知人からの情報がきっかけで、日本民芸画家の大物先生、柚木沙弥郎先生とお会いすることになりました。プロフィールを下に記します。
BeGood Cafeが2006年から続けている「エコビレッジ国際会議」の第3回目を来年開催します。その上で、ぜひとも広報のグラフィックなどに「平和で愉しい」そして「生活感の溢れる」キイグラフィックが欲しいと思っていました。
そんな時に、ビビッと来ました! 柚木沙弥郎先生とお知り合いにならせていただいた上に、なんとご協力いただけそうなのです。嬉しいです、とても。
先生の絵は、それこそグローバリゼーションで失われつつある「日本の文化」の典型的な一部分だと思います。優しさの満ちあふれる毎日の生活、そんな情景を暖かく感じさせます。とても大切にしたい日本文化だと思いませんか?
嬉しさ満面の小生の写真も載せます。ご興味があったらぜひ先生のWEBをご覧になってください。う〜ん、やっぱりうれしいです。
ちなみに先生は、10月中旬からパリで個展を開催します。
http://www.samiro.net/index1.html
プロフィール>>
1922年、画家の家に生まれる。美術史を学ぶため1942年に東京大学に入学。しかし勉学は戦争で中断され、1946年から大原美術館(岡山)に勤務。そこで和紙に大胆な民芸模様を型染めした暦に出会い、民芸に魅せられた。1947年、大学での研究と仕事を捨てて、この暦をデザインした芹沢介のもとに弟子入りする。以来、修行の一環として静岡県由比町の正雪紺屋に住み込み、型から染めまでの染色の技法を学んだ。
1949年、作品第1号を第23回国画会展に出品。その後、ブリュッセル万国博覧会(EXPO ’58)では銅賞を獲得。
1972年に女子美術大学の教授に就任、87年から退官するまで同大学の学長を務めた。
いま話題のムペンバ効果です。冷凍庫の中では、温度の低い水の方が温度の高いお湯より早く凍ると考えるの常識だが、実際は温度の高いお湯が早く凍る場合があるというのが、このムペンバ効果。NHKテレビの『ためしてガッテン』で紹介されてから話題になりました。詳しくは新聞記事を読んでください。図は、この現象を示しています。念のため。
このムペンバ効果に大反対しているのが、早稲田大学の大槻教授。超イカサマだとか。
私はこういうの大好きです。信用するしないということではなく、学校で習う科学というのはまだまだ歴史が浅く「穴」はいたるところにありそうだと思っているのです。
最近では、「常温核融合」。超高圧と超高温でしか起こらないという核融合が、普通の室温で起きるという。これは物理学者から総攻撃を浴びていまや否定されてはいるがまた復活するかも知れない。
また、みなさんご存知、桜沢如一先生の「マクロビオティック」には、「元素転換」というコトが出て来ます。これは、普通の物理ではありえないことなのですが、マクロの方々の中ではよく語られているのです。
元素転換=カルシウムをほとんど含まない餌を鶏に与えても、卵の殻が形成される。これは体内で元素転換が行われているからだ、という説。「マグネシウムは体内でカルシウムに変化するので、ミルクなどを飲む必要はない」とか、「赤血球内で窒素が酸素に変換される」というのも同様。これはトンデモ科学と言われています。
でも、大宇宙のことも、微小な世界のこともまだ分からないことだらけであることは間違いないのですから、おおらかに考えましょう。
着々と進むシキタ家エコビレッジ計画の一環として、昨日わんさか購入した植栽をご紹介しよう。
めだかの回りには「ワイヤープランツ」。そうそうめだかがいるのじゃ、我が家には。ところが不思議とその数が減っていく…。(泣) なぜだろう。私はカラスや雀が食べてしまうのではないかと疑っている。まだ目撃してはいないのだ
が、そう睨んでいる。どなたかいい情報(なぜめだかが減るのか)を知っている方、ぜひ教えてください。
ところで、写真のハーブは、チェリーセージ、ローズマリー、バジル。野菜は、白菜。そして、可愛いメキシカンミニ唐辛子。
これから移植する。雨が降って来たが…。
(おまけ→今朝発見したゴーヤの実。かわいい。)
我が家のベランダ・エコビレッジ(近い将来そうなるはず)に朝顔が咲きました。
これが西洋朝顔か日本朝顔かの区別もつかんのだが、咲いたのは嬉しい。
我が輩が「朝顔」と聞いて思い出すのが、クボタ提供のTFMラジオ番組『グッドオンアース』のナビゲータをやっていた頃、ゲストで来てくださった日比野克彦さんが、新潟県十日町市の廃校で咲かせた朝顔の話。
彼は、その廃校で「明後日新聞文化事業部」を立ち上げ、地元の方々とアートアクションを始めた。
廃校にロープをかけて朝顔をたくさん並べる。そして毎朝朝顔に激励すると朝顔くん達ががぜん頑張って屋上までつるが登りつめるそうだ。スゴイと思いませんか?
