BeGood Cafe-Archive » オレンジプロジェクト

甘夏版オレンジプロジェクト2009開催レポート



vol.3(2009.9.12) vol.4(2009.10.24)

vol.3(2009.9.12)

甘夏版オレンジプロジェクト 小雨決行で大成功!

090912

新しく始まった甘夏園でのオレンジプロジェクト。第1回目は小雨模様でしたが元気に結集。

下草刈りと菜園作りをしました。

甘夏版オレンジプロジェクト

開催日: 2009年9月12日(土) 09:30集合 15:30解散
開催地: 小田原江の浦
参加者: 約10名
主 催: BeGood Cafe
共 催: ソニー・ミュージック・エンターテイメント緑会公認グリーンクラブ

090912

もともと熱心な農家さんが手を入れていましたが、ご高齢のために今年から耕作放棄となるはずでしたが、ご縁があり、BeGood Cafeが代わりに管理をすることになりました。

甘夏は、4〜5月が収穫の時期です。きちんと手入れをすれば、約150本の木から数百キロの甘夏の収穫が期待ですます。

この日は、お天気がぐずついていましたが、みなさん元気に集合。午前中は下草刈り。昼食は、BeGood Cafe名物となった手作りランチを食べながらわいわいと農園談義がはずみました。

午後は、野菜とハーブの菜園作り。素敵な菜園が、あっという間に出来上がってしまいました。共催のソニーミュージックのみなさんの意気込みの凄さを証明してくださいました。

090912

次回が大変楽しみになったワークショップでした。

スタッフのみなさん、有り難うございました。

vol.4(2009.10.24)

1024-1

開催日: 2009年10月24日(土)
場 所: 小田原江の浦
主 催: BeGood Cafe
共 催: グリーンクラブ(ソニー・ミュージック・エンターテイメント緑会公認)

1024-2

曇り空の下、この日は菜園の種まきと地図作りをしました。前回作った菜園には野菜が植わっていますが、今回はさらに麦を蒔きました。そして、甘夏園の全体を把握するために手分けして測量をし、地図を作りました。午後になると雨が降り出し、少々早めの解散となりました。しかし雨でも、野外での作業は心身ともにストレス解消となるのが、不思議。どなたも風邪も召さなかったか心配ですが…。

次回が楽しみです。

オレンジプロジェクト 2010開催レポート


vol.9(2010.12.05)vol.8(2010.10.24)vol.7(2010.9.12) vol.6(2010.8.8) vol.4(2010.6.20)

■ミカン農園(第1農園):vol.9(2010.12.05)開催レポート

1年を振り返りながらの収穫祭。農園の冬支度をして、温州みかんの収穫と餅つきをしました。

10:30~ 農園の冬支度(稲ワラ敷き)とみかんの収穫

毎年大人気の収穫祭。第3農園(甘夏農園)の参加者や初参加の大学生も加わって、30名を超える方が集まりました!オリエンテーションで自己紹介と1年の活動を資料の写真を見ながら振り返ったあとは、実際に農園を降りながら様子を観察していきます。

農園を降りて行くと、10月に蒔いた緑肥のイタリアンライグラスが、鮮やかな緑色のじゅうたんを広げていました。石垣とのコントラストも美しくて、ペルーのマチュピチュのよう。天地返しをがんばったかいがありました。
中間の広場まで降りたら、手分けして稲ワラを苗木の周辺に敷いて行きます(稲ワラは平塚で田んぼをもつ参加者の方から分けていただきました)。2〜3年前に植えた苗木も、最初80cm程度だったものが2倍ほどの大きさになってきました。レモン、甘夏、バレンシア、温州みかんなど、収穫できるのはまだ先ですが、順調に育っていく様子に頼もしさを感じます。

農園の冬支度が終わったら、いよいよみかんの収穫です。この農園は放置されていた年数が長いため、残っている温州みかんの成木は5本程しかなく、1本あたりの実の数も少ないのですが、みんなで楽しみながらコンテナ5ケース(70〜80kg)のミカンを収穫できました!

12:00~ 収穫祭(もちつき、きなこづくり)、シェアリング

午後はみんなで収穫を祝うランチタイム。カマドでお釜をつかって蒸かした餅米でもちつきをするチーム。大豆を煎って、粉引き器できな粉づくりをするチームに分かれて、交代でランチをつくりました。
つきあがったお餅は、手づくりきな粉、のりと有機醤油、大根おろしなどでいただきます。つきたてのお餅や手づくりのきな粉は格別のおいしさ!きな粉はてんさい糖も用意していましたが、自然の甘さで十分でした。
食が進むにつれて、みかんを絞ってジュースにする人や七輪で焼き餅をつくる人、午前中に切った竹で食器や箸をつくる人などそれぞれのアイディアや楽しみ方も出て来て、賑やかな楽しい収穫祭となりました。

お腹がいっぱいになったあとは皆で今年1年を振り返り、参加した感想や来年のアイディアをシェアしました。(下記はみなさんからいただいた感想の抜粋です)

・様々な人とお話をしながら作業ができました。人と人が農園によってつながっていくのがとてもステキだと思います
人と自然とのかかわりとは何なのか、多面的に考えるきっかけになりました。自分は何がしたいのか?何ができるのか、じっくり考えていきたいです
・沢山の刺激をいただきました。ここで得たことを毎日の暮らしの中で少しでも役立てていきたいと思います
・パーマカルチャーについてもっと勉強したいと思いました
・自分で苗を育てて持ってくるのは本当に楽しかったし、自分で野菜を育てるきっかけにもなり、食について考えさせられるので来年もぜひやって頂きたいです
・実際に耕してその味を知り、作業して食べられることがとても楽しかったです
・土づくりやみかんの木の剪定・摘果、野菜の栽培(かぼちゃ、人参、豆類、小麦の収穫)をやってみたい
・おもしろい人達が集まっているところに魅力を感じました。みんなで一緒にきなこを作るだけでもおもしろかったです
・木工作(竹細工)や石釜作り(ピザ、パンを焼いて皆で食べたい)をやってみたい
・地域の情報をもっと知りたくなりました
・新茶の季節に茶摘みをしたり、ダッチオーブン料理を極めてみたい

