素敵ないいことはじめよう
BeGood Cafe は、21 世紀型ライフスタイルを考えるコミュニティカフェ。地球環境や社会についてみんなで語ります。ライブやオープンマイクもあります。ご一緒にピースな一歩を踏み出してみませんか?
テーマ
『お弁当でココロもまんぷく ~くらしの時間を見つめよう~』
日々のくらしでなんとなくやり過ごしていたことをちょっぴり意識して見つめると、すごく大切なものがあったことに気づきます。今回のビーグッドカフェでは、日々のくらしに欠かすことのできない“食” のあり方を“お弁当” という視点から見つめて皆様とシェアしていきます。
思い出のお弁当大集合!
お弁当のおかずを一品持ち寄り、その思い出を語りながらみんなで頂きましょう!おかずが持ち寄れなくても、自然食屋さんのお弁当のおかず販売がありますよ~。
■スケジュール 2007年2月3日(日)10:00〜17:00
10:00〜
開場
10:30〜12:00
BeGoodトーク
12:00〜14:00
ワークショップ&ランチ(思い出のお弁当大集合)
14:30〜15:30
ライブ
15:30〜17:00
オープンマイク& サロンタイム
(お買い物したり、おしゃべりしたり自由な時間)
ゲストプロフィール
トークゲスト
“親は決して手伝わないでください”
食材の買出しから弁当箱に詰めるまで、子どもが自分で取り組む「弁当の日」を小学校で初めて導入した。子どもたちの「心の空腹感」が問題化している中で、お弁当を作る(家事に取り組む)ことにより「くらしの時間」を生み出していくこの試みは全国各地に広がり、現在西日本を中心に小中学校等で実践されている。
http://www.ruralnet.or.jp/ouen/meibo/326.html
ライブゲスト
幼少の頃より父に和太鼓と三味線を習い、4歳で和太鼓の初舞台を踏む。津軽三味線奏者として活躍する傍ら、歌や芝居など活動を広げている。豊かな表現力の中に、力強くも繊細な音色が聴く人の心を打つ。宮崎県延岡市在住。
http://www.geocities.jp/music_yukiaki45/yukikatop.html
今、みなさんはどんな家に住んでいますか? その家に満足していますか?
立地の利便性やかっこよさよりも、本当に快適な住まいを手にいれたい!
できれば自分にも環境にも優しい家がいいけど、それはワガママ?
いいえ、「エコ」と「エゴ」は共存可能なのです!
素敵なゲストのみなさんから実現のヒントをいただきました。
ビーグッドTALK−1
ゲスト:高樹 沙耶さん (女優)
2002年にフリーダイビング競技で53mという日本記録を樹立、海と自然の似合う女性というイメージですが「バブルの頃は先頭を切って踊っていました」という高樹さん。ターニングポイントは、10年ほど前に訪れたオーストラリアでした。アボリジニの人たちとの触れ合いを通じて、21世紀は消費的な生き方ではなく地球と共存していかなくてはいけないと気づいたのだそうです。その後ハワイに渡ってドルフィンスイムを始めましたが、「自分は癒されても地球は癒されていない」と思い帰国。日本古来の暮らし方と現代のテクノロジーと融合させた生活をしようと決心し、2003年から究極のエコ住宅作りに取り組みました。
テーマは「自然に優しく」「省エネ」「自給自足」。理想の土地探しに始まり、エコな素材探し、慣れない農作業の勉強・・・とくに建築基準法など規制の厳しい住宅作りは本当に大変だった、と振り返ります。探し求めて悩み続けてようやく今年2007年、夢のエコ住宅が完成しました。都心から車で3時間、千葉県の温暖な気候と海と山の恵みが集まった最高の環境。土台のコンクリート以外は全て大地に戻る素材を使い、上下水道も一切引かず、生活用水は全て自分の土地の中で循環、口にするものも全て手作り。今年は稲も作り始めたそうです。小麦色に日焼けした笑顔からは、自分にとって地球にとっての本当のハッピーを全身で追求し続けた力強さも輝いていました。
ビーグッドTALK−2
ゲスト:中川 誼美さん (銀座吉水 女将)
中川さんは京都と銀座にある旅館「吉水」の女将。「吉水」は自然素材にこだわりつくした旅館です。例えば壁に使用した珪藻土(けいそうど)という800度で焼いた素材を使ったタイルは、水も油も吸うので湿度の調整に大変有効です。昨年12月に神奈川・大磯に引っ越した中川さんはご自宅でも使っています。出来合いの家をいかに快適にするかが、エコな暮らしの第一歩。盆地で暑い京都吉水でも、エアコンは一切使わなかったそうです。
お話は住まいの工夫から、暮らし全体のお話へと広がりました。中川さんは住まいや暮らしを考える時、縄文時代を思い出すようにしているのだそうです。石鹸もなかった、シャンプーもなかった、化学調味料もなかった、いろんなものがなかったけれども人間は生きていた。「人間の基本に戻って考えてみるのも楽しいゲームかな、と思います」と中川さん。吉水には企業のCSRを担当している人たちがお食事に来ることがあるのですが、そんな時、中川さんは残業のとき何を食べているのか聞くのだそうです。忙しいビジネスマンの答えはたいていコンビニのお弁当。「私はそんなCSR課なんて閉鎖してください、と言うんです。CSRの前に個人の社会的責任=“PSR”ができていないような会社はダメです」という中川さんのご意見に会場から拍手が起こっていました。本当にその通りですね。「みんな誰かが変えてくれるんじゃないか? と思っていますが、1人1人が変わっていかないといけません」エコな暮らし、本当の心地よさに徹底してこだわる中川さんのお話はとても興味深いものでした。
ビーグッドTALK−3
ゲスト:Bubbさん (空間工作舎 バイブレーションズ代表)
『アースディ東京』や『フジロックフェスティバル』のステージデコレーションをライフワークとしているBubbさんは、廃材や流木を生かした独特の世界観を作り出しています。Bubbさんにとってはみんながもう使えない、いらないと思っているものもインスピレーションをかき立てる宝物。「人よりも“ゴミ”というレベルが非常に低いんだと思います」とのことです。
BeGood Cafeが05年の『愛・地球博』に出展したオーガニックレストランの内装や、東京にあるBeGood Cafeの事務所もBubbさんの手によるもの。元々は出版社の倉庫だったのですが、木のぬくもりとアメリカインディアンのテイストが交ざった心地よいオフィスを作ってくださいました。家を作ろうとする施主側にできることは何か、Bubbさんに伺ってみました。「自分の城になる場所ですから、出来る限り時間があるときにともかく見学に来てほしいです。そして何をやりたいかという意志表示をして、その家を作り上げていく仲間になっていただければ」とのことでした。人生の大半を過ごすわが家作りには、建てる側ももっとエゴを出して納得のいく空間を追求していくべきなのですね。
ビーグッドTALK−4
ゲスト:佐光 紀子さん (ナチュラルライフ研究家、翻訳家)
安全で手軽にできる掃除方法を提唱した著書『ナチュラルクリーニング』でお馴染みの佐光さん。今回はご自身のリフォーム体験、生活の知恵をお話いただきました。10数年前に建売住宅に引っ越した佐光さんですが、そこは間取りも悪く、さらに冬は寒く夏は暑いという家でした。ちゃんとした空調があるのはリビングだけだったので、いつも家族がリビングに大集合してしまうという状況だったそうです。リフォームをしたいと思ったけれど1000万くらいかかってしまう・・・ということで、お金をかけないでそれぞれの部屋を快適にすることに挑戦しました。
屋根の断熱から始まり、床には家族総出で1週間かけてコルク板を敷き詰め。冬にはペアガラスやハニカムブラインドを使い冷気をシャットアウト、夏には風を通す工夫、例えば子供部屋の壁を取り払って広々したスタディルームを作ったり、玄関に植物を植えたり、ウッドデッキで蚊帳を張ったスペースを作ったり。家の前のブロック塀の除去には「生垣助成」という行政から助成制度があったそうです。意外と知られていないお得情報もあるのですね。さらにメンテナンスも心地よく、が佐光さん流。お掃除はホウキとちりとりだけ。電気も使わす、騒音も出ないので時間も選びません。赤ちゃんのいるご家庭でもホコリが立たないのでおすすめだそうです。もちろん重曹、お酢も必需品。今日からすぐ始められそうなエコな暮らしの知恵満載のトークとなりました。
ビーグッドTALK−5
ゲスト:甲斐 徹郎さん (マーケティングコンサルタント)
テーマは「“環境”と“コミュニティ”が生まれない現代の構造」。昔は当たり前だったご近所のつながりや家族の団欒が、現代の日本ではすっかり失われています。それはなぜか? 個人のレベルで完結したライフスタイルが確立してしまったことが原因。それによって他者とつながること、つまりコミュニティや関係性が必要なくなってしまったのです。甲斐さんは沖縄のとある村を例に出して説明して下さいました。かつてその地域は海が近くて風が強いので、一軒一軒が自分の敷地を取り囲むように木々を植えていました。そしてそれが集合して1つの集落を形成、それぞれの木々が集まって大きな緑の集合体となり、結果としてその集落は夏の暑さも緩和されてとても快適でした。ですが、沖縄では1960年代に米軍の影響でコンクリートが普及してから、そのような集落は急速に失われてしまいました。
最近は“便利な住宅至上主義”ですが、「便利」とは単なるモノの堆積です。本当に豊かさとは「つながり」が生むのだと甲斐さんは言います。もう一度、“環境”と“コミュニティ”を1人1人が活用し、本当に豊かな社会にするにはどうしたらよいのでしょうか?
