BeGood Cafe in Expo vol3. PARMACULTURE WEEK!!
      〜素敵ないいこと始めよう Slow and Smile life〜

全国から多彩なパーマカルチャリストが万博に大集合。 充実した一週間となりました!
パーマカルチャーウィーク記録映像を見るにはココ をクリック。(注:音アリ)

ゲスト

ゲスト

酒匂徹さん(自然農園ウレシパモシリ)
設楽清和さん(パーマカルチャー・センター・ジャパン事務局長)
中村太一さん(フォトグラファー、文化人類学者)
鋼利治さん(インテリア・デザイナー、パーマカルチャー・デザイナー)
森谷博さん(映像作家、パーマカルチャーデザイナー)
山田貴宏さん(パーマカルチャー・センター・ジャパン講師、一級建築士)
四井真治さん(パーマカルチャー・センター・ジャパン講師、そいるデザイン)
(五十音順)

私たちのオーガニック・ガーデンはパーマカルチャーの考え方にもとづいてデザインされています。そのガーデンを前に、日本各地でパーマカルチャーを実践している方、普及に努めている方々に、パーマカルチャーって何だろう?という入門編から、実践する日々の暮らしから見えてくること、これからのパーマカルチャーの可能性などを熱く語っていただきました。
パーマカルチャーに関心のある方はもちろん、たまたまカフェにごはんを食べに来て初めて知ったという方にもたくさんの反応をいただき、誰もが幸せに暮らせる持続可能な世界へ向けてパーマカルチャーが示すひとつの道しるべをお伝えできたように思います。

ワークショップも開催!

『宝の山の自然たんけん』 ゲスト 小笠原あやさん(インタープリター)
『パーマカルチャー・ガーデンのメッセージを感じてみよう!』 ゲスト:加藤大吾さん(Earth Conscious 代表)
『風車を作って風の地下rを感じてみよう!』 ゲスト:松沢秀俊さん(オーガニック・ガーデンの自然エネルギー・デザイン)

【LIVE】 ICHIさん

ひとりでいくつもの楽器と自らの声を操る姿に感動!とっても気持ちよくかわいらしい音でした。

パーマカルチャー・サイト写真展

世界のパーマカルチャーの実践の場を写真で紹介。パーマカルチャーは100人いれば100通り。個性豊かなデザインをご覧いただきました。

光風林さん(全国各地 自然住宅の設計・施工グループ)
酒匂徹さん(岩手県 東和町)
シャロム・ヒュッテ(長野県 安曇野)
中村太一さん(レインボー・バレー・ファーム ニュージーランド)
NPO法人 パーマカルチャー・センター・ジャパン (神奈川県 藤野町)
NPO法人 パーマカルチャー・ネットワーク九州
森と風のがっこう(岩手県 葛巻町)
四井真治さん(長野県 高遠町)

トーク

8月29日(月)  『パーマカルチャー入門』 ゲスト:山田貴宏さん

一級建築士でもある山田さんは、建物のみではなく、暮らし方そのものから持続可能なスタイルをデザインできないものだろうかと模索していたころにパーマカルチャーと出会ったそうです。
「現代の多くのシステムは様々な要素間の関係性が分断されたシステムであり、それは産業の都合と論理によって成り立っています。そこから生まれるシステムは『直線的』であり『循環的』ではない。それが様々な環境の汚染を生んでいるのです。」都市に住んでいると、自分の暮らしを自分の手でつくっていくという感覚を持つことはなかなかできず、どこかで必ず産業の力を借りなければ生活できないもどかしさと味気なさを感じます。もっと暮らしを自分の手の中に取り戻し、人と自然、人と人の関係性が生み出す豊かなつながりのなかで暮らしていくにはどうしたらいいのでしょう。
「パーマカルチャーが目指すのは、“食べられる森”をつくること。森は必要とするものを自らのなかでまかなっていて、不要となるごみは何ひとつありません。それは森を構成する要素が多様であり、お互いに与え合う、つながっている豊かな関係性が多く存在するからです。私たち人間も生態系に見習って、暮らしを“つながっていくシステム”にデザインし直すことが必要なのではないでしょうか。」
今は傷だらけになってしまった地球が、すべて森になったら・・・。どんなに美しいでしょう!ほんの小さなことでも、できることからまず始めること。その小さな一歩がきっと森をつくっていくのです。