これからもみなさんのアイディアやイメージを有機的につなげて、素敵な農園にしていきたいと思います。
今年1年ご参加・ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
また2011年以降も引き続きよろしくお願いします。

※収穫したミカンは参加者におみやげでお持ち帰りいただいた他、第2農園で有志と収穫したミカンと合わせてエコプロダクツ展で販売しました。

■ミカン農園(第1農園):vol.8(2010.10.24)開催レポート

秋の恒例となってきた枝豆の収穫と調理をメインに、麦と緑肥の種まきを行いました。

10:20~ 枝豆の収穫、麦の種まき

今回もオリエンテーションをすませて、農園の様子を観察していきます。海に面した段々畑を降りていくと農園の中間に大豆畑が現れました。農園では麦を秋に蒔くため、大豆になる冬を待たずに、緑色のさやを今回枝豆として収穫します。

マメ科の植物の根っこには根粒菌という土に栄養分(チッソ)を固定してくれる菌がついているため、土を豊かにする目的で毎年大豆を育てています。実際に枝豆を1本丸ごと引き抜くと、根っこに大小の丸い固まりが付いているのが見えました。

大分猿に食べられてしまっていましたが、それでもみんなで味わうには充分過ぎる量の枝豆が収穫できました。枝豆は毎年茹でて食べていましたが、今年は水を節約してダッチオーブンの蒸し枝豆にチャレンジです。

枝豆を収穫したあとは、根粒菌で豊かになった土に麦を蒔いていきます。
まずは麦の種を観察して、においや手触りをみながら、筋状に種を落として踏み込んでいきます。まだ穂についたままの種も、みんなでその場で脱穀して種を取り出して蒔きました。

12:00~ ランチ、アーバンパーマカルチャー講座

いつものカレーと農園サラダに、スペシャルメニューの蒸し枝豆を食べたあとは、アーバンパーマカルチャー講座です。今日は異なる種類の野菜やハーブを組み合わせて植えることで、害虫をふせいだり生育をよくしたりできるコンパニオンプランツについて学んだ後、午後の作業のメインとなる緑肥について講師の四井さんから話を聞きました。
緑肥は育てた後にそのまま土に還して肥料にするために植える植物のことで、午前中に収穫したようなマメ科やイネ科が緑肥として使われることが多いということです。作用や育成時期の違いから雑草を抑制する効果もあるため、今回は雑草を押さえることを目的に緑肥の種まきを行うことを共有しました。

13:50~ 緑肥の種まき

午後は先程学んだ緑肥を実際に農園に蒔いていきます。
今回蒔くのは、イタリアンライグラス、ヘアリーベッチ、クローバー(赤、白)の4種類。今年はより確実に雑草を防いでくれるように、スコップで天地返し(土をス< コップでひっくり返していくこと)をしながら蒔いていきました。農園の約半分を苗木や果樹を避けながら掘り起こす天地返しは大変でしたが、振り返ると柔らかな土が広がるのが見えて、大きな達成感がありました。 種まきが終わった後は、みんなで一足早く早生ミカンをプチ収穫。心地よい酸味にみなさん疲れを癒されたようでした。
今回も収穫あり、種まきありと充実した1日になりました。
最後は、当日小田原駅の地下街で開催されていたイベント「ローカルサミット」に出席していたビーグッドカフェ代表理事のシキタとロハス・ビジネス・アライアンス(LBA)共同代表の大和田順子さんも駆けつけ、みんなで今日の感想をシェアしました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

■ミカン農園(第1農園) vol.7(2010.9.12)開催レポート

今年初挑戦のかぼちゃの収穫と調理をメインに、畑のお世話や草刈りを行いました。9月に入ったのにまだまだ残暑が厳しい一日でしたが、畑の実りも多く、ダッチオーブンを使った料理も盛り上がって、みんなで楽しく過ごすことができました。

10:20〜 農園の草刈り、かぼちゃの収穫

いつものオリエンテーションをすませたら、まずは先月整地した畑へ。陽当たりがよくなったことで、カブ、なっぱ(菜の花)、きゅうりなど、どの野菜もぐんぐん育っていました。移植した時は元気がなくなってしまって心配していたミントやバジル、チャイブ達ももりもり茂っています。今日のランチやお土産用に若芽を間引いたり、収穫したりしていると、あっという間にボールが緑でいっぱいになりました。

続いては、来月収穫予定の大豆やミカンの木のまわりの草を刈りつつ、まだ若い果樹がしっかり育つように実を摘んでいきます。汗だくになったところで、キウイのパーゴラの下で休憩。まだキウイの実はついていませんが、葉が茂った木陰に涼しい風が吹いてきます。今日は参加者の中に中国出身の方もいて、短い休憩の間に、小田原のミカン農園から中国のエコ事情、地球の未来など様々な話題で盛り上がりました。

休憩の後は本日のメインであるかぼちゃの収穫。あちこちに広がるツルをヒントに探してみると、猿にも食べられることなく、しっかり育った実を発見!みんなで大小合わせて7個ほどのカボチャを収穫することができました。

image007image009image011image013image015image017image019

12:00〜 ランチ、かぼちゃの調理

いつものカレーと農園サラダを食べたあとは、早速カボチャの調理。穫れたてのカボチャを食べるなんて、滅多にない機会なので皆も興味津々です。今回は品種ごとに形を切り分けたカボチャをダッチオーブンに入れて、はちみつやチーズ、レーズンなどで味付けしたら、蓋を閉めて上下から炭で温めます。もちろん種は洗って来年の種まき用に保存。たくさん取れたので、参加者からの提案で一部を炒って食べてみることにしました。
image021image023image025image027