(1) 身体と環境をつなげるべし
(2) 「つながり」を外へ広げるべし
(3) 「つながり」を連鎖させるべし
自分の体が何を望んでいるのか考えて実践し、それを連鎖させていくこと。つまり「自分が得をすれば、街が豊かになっていく!」ということなのです。エコというと自分の欲求をガマンしなくてはいけないというイメージがありますが、甲斐さんの考えは全く正反対。なんだかワクワクしてきませんか?
ビーグッドTALK−6
甲斐さん、中川さん、Bubbさん、佐光さんが出席してのトーク。甲斐さんから「日本の住宅はかっこいいが自然とのつながりがない。外国の住宅は、例えばバリ島の建築などは特に何もないけれどずっといたくなるようなかんじがする。日本の住宅ではデザインのベーシックが失われているようなかんじがするのですが」という質問がありました。Bubbさんは「いつも感じるのは、建築の人は新しい素材にどうしても手を伸ばしてしまいがち。全くまとまりがないビルが建てられて街の景観が損なわれている。建てる人がイメージを持つことが大切」というご意見がありました。中川さんは「住まいとは生きるための価値観が表現されるところ。基本的に自分がどう生きるか、ということなので、自然と素材も選ばれていくと思います。これは最近の施主さんが一番持っていないことだと建築関係の方がおっしゃっていました。そこで何をしたいのか、どう暮らしたいか、というのをはっきり言ってほしいのだそうです。まず自分の哲学をはっきりさせるということですね」とのことでした。
最後にゲストのみなさんからエコでエゴな住まいを目指す私たちへの応援メッセージをいただきました。
佐光さん:「このリフォームをすることによって自分の生活がどう変わるの? 快適になるの? というのを具体的に想像できる力がないと失敗してしまうと思います。ハウスメーカー任せだと文句を言いやすいですが、自分がどう住みたいかということも含めて、これがいいよと言われたときにそれを実現したときに私の生活はそれによってどうなるの? ということを考えると成功すると思います」
Bubbさん;「家を建てることになったら窓を開けたときの景色がどういうものがいいか、というところから土地探しをしてほしいです。どのくらい気持ちがいい生活がしたいか、なるべく建てる前にエゴをどんどんぶつけて、建てている最中はよいぶつかりあいをして、ご自身も勉強していただきながら一緒に作っていきたいです」
中川さん:「どんな家も欠点があります。失敗もあります。家も生き物として、流動的なものとして考えて、そういうときに諦めないでいいと思います。変えようと思えば変えられると思っていただいたほうがいいと思います。もう1つはぜひみなさん東京から出てください(笑)」
甲斐さん:「私は“エゴでいいじゃん”と思っています。環境問題を自分の存在とは別として考えてしまうと概念論で終わってしまう。エコよりも先にエゴを追求していっていいのでは? 自分の細胞がわくわくすることは正しいのですから、突き詰めていけばエアコンの涼しさが快適ではないものではないことはわかると思います。自分の細胞にウソをつかないエゴをみんなで追求していくことが大切です」
体感型ワークショップ 甲斐さん
最初に、暑さ/涼しさの原理を確認。同じ温度でも熱の伝わるスピードによって体感温度が異なるので、鉄は冷たく、空気を含む木は暖かく感じるのだそうです。同じ温度の水と空気も、全く感じ方が異なりますね。
次に、放射の原理を勉強。夏の暑いときに電車に急いで乗ってきた人が隣に座って暑く感じるのは、その人から放たれた熱が自分にぶつかって熱く感じるからなのだそうです。この原理で真夏のアスファルトのなどはとっても暑く感じます。
「気温と放射熱の平均値=体感度」なのだそうです。これを押さえればクーラーいらずの家を作ることが可能に! 環境と自分はつながっていることを考え、素材選びをすればもっと快適な暮らしができるのですね。
出展ブース
今回ゲストとしてご登場いただいた佐光さんオススメの商品の販売をはじめ、グラフィックとアパレルを中心としたコミュニケーションデザインを手がける企画・デザイン会社(株)パンゲアさんのブースが出展されました。
ゲストプロフィール
「環境共生」を専門分野とした住まいづくり、街づくりに携わっている。あくまでも「個人の得」を目的に、「自然環境」と「コミュニティ」とを手段として使いこなす手法として「環境共生」を位置づける独自のスタンスで、いくつもの事業を実践。著書『まちに森をつくって住む』『自分のためのエコロジー』などでその考え方をわかりやすくまとめている。立教大学大学院非常勤講師。
http://www.teamnet.co.jp
83年、女優デビュー。00年、ダイビング・インストラクターの資格を取得。02年、フリーダイビングワールドカップでは水深53Mの日本記録を樹立。季節の移り変わりの中の暮らしを送るべく07年千葉にエゴコロハウスを完成させ、エコでエゴなライフスタイルを実践中。
http://www.saya.jp/
翻訳をきっかけに天然素材を用いたシンプルな家事に目覚める。その後、日本の風土や生活に見合った安全で手軽にできる掃除を提唱した『ナチュラル・クリーニング』を上梓。また、心地よい毎日を過ごすために、住み心地を重視したリフォームを試行錯誤しながら実行。体験を著書『からだにやさしくナチュラルリフォーム』にまとめた。
http://www.katoko.com/
70年米国ニューヨーク州ウッドストック(ヒッピームーブメントの聖地)に1年間滞在。帰国後、兼業主婦として2児を育てる。98年京都に自然を肌で体験できる宿「京都吉水」を、03年銀座に内装に自然素材を使った10階建てのビルを建築、宿とレストラン「銀座吉水」を開業。
http://www.yoshimizu.com/
■Bubbさん
空間工作舎 バイブレーションズ代表
55年北海道生まれ。幼少時代から物作りの楽しさや、自然の気持ち良さを感じていた。旅行業に従事し世界中を回り多くの体験を得て、95年より店舗内装を手掛ける。アースデイ東京、フジロックフェスティバルのステージデコレーションも自身のライフワーク。ゴミ?廃材?ガラクタ?流木が大好き。気持ちが良い空間を極力リユーズ素材で創る。Rhytm! Balance! Harmony!
『極楽エコ住宅のつくり方』
エゴから始まるエコ
エコで極楽的住まいで暮らしたいと思いませんか?
今回は、緑や自然の力を活かして住まいをどん欲(エゴ)に心地よくする秘訣をご紹介します。
そして、『自分の暮らし』という個人の視点から、心地よさを地域や街にまで広げることの重要性をお話しいただきます。
エコで安心クリーニング・グッズ販売
今回ゲストとしてご登場予定の佐光紀子さんオススメの商品をイベント内で販売します。
天然素材を用いたシンプルな家事を送るための商品をラインアップしました。
使い方はイベントで佐光さん本人がレクチャーしてくださいます。
http://www.katoko.com/
(1)ほうきとはりみのセット
フローリングの掃除によいシュロのほうきと和紙に柿渋をぬったちりとり(はりみ)のセットです。
(2)ナチュラル・クリーニングお試しセット
家がエコハウスなら、掃除もエコに! 市販の洗剤を使わない掃除を試してみたいという人の
ために、重曹、クエン酸、粉石けんを少量ずつセットにしました。
★BeGood Cafe vol.99をご一緒に!
ボランティアスタッフ募集
→ ご一緒にBeGood Cafeイベントを作ってみませんか?
参加希望の方はheita@begoodcafe.com まで。
[ ゲスト ]
甲斐徹郎さん
マーケティングコンサルタント
高樹沙耶さん
女優
佐光紀子さん
ナチュラルライフ研究家、翻訳家
中川誼美さん
銀座吉水 女将
Bubbさん
空間工作舎 バイブレーションズ代表
物販ブース 出店団体
会場中2階スペースに(株)パンゲアさんが出展決定しました。
グラフィックとアパレルを中心としたコミュニケーションデザインを手がける企画・デザイン会社です。
株式会社 パンゲア
http://www.pangea.co.jp/
当日販売される商品はこちらになります。
自然の流れに合わせると、身体はもっと気持ちいい!