http://www.asatte.jp/
http://www.asatte.jp/news/index.html
そして、いまでも進行中の美術館を朝顔で包んでしまう「明後日朝顔プロジェクト」も圧巻だ。
http://www.kanazawa21.jp/exhibit/hibino/top.html
でも、まあウチの朝顔くん達は、のんびり育ってくれ、無理は言わん。
うちの家内は変わり者で、突然板さんになって寿司を握りたがることがある。
この日はいいホタテが入ったそうで、手毬寿司となった。別に築地の仲買人じゃあないのでだから「いいホタテが入った…」といった言い方自体たいそうだ。
しかし、夏の終わり、ベランダで蝉の最後の一声を聞きながら、ビール片手に寿司をつまむのは最高。妻よありがとう。良き板さんとなってくれ。
これは、我々ビーグッドカフェのオフィシャル・パマカルチャー講師である四井真治氏にあてた公開質問状である。
最初の写真は、2週間程前の里芋の葉が元気な頃の写真。
ところがどっこい、昨今は2番目の写真のように、哀れな葉に変身してしまった。分かりますか、年老いた老婆のよう。
四井さんが「根グサレを起こしているのだろうから、土の表面が乾くまで水をあげない方がいい」という指令があったので、今日まで水をあげていない。そうしたらどんどん葉が黄色くなる。う〜ん、困った。一番下の写真は、最も黄色くなってしまった葉。
可愛そうなので、水をあげてしまった。
みなさんも経験あると思いますが、葉付きの大根を買うと必ずといっていい程、黄色い葉が付いて来る。勿論食べないで捨ててしまうが、いったいどうして葉が黄色くなるのか?!!