13:50〜 アーバンパーマカルチャー講座、畑の整備

カボチャ料理の完成を楽しみに待ちつつ、午後の作業へ。今日の講座のテーマは、土づくり。実際に畑の土を観察しながら、畑に刈った雑草をしいてマルチにしたり、石灰を加えたりしました。
今回は参加者の方が自宅で育てた「はっか」の苗を持って来ていただいたので、最後にデッキに近いレモンなどの苗木の回りに植え付けて、今日の作業は終了。爽やかな香りの和製ハーブがどんな風に育っていくか、今から楽しみです。

image029image031image033image001image036image003

最後は、いよいよカボチャ料理の試食会。ダッチオーブンの蓋を開けると、しっかり中まで火が通って、光り輝いたカボチャが現れました!。「白カボチャの方が栗のような甘さがある」「普通のカボチャもほくほくしておいしい!」と感想を言い合いながら、あっという間に平らげてしまいました。

最後には、ランチで食べきれなかった野菜やハーブ、カボチャ、摘果した実(お風呂に入れたり、絞って料理などにも使えます)を皆でシェア。カボチャの種も希望された方に一部お譲りしました。今回は他のイベントなども重なったことから参加人数が少なく、作業もポイントを絞って行うことになりましたが、参加者1人1人とコミュニケーションができ、充実した1日を過ごすことができました。ご参加ありがとうございました!
次回も枝豆の収穫や麦の種まきなど盛りだくさんの内容を予定してますので、ぜひご参加ください。

image005

■ミカン農園(第1農園):vol.6(2010.8.8)開催レポート

オレンジプロジェクトもいよいよ今年1年の折り返し地点。今回は畑や苗木のお世話や農園整備をしながら、夏本番となり伸び盛る雑草をみんなで刈っていきました。今回も夏の暑さに負けず、特製ランチも堪能したり、楽しく土に触れながら皆で頑張りました!

10:20〜【ワーク1】農園の草刈り

お天気は曇りがち。それ程気温が上がらず良かった、と思っていましたが、草を刈っていくと体感温度はぐんぐん上昇、皆汗だくになりました。

image001image003-1

可憐な大豆の花は先々月植えたもの。9月〜10月には収穫できそうです。めずらしい白いかぼちゃも小さな実をつけていました。(大きいカボチャの実は既にサルに味見されていました。)

image005-1image007-1

農園では色々な昆虫にも出会えます。なんとナナフシ!こちらはクワガタのメスです。

image009-1image011-1

草刈りで汗だくになった後は、皆で休憩。農園の中で1本しかない貴重なバレンシアオレンジを、チームワークよく収穫します。旬は少し過ぎていますが、とっても甘くて疲れを緩和させてくれました。

image013-1image015-1

image017-1

12:00〜 ランチ(冷やしうどん、きゅうり)

今日のランチは夏らしく冷やしうどん。ネギやミョウガなどの薬味を添えていただきます。ミョウガはこの農園で育ったものを農園オーナーの大塚さんが甘酢につけ込んでくれた贅沢な1品です。きゅうりにはお味噌をつけていただきました。今度は味噌づくりにもチャレンジしたいですね。

image019-1image021-1

image023-1

ランチタイムには小田原の加藤市長も登場。もともと農業にも取り組まれ、これまでもビーグッドカフェの活動を応援してくださっている市長。今日も公務が続く合間を縫って駆けつけていただき、農園内を熱心にご覧になっていました。

image025-1image027-1

12:50〜 アーバンパーマカルチャー講座

image029-1

今日の講座のテーマは、身近な薬草の活用法。夏場に困る虫刺され対策を中心に、農園や自宅の周辺にもある身近な薬草や山野草、ハーブについて、その使用法を教わりました。

虫さされ対策

  • ヘビイチゴ酒:(なるべくアルコール度数が高いお酒。ここではホワイトリカーを使用)につけたヘビイチゴ酒はチンキになります
  • ツワブキ:葉の汁を直接患部にぬる(古くから民間療法で使われているそうです)
  • カタバミ:シュウ酸(ほうれん草に含まれている成分)を多く含む。アルコールにつけて成分を抽出するといいそうです
  • ドクダミ:同じくホワイトリカーにつけて成分を抽出、お酢を少し加えても良い。ドクダミ化粧水としても使われ、美白効果がある

参加者の方に2年もののドクダミ酒を持っている方がいらっしゃいました。色は茶系で、臭いは気になりませんでした。

13:10〜【ワーク2】畑の整備、道具の手入れ

まずは畑の整備です。テラスの下にあった野菜やハーブの畑を山側から日当たりのいい海側に移動させます。今まで直線で続いていた畑の柵を、参加者のアイディアで植える種類ごとに小さくわけることに。これなら植えたものも分かりやすく、雑草の手入れも楽になります。みんなの工夫とアイディアできれいに整備された畑に感激です。
畑ですくすく育っていたチャイブやバジルも植え替えて、新たに、数種類のかぶ、菜の花などを植えました。

image031-1image033-1

image035-1image037-1

image039-1

最後は道具の片付け。今日は昨年からの参加者、内田さんがみんなに鎌の研ぎ方を教えてくれました。四井さんのアドバイスも聞きながら、みんなでしっかり研いでいきます。

image041-1image043-1

最後は参加者が持ってきてくれた自家製(!)スイカをいただきながら、シェアリング。おいしいスイカに疲れを癒されながら、1日を振り返りました。

image045-1image047-1

皆様熱い中を本当にお疲れ様でした!