8月30日(火) 『パーマカルチャーライフのすすめ』 ゲスト:鋼利治さん

「パーマカルチャーを一言で表現するなら、100年、200年のちまで続けていける暮らし方」。今、私たちは地下資源に頼りきった暮らしをしていますが、いつまでもこの暮らし方を続けていけるとは思えません。「限りあるものに頼らない暮らし。子どもや孫の代、自分の子孫が困らない暮らし方へ、まずは自分が変えていくことだと思うのです。」そう話す鋼さんは埼玉県で自給自足に近い暮らしをされています。自分で設計し自分で建てた家は、100年は住める耐久性があること。そして壊したときに処分や分別に困るような複合材などの素材は使わずに地元の木を100%使い、土壁を多用し、化学物質や石油化学製品をほとんど使っていません。日本家屋のもつきりっとした美しさのある家と、これも鋼さん自作の倒木や端材を利用したテーブルなどの写った写真からは、機能性や住みやすさ・使いやすさ、そしてそこに美しさや心地よさも自然と織り込まれている鋼さんのセンスを感じました。借りている畑では、農薬や肥料は使わず、耕さず、刈った草などはそのまま畑に積んで畝にしたり雑草をおさえるマルチにします。何も持ち込まず、持ち出さない。まさにそこだけで循環している畑。「続けられる暮らし方とはどんなものだろうかを考え、ひとつずつ実践していくこと。続けていくには、大変なことはだめで、なるべく楽になるように、そのために手を入れていくというスタンスです。」その言葉通り、自分にできることをひとつずつ着実に、でも楽しみながら100年、200年続けていける暮らしをつくっている鋼さんからは、静かな力強さを感じました。

8月31日(水) 『パーマカルチャー入門』 ゲスト:設楽清和さん

神奈川県藤野町にあるパーマカルチャー・センター・ジャパンの事務局長である設楽さんは、自らも自給自足の暮らしをしながら、年間を通してのデザインコースの開催や世界のパーマカルチャー・サイトやエコヴィレッジの視察などを多くされています。 「パーマカルチャーとは永続可能な農業・文化と訳されますが、1000年持続可能なものは何かと考えたときに、考えられるのは『いのち』かもしれない。いのちが続いていくためには、森が続いていくことが大切。人間がどんどん破壊しているけれども、本来大地は森になろうとしている。森は自分で循環をつくりだしながら、地球という大きな生命体を作ろうとしています。」これまで私たち人間は地球から与えてもらうばかりでした。でもこれからもいのちを繋いでいくためには、私たち自身が森を、地球をつくっていくという意識が求められているのですね。生態系がそうであるように、人間も暮らしの中に多くの循環を生みだし、自分の暮らしに責任をもって自分でつくっていくこと。外へ暮らしの多くを依頼しすぎているハイコストな現代の暮らしから、まずは一人ひとりが自立したうえで、そこから人と人が集まり繋がりあう暮らしへと変わることが、持続可能な世界への一歩なのではないかと思いました。

8月31日(水) 『エコヴィレッジ最新情報』 ゲスト:設楽清和さん

1年間にわたりアメリカのエコヴィレッジを見てきた設楽さんから、その最新情報を多くの写真とともにお話しいただきました。 アメリカ=大量消費社会というイメージが強いですが、だからこそそれを変えようという動きが活発になってきているようです。エコヴィレッジもその動きのひとつでもあります。カナダ国境近くの町「イサカ」のお話はとても興味深いものでした。イサカでは町をあげて持続可能な社会を目指そうと、市民が中心となって取り組んでいて、敷地の2割が居住区、8割は自然とコミュニティ・スペースになっており、すべての家が南向き、イサカ・アワーというLETSシステム(地域通貨)が広く使われていて1000店舗が加盟しています。そして、なんとマクドナルドとケンタッキーが1店舗もない!自分たちの暮らしの場をどういうものにしたいのか、住民たちがいかに考えているのかがうかがえます。 「エコヴィレッジやコミュニティづくりは、新しい社会をつくっていくための試みの場だと思います。住民が自分の暮らしをつくると同時に、個人を超えてコミュニティの、地域の、地球の新たなあり方を模索しているプロセスなのです。そしてコミュニティを継続していくために重要なことは、コンセンサスをいかにとるか。そこには人と人との信頼関係が欠かせません。そうした信頼関係ができているコミュニティこそ、人間が安心して生きられる場所であり、人間の本質を成就する場所なのだと思います。」 21世紀は、人間が滅びるか、幸せになれるか、そのどちらかの時代であると設楽さんはおっしゃいました。そのどちらになるか。エコヴィレッジやコミュニティのもつ可能性の大きさを強く感じるとともに、やはり重要になってくるのは人と人のつながりなのだと思いました。

