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デスクが乱雑だ

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MITの自分のオフィスにいるアラン・グース
BeGood Cafeのにある私のデスクは、ゴチャゴチャとしていて、見つけたい書類がすぐに見つかったためしがない。
他のスタッフがあきれるほど汚い。
ところで、先月のブログに載せた『くじら座ミラの謎』にも書いた加速膨張する宇宙のエネルギーについて調べたくて、いま『多世界宇宙の探検』(アレックス・ビレンケン著/日経BP社)を読んでいる。
で、話が「インフレーション理論(※)」にさしかかったところで、米国の宇宙物理学者アラン・グース氏が登場。
この方、相当デスクが汚いそうだ。
写真解説 [ MITの自分のオフィスにいるアラン・グース。グースは、ボストン・グローブ紙が主催する「もっとも乱雑なオフィス・コンテスト」の1995年の名誉ある受賞者である。] となっている。
この「もっとも乱雑なオフィス・コンテスト」が相当気になる。
最近の受賞者は誰なんだろう? 知っている方は是非おしえてほしい。そして、いつか私も受賞したい!(かなり困難)


宇宙のインフレーションとは1981年にアラン・グースや佐藤勝彦によって提唱された、ビッグバン理論を補完する初期宇宙の進化モデルである。
インフレーション理論では、宇宙は誕生直後の10-36秒後から10-34秒後までの間に、エネルギーの高い真空(偽の真空)から低い真空(真の真空)に相転移し、この過程で負の圧力を持つ偽の真空のエネルギー密度によって引き起こされた指数関数的な膨張(インフレーション)の時期を経たとする。
この膨張の時間発展は正の宇宙定数を持つド・ジッター宇宙と同様のものである。この急激な膨張の直接の結果として、現在我々から観測可能な宇宙全体は因果関係で結び付いた小さな領域から始まったこととなる。この微小な領域の中に存在した量子ゆらぎが宇宙サイズにまで引き伸ばされ、現在の宇宙に存在する構造が成長する種となった。(Wikipediaより)