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THE YES MENの謎

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前回、偽ニューヨーク・タイムス紙を120万部配った「THE YES MEN」って何なんだろうと不思議だったが、ちゃんとWEBにあった。
彼らは「ソーシャルハッキンググループ」だったのだ!!! 凄い、この人達。
ジョージ・W・ブッシュ大統領が出馬する時に偽サイトを作ったり、グローバル化の元凶とも言われるWTOの偽サイトを作っている。そして、なんとWTOに出席してプレゼンまでやっている…。

http://www.phonethica.net/takumi-endo/the-yes-men/
より転載


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Andy BichlbaumとMike Bonannoという二人の米国人によって設立されたこの「The Yes Men <http://www.theyesmen.org/ >」というソーシャルハッキンググループは1999 年,当時米国大統領候補であったGeorge. W. Bushのオフィシャルサイト,www.georgewbush.com、<http ://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20075434,00.htm?ref=rss>(当時)と瓜2つのフェイクサイト,<gwbush.com><rtmark.com/legacy/bush/>を立ち上げる.ー途中省略ー こうしたプランキッシュな活動がニューヨークタイムズをはじめとする大手マスメディアに取り上げられたことで手法の有効性を確信した彼らは2001年,今度はWTOのフェイクサイト,www.gatt.org < http://www.gatt.org/ >を立ち上げる(現在も存続中).一見本家WTO のサイト<http://www.wto.org/>とそっくりなこのサイトでThe Yes Menは,WTOが推進する先進国誘導型のグローバライゼーションの拡大に対し,www.gwbush.comの時と同じく”Identity Theft/Identity Correction”という手法でシニカルな批評を行うのだが,やがて,このサイトを本物のWTOのものと勘違いした世界中のオーガニゼーションから国際会議への出席依頼が舞い込むようになる.彼らはその申し出を喜んで引き受けることとし,WTOの代表として各国のカンファレンスに出席し,プレゼンテーションを行う.

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う〜ん、アメリカ人は凄い。で、こんな活動をさせてしまうほど寄付の集められるアメリカはやはり凄い。