9月1日(木) 『パーマカルチャー入門』 ゲスト:森谷博さん

最近、アマゾンから帰ったばかりの森谷さん。アマゾンのお話も飛び出しました。森林伐採の様子をスライドを交えて聞きながら、問題の大きさを感じました。そして、そんな風にはだかんぼにされた土地に新たに植えられ、日本にやってくる大豆たち。 そんな風に世界のどこかの誰かの暮らしを犠牲にしながら成り立つ私たちの暮らしの危うさ。今の私は自給率0パーセント・・・輸入が止まったら一体どうなってしまうのか。そこでポイントとなるのが森谷さんのおっしゃる「自給自立」を目指すこと。「私たち一人一人が、まずは自分の足で立ち、そしてお互いに支えあうことが重要なんだ」と。そのためのパーマカルチャーという方法。農法ではなく、持続可能な豊かで楽しい自立型ライフスタイル。 そして、そんなパーマカルチャーの目指すものは・・・−「地球を森で埋め尽くすこと」。「森は「極相」と言われる、生態系の移り変わりが安定した状態。そこでは、一つ一つの構成要素が有機的につながりあいながら、森という一つの生き物として生きています。人間もその一つの要素となった姿がゴールなのです。」 そのために、私たち日本人ができることとは?「まずは、食べものを自給して自立すること。そして日本に昔からある素晴らしい百姓文化を復権させること。百姓とは100のことができる人という意味。自分の暮らしに関わるあらゆることが自分の手でできるような人−百姓になろう!」ということでした。

9月1日(木) 『パーマカルチャーでつくる未来』 ゲスト:設楽清和さん

パーマカルチャーのもつ可能性とは一体どんなものなんでしょう?設楽さんに語っていただきました。 まずはお客さんへの問いかけから始まります。「みなさんはどんな未来を望みますか?」自分自身も考えてみます・・・。「実は現代ほど未来に希望が持てない時代はない、でもパーマカルチャーの先には少しだけ希望がありそうです」、と設楽さんは続けます。そして、去年1年間滞在し、見て感じてきたアメリカの現状へ。多くの問題が顕在化するアメリカ。自然とつながることで人間性や人のつながりを取り戻そうと取り組むコミュニティガーデンを作る動き。それから、エコビレッジーコミュニティそのもののお話へ。 「人間がこの地球の中で生きていき、責任をとっているやり方、その一つがパーマカルチャーであり、パーマカルチャーは文明への反対ではなく、新たな創造だ」と、設楽さんはおっしゃてました。お話していただいた一つ一つの取り組みが、パーマカルチャーの考え方そのものなんだと、パーマカルチャーの目指すものの奥深さを垣間見た気がします。 そして、コミュニティのお話を聞きながら、希望のある未来のためには、最後は人のつながりだと強く感じました。 

9月1日(木) 『レインボーバレー・ファーム レポート@』 ゲスト:中村太一さん

写真家でもあり文化人類学者でもある中村さん。その研究の対象がパーマカルチャリストで、レインボーバレー・ファームに出会ったということでした。 沢山の美しい写真(さすが!)とともに、レインボーバレー・ファームの紹介。今や世界中から多くの人が訪れる有名なパーマカルチャーサイトですが、そこにたどり着くまでにはさまざまな失敗もあった様子が伺えます。失敗してまたトライして・・・。失敗をばねに良い方向へつなげて行く、そんな考えに基づいてできあがった3件目の家。屋根にも緑が豊かで、見た目にも美しい、とても素敵なお家です。全てが手作りで素敵で、訪れてみたい気持ちになりました。