自分の身体に目を向け、愛おしむ習慣を育むダイアリー、新発売。
詳しくはコチラ
→ http://www.pangea.jp/kyureki/
緑は、環境デザインの視点に立った工法・植物・土の徹底した考察と実証から生まれました。
里山の植生を都市によみがえらせるためのオルタナティブ・グリーニング・システムです。
詳しくはコチラ
→ http://www.gobaimidori.jp/
「アクロス福岡」の緑化などを手がけた、ランドスケープの第一人者、田瀬理夫氏とのコラボレーションによって生まれた都市緑化プロデュース事業。
大規模プロジェクトはもちろん、住宅やオフィスなどの緑化に関する設計・施行をプロデュースします。また、1軒1軒のベランダや屋上に里山の自然を提供するためのシステムとデザインを開発中。
「ひとりひとりの楽しみや気持ちよさが、街全体の快適さや豊かさにつながっていく。街の環境を少し良くする。環境ストックが集積する。」
そんなことをめざし、社内外のコラボレーションチーム編成によりプロジェクトを進行させています。
株式会社 ヤッホー・ブルーイング
http://www.yohobrewing.com
活動概要:「オーガニックビール信州燦燦」は、麦芽のコクと香ばしさ、ホップの爽やかな苦味が感じられるすっきりとした味わいです。私たちは、お客様の安心・安全へのこだわりに応えるだけでなく、有機栽培麦芽、有機栽培ホップを100%使用することにより、地球環境にやさしい持続可能な企業活動を行っています。
浅間山麓の醸造所は2002年5月にアファス認証センターにより有機農産物加工酒類製造業者としての認定を受けました。
ゆっくり堂
http://www.yukkurido.com/index.html
編集・出版の書籍を販売します。
「私にできること 地球の冷やしかた」辻信一監修 定価300円(税込)
「空とぶブッダ」正木高志著 定価630円(税込)
株式会社 ヤッホー・ブルーイング
http://www.yohobrewing.com
活動概要:「オーガニックビール信州燦燦」は、麦芽のコクと香ばしさ、ホップの爽やかな苦味が感じられるすっきりとした味わいです。私たちは、お客様の安心・安全へのこだわりに応えるだけでなく、有機栽培麦芽、有機栽培ホップを100%使用することにより、地球環境にやさしい持続可能な企業活動を行っています。
浅間山麓の醸造所は2002年5月にアファス認証センターにより有機農産物加工酒類製造業者としての認定を受けました。
■スケジュール 2007年9月30日(日) 14:00〜20:00
14:00〜
Door Open サロンタイム
14:15〜14:25
イントロダクション
14:25〜15:15
体感型ワークショップ
15:30〜15:40
WORDS & LYRICS
15:40〜16:45
BeGoodトーク−1
17:05〜17:15
出店者インフォメーション
17:15〜19:50
BeGoodトーク−2
19:50〜20:00
ご挨拶 終了
■会場 代官山Ball Room
東急東横線代官山駅より徒歩1分
JR/日比谷線 恵比寿駅より徒歩8分
渋谷区恵比寿西1-34-17 ZaHOUSEビル
代官山Ball Roomへのアクセス
※お車でのご来場はご遠慮ください
※事前予約・申し込みの必要はありませんので直接会場にお越しください。
■料金(出入り再入場可)
一般2,500円(または2,000円+500地域通貨*)
ビーグッドカフェ会員2,000円/小学生以下無料
[ 地域通貨*=Rainbow Ring、アースデーマネー使用可 ]
■お問い合わせ
・BeGood Cafe/03-5773-0225
info@begoodcafe.com
司会:シキタ純、渡辺亜由美 制作:新納平太 DJ:ippei iwamura
主催:BeGood Cafe
共催:(株)チームネット
協力:ASADA(AirLab)、BeNatural
★Thank you for not smoking 会場内は禁煙です。
★ペットボトルの持ち込みはご遠慮ください。
ゲストプロフィール
「環境共生」を専門分野とした住まいづくり、街づくりに携わっている。あくまでも「個人の得」を目的に、「自然環境」と「コミュニティ」とを手段として使いこなす手法として「環境共生」を位置づける独自のスタンスで、いくつもの事業を実践。著書『まちに森をつくって住む』『自分のためのエコロジー』などでその考え方をわかりやすくまとめている。立教大学大学院非常勤講師。
http://www.teamnet.co.jp
83年、女優デビュー。00年、ダイビング・インストラクターの資格を取得。02年、フリーダイビングワールドカップでは水深53Mの日本記録を樹立。季節の移り変わりの中の暮らしを送るべく07年千葉にエゴコロハウスを完成させ、エコでエゴなライフスタイルを実践中。
http://www.saya.jp/
翻訳をきっかけに天然素材を用いたシンプルな家事に目覚める。その後、日本の風土や生活に見合った安全で手軽にできる掃除を提唱した『ナチュラル・クリーニング』を上梓。また、心地よい毎日を過ごすために、住み心地を重視したリフォームを試行錯誤しながら実行。体験を著書『からだにやさしくナチュラルリフォーム』にまとめた。
http://www.katoko.com/
70年米国ニューヨーク州ウッドストック(ヒッピームーブメントの聖地)に1年間滞在。帰国後、兼業主婦として2児を育てる。98年京都に自然を肌で体験できる宿「京都吉水」を、03年銀座に内装に自然素材を使った10階建てのビルを建築、宿とレストラン「銀座吉水」を開業。
http://www.yoshimizu.com/
■Bubbさん
空間工作舎 バイブレーションズ代表
55年北海道生まれ。幼少時代から物作りの楽しさや、自然の気持ち良さを感じていた。旅行業に従事し世界中を回り多くの体験を得て、95年より店舗内装を手掛ける。アースデイ東京、フジロックフェスティバルのステージデコレーションも自身のライフワーク。ゴミ?廃材?ガラクタ?流木が大好き。気持ちが良い空間を極力リユーズ素材で創る。Rhytm! Balance! Harmony!
DATE : 2007年6月17日(日)
今回初の企画となった「オーガニック料理 仕掛人サミット!」。過去有機野菜やマクロビオティックという特化した企画でイベントを企画、開催してきましたが、今回は「食」に関わる様々な角度からの意見や活動の実績を残されていらっしゃるゲストの皆様にご登場いただき、持続可能な「食」についてお話と料理教室を実施させていただきました。大人たちが、次世代を担う子ども達に正しい食を残せるのか? BeGood Cafeの得意とするサミット形式で、より自分にあった情報を手にして、感じていただくために講師の方にはそれぞれのお得意分野でのお話をしていただきました。
「食」を選ぶという事が個人から始まり、社会へと広がり、環境や資源の保護に繋がっていくという事を実感出来る時間となりました。料理教室のコーナーでは会場が美味しい調理の「音」と「匂い」で充満し、試食された来場者の皆様もお話以上に満足されたお顔で召し上がっていただきました。身体に心に優しい「食」の秘訣とは何かという事を感じられる一日でした。
ビーグッドTALK−1
ゲスト:服部 幸應さん (学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長/医学博士)
最初にご登場いただいたのは料理の鉄人でも有名な服部幸應さん。内閣府の「食育推進会議」委員、「食育推進基本計画検討会」委員として、05年に施行された「食育基本法」の立法に尽力をされました。服部学園、服部栄養専門学校の校長としても次世代を担う「食」のプロの養成を通して日本での「食」のあり方について長年に渡り提言をされて来ました。
食育とは?という問いに対して多くの人が「親子料理教室でしょう」とか「農業体験でしょう」という声が多いとの事でしたが食育には「選食能力を身につける」「しつけ」「グローバルな視点で食料問題を考える」三つの柱があるという事でしたが、長年の調査から日本の食卓で本来幼少の頃から家庭において教えられるべきものが失われつつあるそうです。
その問題が六つの「こ食」と呼ばれるもので「個食」「孤食」「固食」「小食」「濃食」「粉食」の六つとの事。それぞれが何に起因し、実際家庭の食卓で何が起きているかと具体的な数字を示されながらお話いただきました。我々にとっては当たり前と思える事も現代社会においては崩壊しかけているという事に服部先生もかなりの危機感を感じられているという事でした。根本的に解決させていくためには地域社会、行政、教育、家庭がそれぞれできちんと状況を把握し、取り組んでいかなくては取り返しがつかないと、子どもが習慣として「食」を学ぶには3歳から8歳の間でどの程度「食卓」を囲む時間を過ごせるかという事が重要とのお話でした。
