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街で見かける好きなモノ(1)

街で見かける好きなモノ(1)
普段から見かけるモノで、ちょいと心を惹かれるモノをご紹介します。
この「絵」、知ってますでしょ?

東京在住の方なら、「あれッ、どこかで見たな!?」と思うはず。
これが、2002年度シキタ金獅子賞受賞(ウソ!)の作品。
地下鉄大手町駅で丸の内線から半蔵門線に乗り換える下りのエスカレータで見られます。
たぶん、駅の駅員さんで腕自慢の方が描いたのでしょう。エスカレータで転倒しないよう気を付けてねという注意喚起のポスターだ。でも、この絵が素敵だ。直球、ど真ん中!という感じ。認識効果は非常に高いと思います。
うまい、ヘタでない。超越している。こういう超直球の技は、一流のイラストレータでは出来ない。電通も作れない力強いポスターだ。ここを通る時、いつも微笑んでしまう。素敵!

自然エネルギーだけでオッケーじゃん!

朝日新聞2007年7月14日付 夕刊
自然エネルギーの発電量 4県、需要の20%超
(朝日新聞2007年7月14日付 夕刊)

ちょいと古い話になって申し訳ないが、なんと「自然エネルギーの発電量が電力需要を上回っている市町村がある!」って、知ってました??
「自然エネルギーはいいけど、まだまだ先の話。鳥がぶつかる風力発電やら、未だ高価なソーラーパネルじゃあ、まだ何も変わらないすよォ〜」なんて言っている君! あなた!! もうそんな時代じゃないらしいすよ。
この記事によると、「自然エネルギーで消費量を賄える割合は全国平均で3.35%。最も比率が高かったのは大分で、地熱を中心に30.8%を占めた。…中略… 地熱発電が盛んな福島県柳津町や大分県九重町。小水力発電が盛んな群馬県六合村など全国の計76市町村で自然エネルギーによる発電量が民生の電力需要を上回った…。」とあります。
東京は電力の大消費地ですが、各地方では地熱や風、川の小水力をぞんぶんに利用すると必要な分の電力が賄われてしまうってワケ。
やれば出来ますね。頑張れば、この島国日本は「自然エネルギー大国」になれるはず。絶対。やってみるしかないね。

くじら座ミラの謎

くじら座ミラ
この写真は、朝日新聞2007年8月16日付け夕刊に載った記事です。
「くじら座のミラが彗星のような尾を持つことを、米国の研究チームが米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡キャラクシー・エボリューション・エクスプローラーを用いて確認した。尾の長さは13光年あり、これまでに知られる天体の尾の中では最長になるという。16日付英科学誌ネイチャーに報告された。……秒速130キロもの超高速で宇宙空間を移動し、その勢いで外層のガスを長い尾として引きずっているらしい。」とありました。
う〜ん。
う〜〜ん。
これは、変だ。絶対に変。簡単には納得できない。
ご一緒によ〜〜く考えてみましょう。

ミラという天体からのガスが尾になっているということは、理由が2つ考えられます。
理由(1)宇宙空間を飛んでいるからガスが流されている。
明らかに変ですね。アインシュタインの相対性理論の考えでも、「宇宙空間を飛んでいる」というのは、こちら地球の観察者からの状況です。観察者の視点を他に移せば、ミラは止まっているとも考えられるかも知れません。まあどちらにせよ、そういう状態で尾を引くのは、回りにモノがあるから。つまり、風が吹いて
髪がなびくのは、風があるから。
宇宙空間は真空です。(ほとんど)。ならば、何になびいてミラの尾が出来るのか?
理由(2)ミラが加速しているからガスが流されている。
ミラが超高速で移動していても、基本的に等速運動のはずです。遥か過去に何かの力が働いてミラが飛んでいる、つまり地球の観測者から遠ざかっています。
邪魔するモノがないからズッと等速運動をするはず。加速する理由(原因)はありません。
では、なぜ尾を引くのでしょう?