9月2日(金) 『パーマカルチャー入門』 ゲスト:森谷博さん

9月2日(金) 『パーマカルチャー的暮らし方』 ゲスト:四井真治さん

9月2日(金) 『レインボーバレー・ファーム レポートA』 ゲスト:中村太一さん

9月2日(金) 『Slow & Smile Lifeのすすめ』 ゲスト:谷崎テトラさん

9月3日(土) 『パーマカルチャー入門』 ゲスト:森谷博さん

今回のパーマカルチャーウィークでのお話も3日目となる森谷さん。連日の人の多さに驚きの様子です。ゲートにずらーっと行列をなす人々を見ながら、そのエネルギーを他のことに使えば、世の中あっというまにいい方向に変わるんじゃないかと思ったとのこと。確かに、ベクトルの向きをちょっと変えるだけで何かできそうな気がします。 さて、3回目のパーマカルチャー入門。前回、前々回と同様にアマゾンの話から始まります。今回のキーワードとなったのは、全体性や多様性だと感じました。「パーマカルチャーは農法ではなく、デザイン体系。農的な暮らしを基本に永続的、有機的な豊かで楽しい自立型ライフスタイルを作っていきます。そのためには、一つ一つの分野を全て統括して全体としてみる必要があります。そしてその中に多様性を生み出すことで、そこだけで循環できる安定した豊かな暮らしが出来上がっていきます。そして一人一人が、そんな暮らしを作り、それが地域に広がり、やがて世界に広がっていくことで世界が変わっていく・・・」、そんな希望の溢れるお話でした。 「まずは自分が一歩踏み出すこと、一人では一歩でも、100人集まれば100歩になるから・・・」そんな言葉が印象的でした。

9月3日(土) 『デザイナーが語るPCガーデン@』 ゲスト:四井真治さん

私たちのオーガニック・ガーデンのデザイナーである、四井さんの登場です。「最初にシキタさんからここのお話を依頼されたときに、あまりの土の状態の悪さに断ろうかと思いました」と、四井さん。オーガニック・ガーデンは去年の9月から月に1回、ワークショップでここのスタッフを含め毎回20名程度の人で作ってきました。そんなガーデンの作られてきた様子や、仕組みをスライドを交えながら紹介していきます。 「お客さんに美しいなぁと感じてもらえるようなデザインをしました」と、この場をデザインするにあたってのコンセプトも。その狙い通り、オーガニック・ガーデンは色んな仕組みを備えながらもお客さんに評判の美しい和みの場となりました。このガーデンのおすすめポイントは?という問いに「タイヤガーデン」と「みみずコンポスト」を挙げてくれました。 お客さんからの「ベランダしかないし・・・」という質問に、自身の経験談も踏まえ「ベランダしかなくても、野菜くずを土に還していくだけで、小さな循環を作り出せるし、そんな小さな循環で、本当の豊かさを感じることができますよ。」と、素敵なアドバイスも頂きました。

9月3日(土) 『パーマカルチャー的農園の実践』 ゲスト:酒匂徹さん

「ウレシパモシリ自然農園」主催の酒匂さん。今回はわざわざ岩手から来ていただきました。「ウレシパモシリ」とはアイヌ語で「自然界そのもの」という意味です。」というところからお話が始まりました。そんな自然農園は今年で11年目になるそうです。

9月4日(日) 『宝の山の自然たんけん』 ゲスト:小笠原あやさん

オーガニック・ガーデンでのワークショップ。 あやレンジャーこと、小笠原あやさんから渡される指令カードに書かれたものオーガニック・ガーデンから探し出し、さらにそこに書かれた指令を遂行するというワークショップでした。 参加者は家族の方が多く、みんな楽しそうな様子が印象的でした。

9月4日(日) 『パーマカルチャー入門』 ゲスト:森谷博さん

森谷さんによるパーマカルチャー入門の最終回。来ているお客さんは毎日別の方なので、毎回同じ入門編をという依頼をしていたのですが、それでもいつも違った切り口からお話をしてくださって、毎回なるほどの詰まった入門編でした。 「アマゾンの先住民族は「幸せ」という言葉をもたない。いつもみんなが満ちたりた状態だからわざわざ言葉は必要ない。一人だけが幸せという状態はありえない。」というお話から始まりました。そんなアマゾンの人々と触れ合う中で、森谷さんは、「自分の暮らしは自分の手で作ってみたい」と思うようになったそうです。 そしてパーマカルチャーのお話へ。「パーマカルチャーは農的暮らしを基本としたより永続的なより有機的なより豊かで楽しい自給自立に向けたライフスタイル」と、パーマカルチャーを定義。それから、行動、態度へとお話は続きました。 今回印象に残ったのは、「狭い環境に特化してしまうと生きられなくなる時がくる」というお話。生き物も人間も、専門的になりすぎると絶滅してしまうということ。そうならないための、百姓文化の復権!PERMACULTUREからHYAKUSYOCULTUREへ!ということでした。

