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氷の彗星、太陽の熱で溶けず、まさかの「脱出」のわけ

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2012年1月2日 asahi.comより

正月のニュースで一番面白かったのが、この「氷の彗星、太陽の熱で溶けず、ま
さかの脱出」だった。

なぜなら、科学の常識と合わないから。科学者みなが溶けると思っていた、とい
うより溶けるはずなのに溶けていない。ということは、太陽の表面が熱 くない
のでは??

『米航空宇宙局(NASA)は太陽のすぐ近くを通過した後、無事「脱出」に成
功した彗星(すいせい)の映像=NASA提供=を公開した。彗星は主 に氷で
できており、太陽に接近しすぎると数百万度もある太陽の高層大気(コロナ)の
影響で消滅するのが普通だが、特別に運がよかったらしい。

「ラブジョイ彗星」と呼ばれるこの彗星は、太陽のすぐ近くを通る軌道を持つ
「クロイツ群」と呼ばれる仲間の一つで、オーストラリアのアマチュア天 文
ファンが昨年12月2日に発見したばかり。実際、同16日、日本の太陽観測衛
星「ひので」などが太陽に最接近するところを観測した。

そのまま消滅すると思われていたが、約1時間後に奇跡的に太陽の反対側から出
てきたところを複数の衛星が観測した。NASAは「マジで度肝を抜か れた」
との専門家のコメントを紹介している。ラブジョイ彗星は今回、太陽表面まで約
14万キロ(地球と月の距離の3分の1程度)以内まで接近した と考えられて
いる…。』

船井幸雄氏(船井総合研究所最高顧問)が以前「太陽の表面は20℃」と語ってい
て、私は笑っていたが、なんだかそんな気もしてきた。そうでなけれ ば、「ま
さかの脱出」を説明できないのでは?

http://www.asahi.com/science/update/0102/TKY201201020143.html

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