肉牛の悲劇(2011年8月19日付 朝刊)
「福島 あえぐ牛農家」と題された記事が載っていた。これは、1ヶ月に及んだ長期の肉牛出荷停止について書かれた記事だ。放射能の影響で牛農家さんが大変らしい。 しかし、私が驚いたのは、肉牛が悲惨な育てられ方をされていると知ったことだ。
「肉の赤身にサシ(脂肪)を入れるために、出荷時期をにらみながら、えさに含まれるビタミンを減らし
つまり、牛は命ぎりぎりまで栄養バランスをわざとくずされ、出荷される時には発作で死んでしまう直前まで太らせているということだ。肉牛がそんな 異常で不健全な状態で出荷されているとは知らなかったし、可哀想だ。私達は、そんな肉を食べている…。牛農家さんには悪いが、これは恐ろしい 話だ。寒気がする。