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映画『おいしいコーヒーの真実』

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正月ヒマなので、DVDを観まくっていました。で、一番うなってしまったのが、この映画。配給はご存知、この手のものを推しているUPLINK。偉い。
コーヒーが1杯330円だとすると、農家が手にするコーヒー豆の値段がなんと3〜9円。1%でしかない。
映画では、エチオピアの貧しいコーヒー農家や、大手焙煎メーカーに直接販売して農家の手取りを増やそうと四苦八苦する男を映し出す。
世界のコーヒー豆は、超大手のネッスル/クラフト/P&Gなど4社が買い占めているそうだ。また、スターバックス社も、生産地に直接買い付けをしているが、安く買い叩くばかりで現地の貧困問題はひどくなるばかりだ。
なぜこうも買い叩くのか。株主が利益の最大化を迫るからか。(スターバックス社は、質問状にも答えようとしない)
悲しいし、憤りさえ感じる。ぜひ、ご覧ください。

『おいしいコーヒーの真実』
監督:マーク・フランシス、ニック・フランシス(2005年作品)
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/