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懐かしき宇宙旅行

サンフランシスコ空港のドメスティックに乗り換えるところに、エアポート・ミュージアムがある。いつも分かりやすいアメリカン・アートが展開されているのだが、この日はサイエンスフィクションがテーマだった。タイトルは、『アウト・オブ・ディス・ワールド』(宇宙の彼方)である。
私などは、もう涙が出そうなファンタジックな宇宙フィクションの世界である。

確かにサイバーパンクの愛好者には、『アンドロイドは、電気羊の夢を見るか?(ブレードランナー)』がズシ〜ンと来るかもしれないが、私らには『禁断の惑星』というスーパー・フューチャー・サイエンスな映画がズシ〜ンと来る。
文明の進化は、時空の壁を越える!>>人類は月も火星も征服すると思っていた頃の話だ。
もうどうしようもない程、ロマンティックな宇宙観。エルトンジョンの『ロケットマン』、デビットボウィの『ジギースターダスト』にまでたどり着くロマンティックな宇宙観だ。空港でこれを観た時、ちょっと涙ぐんでいた。


同性婚賛成か!?

ホテルの回りがやけに騒がしい。ぞろぞろと歩く人の列についていくと、市議事堂の前に市民が気勢をあげている。相当な人数だ。どうも「同性婚を認めろ〜」ということらしい。「WE’RE GAY BUT WE’REPISSED」私達はゲイよ〜ん、でも怒っているのよ〜ん、とかいうことか。きっと面白い意味なのだろう。

もともとサンフランシスコでは、同性婚は合法だったらしい。
しかし、問題はこの間の米国大統領選挙。全米の黒人の90%以上がオバマ新大統領を支持していたという。その黒人らにとっては、同性婚なんて神の道に背くものとして許せないらしい。で、こちらでは法令の撤回によって、同性婚が禁止になるのだそうだ。
サンフランシスコの民主党支持者もオバマ新大統領の登場には大きな期待を持っていたのに、早くも「文化的ねじれ現象」が起こっているということになる。

お天気もいいので、みんな楽しそうにハシャいでいる。パパと子ども。ママと子ども。じいちゃん同士。ばあちゃん同士もいる。で、じいちゃん達が「HUMAN RIGHTS FOR EVERYONE」(誰にでも人権を!)Tーシャツを着て、『ベサメムーチョ』を演奏していた。いいなあ。カッコいいなあ。こんなじいちゃんにならないといけないな〜。でも、同性婚がテーマだから愛の歌『ベサメムーチョ』なのかなァ〜。
ところで、英国のエルトン・ジョンも男性と結婚しましたよね。


家も投げ売りかいな!?

ヒマでテレビ見てたら、家のテレビ通販やっていいた。
この家は、北カリフォルニアのフェアフィールドにあるらしい。ベッドルームが3つ。風呂は1つ。約93平米(28坪)の小さいながら普通の家だ。で、オークションが29,000ドルからスタートしている。日本円で約290万円だ。「えッ??」っと思いませんか?
う〜ん、サブプライム問題が影響しているのか、もともとこうなのか。う〜ん…。


まだまだ続くサンフランシスコのネタ

ホテルのちょうど向かいの裏通りに「エコセンター」がある。市民向けにたくさんのワークショップがあったり、NGOのチラシが置いてある。
この入口のウィンドにこの「破れ椅子」がある。
椅子の座面の破れたところから芝が生えている。ただそれだけのだが、象徴的で面白い。
入口の雰囲気の作り方がうまいなァ〜。


床屋はこうじゃないとね!

我が輩は、ロンゲだ。サーファーを目指している。サーフボードも持っていないのでウソがばれるが、とにかくロンゲであることは事実だ。で、のばしっぱなしなのでそろそろ切ろうと思っている。
サンフランシスコのマーケットストリートを歩いていたら、イカす床屋があった!
メニューボードを見てくださいな。「オフィシャル・ヘアースタイル フォー メンアンドボーイズ」とある。ふ〜ん、オフィシャルなのかいな、これが。確かに右上端の男性はクラークゲーブルのような紳士だ。古典的にオフィシャルだ。
下段の左端は、ほぼGIジョー。完全に米兵だ。笑えるのは、下段の右から2人目。これって氣志團じゃん! つっぱりだ!!
う〜ん、イカす床屋だが、困ったものだ。今日は髪を切るのはやめにする。


サンフランシスコ/グリーンフェスティバル #2

たくさんの出店団体があるが、みなさんディスプレイが上手。これは見習わんといかん。楽しそう。国民性があるのだろうが、スローで楽しそう。
「BUY FRESH BUY LOCAL」とある。地産地消ね。ここでも、「オーガニック」と「ローカル」が花盛り。ジャンクフードの国だが、心配している人達もいっぱいいて、ムーブメントが広がっている感じ。みんなオバマ新大統領に期待していることだろう。
私の隣にいるのが、春に開催されるアースデイ「グリーン・アップル・フェスティバル」のキイマン、ジョンさん。来年のアースデイに向けてヒソヒソ話をしました。乞う、ご期待!



