『キング・コーン』観ました？
あまりヒマ慣れしてないので、なんだか体の調子までおかしくなりかけている元旦に、DVDを借りて来ました。
これが面白かったです。もうご存知の方も多いと思いますが、トウモロコシについての怖いお話。
以下、WEBより（http://www.espace-sarou.co.jp/kingcorn/top.html）あなたは毎日、何を食べていますか？ これは、あなたの体を作っている食べ物のお話。イアンとカートは、大学に在籍していた親友同士。これから社会人になるにあたり、「自分たちが普段何気なく口に運んでいる食べ物についてもっと知っておきたい」と、無謀にも農業を始める。早速、アメリカ最大の生産地であるアイオワ州の農家に移り住み、1エーカーの土地を借りて農作業に取り掛かる二人。近所の農夫に手伝ってもらい、遺伝子組み換えされた種子や強力な除草剤を使うことによって、農業初心者でありながら驚くほど簡単にトウモロコシを植え育てていく。こうして作られたコーンはどこへ出荷され、どのように消費されているのだろう？・・・。
私は以前からビールに「コーンスターチ」というのが入っていることは知っていました。でも、それが何だか分かりませんでした。勿論それはトウモロコシ。そして、炭酸飲料に入っているコーンシロップはトウモロコシに硫酸を混ぜて作っている。米国では、税制の優遇でとにかくたくさんのトウモロコシが生産される。その行き場としてコーンスターチやコーンシロップがあるのだ。そして、過度に炭酸飲料を飲むアメリカ人は巨体デブと化す。また、牛は草を食んでいたのが、近年トウモロコシ飼料に変わってしまい、胃に穴があいてしまう。それを防ぐために飼料に抗生物質が大量に混ぜられる…..。映画では語っていないが、米国生産のコーンはもはや殆どが遺伝子組み換えである。う～ん、困ったものだ。アメリカはムチャクチャな国だが、こういった映画が生まれる国でもあるのが救いだ。ぜひご覧ください。
