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触れる地球塾デモンストレーション3

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③まり子さん 「触れる地球  光合成と森林、温暖化のお話」

 

「日影線」と「雲1時間毎」を表示し、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」です。まるで宇宙から地球を見るように、リアルタイムで地球の様子を見ることが出来ます。

地球は美しい青と緑に輝いており、40億年前に地球は生まれ、生命はだいたい36億年前に生まれたと言われている。原始の地球の大気には、二酸化炭素と窒素と水蒸気だけで、酸素は殆どなかったが、水中の藻類などが光合成をはじめ、今も太陽の光は地球の植物に光合成が起こり、海にも森林にも太陽エネルギーが蓄えられており、植物プランクトン、海の中の藻が光合成し、二酸化炭素を吸い込んで、酸素を吐き出している。それでは、ここから私たち人間が地球環境をどのように変えつつあるか見てみましょう。

190年前から人類は石油や石炭を掘り出して燃やし始め、地中に埋められた炭素が燃やされて酸素とくっついて、CO2、大量の二酸化炭素が生まれた。環境問題といえば、温暖化。 CO2が大気中に貯まり、地球の温室効果を高めている。21世紀にどこまで地球温暖化が進行するのか?「地球温暖化シュミレーション」が表示された。

「虫眼鏡ポインター」でヒマラヤの氷河がたったの20年でこんなに減ってしまった。ヒマラヤ・チベットの氷河はアジアの人々を養う水銀行で、黄河、揚子江、メコン河、ガンジス河などアジアの源流がここにあり、その氷河がなくなると川や地下水が枯渇して、中国やインドの25億の人々は世界から食料を輸入しなければならず、世界は食料危機になってしまいます。

世界の農地の7割が畜産用の土地であり、それでも、今、尚且つ、10億万人、年間2千人が栄養不足のために死亡している。

次に「インドネシア」の熱帯雨林では、象、虎、オラウータンなどが絶滅危機となっている問題。

プランテーションで作られるパームオイルは世界で一番生育されている植物油です。私たちの生活に毎日欠かせない、石鹸やシャンプー、化粧品、マーガリン、クッキー、チョコレート、カップ麺などで使用されています。

みなさんは、こんなマークを見たことがありますか? (FSC、RSPO,レインフォレストアライアンス、フェアトレードマークなど、これからは森林を守っていき、同じ地球に住む運命共同体として、世界の人々や生き物たちと助け合っていけたらいいですね。

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