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耕作放棄地を羊&グルメで解決!?

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JA全農が主催の「サフォークディナー」に行って来ました。

耕作放棄地に羊を放し、草を食べさせ、羊は食べようという『遊休農地再生型めん羊飼育実証プロジェクト』です。
面白いと思いません??
私達は、昨年から「地域活性化」のために、VISIONSプロジェクトを立ち上げ、都会から田舎へチャレンジする若者を応援しています。
田舎に新しいビジネスの仕組み、雇用を生む仕組みが出来れば、たちまち活性化するはず。そして、そこで働きたい方はたくさんいるのです。

この「サフォークディナー」のシェフは、昨年度のVISIONS豪傑、藤木徳彦さん。
長野県茅野市のフレンチレストラン、オーベルジュエスポワールのオーナーシェフで、ジビエ料理では日本でピカイチです。
http://www.auberge-espoir.com/

で、このサフォークとは、ウォーレスとグルーミットに出てくるような頭が黒い羊の名称です。
safork

■サフォークディナー
日時:2012年11月8日(木)18:30~21:00
会場:UN CAFE(青山)
主催:JA全農 畜産生産部

■プロジェクトの概要
JA全農/麻布大学/信州豊岡めん羊飼育協議会の共同事業
『遊休農地再生型めん羊飼育実証プロジェクト』
JA全農は、平成22年より麻布大学、信州豊岡めん羊飼育協議会と連携し、耕作放棄地の再生保全、獣害対策などを目的に、長野県須坂市にてめん羊飼育実証試験を実施しています。今回の試食会ではこの実証試験の取り組み状況をご紹介させていただき、全国への普及をはかるとともに、現地で生産された羊肉(サフォーク種)を用いてさまざまな料理を作り、多くの方々に試食していただくことで、食肉としての魅力をお伝えできればと考えています…とのこと。

まわりは、農協関係の方達が中心でしたが、長野県須坂市長や日本ジビエ振興協議会、信州豊丘めん羊飼育協議会の関係者らも。
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さて、お目当ての羊料理のはじまりはじまり!

ディナーメニュー
・サフォークリエットと自家製パン        
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・ホゲットのカルパッチョ 塩・柑橘オリーブオイル
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・サフォークのパスティーヤ シナモンの香り
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・サフォークのバロティーヌとメリメロサラダ

・サフォークと豆、野菜のスープ 
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・サフォークの背肉グリル シューブレゼ添え 
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・サフォークと信州産タマネギのカレー 
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・本日のデザート、食後のお飲物 
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ご挨拶の時間をいただき、シキタからVISIONSの説明をしました。みなさん、興味津々。
豆知識>>羊の呼び方(1歳未満=ラム、1歳以上=ホゲット、それ以上?=マトン)
     
私の感想、すごく美味しい。まったく臭みはない。これだけ羊ずくしのコースは滅多に食べられないので、感激。
やっぱり、地域活性化も「美味しい」とか「楽しい」とかでないと、ひとは集まりませんな。それにしても、この「羊プロジェクト」が全国に広がればいい。
全農さん、応援します!