BeGood Cafe-Archive » 遺伝子組み換えサケ承認か

遺伝子組み換えサケ承認か

Pocket

朝日新聞2010年10月22日付け朝刊より

サーモン101021

「米で手続き最終局面 作物以外で初」だそうである。
「遺伝子組み換え動物が、米国の家庭の食卓に上がるかもしれない。食品医薬品局(FDA)による組み換えサケの承認手続きが最終局面に来 ているからだが、大豆やトウモロコシなどの遺伝子組み換え品が広く流通する米国でも作物以外の食べ物の例はなく、消費者団体や環境団体か らは懸念の声も上がっている…。」
さてさてポイントは、この遺伝子組み換えにより、成長速度は2倍になり、出荷サイズまで成長する期間が半分になる。つまり、短期間のコス トで倍の儲けが見込めることになる。
私は、企業の開発努力や利益追求を否定するつもりは全くないが、年がら年中成長ホルモンを分泌し続ける新種サケの在来種への影響や、人間 への影響が心配だ。消費者の懸念をとことん払拭していただきたい。