image049-1

■ミカン農園(第1農園):vol.4(2010.6.20)開催レポート

今回のオレンジプロジェクトは、様々の植物が混合することによって、単一の商品作物を大量生産する プランテーション型の農業ではなく、病虫害が起きにくい持続可能な生態系の特徴である生物多様性にならって、なるべく多彩な生物の生育を組み合わせる考え方のアグロフォレストリーの実践を四井さんの指導のもとに行いました。多種多様な樹木の中に様々な作物があり、草刈、農地の防虫対策等の手入れをすることは、急斜面での作業であり、ハードワークであったにも関らず、参加者の皆さんにとって楽しい作業となったようです。

image001image003

10:00~ オリエンテーション

それぞれの、自己紹介。
四井さんのレクチャー、はつか大根の花を食べてみる。
収穫前の野菜の姿を観たことがない人が多い。

10:30~ 雨のため、アーバンパーマカルチャー講座に変更。

「自然農薬 身近な天然材料から手作りの農薬を作る」
ソイルデザイン 四井真治

1.コンセプトであるパーマカルチャーについて

パーマカルチャーというのは、人間にとっての持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系のことで、パーマネント(permanent 永久の)とアグリカルチャー(agriculture 農業)を合わせたものです。
パーマカルチャーは、植物や動物の自然的特徴を活かし、最小限の土地を活用し生命を支えていけるシステムをつくり出していきます。基本は、自然のシステムの観察と昔からの農業のやり方の中に含まれている智恵、 そして最近では現代の科学的・技術的判断が加わってより客観的なものになっています。

2.自然農薬とは

野山の植物たちは、大地に根を下ろしているため、害虫がいるからと言って虫をはらったり、病気になりやすい環境になったからと言って逃げたりすることはできません。それゆえ、動かなくても自分を守るすべを持っています。たとえば、ハーブのように葉や茎の表面から臭いを発したり、膜で覆っていたり、トウガラシのように刺激のある成分を含んでいたり、毒草のように毒を含んでいたりと様々な自分を守る方法を進化の過程で獲得してきました。

2-1作り方パターン

A. 乾燥保存していたものを煮出して成分を抽出、希釈、散布。
B. ストチュウ(酢と焼酎を1:1で混ぜたもの)に漬けて抽出、希釈、散布。
C. 焼酎(25度)に漬けて抽出、希釈、散布。
D. 液体を希釈、散布。
E. 粉末を散布
F. 植え付け時に植え床に一緒に埋める。

  • 他には、木酢液もおすすめです。
  • にんにくと唐辛子、ドクダミを酢と酎に漬け込んだものの臭いを嗅いでみました。アルコールには水に溶け出した成分を取り出す役割、殺菌効果等があります。漬け込む日数は3ヶ月位ということです。

2-2 用途、使い方

表1.用途、使い方

目的 材料 作り方 使い方
アブラムシ(物理的に取り除くことも必要) トウガラシ、ニンニク B 150g、
300g/リットル
1000倍希釈
スプレー
アリ ワカメ A 2握り/リットル 薄めず通り道にまく
ヨトウムシ
ネキリムシ
米ぬか 作物の株もとに埋めて罠にする
害虫全般 タバコ
除虫菊蚊取り線香
A 5本/リットル
C 10枚
20倍希釈スプレー
ウドンコ病
黒点病
木酢液、竹酢液
食酢
D 20倍希釈スプレー
ウドンコ病 スギナ A 5g/リットル 10倍希釈スプレー
サビ病 ミカンの皮 F 乾燥 植え床に埋める
病害虫全般 草木灰 E 朝露のある時に散布
  • ほとんどは、10日に1回予防的に使う。虫がつきにくい状況を作る、ということです。
  • 蚊取り線香も自然農薬の一つである除虫菊を使っていましたが、現在の蚊取り線香の多くは化学物質が使われています。

12:30~ ランチ(アジアンカレーとサラダ)

13:20~【ワーク1】

  • 大麦、小麦の収穫
    麻綬で束ねて(2回転位)、半分にして木等に吊るし乾燥させました。

image007image009

今回、3兄弟が初参加!頑張ってお手伝いしてくれています。

  • 草刈り
  • 石灰の効果(自然の塗料としても利用)

石灰はアルカリ性なので弱酸性の土の中を安定させるそうです。また病害虫の予防のために木の根元から30cm程のところまで木に直接塗りました。さらに壁に塗って自然の塗料としても使いました。

【ワーク2】

  • 大豆の種まき
    スコップで 土の天地返し、その後畝を作り大豆を2、3個植えます。1個では発芽しない可能性があるからだそうです。その後、土ならしをして種蒔したところを靴で踏み固めました。・草刈り農園のバレンシアオレンジ、レモン、甘夏などが植えてある下の辺りまでひたすら草刈りでした。

15:00~15:30 シェアリング/記念撮影

今日の感想を述べます。今回、初めての参加の方が多かったのですが「楽しくて、気持ちが良かった」という意見が多数でした。

image011

今回は、農園に育つ枇杷や、前日に開催された甘夏農園からの甘夏などおみやげもたくさん。最後は皆で甘夏を持って記念撮影です。雨が降ったり止んだりで作業も大変だったと思います。皆さま、本当にお疲れ様でした。

BeGood Cafe AGRI STYLE(開催レポート)

2009年11月18日(水)~24日(火)
小田急百貨店本館2階サンドリーズアレー(東京都新宿区)

ビーグッドカフェが、オシャレな農的スタイルを発信する期間限定ショップを新宿小田急百貨店で開催。1週間という短い期間でしたが、多くの方にご来場いただきました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

開催概要・コンセプトなどはこちら

agristyle01mini

働く女性を応援する小田急百貨店本店内サンドリーズ・アレーとコラボレーションして開催された本企画。ビーグッドカフェがオレンジプロジェクトの活動を展開する神奈川県小田原で生まれた自然派の柑橘類を始め、オシャレでスタイリッシュなガーデン雑貨・服飾など、健康的で爽やかな食と農に関連する商品を多数取り揃えて、広く新しいメッセージを発信しました。

agristyle02mini
AGRI Styleの世界観を表現したショーウィンドー。
agristyle03mini
プロのスタイリストによる素敵な着こなしをご紹介。来場者にも好評でした。
agristyle04mini
柑橘やガーデングッツ、ウエア、小物雑貨など取り揃えた店内。