9月4日(日) 『日本におけるパーマカルチャーと展望』 ゲスト:酒匂徹さん

9月4日(日) 『デザイナーが語るPCガーデンA』 ゲスト:四井 真治さん

前回同様、オーガニック・ガーデンのお話です。 ナチュラルフード・カフェとオーガニック・ガーデンは、2つで1つ。色んな仕組みでつながっています。その一つがバイオジオフィルター。四井さんによると「200ppmもある汚水の汚れがBGFを流れて下の2つ目の池にたどり着くと、8ppmにまで落ちている。8ppmはメダカが棲めるくらいにキレイな水」ということ。この仕組みは家庭でも応用可能で、「この長さの3分の1あれば十分。ただ合成洗剤や漂白剤は使わないで下さい。」とのことでした。 更に、スパイラルハーブガーデンや、タイヤガーデン・・・とガーデンの仕組みへとお話は続いていきました。

9月4日(日) 『PCガーデンのメッセージを感じてみよう!』 ゲスト:加藤大吾さん

アンケート報告

トークを聞いた方、ガーデンツアーやワークショップに参加した方、写真展をご覧になった方にアンケートをとりました。
アンケート枚数96枚のうち、パーマカルチャーを知っていた方は33名。知らなかった方は63名。パーマカルチャーの考え方を知っていただく機会になったことを、とても嬉しく思います。ご協力ありがとうございました。

『宝の山の自然たんけん』 ゲスト 小笠原あやさん(インタープリター)
『パーマカルチャー・ガーデンのメッセージを感じてみよう!』 ゲスト:加藤大吾さん(Earth Conscious 代表)
『風車を作って風の地下rを感じてみよう!』 ゲスト:松沢秀俊さん(オーガニック・ガーデンの自然エネルギー・デザイン)

アンケートの声

〈パーマカルチャーのどういった部分に興味がありますか。〉

  • 捨てるものはなく、どんなものでも何らかの形になっている。食べものから体と土地(大地)がつながっていることを感じることができ、おもしろいことだと思います。(20代)

  • 人間本来の暮らしはここにあるんじゃないかと感じられました。そういう暮らしをしている人は心が豊かになっていけるのではないか。そのような人の心の変化に興味がわきます。(20代)

  • 今まで食事に関することにしか目がいっていなかったが、もっと広い目で世界を見なければいけないと感じた。(40代)

  • 小さなことから、だんだん大きくなってみんながやれるようになること。(10代)

  • いろんな技術を統合した農業であること。今、たくさんのいい物・情報がある時代に適した農法だと思う。

  • また新たな分野を知りました。これからの暮らしのなかで、とりいれたいものがありました。(30代)

  • 身近なことから始められる感じ。

  • 農業を切り口に、いろんなことがつながっていることがわかり、またそれがずっとつづいていけるようなシステムであるところがすごいと思う。

  • 途上国で植林や農業指導者を志す人にとって、もっと具体的な方法を教えていただけるとよいと思います。(40代)

  • 土地や自然を重層的に利用すると、自然に対する負荷が下がるだけでなく、豊かな価値が生まれるという点に興味をもちました。これがものの価値の側面一つだけを分析的に取り出す近代工業と逆の方向だということがわかりました。多様な価値があると多様な労働がでてくるので、日本の農村を人口的、職種の多さ的に再生できる方向ができると思います。

  • 自分(個人)単位から、楽しく夢いっぱいに始められること。
〈パーマカルチャーに関して知りたい情報・知識をお聞かせください。〉
  • 実践の場がないので近くでも塾をひらいてほしい。

  • 身近で簡単にできることを知りたい。(30代)

  • 狭い場所でのデザイン体系を知りたい。

  • 近所のパーマカルチャー実践者を知り、庭づくりや生活づくりを共有したい。

  • パーマカルチャーコースの情報。パーマカルチャー・コミュニティの国際レベルのネットワークはありますか?(30代)

〈オーガニック・ガーデンの感想をお聞かせください。〉
  • その場で循環している「つながり」を目で見てわかり、実感できる素敵なガーデンだと思う。万博の中でこの場所があることが素敵ですね。

  • とても居心地のよい空間で、ずっといたい気分にさせられた。(40代)

  • 広大な場所でなくても自然を生かすことができるということには関心させられた!!(30代)

  • 万博会場のなかで唯一ほっとできる場所です。

  • 種類が豊富で、知恵と生命力を感じました。パワーがある気がした。(20代)

  • こころなごむ。(30代)

  • 最高!!このガーデンで初めてパーマカルチャーというものに出会えて自分の視野が広がりました。(20代)