宇宙を構成する質量のうち、ダークエネルギーが73%、ダークマターが23%、我々が観測しうる構成物質がたった4%だそうです。現在の科学では、ダークエネルギーもダークマターも何だか分かっていません。
21世紀の科学は、宇宙のたった4%を知っているに過ぎないのです。
ビッグバンが仮にあったとしても(多分なかった)、それ以降、すべての天体はそれぞれが遠ざかる形で膨張を続けています。そして、それらは実は加速しているのです。
なぜ???

今回のブログで言いたいのは、ミラは確かに尾を引いています。写真で見る通り。
で、それは加速しているからでしょう。でもなぜ???  理屈が通らないのです。
よくテレビで学者さん達が、「宇宙は約150億年前にビッグバンで誕生し、その後…」などとシタリ顔で話していますが、ほとんど推測でしかありません。半信半疑で聞いた方がいいですね。

グリーン水素の仕掛人!

BeGood Cafeは、「NOより、YES!」を基本コンセプトとしております。
エネルギー問題にしても、温暖化を起こす化石燃料や危険性を排除できない原子力エネルギーより、再生可能エネルギーにYES=大賛成です!
勝田正文はい。で、なんともはや現実に「グリーン水素社会」が近づいているそうです! ワクワクしますね。
しっかり勉強したいので、9〜11月まで、計3回、「エネルギーのブレイクスルーへ向けて」と題して勉強会をすることにしました。
最初の先生は、我が母校、早稲田大学理工学部の勝田正文先生。
なんと私の1年先輩。昔は私の研究室の隣りいらした方なのです。
偉いなァ〜。ず〜っと難しい研究してたんだから…。

というワケで、よろしければみなさん、来てくださいね。
参考URL http://e-tech.eic.or.jp/libra/lib_6/lib6_1.html

テーマ『明日の開くエネルギー』グリーン水素社会への道

ナビゲータ: シキタ純
講師   : 勝田正文様(早稲田大学理工学部教授)

イベント名: 勉強会「エネルギーのブレイクスルーへ向けて」
会場   : アートコンプレックス・センター 1階 地図
日時   : 09月21日(金) 開場 18:30 スタート 18:45 終了21:00
参加費  : 1,500円1ドリンク付き
主催   : アートコンプレックス・センター
協力   : BeGood Cafe
問合せ  : Tel/Fax 03-3341-3253  info@gallerycomplex.com

やっぱり『アポロの月面着陸は怪しい』(?)

アポロずいぶんと昔からアポロ宇宙船で人類が月面に降り立ったというのは怪しいと思っていました。
本屋である書籍を買って「やっぱりね」と思いました。でもその本もちょっと怪しいので名前は記しません。
私の持論は、1969年に月に行ったのに、38年経った今、「行けない」って科学技術の発展からいって変じゃありませんか?
だって、38年前ですよ! 当時は全部アナログ。コンピュータだってたいしたことなかった。CIチップやCPUだってお粗末なものだったでしょう。
どんな「科学技術の発展」も。昔出来て、今出来ないって、ないんじゃないですか。

で、『アポロの月面着陸は怪しい』派の人達の疑問に答えているのが、以下のサイト。

宇宙航空研究開発機構の「月探査情報ステーション」
http://moon.jaxa.jp/ja/popular/story03/index.html

また米国テレビプロデューサーのバートシブレル氏が主宰するサイトが面白い。
http://www.moonmovie.com/moonmovie/
このトップにある「Funny thing happened on the way to the moon」のVideo Sample-1とVideo Sample-2を見てください。

まあ、こんな話題、寝苦しい夜にはピッタリでしょ!?

CSR研究会、行って来ました!