「BeGood Cafe AGRI STYLE」ココロもカラダも癒される「農的ライフスタイル」のススメ

期間:2009年11月18日(水)〜11月24日(火)
会場:新宿 小田急百貨店本館2階「サンドリーズ・アレー」スウィング・スペース
主催:NPO法人ビーグッドカフェ、小田急百貨店サンドリーズ・アレー
協力:エコプロダクツ2009、小田原市
参加ブランド:H.I.D × rasox、PEdAL.E.D、kusabue.CLOSET、ナチュラルセレクト ノフル、Lifetime、Euvodesign、PETERS MOUNTAIN WORKS、evergreen works、ワイルドツリー 他

ビーグッドカフェ アグリスタイル

遂に登場!ビーグッドカフェが、オシャレな農的スタイルを発信する1週間の期間限定ショップを新宿小田急百貨店にオープンします。

agristyle01

TOPICS・NEWS / アグリスタイルとは / イベント概要 / 出展ブランド・団体 / レポート

地球にとっても自分にとってもYESなライフスタイルをトータルに提案するNPO法人ビーグッドカフェと、働く女性を応援する小田急百貨店本店内サンドリーズ・アレーがコラボレーション。いままでなかった「農的でおしゃれな週末ライフスタイル」を提案する期間限定ショップを開催します。

ビーグッドカフェが活動を展開する神奈川県小田原で生まれた自然派の柑橘類を始め、オシャレでスタイリッシュなガーデン雑貨・服飾など、健康的で爽やかな食と農に関連する商品を多数取り揃えて、広く新しいメッセージを発信していきます。ぜひ、ご覧ください。


■TOPICS・NEWS

  • 11月18日(水) 無事オープンしました!みなさまのお越しをお待ちしております。

■アグリスタイルとは

もっとゆっくり、クオリティライフを楽しみたい。環境にいいこと、社会にいいこと。そして、自分のココロとカラダにいいことを始めたい。そんな生き方をBeGood Cafeは、「アグリスタイル」と呼びます。キイワードは、オーガニック、健康、安心、笑顔、野菜、週末の畑作業。そんな生き方こそが、これからの「贅沢」なのです。

■イベント概要

名称 BeGood Cafe AGRI STYLE
ココロもカラダも癒される「農的ライフスタイル」のススメ
期間 2009年11月18日(水)〜11月24日(火)、7日間
会場 新宿 小田急百貨店本館2階「サンドリーズ・アレー」スウィング・スペース
内容 オシャレなアグリ(農)ファッションウエア、ガーデングッズや小物雑貨、小田原産の柑橘類などを販売する、1週間の期間限定ショップ。 

  • ミカン、レモンなど(小田原産有機/低農薬柑橘類)
  • 農的スタイルを提案するファッション、雑貨(レディース及びユニセックス)
  • 菜園グッズ(シャベル、鋏、バケツ、レインウェア、長靴など)
  • 野菜やハーブの栽培セット
主催 NPO法人ビーグッドカフェ、小田急百貨店サンドリーズ・アレー
協力 エコプロダクツ2009小田原市
参加ブランド H.I.D × rasox、PEdAL.E.D、kusabue.CLOSET、ナチュラルセレクト ノフル、Lifetime、Euvodesign、PETERS MOUNTAIN WORKS、evergreen works、ワイルドツリー 他

■出展ブランド・団体

<ファッション>

H.I.D
HID
 

“四季を遊ぶ”をテーマに、大人のアウトドアスポーツブランドとして100年の歴史を目指し、1991年国産スポーツアパレルとして始動。流行に左右されることなくモノとしてのポテンシャルを追求し、現場の意見をフィードバックさせたモノ創りを展開。量より質を求め 流されぬスタイルとポリシーをもち、この国に生まれた誇りを胸にユーザーの皆様に喜んでいただける“ホンモノ”を目指し進化していきます。そして、恩恵を受ける者としてこの国の素晴らしい知恵や技術を継承し続けることが、自然環境の改善に繋がると考えます。

rasox
rasox logo
 

包み込まれるような優しい履き心地。締めつけない。ズレ落ちない。靴下のあたらしいカタチです。rasox (特許登録、登録商標) は「足首は直角を基本に運動するのに従来の靴下はなぜまっすぐな筒状なんだろう?」こんな単純な疑問から生まれた、直角に編み上げられた靴下です。この国の美しい自然や 尊い人々と共につつみこまれるようなフィット感、あたらしいカタチをぜひご愛用ください。これからもみなさんに喜んでいただける戸外での快適を創造しつづけます。

PEdAL.E.D
image005
 

「PEdAL.E.D」が提案するのは、「自転車を楽しむ」ではなく、「自転車と一緒の時間を楽しむ」ためのウエアーです。ハイテク素材ではなく、あえてローテク素材の綿/HEMPや綿麻、またオーガニックコットンなどの天然素材を使用しています。自転車と共に自然と戯れ、ナチュラルサイクルライフを満喫することのできる 「アドベンチャーサイクルウエアー」です。日常の生活の中で空気や風を感じたり、ほんの少し地球環境を考えたりして欲しい。さぁペダルに足をかけて地球をダイビング!!

kusabue.CLOSET
image009
 

kusabue.CLOSET。kusabue.CLOSETは、心と身体のバランスを大切にし、感性を大切にする女性たちが「毎日のワードローブに取り入れたい」「少しずつクローゼットの中に増やしていきたい」と感じてくれる商品を届けていきたいという気持ちから生まれました。機能性・適性・デザイン性にこだわり、あったらいいなと思う物を一つずつ形にしていきながら、ベージックでシンプルなアイテムを中心にお届けしています。

ナチュラルセレクト ノフル 

nofl-top-05

ナチュラルセレクト ノフルはリネンやオーガニックコットンを使用したナチュラルテイストのオリジナルブランドです。nofl(ノフル)は、natural organic fashion lineの略。人と環境にやさしく日本製ならではの安心して着用していただける商品をお届けいたします。