サンフランシスコ/グリーンフェスティバル #1

サンフランシスコに到着! ここのグリーンフェスティバルというエコイベントを視察に来ています。
これは、Global Exchangeという団体とコープアメリカという生協が共同開催のエコ・コンベンション。世界一大きいエコイベントと言っているが、多分3日間で実数4〜5万人の集客だろう。なぜ、世界一なのか分からんが。
サンフランシスコの場合、春には野外音楽イベントとして「Green Apple Festival」が開催され、秋にこの「グリーンフェスティバル」というコンベンションが開催される。
http://www.greenfestivals.org/

まず、入口で発見。ティーチャーのバス。単に「先生団体」のバスなのだろうが、カッコいい。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが、デニス・ホッパーに脅かされて走り続けそうな感じだ(1994年 ヤン・デ・ボン監督『スピード』より)。 関連は全くないのに連想がふくらんですまん。
で、お隣のキッチンカーは、なんと廃油で走るSVO。右のむき出しのフィルターで廃油を漉している。わざとこうやって見せているわけだ。(SVO:Straight Vegetable Oilの略。廃油を漉して、そのまま燃料にして走る。私の車
もそうだ。)
さ〜てと、これからいよいよ入場しよう。



成田空港の凄いアート!

これからアメリカに行きます。
私は、アースデイ東京の議長なのです。アースデイは、世界中187ヶ国で催されている地球上最大のエコイベントです。その中で、アースデイ東京はもはや押しも押されぬ「世界有数のアースデイ」となっているはずです。(!?)誰も確証は持てないのだが、多分そうだ。
で、そうなったからには、本国アメリカのアースデイ関係者と話し込んで来ようというのが今回の企画。
まずは、サンフランシスコに行って、その次にワシントンDCに乗り込みます! 
ワッハッハッ!!
で、まずは成田からのレポート。みなさん、これご覧になったことありますよね? 成田空港第一ターミナルの出国入口にそびえる素敵なアート。(成田空港第二ターミナルはどうなっていたか失念)
これ、前々からスゴイと思っていました。凄いアート。
残念ながらどなたが作ったアートかは分からずじまい。どなたのか本当に知りたい。弟子入りしたい…。絶対、弟子入りしたい。どなたの作品か知っている方いたら教えてください。

私は、この作品を見てから老後の人生を決めてしまったのです。私も彫刻をやりたい! どこか田舎でデカい倉庫を借りて、思う存分デカい作品を作ってみたい。で、それを米国とか、ヨーロッパに売って、悠々自適の生活をします。はい。
みなさん、アランドロンの名作『太陽がいっぱい』って知っていますか?
とにかく素敵な時代を象徴するような素敵な男=アランドロン。この映画の中で冶金彫刻が出て来ます。カッコいいんです。
前から「デカい彫刻」をやってみたかった私は、成田空港で凄い作品を見た後は、やっぱ彫刻でしょ!って思っています。


ヒース・ナッシュさん>>手巻き寿司の巻

しばらくすると、ヒース・ナッシュさんは京都に行ってしまうので、パーティを開いた。
なんと手巻き寿司大会である。

ヒースは好青年であるので、まわりの受けがいい。しかし、特に女性に人気が高い。別にねたんでいる訳ではないが、よくモテる。みんながひと通り手巻き寿司を食べた後、ヒースのテーマは「花」だから、巻き寿司を花模様にしようということになった。女性陣が工夫を重ね、出来た太巻きをヒースが丁寧に切って、はい出来上がり。
写真で見える通り、ちょっと小粋な花模様の巻き寿司になりました。メデタシ、メデタシ。

小生は、横でワインを飲んで、ひとりぐだぐだしていた…。


ヒース・ナッシュさん、大活躍

BeGood Cafeがプロデュースしたイオンレイクタウン・エコアート作品群の中で特に人気の高いのが、南アフリカ共和国のアーティスト、ヒース・ナッシュ氏の作品だ。
彼には、11月1日と2日にレイクタウン moriの木の広場でファミリー向けのワークショップなどをやってもらった。

上の写真は、イオンレイクタウン mori 花の広場に到着したヒースさん。好青年である。自分の作品が気持ちのよい空間に飾られているので大満足。ニコニコ。
さて、彼が講師をつとめるエコワークショップがスタート。普通捨ててしまいがちな洗剤プラ容器などをカットして綺麗な花びらにする。今回のワークショップでは、それを使ってストラップを作った。チビッコもママさんもみなさん、大喜びでした。
こうしたエコワークショップが今後も続くので、みなさんもぜひご参加くださいませ。


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