最後に食卓を照らす照明を蛍光灯から白色灯に変える事が大切だとおっしゃいました。いい雰囲気を作り、温かな食事の色が与える影響は「免疫力」も上げるそうです。そのための環境作りから家庭で始めて欲しいという期待を込めての締めくくりとなりました。「食」を持続する事の難しさは誰もが感じる事でしょう。特にこの現代社会において忙しさに飲み込まれる毎日おいては。ただこの原点に立ち返る事で社会を今後担う子ども達が精神的、身体的にも健康に成長していくのだと改めて感じさせる内容でした。
ビーグッドTALK−2
ゲスト:和田 一彦さん ([株]亀和商店 代表取締役社長)
MSCとは、(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)です。
ある特定の条件を満たした、魚や貝、エビ、カニなどの海産物製品にのみ付けられるものです。特定の条件、とは、海の環境を保全しながら、天然の海産物の持続的な利用を実現する、ということ。国際的な第三者機関であるMSCは、このような資源・環境配慮型の漁業を認証する「認証機関」を世界各地で認定し、MSCのマークが付けられた製品は、それが海の自然を守って作られた製品である、という証となるそうです。
海洋資源も海は広大だから尽きる事なんてないだろうと思われがちではありますが、実際に欧米や中国での食習慣の変化が予想以上に大きく、種によっては収量が激減しつつあると言う事も実際に起きつつ有るとの事。その為に資源保護運動の盛んなアラスカ州ではサーモンなどの品種についてはこのMSC制度というものが定着し、資源管理、漁法などが厳密に管理されているそうです。
環境では最近は保護や再生運動という事が注目をされていますが、一度失われた資源は取り戻せないという事を改めて感じさせるお話でした。日本も過去の食習慣として魚を当たり前のように食べてきていますが改めて世界ではより早い速度で変化が起きていると感じさせる内容となりました。
ビーグッドTALK−3
ゲスト:境 眞佐夫さん (泥武士、株式会社風.. 代表取締役)
銀座という日本でも有数の飲食施設の競合地で超こだわりのレストラン「泥武士」を運営する境さん。一見強面で威圧感のある存在ですが、境さんの安全な食に対する思いは他に類を見ません。若い頃にアメリカで体験されたオーガニックのハッピーな、眩しさを表現していらっしゃいます。アメリカのオーガニックは「明るいんです。」という言葉に日本ではまだまだ「粗食」と取られがちな現状を何とか変えていきたいという思いに気持ちの強さを感じました。
「食」がテーマになるとお顔に満面の笑みを浮かべながら素材の物語や、正しさをお話されると思わず納得せずにはいられない何かがありました。「食」を楽しみだと捉えられる境さんは「見栄え」「完成度」にかなりの意識で「お洒落さ」を要求するとお話になりました。
文化としての食を考えるならば、これを食べては駄目という価値観より、何を食べればより「楽しく」「明るく」「ハッピー」になるかと言う事をより深く追求されていらっしゃいました。このお話を聞いているとやはり多様性を認め、否定するというネガティブなマインドよりも、より身軽な気持ちで食を選んでいけるという気持ちになりました。一見簡単なようなようですが、これはなかなか実践し得ないということは、銀座という世界にも類を見ない食の発信地で既に展開出来ていらっしゃる事自体が何よりも雄弁にこの姿勢を物語っていると思います。
熱いトークの後には銀座で腕を揮われるシェフの方が登場され料理の実演もありました。やはりこだわる境さんはこのシェフの方を選ばれたきっかけも、経験より「格好良さ」や「思い」であったそうです。作っていただいたお料理は「キャベツのコールスローサラダ」「野菜のペパロンチーノ」。手際良く包丁を扱われる姿を見て「かっこいい」という言葉がすぐに浮かんできました。来場者の中からアシスタントの作業も選び、ライブ形式で料理を作っていただきましたが、音や匂いが会場に響き、広がり、食べて安心、満足、そして美味しいという満足度の高い一時でした。
ビーグッドTALK−4
ゲスト:河名 秀郎さん ([有]ナチュラルハーモニー代表)
過去数回ご登場いただいた河名さんでしたが、今年新たにナチュラル&ハーモニック・プランツ銀座をオープンされました。今回も独自の世界観を様々な情報と共にお話いただきました。
自然界には本来自然が作り上げてきたバランスがあり、有機やオーガニックであっても結果としてその世界の調和を崩してしまうんです。というお話には少なからず驚きを感じました。
過去20年以上に渡って「無肥料栽培」を実践されてきた経験から「人間が肥料を使うことが早く育てる為の手段であり、エゴなんです。」その弊害として窒素肥料過多のほうれん草や小松菜を離乳食で摂取した赤ちゃんが死亡したという例を挙げてられました。「有機」「オーガニック」が必ずしも絶対の安全とは結びついていないという実例も自然食品店と呼ばれ「無添加」「無農薬」と謳っていながらも公然と添加材を使用した食品を扱っているという現状に大きな危機感を感じているというお話に来場者も思わず不安気に聞き入っていらっしゃいました。
無肥料栽培で育てられた野菜と有機肥料を使って育った野菜で、素材をそれぞれ瓶につめて保存するという実験をしたところ、無肥料の野菜は干涸びて枯れてしまい、有機肥料の野菜は腐ってどろどろに溶けて最後は水のようになってします。この栄養過多の状態を実際にスライドで映し出すことで実感をさせられました。果実などは腐らずに発酵していくものこそが本来の姿であると。結果として人間の効率や儲けを得るために肥料を用い恩恵を受ける与えるということは言うまでもなく、その肥料が虫や病気を呼び、その為に薬剤をまいてしまうという悪循環が起きてしまっている。
過保護に人が手を加えるのではなく土本来の性能が蘇り生命力の高い野菜が育っていき、それが命をつなげていくことを改めて実感するお話でした。一県一店舗的なペースで全国に生活全体の繋がりが分かる様な店舗を広げていきたいというチャレンジがいつか実現することをおおいに期待したいものです。
ビーグッドTALK−4
ゲスト:清野 玲子さん ([有]ダブルオーエイト、[有]カフェエイト主宰)
デザイナー、アートディレクターとしてカフェプロデユースを手掛けていらっしゃる清野さんの料理に対してのコンセプトは「お洒落」。ご自身の食事の嗜好からハンディキャップを埋めるためにデザインされ、独自の表現で展開をされていらっしゃいます。そもそもは飲食のプロでは無かったそうですが、「デザインの世界だけに固執せずにそこから得たノウハウを得意技としてのデザインを使い、お金をためて好きなことをやるという姿勢からカフェエイトとしての活動の根底を築いてきた。」というお話の中からも清野さんの独特の世界観がひしひしと伝わってきました。
現在にもつながるメニューのコンセプトはご自身のヴィーガンという嗜好もあったそうですが、気張らずに素材を吟味して行った結果としてそぎ落とされた野菜中心のメニューということでした。一見華やかに都会の一等地で活動を続けていらっしゃる背景には確かな意志というものが存在するということを改めてお話の中から実感をしました。
「結果としてそぎおとされたという考えがよりシンプルで安全で楽しいものであるのではないでしょうか。」という考えがトータルにデザインされたカフェエイト、ピュアカフェという店舗で表現されています。過去に動物性の食材を使うことや、過剰な包装をしないとコンセプトを建てて行くことを敢えて声を上げていませんでした。逆にそれをすることで周りから疎まれたり、非難されたこともあったということが日本のオーガニックの進歩性を端的に表しているとおもいましたが、ここに来てようやく時代がそれを許すようになったんです。というお話にこれからのますますハッピーで、お洒落で、楽しい食の表現を期待したいと思います。
Green Rock ゲスト:Yaeさん (半農半歌手)
母として女性として独自の世界観を表現され続けるYaeさん。「生きる」こと「食べる」ことを伝えていきたいというお気持ちがこの世界に入るきっかけとなったそうです。
「土」に触れる暮らしをご自身でも始められていらっしゃって二足のわらじで「農」と「歌」を表現しているんだと謙遜めいてお話になられていますが、その根底にはやはり強い信念を感じました。
カイさんの優しいギターの音色、飛び入りで参加した熊さんのパーカッションと掛け合いながらの唄の一曲一曲に感情が高まる一時でした。「種まき大作戦」も期待大です。
ビーグッドTALK−6
ゲスト:南 清貴さん ([株]グリーンハウスキヨズキッチン事業室チーフプロデューサー)
95年から代々木上原「キヨズキッチン」を運営されてきた南さん、ご本人のお人柄は「ぶれない」「柔らかな物腰」という印象を以前から感じていましたが、今日のトークにご出演いただいても南さんのお人柄の良さというのが十分に伝わってきました。
世の中が今のようにオーガニックという情報が手に入りにくい時代に先駆けて展開をされてきた確信がお話の中から溢れ出ていました。当時から画期的なお店ではあったそうですが、先駆者としての様々なご苦労も経験されたそうです。様々なデータを基にご自身の活動についてお話されましたが、一食一食おろそかにしない社会であってほしいという信念を外食産業に従事されながらも食は「家庭」に有ると断言なさる姿勢に強い思いを感じました。
