2010年4月17日(土)、18日(日)
代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)
代々木公園を中心に開催される、日本最大の市民による環境イベント「アースデイ東京2010」に今年もビーグッドカフェが企画出展。オレンジプロジェクトで収穫した小田原の甘夏や5月末に開催を控えたエコビレッジ国際会議TOKYOの前売りチケットを販売しました。
今回は、ブース内を2つのコーナーに分けて出展。片方ではビーグッドカフェの活動紹介やオレンジプロジェクトで収穫した甘夏の販売を行い、もう一方で、エコビレッジ国際会議TOKYOの前売りチケットの販売と関連書籍紹介、おすすめプログラムを診断するチャートのパネル展示などを行います。
初日は雪の予報だったにも関らず午後から晴れて、ステージでエコビレッジ国際会議TOKYOのPRも行なうことができました。
2日目は朝から快晴となり多くの人出が予想されました。早速、朝一番で甘夏が売れたり、ブースを訪れた方から次々とエコビレッジや国際会議の質問をいただいたりと期待が膨らむスタートです。
1週間前にワークショップ参加者のみなさんと収穫して来た旬の甘夏は大人気。最後は小田原から運んできた枝つき甘夏まで完売して、国際会議の前売りチケットも販売することができました。
最後にブーススタッフで集合写真を撮影。充実感が漂っています。
前日の朝から季節外れの冷たい雨が降って、設営も大変だった今年のアースデイ東京。
日没が過ぎ、ブース出展が終了した後も、代々木公園では夜までライブとMCを務めた代表理事シキタの声が熱く続き、大きな盛り上がりを見せました。
企画参加にご協力いただいた皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
■アースデイ東京2010
日 時: 2010年4月17日(土)、18日(日) 10:00〜17:00
会 場: 代々木公園、渋谷、原宿、表参道 他
主 催: アースデイ東京2010実行委員会
http://www.earthday-tokyo.org/
※ビーグッドカフェ企画参加名「エコビレッジ国際会議〜笑顔がつながる暮らし方〜」
アースデイ東京2009実行委員会×オレンジプロジェクト
アースデイ東京2009にオレンジプロジェクトが登場します!イベント内自給率アップを目指す、アースデイ東京2009実行委員会と、小田原の放置ミカン農園再生プロジェクト「オレンジプロジェクトが協同し実施する「アースデイ・オレンジプロジェクト」。小田原の放置農園で収穫した夏みかんをジュースにして、アースデイ東京2009で限定販売します。
アースデイ夏みかん収穫ツアーレポート
4月11日(土)@小田原市江之浦
アースデイ東京2009に先駆け、4月11日(土)に、ボランティアの方40名と夏みかん収穫ツアーに行ってきました!当日は雲一つない快晴。海が見える絶景の夏みかん農園にての収穫作業。学生やご家族連れ、年配のご夫婦など40名のボランティアに参加いただきました。
プログラム:
- オリエンテーション
- 夏みかん収穫作業
- ランチ
手作りカレー&サラダ
夏みかんジャムクラッカー
- 農園主のお話
- おみやげ分収穫
- 振り返り
オリエンテーションの後、10人ずつ4チームに分かれて早速作業開始。予想以上にハイペースで、どんどん夏みかんが収穫されていきました。
急傾斜がきつい中での肉体労働。天気に関わらず毎日作業される農家の方の大変さを実感。
ランチの後に、農園主の方のお話を聞きました。ご高齢のため、今期からこの農園をオレンジプロジェクトがお世話することに。参加者は、メモを取り熱心に聞いていました。
最後はみんなで記念写真!こうして夏みかんジュースの夏みかんが採れました。皆さま、ありがとうございました!
アースデイ東京2009 「放置農園応援!夏みかんジュース」販売
みんなで採ってきた夏みかんをジュースにして、4月18、19日に代々木公園にて、「放置農園応援!夏みかんジュース」として限定販売します!夏みかん約1.5〜2個分を1杯に使った贅沢フレッシュジュースです。ぜひご賞味ください!
