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エコリュクス2007 開催レポート


ファッションはもちろん、社会や環境問題にもしっかりと向き合う、スタイリッシュでエコ志向の女性に向けて開催された、エコリュクス2007。平日にもかかわらずたくさんの方々に足を運んで頂き、大盛況のうちに終了しました。
オシャレを楽しみながら、環境問題にもしっかり向き合う「エコリュクス」という新しいスタイルの大きな第一歩となったはず。会場に来場された方もされなかった方も、エコリュクス2007のレポートをお楽しみください。

コスメティック・ギャラリー

オーガニックやエコロジーに関心の高い化粧品ブランドが21社勢ぞろい。各社のブースが、独自の世界観を解き放ち、まるで21の小惑星が集まったかのように会場が彩られました。
イベント当日は、ナチュラルコスメティックスの豊かな香りや心地良いテクスチャーを全て無料でお試しいただきました。熱心にスタッフの方に質問されている来場者の方や、丁寧に原料や制作過程について説明しているスタッフの方の姿がたくさん見受けられ、とても和やかな雰囲気。女性のナチュラルコスメティックスへの関心の高さが伺えました。
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エコリュクス・ショップ

青山スパイラル入り口のショップにて、ナチュラルコスメブランドの一部の商品を販売。自然のあたたかさが感じられるディスプレイがほどこされた店内は、常にたくさんのお客さんでにぎわい、みなさん、1品1品じっくりと吟味して購入されていました。

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トークショー/ライブ

司会・丹羽順子さんのハキハキと爽快なリズムにのって、素敵なゲストの方々のトークショー/ライブが開催されました。参加者のほとんどが女性の方で、メモをとったり、うなずいたりと、みなさん熱心に聞き入っていらっしゃいました。
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10月18日(木)

トークショー「女性のための環境問題」:星野智子

環境情報の提供、ご自身のお仕事内容や、日本のNGOの活動の現状について、丁寧に解説してくださった星野さん。来年7月の洞爺湖G8サミットに向けて政策に声を届けるため、NGOのネットワークを組織しているという頼もしい活躍ぶり。海外に比べて、日本ではまだまだ女性の政治家が圧倒的に少ないんだそう。「女性が暮らしやすい社会を作ることが、とりもなおさず環境問題を解決することになる。女性が鍵を握っています!」と熱いメッセージを頂きました。

エコリュクストーク対談:高樹沙耶、生駒芳子、鴨下環境大臣

千葉での地に足ついたエコライフを楽しそうにイキイキと語られる高樹さん。一方、世界中を飛び回るジャーナリストらしく、海外の最新エコリュクス事例をふんだんに紹介して下さった雑誌『マリ・クレール』の編集長生駒さん。二人のさすがのトークに会場のテンションは最高潮!生駒さんは「忙しい生活ですが、子供には必ず手作りの料理を食べさせている」というお母さんらしい優しい一面も。
途中から飛び入りで参加された鴨下環境大臣は、「自然を感じることが大切」とご自身の言葉で力説され共感を呼んでいました。唯一、今回のイベントに男性としてトークに参加された大臣でしたが、女性性を秘めた素敵なお話に会場内もうっとりでした。


10月19日(金)

トークショー「女性のための環境問題」:平田仁子

10年以上地球温暖化のエキスパートとして活動されてきた平田さんならではの、分かりやすい地球温暖化入門。
世界各地で既に起きている異常気象の現状を取り上げ、「今年に入ってからの問題の深刻さは相当なもの。一刻の猶予もありません。」と語られ、会場は深刻な雰囲気に。最後には「今こそ私たちに求められているのは想像力です。」と前向きな提言で締めくくっていただきました。

ライブ:dip in the pool

80年代に英国からデビューアルバムを発売し話題をさらったビューティフルニューウェイブユニットdip in the pool。ヴォーカルの甲田益也子さん、トラック担当の木村達司さんの創る世界に、酔いしれたいファンと初体験の観客の方々が幻想的なリュクスさを堪能していました。


10月20日(土)

トークショー「女性のための環境問題」:マエキタミヤコ

スパイラル・ヘアとショッキング・ピンクのスカートというファンキーなファッションで登場のマエキタさん。トークのタイトルは「シリアスなんだけど、ユーモラスに環境アクションを楽しもう。」自身が手がける「フードマイレージ」のプロジェクトのお話しから始まり、「生物多様性」の分かりやすい解説、貧困問題と環境問題のつながりなど、多分野で仕掛けるマエキタさんらしく幅広いトピックについてお話くださいました。エコシフトするには、「ひるまない、攻めない、めげずに何度も口にする、楽しみながら」といったアドバイスも。トークの最後ではハワイのジンジャーヒル・リトリートセンターへの家族旅行やご自宅の屋上緑化などの楽しい写真も披露してくださいました。

エコリュクストーク:岡村貴子

オーガニック・ライフの案内人らしく、手作りのコサージュのアクセサリーと、森の妖精のようなお召し物の岡村さん。オーストラリアで勉強されてきた「サステイナブル・ストリート」を日本でも始める構想では、「環境問題は、実は人と人との関係性の問題です」と力説され、会場の皆さんも深く納得されていました。
オーガニックに馴染みの薄い若者にも訴求を図るため、音楽フェスティバルでもブース出店するなど幅広い活動を展開される岡村さんは、クリエイティブにエコアクションするヒントをたくさん提供してくださいました。