外食というものは文化として大変素敵なものではあるが、やはり原点としてはいい素材を選ぶ目や舌は個人が高い意識を持って始めて形づくっていけるという事からご自身の料理のレシピは全て公開もされてきているそうです。狭い世界にとらわれずに社会がより幸せで、楽しいものであるためにこれからの子ども達に向けて学校給食を手掛けていきたいという夢も語っていただきました。
次世代を担う子ども達に向けてより「ハッピー」な食事をより大きく手掛けていっていただきたいと更なる期待を感じました。日本の食料自給についても数値を基にお話になりましたが、現状を認識し、社会をより啓蒙し国としての単位として体制を整えていかなければ取り返しがつかなくなってしまう。その意味でBeGoodのような情報発信に期待値がとても高いと述べていただきました。
ビーグッドTALK−7
イベントの最後にはご登場されたゲストの皆様に一同に並んでいただき、それぞれのチャレンジについて述べていただきました。
時代に即した活動をそれぞれが独自にやって来た事がこれからは繋がりを持っていくというご意見が大半でした。
多様性を認めながら、素材の選び方や、原料として作られてくる過程を消費者がきちんと情報を得ることこそ、これからのオーガニックが広がっていくためのキイワードとなると改めて実感をしました。次代を担う子ども達への確かな「食」について。
40%を切ったと言われるこれからの日本の「食」のあり方について。自分自身の生命や家族、社会の生命を守るための「食」のあり方について。さらに先頭にたって情報を集めて、実践し、広げていかなくてはとかんがえさせられる一日となりました。
ゲストプロフィール
■服部幸應さん
学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長/医学博士
東京都出身。立教大学卒。昭和大学医学部博士課程修了。内閣府「食育推進会議」委員「早寝・早起き・朝ごはん全国協議会」副会長。食育を通じた生活習慣病や地球環境保護に取り組んでいる。藍綬褒賞及び仏政府より国家功労勲章並びに農事功労勲章を受章。各種メディアでも活躍。著書に「食育のすすめ」「大人の食育」「食育の本」など多数。
http://www.hattori.ac.jp/
熊本市出身。大学卒業後5年間の米国料理修業を経て、82年熊本市にデーブスレストランを開店。93年の泥武士開店以降、農薬や添加物についての啓蒙とともに、オリジナル商品の開発・提供を開始。99年より東京進出、泥武士銀座店を出店。
http://www.dorobushi.com/ginza/
■南清貴さん
(株)グリーンハウスキヨズキッチン事業室チーフプロデューサー
95年代々木上原にキヨズキッチン開業。最新の栄養学“オプティマル・ヒューマン・ダイエット”に基づく独自の料理を提供。06年[株]グリーンハウスのキヨズキッチン事業室チーフプロデューサーに就任。「ナチュラルエイジング」をキイワードに、コントラクトフードやヘルスケア・ホテル部門でのフードメニュー開発を開始。
http://www.kiyos.jp/
■清野玲子さん
(有)ダブルオーエイト、 (有)カフェエイト主宰
アートディレクター、カフェプロデューサー。97年に友人の川村明子と2人でデザイン事務所(有)ダブルオーエイトを立ち上げ、00年にカフェエイトを、03年にピュアカフェをオープンさせる。ADとカフェ経営の2足ワラジ状態ではや7年。カフェエイトのレシピ本『VEGE BOOK』も好評発売中。
http://www.cafe8.jp/
自然との調和を感じるためには「土」に直接触れることが大切と確信し、1年間の自然栽培実施農家に住込みによる研修を経て、「土」の偉大なる力を反映した農産物の販売を始める。
「衣・食・住・遊・学」のすべての面にわたってナチュラルなライフスタイルを提案している。
http://www.naturalharmony.co.jp/
成蹊大学経済学部卒業後、90年(株)亀和商店入社。00年代表取締役社長に就任。06年4月(株)亀和商店は、日本国内で初の海洋環境保全、持続的な海洋資源の利用を推進するMSC認証の流通・加工でのCoC認証を取得。
http://www.kamewa.co.jp/
http://www.kiyos.jp/
2006年10月2日(月)〜6日(金)
福岡市中心部の4エリアで全13店舗が出店。ブースでは、オーガニック弁当とベジドッグを販売。
ビーグッドカフェの活動紹介を行いました。
2006年9月16日(土)〜18日(祝)
日時:2006年9月16日(土)・ 17日(日)・ 18日(祝) <雨天決行>
@山村都市交流の森 (京都・花脊)
〜森と遊ぶ唄う踊る〜
京の奥座敷・花脊の森。茅葺きの民家が点在し清流が流れ、日本の原風景を今に残すこの地で、天空に日輪の虹を頂いた昨年に引き続き、2年目のまつりをひらきます。地球環境に大きく影響を与える森。森と親しむことが自然環境を考え行動することの第一歩です。森の中で音楽やワークショップを通じ、人と人、人と自然が響きあい、繋がりあう。その先に生まれる調和を目指します。
■Live Music <powered by Solar & Biomass >
岡野弘幹with天空オーケストラ http://www.tenkoo.com
サヨコオトナラ http://www.alte.com/sayoko/
桑名晴子 http://www.funny.co.jp/halko/
チナキャッツ http://chikyuya.web.infoseek.co.jp/
長屋和哉 http://www.ame-ambient.com/Nagaya/
SHAG http://www.sugizo.com/
Chiho K. http://soundlight.exblog.jp/
ちみん http://www.chimin.jp/
chori http://chori.cc/
THE OPENING CLOUD http://d.hatena.ne.jp/TheOpeningCloud/
■Live Painting
アキノイサム http://amanakuni.net/isamu/
■BeGood Talk
正木高志 http://www.wacca.com/88/08/masaki/masaki.html
ナナオサカキ(特別ゲスト)
■Alternative Film Theater
HOPIの予言・セイクレッドラン・WPPD 2004・イラクウォー 他
■Workshop
・ビジョンヨガ・ウーマンズ・シェアリング・KIDSステーション
・ケンゴマンのひょうこまワークショップ・木を植えましょう」の正木高志さんと森で遊ぶ
・ヤノン絵本ライブ・みんなの手の千手観音・ティーンエイジャーの「しゃべりば」『世界の今、私の今、そして未来』・アースダンス・ワークショップ・自然素材の楽器作り・エコクラフト
■BeGood Food Village
■Natural & Organic Booth
<Ticket>
大人 【通し券】前売:5000円 当日:5500円
【1日券】前売:3000円 当日:3500円
子供(小・中学生)前売:2000円 当日:2500円(通し券のみ) 幼児無料
キャンプ:テント持込・一張:1000円 駐車場代・1台:1500円
★チケット・テント・駐車場のお申し込み★
●御名前 ●ご住所 ●電話番号 ●E-MAILアドレス ●チケット枚数 ●テント数 ●駐車台数
をご明記の上、事前に事務局までファクスかE-MAILでお申し込み頂き、郵便振替でご入金下さい。恐れ入りますが振替手数料はご負担下さい。
郵便振替口座 00990-1-278522 京都天空まつり実行委員会
振替入金の控えを必ずご持参ください。当日受付でチケットと交換します。
アクセス:山村都市交流の森
〒601-1103 京都市左京区花脊八桝町250 財団法人花脊森林文化財団
TEL:(075)746-0439 FAX:(075)746-0134
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/hanase-k
*プログラムは変更になる場合がございますのでご了承下さい。
主催:京都天空まつり実行委員会
後援:環境省(環のくらし応援団) 京都市 京都市教育委員会 京都ユースサービス協会 京エコロジーセンター
KBS京都 エフエム京都 京都新聞 京都三条ラジオカフェ (財)花脊森林文化財団
協力:BeGoodCafe BeGoodCafe KYOTO BeGoodCafe OSAKA Rainbow Echo 京都精華大学 レボインターナショナル
協賛:京福電気鉄道 EK Co.,Ltd
*会場内で地域通貨[EARTH]発行!
*Dish Re-use System実施!
*連動開催 9/15〜26「山水人 YAMAUTO」@わくせいサンガ朽木ファーム
http://www.planet-samgha.com/yamauto
『山水人と京都天空まつりはspiritを同じくしています。』
*毎日がアースデイ!!
