BeGood Cafe-Archive » 映画『誰が電気自動車を殺したか?』

映画『誰が電気自動車を殺したか?』

Pocket

映画『誰が電気自動車を殺したか?』映画『誰が電気自動車を殺したか?』

凄い映画でした。
すでに20世紀初頭の米国では、電気自動車は普及し始めていたそうです。それが、電気自動車の第1時代。
その後、ロサンジェルスであまりの公害の深刻化が発端となり、カリフォルニア州で1996年から電気自動車の導入政策が始まりました。当時超話題になったのが、GMの電気自動車「EV-1」。スピードも走行性能も申し分なし。月350〜550ドルでリース利用出来たそうです。自宅のガレージで充電出来る手軽さや経済性でファンは大勢いて、まさに電気自動車の第2時代の幕開けとなりつつありました。ところが、ある時期から電気自動車が街、市場から消えてしまった。GM社がこっそり回収を始めたのです。それを追い、EV-1を取り戻そうとする市民。
当時米国では、EV-1以外にもTOYOTAもRAV4電気自動車バージョンも販売していました。
なぜ、電気自動車はこつ然と消えたのか?

ぜひ、みなさんもこの映画をDVDレンタルで借りて見てください。誰の陰謀なのか、すぐに分かります。
ちなみに20世紀初頭、米国自動車メーカーは西海岸の鉄道網を買い上げ、廃止し、自動車の売上を伸ばしました。
また、ピーナツ油でも動くディーゼルエンジンを開発したルドルフ・ディーゼル博士も、船から転落死という謎の死を遂げています。


『誰が電気自動車を殺したか?』

監督:クリス・ペイン。ナレーター:マーティン・シーン。
2006年/米国アメリカ
ソニー・ピクチャーズ、92分。3,990円
参考 http://ch01617.kitaguni.tv/e594314.html

* ツタヤでレンタル中。