この際、私がみなさんの代表として四井さんに聞いてきます。彼の答えは次回。
「宮内庁ごときが」発言で崩れた「五輪招致」一枚岩
そもそものきっかけは、石原慎太郎都知事が、2016年夏季五輪の東京招致に向け、皇太子殿下に協力を求めたことだった。
それに対し、宮内庁の野村一成東宮大夫は、4日「皇太子さまにかかわっていただくことは難しい」と難色を示した。
「すると、今度は、石原氏が11日の定例会見などで、”宮内庁ごときが僭越の限りだ”、”木っ端役人が、こんな大事な問題、宮内庁の見解で決めるもんじゃない”と怒りを顕にしたんです…..」記事より
これは皇室の政治的利用に他ならないし、幾度も「皇太子」と呼び捨てにしていたという。
オリンピックを是が非でも招聘したいのだろうが、度が過ぎている。もうこの知事にはご退場いただくしかないのでは。
写真をクリックしてお読みください。
アースデイ東京の実行委員会に行ったら、久しぶりにOさんがいた。で、Oさんは貧困をテーマにしたキャンペーンをやるそうで、あの名著『蟹工船』を数冊持って来ていた。つまり「みなさん買いませんが?」ということだ。
前から読んでみたかったので、1冊買いました。
『蟹工船』は、1929年に小林多喜二氏によって書かれたプロレタリアート文学の名作で、底辺の労働者が北洋で酷使される様を綴っている。
ちなみに、この小林多喜二氏は、1933年に警視庁スパイの手で捕えられ、東京築地署で特高警察により拷問虐殺された…..とある。反共の嵐のすごい時代だったのだなあとつくづく思う。
一方、来年も日本に来るかも知れないのが、思想家サティシュ・クマール氏。彼は1936年にインド・ラジャスターンに生まれた。厳格なジャイナ教の母親のもとで育ち、9歳で出家。18歳で僧を辞め、ガンジーの描いた新生インドと平和な世界のビジョンを実現するために土地改革活動家になった。彼の生家には、電気も水道もなかった。片道1時間以上の道のりを毎日歩いて畑で野菜を育てていた。あえていえば、貧乏だったのである。
彼はこう考えている。「ソーハム(彼は我なり)」、すなわ「君あり、故に我あり」。すべてワンスとなった一元論である。
ここで私が言いたいことは、二元論と一元論で「貧困」が大きく異なること。
二元論とは、デカルトの言う「分割と分離に基づく世界観」=現代の超資本主義に帰結する。
一元論とは、すべてのものの関係と結びつきに根ざした世界観=すべてに魂を見いだすワンネスの考え方。助け合いが生まれる。
貧困は、今この地球上で最も重要な問題とも言える。そしてその貧富の差は開く一方なのだ。
しかし、この貧困を蟹工船的(マルクス主義的/社会科学的)に見ると、貧者はすさみ、富の平等分配のために力(暴力)で解決をしなければならなくなる。
しかし、サティシュ・クマール的に考えると、金のない状態はむしろ邪念を持たず、自然の恵みを心底から受入れることが出来る「体と地球に優しい生き方」が出来る得る状態と言える。
勿論、過酷な貧困はそうも言ってられないのだろうが、少なくとも日本のプレカリアートは、世界すべての繋がりに感謝し、エコビレッジでの生活を目指せば豊かに生きていくことが出来そうだ。2つの本を読んでそう思った。
『蟹工船』小林多喜二著 (株)金曜日
『君あり、故に我あり』サティシュ・クマール著 講談社学術文庫1706
ベランダに植栽を置いたら、家内が里芋を育て始めた。
これは余った里芋を水に漬けておいたら芽が出たので、ついついここまで育てたということだ。しかし、大きくなると可愛いもんだ。というのは、朝(注:我が家の朝は早い。4:30〜5:30を朝という)里芋を見ると、朝露が付いている。これが可愛い。エネルギーのありそうな水が玉になって葉の上にのっている。ありがたいものだ。
しかしながら、里芋さんには悪いが、暫くしたら掘り起こして食べるつもり。
先月、いやいやながらベランダをエコビレッジ化する話を書いたが、いやはや、やっぱり植物はすごい。あの時に買った巨峰が葡萄色になりました。葡萄だから葡萄色になるのは当り前かも知れんが、うれしいもんだ。
さっそく食べたが、ずっぱくまずい。ならば、葡萄酒に向いているのではないかと、ポジティブシンキングしてみるのも我が家のならわし。しばらくしたら家内が酒造りを始める。正確に言えば法律違反かも。でも、しったことではない。う
まく酒になった段階で考えるとしよう。
ところで、葉の一部が黄色くなってしまったので、パーマカルチャリストの四井さんに電話したら、水のあげ過ぎとのことで怒られた。
そもそも素焼きのポットに植えた方が水の蒸散があっていいのだそうだ。で、マルチングはしないで、土の表面が乾いたら水をやる。あげ過ぎは禁物。甘やかされて育った子は、根性がまっすぐ育たないのと同じか。う〜ん。