※写真はイメージです。
アースデイ・オレンジプロジェクト開催概要
1.アースデイ東京夏みかん収穫ツアー
日時:4月11日(土)
場所:小田原市江之浦 参加者:ボランティア40名
2.放置農園応援!夏みかんジュース販売
日時:アースデイ東京2009 4月18日(土)、19日(日)
場所:代々木公園(東京都渋谷区) アースデイキッチン向かい
主催:アースデイ東京2009実行委員会
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
協力:株式会社西友
アースデイ当日の4月22日、青山の国連大学にて特別企画「プラネット・フューチャー」を開催しました。平日にもかかわらず、たくさんの方がつめかけてくださり、夏の洞爺湖サミットに向けて、地球の現況を知り共に考えることができました。
ご関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました!
第一部 ナショナル ジオグラフィック チャンネル 環境映像祭
第一部では、ナショナルジオグラフィック提供による環境映像を4本上映。来場者の方々も貴重な映像の数々に見入っていました。
『地球環境レポート2008』
近年問題にあがっている環境問題を広く全般的にレポート。二酸化炭素の排出をどのように削減していくのか、絶滅危機動物の保護など生物多様性をどのように維持していくのか、各国政府や市民による対策や取り組みの紹介がされました。
『野生の楽園:ブータン 最後の理想郷』
ブータンの自然や生物、人々について、尊さをもってまとめられた映像。美しい大自然の中で生きる動物や人々の生活、移動、食物連鎖など自然の循環が描かれており、本来あるべき地球環境の姿がうかがえました。
『クジラたちの唄』
「唄」とも表現されるクジラの鳴き声。人間同様に知能が高いといわれるクジラの生態と、世界中で行われている捕鯨禁止を求める運動が紹介されました。日本でも度々ニュースで取り上げられる捕鯨の問題。クジラが捕獲・解体される映像も含まれており、来場者の心にも強く残ったようでした。
『6℃が世界を変える』
地球規模の温暖化がこのまま進むとどうなってしまうのか。極地の氷がとけ、生態系のバランスが崩壊し、現存する生物が死滅してしまう可能性や、最近頻発している温暖化による異常気象(欧州の熱波やハリケーンなど)など人間に対しても直接的な被害がでていくことなどをシミュレーション映像とともに紹介。熱波により植物が光合成に異常をきたし、酸素を放出せず二酸化炭素ばかりを放出するようになってしまうという驚きの情報もありました。
第二部 洞爺湖サミットに向けて私たちができること
(1)トークセッション
「G8北海道洞爺湖サミットに向けたNGOの提言とキャンペーン」
G8サミットNGOフォーラムの各ユニットよりゲストスピーカーが登場。同時期に開催される、先住民族サミットの実行委員も参加し、サミットの注目点や各テーマの現状を訴えました。
○ 環境ユニット:森田明彦さん
洞爺湖サミットに向けて、市民の意見を強く反映させるべく結成された、G8サミットNGOフォーラム。現在は、環境・開発・人権に関する125団体が集まってさまざまな啓蒙活動や政府との対話を続けています。
森田さんが所属されている環境ユニットでは、洞爺湖サミットにおいて、地球温暖化とアフリカの開発問題が議題の中心になると推測。地球温暖化についてはその影響を気候変動、生物多様性、人間の健康への被害などの点から述べ、3R(リデュース・リユース・リサイクル)政策の推進を主張されました。また、二酸化炭素の排出量についても、産業発展を遂げている中国やインドと並んでG8諸国の責任が問われるべき。未だ達成されない京都議定書での温室効果ガス削減目標も含め、今後とも不断の努力を続けていくべきだとのご意見を伺いました。