<農的雑貨・小物>

Lifetime
image012 

「植物のある暮らし」をコンセプトに、時の経過によって色褪せることのなく機能的で美しいデザインにこだわり、欧米や北欧、もちろん日本の生活の道具をセレクトしています。永く歴史を刻んできたロングライフなデザインに加え、ファッションやアートにまで目を配り、ブランドやメーカーにとらわれずセレクトしています。「Lifetime」は日本語で「生涯」を意味する言葉。使う人の暮らしに馴染んで、掛け替えのない道具になるよう願いを込めお届けしています。

Euvodesign
image015
オリジナルキャラクターブランド『Euvodesign』(ユーヴォデザイン)。ecologyやeconomyなど『e』から始まる英単語の意味合いを押し付けではなく、気付きのきっかけを一人でも多くの方に広めて行くことを目的として活動をしています。Euvodesign(ユーヴォデザイン)では、土に戻る天然素材を使った植物の栽培セットを展開しています。
※ 商品の売上の一部を様々な環境団体に寄付しています。
PETERS MOUNTAIN WORKS
MOUNTAIN-WORKS
 

1978年からニューヨーク・ウッドストックを拠点に制作活動を続けるジョン・ピータース。独自の哲学を以て作り出される多機能的且つ発明的なバッグデザインは、機能とデザインを愛する世界中の人に支持されてきました。そしてこの度、彼が新たなプロジェクトを始動。現在では稀少となったオールアメリカ生産にこだわったブランドが彼自身の名前を冠した“PETERS MOUNTAIN WORKS(ピーターズマウンテンワークス)”。アメリカ生産ならではの縫製やステッチ、独特な発色の良さ、質実剛健なフォルムは見るものを一目で魅了します。

evergreen works 

image018

エバーグリーンワークスの野外活動プロジェクト『NICOTAMA OUTDOOR CLUB』。多摩川の豊かな自然と洗練された都会の雰囲気がうまく調和する街『二子玉川』。その街をフィールドに『ニコタマ的ウィークエンドアウトドア』をテーマにオリジナルグッズや野外活動を通してロハスなライフスタイルを提案します。今回の展示会ではロゴマークが入ったバッグやバンダナ、ピクニックマット、木製のフォールディングスツールを発表します。

ワイルドツリー
wt
 

ワイルドツリーは世界でいちばん汚染されていないオーストラリアの自然で(エコロジカルで)ピュア(オーガニックな)なものを日本やその他の地域の人々に紹介し、お届けします。
また、作り手と使い手の顔の見える関係を作ること、ものだけではなく、それを作り、使う人々の価値観を共有し、共感できる関係を作り上げることを目指しています。

<小田原発オススメブランド・団体>

株式会社フルフリ「コスメ調合室フルフリフリフラ」
image024 

「コスメ調合室 フルフリフリフラ」は、セルフメイド形式の化粧水や小田原みかん花化粧水などの、自然派コスメを提供しています。
わたしたちのモットーは「きちんと、たのしく」。
「きちんと」した情報をもとに、「たのしく」ココロとからだのお手入れ。
わたしたちは、シンプルだけどココロ豊かな、ていねいな暮らしを応援する存在でありたいと思っています。

小田原有機の里づくり協議会
小田原地域を中心に、有機農業の普及や有機農業を活用した地域農業の充実を進めており、柑橘類他、お米、野菜など様々な農作物を作っています。今回は、フレッシュな早生ミカンやレモンライムを出展予定。
高橋橘蜂園
高橋橘蜂園の「ミカンハチミツ」は相模湾を望む急斜面で、日光をたっぷり浴びて育つ江之浦ミカンの花からつくられた無添加のおいしい蜂蜜。柑橘のさわやかな風味とあっさりした甘さが特徴です。

甘夏版オレンジプロジェクトvol.3 「畑をつくろう」

1024-1

開催日: 2009年10月24日(土)
場 所: 小田原江の浦
主 催: BeGood Cafe
共 催: グリーンクラブ(ソニー・ミュージック・エンターテイメント緑会公認)

1024-2
曇り空の下、この日は菜園の種まきと地図作りをしました。前回作った菜園には野菜が植わっていますが、今回はさらに麦を蒔きました。そして、甘夏園の全体を把握するために手分けして測量をし、地図を作りました。午後になると雨が降り出し、少々早めの解散となりました。しかし雨でも、野外での作業は心身ともにストレス解消となるのが、不思議。どなたも風邪も召さなかったか心配ですが…。
次回が楽しみです。

甘夏版オレンジプロジェクト・レポート

甘夏版オレンジプロジェクト 小雨決行で大成功!

090912

新しく始まった甘夏園でのオレンジプロジェクト。第1回目は小雨模様でしたが元気に結集。
下草刈りと菜園作りをしました。

甘夏版オレンジプロジェクト

開催日: 2009年9月12日(土) 09:30集合 15:30解散
開催地: 小田原江の浦
参加者: 約10名
主 催: BeGood Cafe
共 催: ソニー・ミュージック・エンターテイメント緑会公認グリーンクラブ

090912

もともと熱心な農家さんが手を入れていましたが、ご高齢のために今年から耕作放棄となるはずでしたが、ご縁があり、BeGood Cafeが代わりに管理をすることになりました。

甘夏は、4〜5月が収穫の時期です。きちんと手入れをすれば、約150本の木から数百キロの甘夏の収穫が期待ですます。

この日は、お天気がぐずついていましたが、みなさん元気に集合。午前中は下草刈り。昼食は、BeGood Cafe名物となった手作りランチを食べながらわいわいと農園談義がはずみました。

午後は、野菜とハーブの菜園作り。素敵な菜園が、あっという間に出来上がってしまいました。共催のソニーミュージックのみなさんの意気込みの凄さを証明してくださいました。

