甘夏の皮や、唐辛子、酢など身近な天然素材から、手作りの農薬を作る術を学びました。

    13:20~ キッチンガーデン作り(竹のシガラミづくり)、唐辛子とショウガの植え付け
    午後はキッチンガーデン作りからスタート。午前中に切り出した竹をきりだして、「くい」となる部分と「竹割り器」を使って4つに割り、柵となる部分を準備します。準備ができたら、まずは竹の「くい」を等間隔に打ち込みます。そしてその後、柵の部分を「くい」に編みこんで完成。達成感に浸ると共に、「昔の人はこうして身の回りにあるもので必要なものを作り出していたんだ」という声も挙がりました。シガラミで農園を整備した後は、唐辛子とショウガの植え付けを行い、盛りだくさんとなった今回のワークショップも終了となりました。ショウガは夏(7月/8月)に収穫してジンジャエールに、唐辛子は秋に収穫し、ゆくゆくは農園オリジナルの七味(?!)を作る予定です。収穫や加工の時のワークショップもぜひお楽しみに!

    org_20120513_a

    ■ミカン農園(第1農園):vol.02(2012.03.18)開催レポート

    柑橘の苗の定植、施肥、野菜の種まき

     春の陽気をほんの少しだけ感じられる季節となり、ついに2012年のオレンジプロジェクトが始まりました。第1回目の3月18日(日)のワークショップには、8名の方にご参加いただき、柑橘の苗の定植、施肥、野菜の種まき、道具の手入れを行いました。今年で8年目を迎えるオレンジプロジェクト。3月という季節柄か、今回のワークショップには、4月から異動で遠方へお引越されるという方も参加してくださいました。8年という長い年月のなかで、縁あって出会ったさまざまな人々が、行き方や人生の流れに影響を与えあい、前進していく。そのきっかけとなっているワークショップの意義を改めて感じました。今年も多くの方々の出会いの場、居心地のよい場となるような場作りに努めます!

    10:20~ 苗木の定植
    まずは、講師の四井さんを囲み苗木の定植方法を習います。今回定植したのは、「宮川早生」「レモン(リスボン)」 「デコポン」の三種類。どのぐらいの深さまで土を掘るのか、土の取り方、堆肥の順番などを習いました。なぜその順番での作業を進めるのか?四井さんの丁寧な解説に熱心に、参加者は真剣に耳を傾けます。その後、参加者の皆さんにはペアになって、定植を行っていただきました。「こうして丁寧にするとよく育つ気がするでしょ」という四井さんの言葉もありましたが、作業内容を習うだけでなく、「なぜ?」の部分を丁寧にお話してくださるので、自然と作業も丁寧に、また、苗木に愛着もわくように思います。苗木の定植の後には、施肥を行いました。

    20120318A120120318A220120318A3

    20120318A420120318A520120318A6

    12:00~ ランチ・ワークショップ
    ランチ時にはサラダにとれたてのレモンを皮ごと刻んで試食。レモンのほどよい甘酸っぱさとドレッシングの相性がとてもよく、おいしくいただけました。ランチ後のアーバンパーマカルチャー講座では、今回の作業内容のひとつ『堆肥(肥料を与えること)」の役割について学びました。肥料の三大要素「窒素、リン酸、カリウム」の役割について学びました。肥料が植物の生育に役立つというのはなんとなく知っていたという参加者も、今回の講座でその具体的な役割を学び、理解が深まったという声がありました。
    また、印象に残ったのは、「都会の人が(作り手に対して)思いやりのある消費をするような社会を」という四井さんの言葉です。オレンジプロジェクトに参加してくださる方の多くは、都会への人口集中や、放置されている土地に何らかの疑問を抱えていたり、農的暮らしに関心のある方々。今の社会のあり方や、これからの社会について参加者の方との意見交換も活発に行われたワークショップとなりました。

    20120318B120120318B2

    14:00~ 野菜の種まき・道具の手入れ
     ワークショップの後は野菜の種まきを行いました。今回植えたのは、サラダ用のレタスと葉もの野菜種。ここでも農園の日当たりを考慮して、種を植え付ける向きなどを学びながら、皆さんで協力しながら種を植えていきます。早ければ20日で収穫できるものも植えましたので、もしかしたら次回のワークショップでは早速ランチに登場するかもしれません。皆さん次回もぜひお楽しみに!

    20120318B220120318C2

    ■ミカン農園(第1農園):vol.01(2012.02.10)開催レポート

    キックオフミーティング 開催レポート

    2012年度のオレンジプロジェクト、いよいよ始まりました! 2月10日(金)に行われたキックオフミーティングには、平日にも関わらず17名もの方に参加していただき、2012年の農園の栽培計画について意見交換を行いました。

    オレンジプロジェクトでは、ミカン以外にもさまざまな作物を平行して育て、豊かな生態系をつくりあげています。まずは、ワークショップにて参加者の皆さんがつくりたいもの、育てたいものについてアイデアを出していただきました。「大豆を育てて味噌をつくりたい」、「米をつくってみたい」、「じゃがいもを育てて石窯で食べたい」といったアイデアや、スパイス、しょうが、りんご、にんじん、アロエなどさまざまな作物の名前が飛び交いました。

    一通りアイデアが出たところで、ソイルデザインの四井さんから、農園の日当たりやバランスを考えながら、「大豆はミカンの木の下に植えることで肥料がなくても育てられる」「七味唐辛子にはミカンの皮である『陳皮(ちんぴ)』も含まれているが、あまり知られていないので新鮮かもしれない」とアドバイスをいただき、参加者の皆さんとの意見交換をさらに深めました。

    今後は、キックオフミーティングでのアイデアを元に、年間スケジュールをさらに具体化していきます。みなさんぜひご参加下さい!

    意見交換の後には、昨年の造園グランプリの受賞者・江間君(東農大)に活動報告をしていただきました。オレンジプロジェクトでは農園でのコミュニケーションが弾むような「コミュニティガーデン」づくりも合わせて行っています。江間君から農園でのベンチやはしご作りの様子をレポートしていただいたことで、ますます農園に愛着を持っていただけるきっかけになれば嬉しいです。

「触れる地球塾」合同練習 「触れる地球塾」開催報告

 

地球規模の環境問題を学ぶ、話題の「触れる地球」のデモンストレーター養成講座

受講者合同練習会

開催日時: 2013年1月19日(土)
開催場所: イオンレイクタウン mori 3階 Act Green room(埼玉県越谷市)

今回は、急遽、受講者のみなさんで合同練習会を開催しました。事前に作成したシナリオを、実際に一人ひとり、デモンストレーションを行いました。シナリオは完璧なのですが、デモンストレーションについては、皆さん、まだまだ努力が必要の様子でした。
最終回まで、まだ日数もありますので、当日は楽しんでデモンストレーションできるように、頑張ってください。引き続き、応援しております!

開催の様子

earth04-1 earth04-2

今後の開催

開催日: 第3回:2013年2月16日(土)
開催時間: 11:00~17:00
開催場所: イオンレイクタウン mori 3階 Act Green room(埼玉県越谷市)
問合せ: isoyama※begoodcafe.com (※を@にしてお送りください)
8 / 32«...45678910111213...2030...»