【INFORMATION・お申し込み先】
京都天空まつり実行委員会
<事務局> 田口幸範
TEL/FAX : 0797-38-7024 E-MAIL: taguchi@mist.ocn.ne.jp
<京都事務局> 太田航平
FAX:075-231-4356 E-MAIL:ota@ecotone.jp
*ボランティア・スタッフ募集中!1 事務局までお問い合わせください。
【出演者プロフィール】
HIROKI OKANO
with TENKOO ORCHESTRA
独自のトライバル・ロックを確立した先駆的存在。世界中の民族楽器を駆使し紡ぎだされる虹色のサウンドは、フジロックや英国・グラストンベリーフェスティバルなど海外公演等でも高評価を得ている。
http://www.tenkoo.com
Sayoko Oto Nara
元ZELDA・ヴォーカルのサヨコ、元JAGATARA、ビブラストーンのOtoがギター、ジェンベ・マスターの奈良大介が合体して生まれた、ナチュラルでサイケデリックなネイティブ・スロ−・ミュージック。
http://www.alte.com/sayoko/
HALKO KUWANA
76年メジャーデビュー後、言霊の霊力に気付き86年メジャー活動を辞め、ギター1本で日本中を唄って旅を続ける。本年デヴュー30周年に「one」発表を記念し、日本縦断平和祈念こころの唄旅を継続中。
http://www.funny.co.jp/halko/
China Cats
活動歴26年目。日本の G.Dead とも評されるサイケデリック・ロックン・ロール・バンド。ライヴハウス「地球屋」を拠点に、野外イベントを中心に「楽しむこと」を基本に感謝の心を表現しつづけている。
http://chikyuya.web.infoseek.co.jp/
KAZUYA NAGAYA
ゴングやシンギングボウルなど様々な金属製打楽器を櫓に組み、繊細にまた時に激しく打ち鳴らす独特の演奏で神秘的な音世界を奏でる。映画や番組音楽も数多く、小説家としても文芸春秋文学界新人賞受賞。
http://www.ame-ambient.com/Nagaya/
SHAG
SUGIZOにより結成。サイケ、プログレ、New Wave、FUNKY、JAZZY、DUB、TRANCY、トライバル、すべてを包含する有機的DANCE MUSICが大地と空と一体化するディープ・グルーヴを展開する。
http://www.sugizo.com/
Chiho K.
ピュア・クォーツによる楽器『クリスタル・アルモニカ』で、インスピレーションによる即興的な演奏を行う。澄んだ音色や高い波動は人々を魅了し、微細なエネルギーが動物や耳の不自由な人にも働きかける。
http://soundlight.exblog.jp/
chimin
大阪出身の在日コリアン3世で2004年にmini Album“ゆるゆるり”でデビュー。優しくも伸びのある歌声を持ち、2006年2月1日にリリースされた1st Album“ぽむぽむ”でも、その歌声を発揮している。
http://www.chimin.jp/
chori
詩人/Spoken Words Artist。「詩学」第1回最優秀新人。詩人やラッパーのトーナメント「KYOTO SPOKEN WORDS SLAM」主宰、狂言師とのユニット「chori/童司」などで活動中。詩集「chori」刊行。
http://chori.cc/
THE OPENING CLOUD
京都のスリーピースUKロックバンド。京都で生まれ育ったニート世代にしか出来ない新しい音楽は、仕事、学校、幸せとは何なのか、考え悩み、独自のUKロックとなる。「ライブキッズ」グランプリ受賞。
http://d.hatena.ne.jp/TheOpeningCloud/
ISAMU AKINO
62〜67の6年に及んだインドの旅で、世界観も、人間観も大きく変わり、アニミズム=シャーマニズムの世界に入り、絵を画き始める。絵を通しての発見と認識を深めアニミズム的宇宙に身を投じて久しい。
http://amanakuni.net/isamu/
TAKASHI MASAKI
60年代インドを遍歴し哲学を学び80年に帰農。モンタナ州立大学にて環境倫理学を講義。執筆・講演、ヴェーダーンタ哲学の翻訳で活躍。森林ボランティア<森の声>主宰。著書に「木を植えましょう」
http://www.wacca.com/88/08/masaki/masaki.html
【Special Guest】
NANAO SAKAKI
23年鹿児島県生まれ。80才。60年代のカウンターカルチャーを代表する詩人の一人であり、ビートニクスの詩人故アレン・ギンズバーグやゲーリー・スナイダーの親しい友でもある旅の人。自然保護、環境問題には早くから関わり、詩に表現し、独自の方法で多くの人に問いかけをし、警鐘を鳴らし続ける。
第1回 『オーガニック料理 仕掛人サミット』
DATE : 2007年6月17日(日)
今回は、評判のレストランの仕掛人が集合し、優しく美味しい食を「語る・調理する」前代未聞の企画です。
服部幸應さんから食育について、境眞佐夫さん、南清貴さん、河名秀朗さん、清野玲子さんから美味しいオーガニック提供の秘訣を公開していただきます。
また和田一彦さんから持続可能な水産資源利用のMSC制度についてお話しいただきます。
秘訣公開の料理教室あり!
※講師の方の調理の様子を壁面に映し出します。実際の調理行為は参加者皆様にはおこなっていただきませんが、参加者からアシスタントとして1.2名調理参加していただきます。
★BeGood Cafe vol.98をご一緒に!
NPOインフォメーションコーナー
→ 参加希望の方は6月1日までにheita@begoodcafe.com まで。
フライヤー織り込み希望団体
→ ご希望の方は6月10日までにinfo@begoodcafe.com まで。
ボランティアスタッフ募集
→ ご一緒にBeGood Cafeイベントを作ってみませんか? 参加希望の方はheita@begoodcafe.com まで。
物販ブース 出店団体決定
「食の未来」日本語版委員会(日本有機農業研究会)
http://syoku-no-mirai.net/
活動概要紹介:米国のドキュメンタリー「食の未来」日本語版を通して、遺伝子組み換えの問題は、作物や食だけに止まらず、多くの世界的な問題の縮図でもあることを伝える。そして、考え、何らか行動につながるきっかけを作ると共に、有機農業の良さを伝える活動。
自然のわ研究会 北川園
こんにちは!オーガニックのお茶創りに男一生をかけている北川です!
有機に転換して14年目。今年も、おいしくて、しあわせな新茶ができました!!
自然の恵みと、仲間の笑顔と、私たちの愛情をたっぷりそそがれて育った、日本一しあわせな日本茶を、ここ静岡からお届けにあがります。
みなさんのよろこぶ顔みたさに、車とばして参ります!
特定非営利活動法人 アルコイリス
http://www.arcoiris.jp/
http://www.amazon-herb.com/b_agn.html
活動概要紹介:アマゾンの自然環境と調和した経済活動による地域発展を目指し、アマゾン熱帯雨林の持続的経済開発モデルとして注目されているアグロフォレストリーによるハーブ・ナッツ・フルーツの栽培事業に取り組み、コミュニティートレード商品の開発・販売を行っています。
株式会社ヴォークス・トレーディング 油脂香辛料2部 VOXSPICE事業担当
http://www.voxspice.jp
活動概要:voxspiceではオーガニック栽培されたスパイス・ハーブを世界中から調達し提供しています。 農薬や肥料を使わなくても、土地の気象・土壌条件に適した環境で栽培されたとき、とても品質の高いものが得られます。
voxspiceでは経常利益の50%を産地に還元しています。 2006年はベトナム北部山岳地帯の少数民族の4つの集落に井戸を掘り、提供しました。彼らの生活水として、またスパイスを洗浄する水として活用されています。
株式会社 ゴールドウィン
http://www.goldwin.co.jp/simple/greentoe/about.html
活動概要:人は、たまにいけないことをします。ほとんどの場合、それがいけないのは明らかです。
燃えさかるストーブに手を置いたり。熱っ! 人は失敗から学ぶもの。
一方、関係なさそうに見えるのに、いけないことをしてることもあります。
例えば、全く知らないうちに、この星を傷つけてる、とか。
グリーン・トゥは、地球を汚したくないという私たちの気持ちの現れです。
私たちは、地球にやさしい自然素材だけを使って、靴を作りました。
化学物質はない、革もない、プラスチックもない、毒もない。なんにもない。
『Shoes with less junk in ‘em』、いらないものはないシューズです。
株式会社 ヤッホー・ブルーイング
http://www.yohobrewing.com
活動概要:「オーガニックビール信州燦燦」は、麦芽のコクと香ばしさ、ホップの爽やかな苦味が感じられるすっきりとした味わいです。私たちは、お客様の安心・安全へのこだわりに応えるだけでなく、有機栽培麦芽、有機栽培ホップを100%使用することにより、地球環境にやさしい持続可能な企業活動を行っています。
浅間山麓の醸造所は2002年5月にアファス認証センターにより有機農産物加工酒類製造業者としての認定を受けました。
Yae(半農半歌手)
東京生まれ。01年に歌手デビュー。昨年デビュー6年目の集大成となる、初めてのライブアルバム「Yae Live」を発売。現在は、一児の母となり家族と共に自然豊かな里山にある古民家で、農も取り入れたスローライフを送りながら、NHKテレビ番組のレギュラー出演も務めながら、ライブ中心に全国で活躍中。
http://www.yaenet.com
■スケジュール
2007年6月17日(日)13:00〜19:00
13:00〜
Door Open サロンタイム
13:10〜13:25
NPOインフォメーション
13:25〜14:10
BeGoodトーク−1 服部幸應さん
14:10〜14:25
BeGoodトーク−2 和田一彦さん
14:25〜14:40
休憩ー1 15分
