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浦部農園訪問記 日本一豪快な有機農家かも-②

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米を売るからには、営業トークがばっちりでないといけない!!

車の中での会話から。
真弓さん「シキタさん、あんた魚沼産のコシヒカリって、いくらか知っとるか?」
シキタ「う~ん、1KG 800円くらいですね。」
真弓さん「そう、正解。でもね、うちの米は840円で売ってるんよ。それだけ、美味しいっていうことね。でもね、新潟とかは水が豊富なところだから、確かに美味しいんだよね。ここら(群馬県)は、水は貴重。だから、うちは低アミロース米を開発した。で、炊き方も工夫しないといけない。それで本当に美味しくなるのよ」。
真弓さん「でね、うちの研修生には、売り方を特訓するんよ。うちのお米をもっとも美味しく炊く練習をさせる。炊飯ジャー、土鍋、なべなどで美味しく炊くこつをみっちり教える。そうするとね、お客様に堂々とこうやって食べてくださいと言える訳。説得力が出るよ。そうすると売れるんだよね…。」

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浦部農園


よく、「一生懸命有機農業やっても売り先がない。」という話を聞く。だけれど、みんなは浦部さん達ほど、売る努力をしているのだろうか。
こういったら大変失礼なのは百も承知だが、あえて言わせていただく。作るだけでなく、売る努力も徹底的にしないといけないのだろう。
浦部さんのお話には、圧倒される。日本一豪快な有機農家と言えるだろう、ほんと。

浦部さんは、有機JAS認証を取っている有機農家さんだ。で、めずらしく米も苗から作っている。

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持っているのは、大麦