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光より速い素粒子発見

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朝日新聞 2011年9月24日朝刊より

「名古屋大や神戸大などが参加する国際共同研究グループOPERAは23日、素粒子の一つニュートリノが、光より速く飛ぶことを示す実験結果を発表した…。」
hikari

困ったことになって来た。
地球が中心だった天動説の世界から、16世紀にニコラウス・ コペルニクスが唱えた天動説に移行。また、100年も前にアインシュタイン氏が特殊相対性理論を唱え、世界が変わってしまった。
この「光より速い素粒子発見」の何が困るかというと、「因果律」が崩壊する。
「原因」があって「結果」が生じる…、これが真理のようだが、これが崩壊する。「原因」の前に、「結果」が存在してしまうのだ。
私は、常々「光の二重性」にさえ疑問を呈して来た。光が、あるときに「波」であり、あるときに「粒子」であるなどというのは詭弁である。どう考えてもおかしい。そろそろ実証科学の呪縛から抜け出し、科学が宇宙的真理の解明に向かった方がいいと思う。