ライブ:ケンジウィリアムス

米国のアートシーンで注目を浴びるケンジ・ウィリアムスさんは、映像や音楽の分野で、スピリチュアルかつガイア的視点でのクリエーションを続けています。この夜も宇宙から見た地球の美しさをテーマに、ビート感溢れるバイオリン演奏で観衆を魅了してくださいました。

エコリュクス・ギャラリー:映像配信

世界で活躍されている女性環境活動家のメッセージを集めた「地球を愛する女性たち」や、元米副大統領アル・ゴア氏のイタリア・ファブリカ展で行ったスピーチ、屋久島の壮大な大自然の映像、出店コスメブランドさんのイメージ映像、環境映像専門のグローバルメディアgreen.tv japanの動画配信など、ふだんなかなか触れることができない環境メッセージを、エコリュクス流に発信。みなさん足をとめて、それぞれのメッセージに耳を傾けてくださいました。
パソコンが置いてある台の素材はなんと、建設現場から出る廃材による木材チップと、ペットボトルキャップをメインとする廃プラスチック材。まだらな柄がとてもスタイリッシュ。イベント終了後は、この素材「エコプライ」を開発した東京木工所の工場に返却し、再度リサイクルします。
エコプライについてはこちらから。
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エコリュクス・ライブラリー/グリーン・ラウンジ

d-laboさんにご協力いただき実現した、ブックセレクター幅 允孝氏セレクトの環境本が並ぶライブラリーコーナー。環境本というと、難しいイメージがありますが、たき火、森、水や月についての本を、マンガ、絵本を含めた絶妙な視点でセレクトしていただきました。
そんなライブラリーコーナーを更に引き立ててくれたのが、スタイリッシュなテーブル、照明、本棚や鉢たち。
木の樹形を生成するアルゴリズムで脚を形成したテーブルや、自然が作った生分解プラスチックである春雨の照明、本棚はすべてNosignerによるもの。ライブラリーコーナーを中心にちりばめられた、たくさんの鉢たちは、自然との関係を実感できるグリーンデザインを発信しているlimbgreen (リムグリーン)によるもの。人と自然との新しい接点を見出してくれる空間で、読書の秋を満喫することができました。
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ナチュラルコスメ相談会

10月19、20日の2日間に渡って開催された、美容エッセイスト・錦織なつみさんによる、ナチュラルコスメ相談会。植物のドラマティックで未知なるパワーや香りの効果など、大変丁寧に分かりやすくお話いただきました。
「他の化粧品に比べて、ナチュラルコスメは価格がちょっと高い点が手の届きにくい理由なのかなと思うのですが」と、司会の丹波さん。錦織さんは「残念ながら現状では、フェアでない取引がされているところがたくさんあります。正規なレートで取引をすると、その分高くなってしまいますがそれが正当な価格。そのことを理解した上で使っていただければと思います」。みなさんを大きくうなずきながら、錦織さんのお話に聞き入っていらっしゃいました。
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錦織なつみさんのプロフィールはこちらから。
事前に予約受付をした、1対1の相談会。美容のプロに直接お話を聞ける貴重なチャンスだけに、みなさんたくさんの質問を投げかけていらっしゃいました。ひとり10分という短い時間にもかかわらず、錦織さんはひとり一人の悩みや質問に丁寧に答えてくださいました。相談会が終わった後は、美容のプロである錦織さんの貴重なアドバイスと丁寧でやさしい受け答えに、みなさんとても和やかな表情に。ナチュラルコスメに対して抱いている不安や疑問が解決する、充実した内容の相談会となりました。
 

参加者の声

「かわいい!」と、笑顔でコスメブースに駆け寄ってきた2人の女性。「天然成分は信用できるし、パッケージもかわいい。これから徐々にナチュラルコスメへシフトしていきたい」とAさん。香りやつけ心地を楽しそうにテスティングしていました。ナチュラルコスメに対して何か希望があるかと質問すると、Bさんは、「身近な所で買えるようになったら嬉しいです」。お気に入りのコスメは見つけられたでしょうか?
「3年くらい前からナチュラルコスメを使っています。使い始めたきっかけは、とにかく使い心地がよかったから。それに、ナチュラルコスメは作り手さんの想いが、製品ににじみ出ている感じがするところも好きです。」と、植物の仕事に携われているというCさん。環境に配慮しているという点だけでなく、純粋に自分が「いい」と感じる感覚も大切にしたいです。
ほかにも、「香りが自然のものだから、体にしみこんでいく感じがして気持ちいい」など、ナチュラルコスメの魅力にみなさん目をきらきらと輝かせていました。
 

レセプション・パーティ

イベント初日の夜、エコリュクス2007の開催を記念してレセプション・パーティを開催しました。平日の夜にもかかわらず、コスメ・アパレル関係の方から環境活動家の方まで、ジャンルを問わないたくさんの方々にお集りいただきました。
アメリカと日本を拠点に世界的に活動するケンジ・ウイリアムスさんによる、宇宙から見た地球の美しさをテーマにしたビート感溢れるバイオリン演奏。ケンジさんの奥様であるダンサーのSayokoさんによる息を飲むほど優美なパフォーマンス。エコリュクスな方々で盛り上がっていた会場が、さらなる熱気に包まれました。
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