14:40〜14:50
WORDS & LYRICS
14:50〜15:55
BeGoodトーク−3 境眞佐夫さん、泥武士流料理教室
15:55〜16:10
休憩ー2 15分
16:10〜16:40
BeGoodトーク−4 河名秀朗さん
16:40〜17:35
BeGoodトーク−5 清野玲子さん、カフェエイト流料理教室
17:35〜17:50
休憩ー3 15分
17:50〜18:50
GREEN ROCK Yae ライブ
18:20〜18:50
BeGoodトーク−6 南清貴さん
18:50〜19:20
BeGoodトーク−7 境さん、清野さん、南さん、河名さん、和田さん、Yaeさん
19:20〜19:30
ご挨拶 終了
■会場
代官山Ball Room
東急東横線代官山駅より徒歩1分
JR/日比谷線 恵比寿駅より徒歩8分
渋谷区恵比寿西1-34-17 ZaHOUSEビル
代官山Ball Roomへのアクセス
※お車でのご来場はご遠慮ください
※予約・事前申し込みは不要です。当日直接会場にお越しくださいませ。
■料金(出入り再入場可)
一般2,500円(または2,000円+500地域通貨*)
ビーグッドカフェ会員2,000円/小学生以下無料
[ 地域通貨*=Rainbow Ring、アースデーマネー使用可 ]
■お問い合わせ
・BeGood Cafe/03-5773-0225
info@begoodcafe.com
司会:シキタ純、渡辺亜由美 制作:新納平太 VJ:TOOWA2 DJ:ippei iwamura
主催:BeGood Cafe
共催:CAMUNet 協力:(有)うさとジャパン
協力:ASADA(AirLab)、BeNatural
Thank you for not smoking ★会場内は禁煙です。
ゲストプロフィール
■服部幸應さん
学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長/医学博士
東京都出身。立教大学卒。昭和大学医学部博士課程修了。内閣府「食育推進会議」委員「早寝・早起き・朝ごはん全国協議会」副会長。食育を通じた生活習慣病や地球環境保護に取り組んでいる。藍綬褒賞及び仏政府より国家功労勲章並びに農事功労勲章を受章。各種メディアでも活躍。著書に「食育のすすめ」「大人の食育」「食育の本」など多数。
http://www.hattori.ac.jp/
熊本市出身。大学卒業後5年間の米国料理修業を経て、82年熊本市にデーブスレストランを開店。93年の泥武士開店以降、農薬や添加物についての啓蒙とともに、オリジナル商品の開発・提供を開始。99年より東京進出、泥武士銀座店を出店。
http://www.dorobushi.com/ginza/
■南清貴さん
(株)グリーンハウスキヨズキッチン事業室チーフプロデューサー
95年代々木上原にキヨズキッチン開業。最新の栄養学“オプティマル・ヒューマン・ダイエット”に基づく独自の料理を提供。06年[株]グリーンハウスのキヨズキッチン事業室チーフプロデューサーに就任。「ナチュラルエイジング」をキイワードに、コントラクトフードやヘルスケア・ホテル部門でのフードメニュー開発を開始。
http://www.kiyos.jp/
■清野玲子さん
(有)ダブルオーエイト、 (有)カフェエイト主宰
アートディレクター、カフェプロデューサー。97年に友人の川村明子と2人でデザイン事務所(有)ダブルオーエイトを立ち上げ、00年にカフェエイトを、03年にピュアカフェをオープンさせる。ADとカフェ経営の2足ワラジ状態ではや7年。カフェエイトのレシピ本『VEGE BOOK』も好評発売中。
http://www.cafe8.jp/
自然との調和を感じるためには「土」に直接触れることが大切と確信し、1年間の自然栽培実施農家に住込みによる研修を経て、「土」の偉大なる力を反映した農産物の販売を始める。
「衣・食・住・遊・学」のすべての面にわたってナチュラルなライフスタイルを提案している。
http://www.naturalharmony.co.jp/
成蹊大学経済学部卒業後、90年(株)亀和商店入社。00年代表取締役社長に就任。06年4月(株)亀和商店は、日本国内で初の海洋環境保全、持続的な海洋資源の利用を推進するMSC認証の流通・加工でのCoC認証を取得。
http://www.kamewa.co.jp/
代替医療入門3 『私を癒すイメージの力』
サイモントン療法入門
DATE :
2007年3月18日(日)
[ 共催:
CAMUNet ]
今回で3回目となる「代替医療入門」。毎回、関心が高く期待度の大きいテーマです。今回も200名以上のお客様をお迎えし、おかげさまで満員御礼。持続可能な社会、より良い社会のために、これまでの現代医療だけではない選択肢を選ぶ必要があることを、みんなが感じているのですね。
本来、人間に備わっている「自然治癒力」。一体どうしたら、そのスイッチを入れることができるのでしょうか? 今回は『私を癒すイメージの力』というテーマを掲げ、世界的に有名なイメージ療法の「サイモントン療法」を取り上げました。また、命のエネルギーに優しい服「うさと」のファッションショウも開催。内なる癒しの力についてじっくり学べた1日でした。
ビーグッドTALK−1
ゲスト:さとう うさぶろうさん (「うさと」服飾デザイナー)
欧米でデザイナーとして活躍していた16年前、ある日突然スピリチュアルな体験をしたといううさぶろうさん。自分に何が起こったのか知りたいという思いから、それまで全く関心のなかった精神世界や宗教について2年間勉強をしたのだそうです。その後、服を通じて癒しを伝えていきたいと考え、それにふさわしい布を求めて世界中を旅します。そして行き着いたのがタイでした。
タイ・イサン地方で生産をしている「うさと」の布ですが、その発注の仕方はとてもユニーク。講習会を開いて日本の古美術や絵画、夜空や畑など自然の景色を一緒に鑑賞し、そのイメージで布を作ってもらうのだそうです。しかも納期もノルマの指定もなし。自然のイメージから生み出され、自然と共に生きる人たちによって紡がれた「うさと」の服を、うさぶろうさんは「ともかく体感してほしい」と言います。
「このまま世界はどこへ行ってしまうか? それに気づくには自分自身に気づくことが一番手っ取り早いのです。都会で人口添加物の中に生きていると自分を見失います。自然の息吹をまとうと自分に気づけるのです」。優しく温かく、自分らしさに帰っていくことをお手伝いしてくれる「うさと」の服。まるで作る人、着る人、そして見る人までも幸せにしてしまうかのようでした。
ビーグッドTALK−2
ゲスト:上野圭一さん (翻訳家、CAMUNet 副代表)
持続可能な社会を実現しようという世界的な動きの中で、「代替医療」への関心はますます高まっています。もちろん現代医療で助かる命も多いのですが、持続可能な方法とは言えないのが事実。病院はもはや大量の有害な医療廃棄物を生み出さなければ成り立たなくなっており、その廃棄物は処分しきれずフィリピンなどへ輸送されて問題となっています。また、現代医療は構造も治療法も刹那的なものです。
「病気」と言う言葉を「病んだ気」ととらえて「気」の部分をよく考えるべきなのに、現代医療の医師は「気」についての勉強をしません。上野さんは、ここに現代医療と代替医療の断絶があると言います。
「私たちは寝ても覚めてもイメージの洪水の中にいます。どうせイメージするのなら、社会にとってより良い、地球にとってより良いイメージを自分の中に湧かせたほうがよいのです」。「私」という存在を構成する成分は「言葉」と「イメージ」である、と上野さんは言います。ならば良いイメージをすることで、自分の成分をよいものに入れ替えることができるのです。
死期が迫った患者さんの中には、自宅に帰して住みなれた家で過ごすだけで状況が良化する場合もあるのだそうです。より良い医療とは? 本当の癒しとは? ということについて改めて考えさせられました。
ビーグッドTALK−3
ゲスト:川畑 伸子さん (サイモントン療法認定トレーナー・カウンセラー、NPO法人サイモントンジャパン副 理事長)
「サイモントン療法」は、1971年にDr.カール・サイモントンが始めた心理療法。ガン患者だけではなく、ストレスに起因する病気全般への治療として行われています。 Dr.サイモントンは、性別、年齢、症状など条件がほとんど同じガン患者に同じ治療を施しても改善する人と悪化する人がいることを疑問に思い、やがて「人生や治療に希望を持っている人は改善する、絶望感を持っている人は悪化する」ということに気づきました。
では「希望」とは何でしょうか? Dr.サイモントンは辞書で調べたそうです。希望=hopeとは「信念である。状況や可能性にかかわらず自分が得たいと思う結果を得られると信じること」。どのような状況であっても自分が治ると信じることが希望なのです。現代医療では患者に対して闇雲に希望を与えてしまうことはタブー。ですがDr.サイモントンは1971年、末期のガン患者に「希望」をキイワードに初めてサイモントン療法で治療を行い、4週間でガンが消えてしまったという結果を出したのです。
サイモントン療法では病気は自分へのメッセンジャーだととらえます。人間は自分の本性から離れてしまったとき、否定的な方法でもバランスを取ろうとします。生きる喜びから離れて生きてしまっている人に、病気は気づきのメッセージを与えてくれるものなのですね。
ビーグッドTALK−4
ゲスト:上野圭一さん&川畑伸子さん&さとううさぶろうさん
ゲストのみなさんが一堂に会し、「イメージと癒し」について語っていただきました。異なる立場のみなさんでしたが共通していた意見は、自然に帰る、そして本来の自分に気づく、ということが大切だという点。上野さんからは、カトリックの聖地であるルルドの泉を訪れて病気が治癒した人についての研究によると、治癒した人たちに共通しているのは「生かされているということに喜びを感じる人」なのだというお話もありました。大いなる力を感じ、ありのままの自分でいることが大切なのですね。
最後の質疑応答ではお客様から活発に質問が飛び出し、大盛況のうちに97回目のBeGoodCafeは終了しました。「私の癒すイメージの力」、みなさん感じることができたでしょうか?