090912

次回が大変楽しみになったワークショップでした。
スタッフのみなさん、有り難うございました。

オレンジプロジェクトとは

耕作放棄ミカン農園の再生を中心に、様々なプログラムを展開

2005年に始まった小田原市の耕作放棄ミカン農園の維持再生を目指す活動。コミュニティガーデンやパーマカルチャーなどをキイワードにした参加型のワークショップ形式や企業の社会貢献ツアー、都市でのオーガニックマーケット開催など、多様な層が楽しく循環型の食や農を体験できる場を提案しました。
2014年からは、第3農園 甘夏農園でのオーナー制度を中心に活動を展開しています。

・個人/団体対象のオーナー制度「甘夏オーナーズ倶楽部」

名 称 オレンジプロジェクト
開始時期 2005年~
開催場所 神奈川県小田原市根府川 ほか
主催 NPO法人ビーグッドカフェ ほか

■主旨と背景

小田原市一帯は、過去にはたくさんのミカンの出荷量を誇った地域でしたが、現在は、後継者不足などの問題をかかえています。放置されたミカン園は、ミカンの木に雑草が生い茂り、陽が当たらなくなり枯れてしまいます。一度枯れてしまうと、苗木からミカン農園を再開するには大変な時間や労力がかかります。オレンジプロジェクトでは、定期的に手入れをすることで、放置されたミカン農園の維持・再生に貢献しています。

■各農園の紹介

2つの温州ミカン農園と1つの甘夏農園で活動を展開しました。

第1農園 ミカン農園 – 小田原市江の浦地区(根府川駅)

2006年から始まった約3反の農園。放置年数が長く、つる草に覆われていた農園を参加型のワークショップで再生してきました。まだミカンの木は少ないですが、自然のしくみを活かすパーマカルチャーや空間を有効利用するアグロフォレストリーの考えを取り入れ、野菜や果樹の栽培・農園整備など、参加者の方と一緒に多面的な展開を行ないました。

2013年ワークショップレポート

第2農園 ミカン農園 – 小田原市久野地区(小田原駅北)

温州みかんの木の立ち並ぶ約3反の農園を、年間コミットするグループ「里山みかんプロジェクト」が管理、2008年からは摘花したミカンの花から化粧水を製造・販売するプロジェクトも行なっていました。

・里山みかんプロジェクトはこちら(別サイトが開きます)

第3農園 甘夏農園 – 小田原市江の浦地区(根府川駅)

元気な甘夏(夏みかん)の木が広がる景色のいい1.5反の農園。毎年春には5t相当の甘夏が収穫できます。現在はオーナー制度を中心に、多くの個人・企業・学生と連携して維持管理を進めています。
・個人/団体対象のオーナー制度「甘夏オーナーズ倶楽部」
・学生有志による造園プロジェクト「ほっこり園」
・甘夏フェスタ~MERRY FARMING in Odawara~(5月)
*企業向けCSRツアーや和菓子メーカーとのコラボレーションなども実施しました

■オレンジプロジェクトをきっかけに生まれたプロジェクト

展示会を通じての情報発信やオンラインでの有機柑橘類の販売などを行ないました。

期間限定オンラインショップ 「Orange Store」

季節毎に小田原の旬の有機柑橘類などをネット販売しました。(2009年〜、不定期)

週末農業をテーマにしたセレクトショップ「BeGood Cafe AGRI STYLE」

オレンジプロジェクト参加者目線でセレクトした、農的でおしゃれな週末ライフスタイルを提案する期間限定ショップを開催。(2009年)
会場:小田急百貨店 新宿店
主催:BeGood Cafe、小田急百貨店サンドリーズ・アレー

ファーマーズマーケット「オレンジデイ」@国連大学

「オーガニック」をテーマに、オレンジプロジェクトのミカンや有機野菜の販売マーケットを開催。(2009年)
主催:BeGood Cafe  特別協力:国連大学

企業とのコラボレーションプロジェクト

アースデイ・オレンジプロジェクト

アースデイ東京2009実行委員会×オレンジプロジェクト

アースデイ東京2009にオレンジプロジェクトが登場します!イベント内自給率アップを目指す、アースデイ東京2009実行委員会と、小田原の放置ミカン農園再生プロジェクト「オレンジプロジェクトが協同し実施する「アースデイ・オレンジプロジェクト」。小田原の放置農園で収穫した夏みかんをジュースにして、アースデイ東京2009で限定販売します。


アースデイ夏みかん収穫ツアーレポート
4月11日(土)@小田原市江之浦
 アースデイ東京2009に先駆け、4月11日(土)に、ボランティアの方40名と夏みかん収穫ツアーに行ってきました!当日は雲一つない快晴。海が見える絶景の夏みかん農園にての収穫作業。学生やご家族連れ、年配のご夫婦など40名のボランティアに参加いただきました。

プログラム:

  • オリエンテーション
  • 夏みかん収穫作業
  • ランチ
    手作りカレー&サラダ
    夏みかんジャムクラッカー
  • 農園主のお話
  • おみやげ分収穫
  • 振り返り

オリエンテーションの後、10人ずつ4チームに分かれて早速作業開始。予想以上にハイペースで、どんどん夏みかんが収穫されていきました。

急傾斜がきつい中での肉体労働。天気に関わらず毎日作業される農家の方の大変さを実感。

ランチの後に、農園主の方のお話を聞きました。ご高齢のため、今期からこの農園をオレンジプロジェクトがお世話することに。参加者は、メモを取り熱心に聞いていました。

最後はみんなで記念写真!こうして夏みかんジュースの夏みかんが採れました。皆さま、ありがとうございました!


アースデイ東京2009 「放置農園応援!夏みかんジュース」販売
みんなで採ってきた夏みかんをジュースにして、4月18、19日に代々木公園にて、「放置農園応援!夏みかんジュース」として限定販売します!夏みかん約1.5〜2個分を1杯に使った贅沢フレッシュジュースです。ぜひご賞味ください!