○ 貧困・開発ユニット:岩附由香さん
貧困・開発ユニットは「すべての人に保険サービスを」、「すべての子供を学校へ」をテーマに、アメリカでの医療問題などを取り上げ、貧しい人も医療を受けられるような保険サービスを各国で徹底させることを主張。また、世界では7,200万人の子供が学校に行けていない現状を述べ、各国が教育のための資金を確保すること、決められた額のODAを出して助け合うこと、アフリカの債務を削減することなどを訴えました。
NGOフォーラムでは、サミットが7月7日に始まることから、短冊にこれからの世界への願いを綴ってサミットへ届ける「100万人のたんざくアクション」というキャンペーンを展開しており、来場者でもできるアクションの一つとして紹介されました。
○ 人権・平和ユニット:高橋清貴さん
環境や開発の問題と連動してますます悪化している平和と人権の問題。すべての人々が平和に生きる権利を実現することを目指す人権・平和ユニットでは、G8諸国がもっている莫大な軍事費を貧困、環境対策に回すこと、対テロの名の下に人権侵害や過剰な報道規制で表現の自由を奪わないこと。また、イラクの現状を例に、各国が戦争に加担した責任を問い直すことなどを提案していくことをお話しされました。
○「先住民族サミット」実行委員会:酒田ミナさん
アイヌ民族をはじめ世界各地の先住民族を招いて開催される先住民族サミットでは、マウコピリカ(アイヌ語で幸せになる)を標語として掲げ、環境、教育、人権などの問題について集めた提言をG8に提出することを目指しています。現在、チベットで起きている民族問題についても触れ、「環境が壊れるより前に、人と人との関係が壊れる」と、先住民族の言語、文化、誇りを守っていくことの重要性を訴えました。
(2)アンニャ・ライト ミニライヴ
環境活動家で、2児の母でもあるアンニャ・ライトさんによるミニライヴ。1990年に「NGOナマケモノ倶楽部」をスタートし、スローライフを実践するアンニャさん。やさしく、でも心にしっかりと響くアンニャさんの歌声にしばし耳を傾けました。
(3)「アースキャラバン2008」からの現地レポート
洞爺湖サミットに向けて、NGOフォーラムの他にも様々なアクションが始まっています。今回は沖縄から洞爺湖までを結ぶ「アースキャラバン2008」の高橋素晴さんと電話中継を実施。キャラバンで移動しながら、各地で子供向けの環境学校ワークショップを開催している高橋さん。6月には関東圏に到着予定です。
(4)トークセッション「洞爺湖サミットまで77日。私たちができること」
NGOフォーラムの森田さん、岩附さん、高橋さん、ステキなライヴを披露してくださったアンニャさんに加えて、明治学院大学教授でスローライフ、GNHなどユニークなキーワードで知られる辻信一さんをお迎えしてトークセッションを行いました。
国の豊かさを図る数値をGNP(Gross National Product)からGNH(Gross National Happiness)に切り替えていくことや、そのために世界の幸福を増進するための政治学やビジネスがあってしかるべき、など限られた時間の中でいろいろな意見がでました。
環境問題も貧困問題も人権問題も地球全体の問題です。今こそ今日に至るまでのその原因を問い直し、G8諸国だけで世界の命運を決めず、世界中の市民の声を反映させていかなければいけません。
これからも、それぞれが本当の豊かさや幸せを常に問い直し、アースデイが終わってもサミットが終わっても、持続可能な地球について考え、行動し続けていきましょう!
