ダニエル・レイン「食をめぐる世界の風景」オンライン写真展
はじめに
どこの国であろうと、どの人種だろうと、人間は根本的に同じだ。皆、食べ物や水なしには生きられない。
今、世界は急激な変化の波にさらされている。人々の生活が変わり、農業が変わり、そして食糧を取り巻く状況が変わってきている。また、気候変動による影響は、こうした変化をさらに加速させている。このような状況の中、食べ物や水といった生活必需品の需要と重要性は、かつてないほど高まっている。
もし、私たちが力を合わせて、生活を共に変えることができたら、環境や地球全体に配慮した暮らしにシフトできたなら、私たちは、今世界中で起きている様々なグローバルな問題の解決へ、共に一歩を踏み出すことが出来るだろう。
今回の写真展のために、過去3年間に撮影した作品から、食をキイワードに世界各地の風景を選んだ。食べ物の回りにはいつも人々の暮らしがある。それぞれの生き様があり、その土地に根付いた文化がある。そして、人間は根本的に皆同じだと気づかせてくれる。
2008年11月 Daniel Lane
All photographs (c) Daniel Lane
ダニエル・レイン写真展「食をめぐる世界の風景」@ エコプロダクツ 2008
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