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触れる地球塾デモンストレーション6

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⑥哲也さん 「エネルギー消費問題について」

 

「緯線・経線」・「国境線」を表示し、私たちになじみ深い「地球儀」とこの「触れる地球」の違いを見ていきましょう。

この「触れる地球」は1,000万分の1の大きさで、地球を宇宙からの目線で見ることになります。

夜に輝く月はここから38m先に浮かぶバスケットボール大の大きさになり、太陽は15㎞先にある直径140mの巨大な球体となります。15㎞先からこの地球に光が届いていることになります。

次に「降水量」・「日影線」を表示して、雲の流れが映し出され、埼玉県の天候が紹介されました。
このように現在の地球をインターネットで1時間おきにダウンロードして表すことができます。

「日影線」を表示して、次に電気について、考えていきたいと思います。
アメリカにあるこの白い点々は何だと思いますか?夜に見えるこの点々は明かりを示しています。

「国境線」を表示して、白い点々は北半球に多くあることがわかりますか?アメリカと中国の消費量が世界の電力消費量の40%を占めております。私達の住んでる日本人の生活も他の地域に比べて多くの電力に支えられているということが改めて理解できます。

次に消費について、考えましょう。
「CO2」・「国境線」を表示して、今、表示されている電気は、電気を作るために多くの燃料が燃やされています。
みなさんは、この地球を包んでいるのは、何だかわかりますか?これは、CO2です。
みなさんが、台所でガスを燃やしたり、自動車でガソリンを使うと二酸化炭素が出ます。
電気消費量もそうでしたが、二酸化炭素の排出量もアメリカと中国の2ヵ国で世界の総排出量を40%を占めます。
日本は4%を占めています。
みなさんが普段見ているテレビも二酸化炭素を出します。めまぐるしい日常の中で1日に数分、テレビを消して、宇宙から見る地球の姿をイメージできれば、地球にも人にもやさしい生活がそこにはあるのではないでしょうか?

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