会場展示ブース
会場ロビーでも、G8サミットNGOフォーラムによる「100万人のたんざくアクション」や「もったいないばあさん」など、複数の展示を行い来場者の注目を集めていました。
4月22日アースデイに、国連大学 ウ・タント国際会議場にて、アースデイ東京2008特別企画「プラネット・フューチャー」を開催しました。
最新の環境映像と、G8北海道洞爺湖サミットに向けて提言を行うNGOフォーラムのトークにより、世界中で深刻化する気候変動や貧困、食料・エネルギー問題について現状を共有した後、ゲストの辻信一さん、アンニャ・ライトさんをお迎えして、これらの地球規模の問題にどう取り組んでいくのかディスカッションを行いました。
会場では、サミットに向けてメッセージを寄せる短冊が集められ、アンニャさんによるミニライブや「アースキャラバン2008」からの現地レポートも盛り上がりました。
来場者からも「G8サミットの見方が変わった、今後も注目していきたい」「いつかじゃなく、今から自分のできることを行っていきたい」などのご意見をいただきました。
ご協力いただいた関係団体各位、当日運営を支えたボランティアスタッフの方々、そしてご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
>> 当日のレポートはこちら
プラネット・フューチャー
〜洞爺湖サミットまで77日、地球の日に考える〜
第一部 ナショナル ジオグラフィック チャンネル 環境映像祭
第二部 トークセッション「洞爺湖サミットに向けて私たちができること」
世界中で深刻化する気候変動や経済格差、貧困、食料・エネルギー問題。7月に日本で開催される「G8北海道洞爺湖サミット」では、これらの地球規模の問題にどう取り組むかが議論される予定です。
今、私たちにできることは何なのか。G8サミットを77日後に控えたアースデイに、環境映像を通して地球の現状を知り、サミットに向け提言を行うNGOや多彩なゲストを招いたディスカッションを通じてグリーンなライフスタイルへのシフトにつなげていきたいと思います。
プログラム
・第一部 ナショナル ジオグラフィック チャンネル 環境映像祭(13:00〜17:20)
現在の地球の状況はどうなっているのか?
ナショナル ジオグラフィック チャンネル提供の最新の映像でお届けします。
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13:00〜13:05 |
はじめに |
13:05〜13:55 |
『地球環境レポート2008』(50分)
2007年の1年間、人類が地球に及ぼした影響をデータで振り返る
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13:55〜14:45 |
『野生の楽園:ブータン 最後の理想郷』(50分、字幕)
チベットとインドに挟まれた地上最後のシャングリラに息をのむ
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14:45〜14:55 |
休憩 |
14:55〜15:45 |
『クジラたちの唄』(50分、字幕)
クジラたちの生態を通して野生生物との共存や環境問題を考える
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15:45〜17:20 |
『6℃が世界を変える』(95分)
地球の平均気温が6℃上昇したとき、地球はどうなってしまうのか?
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・第二部 トークセッション 洞爺湖サミットに向けて私たちができること(17:30〜19:30)
2008年7月のG8北海道洞爺湖サミットに向けて私たちは何をすべきなのかを話し合います。
17:30〜17:35 |
はじめに |
17:35〜18:15 |
(1)トークセッション
「G8北海道洞爺湖サミットに向けたNGOの提言とキャンペーン」
ゲスト:G8サミットNGOフォーラム |
18:15〜18:25 |
(2)アンニャ・ライト ミニライヴ |
18:25〜18:35 |
(3)「アースキャラバン2008」からの現地レポート
「地球を遊ぼう」を合言葉に、沖縄から北海道までエコカーで縦断するアースキャラバン号と会場をつなぎます。 |
18:35〜19:25 |
(4)トークセッション
「洞爺湖サミットまで77日。私たちができること」(50分)
ゲスト:
・アンニャ・ライト (環境アクティビスト・歌手)
・辻信一 (明治学院大学教授・ナマケモノ倶楽部 世話人)
・2008年G8サミットNGOフォーラム
・司会進行:シキタ純 (NPO法人ビーグッドカフェ 代表理事) |
基本情報
※プログラム終了後、アースデイ東京2008アフターパーティを予定しています。
・日 時:2008年4月22日19:30〜21:00
・場 所:国連大学1F 地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
・会 費:¥1,500(アースデイ・ボランティアの方は¥1,000)