※写真はイメージです。

アースデイ・オレンジプロジェクト開催概要

1.アースデイ東京夏みかん収穫ツアー
 日時:4月11日(土)
 場所:小田原市江之浦 参加者:ボランティア40名
2.放置農園応援!夏みかんジュース販売
 日時:アースデイ東京2009 4月18日(土)、19日(日)
 場所:代々木公園(東京都渋谷区) アースデイキッチン向かい

主催:アースデイ東京2009実行委員会
企画:NPO法人ビーグッドカフェ
協力:株式会社西友

オレンジデイ@国連大学レポート

オレンジデイ@国連大学 開催概要はこちら


オレンジデイ@国連大学

1/23(金)、1/24(土)

オレンジデイ@国連大学、無事おわりました!

初日はあいにくの曇り空でしたが、2日目は快晴!

マーケットでは、オーガニックの野菜を始め、オーガニックコットンやフェアトレード雑貨などを販売。スーツ姿のサラリーマンから買い物帰りのカップルまで、たくさんの方々がマーケットを訪れてくれました。


BeGood Cafeブースでは、今回の主役である無農薬みかんを販売。

試食が好評で、「普通のみかんより味が濃くておいしい」との声をたくさんいただきました!

ステージでは、民族音楽などのライブや有機農家さんのトークなど。

急遽、国連大学副学長もゲスト出演してくださいました。


最終日には、みかん早食い選手権も!

優勝者は、1分間に7個を完食した山本さん(左)と花さん(右)。

お二人には、ダンボール1箱の無農薬みかんがプレゼントされました!

最後に。

野菜や雑貨、こだわりの品々を出店してくれ、またテント張りや片付けまでお手伝いいただいた出店者の皆様、

テントの貸し出しや広報、会場制作などでご協力いただいた協力団体の皆様、

休日にも関わらず早朝からお手伝いいただいたボランティアスタッフの方々、

ステージを盛り上げてくれたアーティスト、トークゲスト、MCの皆様、

会場関係で諸々ご協力いただいた国連大学関係者の皆様、

ありがとうございました!!!

これだけたくさんの方々のサポートを受け、

第一回「オーガニックを広めるためのマーケットイベント」、無事終了しました。

会場を訪れてくれた皆様に、オーガニックに元々ご興味があった方にも無かった方にも、何か少しでもメッセージが伝わっていればいいなと思います。

買って帰ったオーガニック野菜のおいしさにちょっと驚くとか、もらってきたフリーペーパーをゆっくり読んでみるとか。

今回会場に来てくれた方々は、東京の中のごく一部、

日本・世界で考えれば本当にごくごく一部の人達ですが、

十分「ハチドリの一滴」は落とせたんじゃないか、落とせているといいなと思います。

青山の真ん中でファーマーズマーケットが開かれる時代になりました。

有機農業・自然農業が見直される時代になりました。

今後も、いろんな人のサポートを得て、一滴ずつ変革のしずくを落としていきたいと思います。引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします!


わんこも遊びに来てくれたよ。

オレンジデイ@国連大学

日時: 2009年1月23日(金)〜24日(土) 両日共11:00〜16:00

会場: 国連大学本部前庭 (東京都渋谷区神宮前5-53-70)

主催: BeGood Cafe

特別協力: 国連大学

協力: 全国有機農業推進協議会、IFOAMジャパン、小田原市、東京朝市アースデイマーケット、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、株式会社アライテント、エコプロダクツ2009、他

Organic Market “ORANGE DAY” (english information)

Farmers’ Organic Market “ORANGE DAY” @ Aoyama

January 23 (Fri) – 24 (Sat), 2009 11:00 -16:00 at United Nations University (UNU) Forecourt

Today we are faced with a multitude of problems related to foodstuffs.

There are safety issues with chemical fertilizers, herbicides, pesticides and genetically modified products finding their way into our diet. There are also concerns regarding the environmental impact of importing food from abroad and virtual-water, and so on.
That said, the diffusion rate of organic foodstuffs in Japan is extremely low, presently accounting for a mere 1% of fresh fruit and vegetables. The United Nations University (UNU) in Aoyama can be the departure point for the first step in this journey. We ask your cooperation in making this dream a reality.

Date January 23 (Fri) – 24 (Sat), 2009 11:00 -16:00
Place United Nations University (UNU) Forecourt (5-53-70 Jingumae Shibuya-ku, Tokyo)
Omotesando station of Metro, B2 Exit MAP
Organize BeGood Cafe
Special Support United Nations University (UNU)
Support Zen-yu-kyo、IFOAM Japan、Odawara City, Earth Day Market, Peace Winds Japan, ARAI TENT.co, ECO-PRODUCT2009,etc.

Market: Organic oranges, orange products, vegetables, organic cotton products, etc
Info: Information of food safety, organic certification standards and problems & solutions for Japanese agricultural sector
Cafe: Organic food and beverage service by PEACE DELI
Workshops: Mini-workshops for intro of organic lifestyle
Stage: 23rd Jan (Fri)
11:00-11:30 Music Live Tenku
11:45-12:15 Talk Show Mr.Toshihisa Ishiwata [Organic Farmer]   
12:30-13:00 Music Live Comugi
13:15-13:45 Music Live Tenku
14:00-14:30 Talk Show Mr. Tsuyoshi Maeda [Made In Earth President]
14:45-15:15 Music Live Comugi

24th Jan (Sat)
11:00-11:30 Music Live Jibukon
11:45-12:15 Talk Show Mr. Masanori Sato [NPO Polan Tokyo Vice President]
12:30-13:00 Music Live Tenku
13:00-13:15 Talk Show Professor Kazuhiko Takeuchi [Vice Rector of UNU]
13:15-13:45 Music Live Jibukon
14:00-14:30 Talk Show Mr. Shinji Yotsui [Soil Design President]
14:45-15:15 Music Live Tenku




4 / 512345