同性婚賛成か!?
ホテルの回りがやけに騒がしい。ぞろぞろと歩く人の列についていくと、市議事堂の前に市民が気勢をあげている。相当な人数だ。どうも「同性婚を認めろ〜」ということらしい。「WE’RE GAY BUT WE’REPISSED」私達はゲイよ〜ん、でも怒っているのよ〜ん、とかいうことか。きっと面白い意味なのだろう。
もともとサンフランシスコでは、同性婚は合法だったらしい。
しかし、問題はこの間の米国大統領選挙。全米の黒人の90%以上がオバマ新大統領を支持していたという。その黒人らにとっては、同性婚なんて神の道に背くものとして許せないらしい。で、こちらでは法令の撤回によって、同性婚が禁止になるのだそうだ。
サンフランシスコの民主党支持者もオバマ新大統領の登場には大きな期待を持っていたのに、早くも「文化的ねじれ現象」が起こっているということになる。
お天気もいいので、みんな楽しそうにハシャいでいる。パパと子ども。ママと子ども。じいちゃん同士。ばあちゃん同士もいる。で、じいちゃん達が「HUMAN RIGHTS FOR EVERYONE」(誰にでも人権を!)Tーシャツを着て、『ベサメムーチョ』を演奏していた。いいなあ。カッコいいなあ。こんなじいちゃんにならないといけないな〜。でも、同性婚がテーマだから愛の歌『ベサメムーチョ』なのかなァ〜。
ところで、英国のエルトン・ジョンも男性と結婚しましたよね。