うさとファッションショウ&天鼓+宮川昭夫ライブ
「命の輪」「平和の輪」「祈りの輪」という3部構成で行われたファッションショウ。天鼓のお二人とキーボーディスト宮川さんの奏でる大地の温かさが伝わってくるようなサウンドが、優しい「うさと」のファッションにぴったりでした。ご協力いただいたモデルのみなさん、ありがとうございました!
Smileワークショップ /ナチュロパシック・ヨーガ(国際ナチュロパシー協会)
今回3回目の登場となった林香織さんのヨーガのワークショップ。先生のインストラクションで、深い呼吸と共に自分の内面へ意識を転じ、内なるエネルギーが自分の体から湧き上がるエネルギーを感じます。ペアワークでは、お腹から湧き出る流れをイメージしながらお互い引っ張り合いをすることで予想以上の力が出るという体験に参加者のみなさんが驚く一コマも。
代替医療を知る・感じる・体験するコーナー
さまざまなヒーリング商品の販売や施術を行なうブースが出展しました。出展団体のみなさま、ありがとうございました。
バッチホリスティック研究会/日本メディカルハーブ協会/ムソー株式会社/株式会社ニールズヤードレメディーズ/株式会社ノラ・コーポレーション/代替医療利用者ネットワーク CAMUNet
イメージワークショップ
川畑先生によるイメージ療法のワークショップ。リラックスして宇宙とともに呼吸をし、古い自分を褒め称え、新しい自分を快く迎える。安心と喜びをイメージし、細胞の1つ1つに丁寧に働きかけていきます。「無理しないで」という病気からのメッセージに耳を傾けることによって、普段は意識することのない自分の中に眠る癒しの力に気づくことができました。
ゲストプロフィール
翻訳家、針灸師。1941年生まれ。早稲田大学英文科卒。テレビ局勤務を経て、カウンターカルチャー真っ盛りのアメリカに渡り、おおいにその影響を受ける。1999年CAMUNet(代替医療利用者ネットワーク)の設立に参画、副代表としてその論理的・情報的基盤を支える。
日本ホリスティック医学協会副会長、日本代替・相補・伝統医療連合会理事、日本統合医療学会理事。アンドルー・ワイル氏の友人として「人はなぜ治るのか」以降、著書の翻訳を一手に手掛けるほか、自著としても「ナチュラルハイ」「ヒーリング・ボディ」「代替医療〜オルタナティブメディスンの可能性」「補完代替医療入門」「わたしが治る12の力—自然治癒力を主治医にする」など多数。
■川畑伸子さん
サイモントン療法認定トレーナー・カウンセラー、NPO法人サイモントンジャパン副理事長
米国マサチューセッツ州Endicott大学Liberal Arts Humanity首席卒業後、経営コンサルティング会社、貿易会社を経て通訳・コーディネーターとして独立(米カリフォルニア州ロサンゼルス)、通訳の仕事を通してサイモントン療法に出会う。以降Dr.カール・サイモントンの専属通訳として仕事を重ねると同時に、同療法認定セラピストとしてのトレーニングを受け、2001年8月、米国で認定授与、日本人第1号の認定セラピストとなる。
北海道南富良野出身。日本で企業デザイナーを経験した後、欧米でオートクチュール、ウェディングドレスなどの創作活動を行う。1994年から命のエネルギーを感じる本物の素材を求めて世界を旅し、1996年タイ・チェンマイに行き着く。タイの少数民族の伝統的な手織り、草木染めの布等、素材を活かしたデザインの服を創作し続けている。2004年から『Celebration of Oneness』と題した平和の祈りのイベントを うさとの縁で結ばれた人たちと一緒に全国各地で開催している。現在タイ・チェンマイ在住
http://www.usaato.com/
『パーマカルチャーを始めよう!』
DATE : 2006年08月27日(日)
持続可能で豊かに暮らしていくための「暮らしのデザイン体系」=パーマカルチャー。
それは、地球や人類の直面している危機的状況の解決に向かって、環境負荷が低く幸福に暮らせるライフスタイルを創り出そうというものです。
今回は、日本でもパーマカルチャーを早くから実践し、生産農家を営んでいる酒匂徹さん に「循環型農業」と「豊かな生き方」についてうかがいます。
また、いま千葉にエコハウスを建設し、パーマカルチャーライフを始めようとしている高樹沙耶さんにもご登場いただき、沙耶流パーマカルチャーライフについてうかがいます。
SMILEワークショップ
真の健康と病気についての新たな考察と体験
私達人間の意識と身体と地球の自然への認識を通してリアルに健康を味わうワークショップ
心の持ち方でからだが変わる。認識の違いが周囲の人の心に影響を与える。こころ・からだ・世界は気でつながっている。このようなことを、 簡単なワークを一緒に楽しみながら、体験してみませんか? キイワードは気のからだです。
プロフィール:木盛 龍彦 (ヒーラー/光の柱のワーカー)
TOTAL HUMAN TUNING 主宰
イベント :93年〜ワークショップ ”からだからだから”
99年APGのピラミッドにて進化への3日間 ”GALACTIC SUN”
’06 ”LIVING in HEAVEN” を主催
<4階スペース>
BeGood Cafeのパーマカルチャーの取り組みをパネルでご紹介します。
愛地球博でのオーガニックガーデンや山中湖での計画をご紹介。
BeGood Cafeオリジナル・オーガニックグッズ発表・展示販売!
ミミズコンポストやベランダポッドなど。
ヤススキイ(Yasuski)
10代半ばからアナログ音響機器の製作を始め、その後、楽器との連携を考えたオリジナル機材の設計・製作を行う。10年ほど放送業界に籍をおいた後、97年頃から創作活動を開始。リアルタイム・サンプリング・システムの開発と、それを使った演奏活動を行う一方で、05年からは「ムビラスキイ」というオリジナル楽器(エレクトリック・カリンバ)の制作を始めている。
■スケジュール 2006年8月27日(日) 14:00〜20:00
14:30〜15:10
SMILEワークショップ
15:25〜15:35
SPEAK OUT !
15:35〜15:55
NPOインフォメーション
15:55〜16:15
ワールドレポート
16:30〜17:30
BeGoodトーク−1
17:45〜18:15
LIVE
18:30〜19:45
BeGoodトーク−2
■会場 代官山Ball Room
東急東横線代官山駅より徒歩1分
JR/日比谷線 恵比寿駅より徒歩8分
渋谷区恵比寿西1-34-17 ZaHOUSEビル
代官山Ball Roomへのアクセス
※お車でのご来場はご遠慮ください
■料金(出入り再入場可)
一般1,500円(または1,000円+500地域通貨*)
ビーグッドカフェ会員1,000円
小学生以下無料
地域通貨*=Rainbow Ring、アースデイマネーが使えます。
■お問い合わせ
・BeGood Cafe/03-5773-0225
司会:シキタ純、市川美沙 制作:堀田麻衣子、カナシロリエ VJ:TOOWA2 DJ:TeL
主催:BeGood Cafe
協力:ASADA(AirLab)
★Thank you for not smoking 会場内は禁煙です。
ゲストプロフィール
■酒匂徹(さかわとおる)さん
パーマカルチャリスト、岩手県在住
1968年岩手県生まれ。1994年にNZにてパーマカルチャーデザインコース終了。
その後岩手県東和町にて自然農園ウレシパモシリを運営しながら日本でのパーマカルチャー実践、普及に努める。妻と子ども3人の5人家族。
1963年静岡県生まれ。1983年映画『沙耶のいる透視図』で女優デビュー。2000年、ダイビング・インストラクターの資格を取得。2002年、フリーダイビング日本大会で水深45Mの日本記録樹立。同年ハワイで行われたワールドカップでは、水深53Mの日本記録。結果、個人4位、 日本女子チームは銀メダルを獲得。