7月28日(土)に、小田原の久野にあるミカン農園で第2回を開催しました。
これは、日本経済新聞社と都市デザインシステム社、そしてBeGood Cafeが共同で進める「地域再生と農業体験」をもとに企業のCSRを考える勉強会です。
こちらのミカン農園は小田原駅から車で10分ほど。で、ごたぶんにもれず放置されていて、雑草がガンガンという状態でした。広さは約3反。900坪ほど。そこにたくさんのミカンの木が頑張っていました。
CSR研究会 第一回目今回レクチャー講師として参加してくださったのが、石綿敏久さん(小田原有機農法研究会会長)で、小田原で有機栽培ミカン、キウイ、梅、レモンを栽培している方。近隣の久野小学校の「無農薬田んぼ」を何年も指導し、そこは神奈川県で有名な小学校になっています。
昨今、小田原はまさに放置農園が増えているので、県と小田原市で協議会をもうすぐ立ち上げて対策を練るそうです。石綿さんは、その協議会のメンバー。
この日、石綿さんのお話を聞いてから、午後は壮絶な雑草抜き。
写真は参加のみなさま。たくさんの都市デザインシステム社関係の方々です。
で、揃いのオレンジ色Tーシャツを忘れて来たシキタが黒いポロシャツを着ています。すまん。

子ども達と安曇野キャンプ!

昨日から、「クボタ地球小屋(Terra-Koya) 2007」で安曇野に来ています。
子ども達19人と真っ青に晴れた青空のもとで、ジャガイモ掘り、レタスやキュウリの収穫、竹に巻いたパンを焼いたり、ウドン/と言うよりホウトウ汁を作って、みんなで食べました。
まだ、お腹いっぱい! これから昼寝かな。

一番ビックリは、子ども達みんな元気なこと。昆虫を探したり掴んだりも出来るし、チャンバラはするし。女の子は料理もするし。
なんか、「この頃の子は、……も出来ないし…」みたいなコトよく言われるけど、結構ふつ〜にいい子が多いじゃん!!!と感動。
ニッポンもいけるかも。

クボタ地球小屋(Terra-Koya) 2007

なんじゃらほい?

破砕機PICA山中湖ヴィレッジの温室の隣に、堆肥置きを出来ました。
で、そこにこんな機械が置いてあったのです。
はて? なんじゃらほい? と思っていたら、パーマカルチャリストの四井真治さんが、登場。
正解は、彼が自宅から持って来た破砕機でした。
枝などを集め、これで破砕して堆肥置きにおく。たまにスコップで混ぜていると、半年で堆肥になるそうです。
なんかローテクで素敵ですね。

やっぱり『異次元は存在する』

前から気になっていたので、買いました『異次元は存在する』NHK出版
『異次元は存在する』NHK出版 リサ・ランドール+若田光一著

NHKの番組を本にしたので、内容的には濃くない。
特に、なぜ若田氏をランドール博士にぶつけたのか訳が分からない。
もっと宇宙の深淵に連れてって欲しいのに、ランドール博士の少女時代の話をしたってもったいないだろうに。

さて、この宇宙にある4つの力「強い力」「弱い力」「電磁気力」「重力」。
これを大統一理論でまとめたいのは物理学者さん達の夢なのだが、どうも重力だけが凄く弱い。弱過ぎる。
で、このランドール博士は、5次元に存在する3次元膜のひとつが私たちの宇宙であり、重力はそれらを行ったり来たりする存在だと言う。だと辻褄が合う。
私が以前観たBBSの番組では、超ひも理論の10次元のもうひとつ上の11次元に宇宙の本質があり、私たちの宇宙存在は、その11次元から沁み出している影に他ならないと言っていた。だから、重力が弱いのだと。
これが、私には衝撃的だった。
昔から、この世界や宇宙がマユツバに思えていたのだが、やっぱり本物が別のところにあったのだ! と凄く嬉しかったのです。
みなさん、映画『マトリックス』は、本当なのですよ。本質は別のところにあるのですよ。プラトンも言ってたけどね。

3連休になったので、本を買いました。

すごく前から気になっていたので、買いました。

『環境保護運動はどこが間違っているのか?』宝島社新書 槌田敦著『環境保護運動はどこが間違っているのか?』宝島社新書 槌田敦著

これは、1992年に発行されたというから随分と前になるが、視線は未だ新しい。
環境運動に於いては、とかく「こうしろ、ああしろ」「買うな、捨てるな」ということが多いが、客観的に正しいのか良く分からなくなることがある。
冷静に判断をしたいのに、熱く語る方達の前ではなかなか言い出せないことも、この私にだってあるのです、はい。(苦笑)
とにかくストイックになって「環境運動」をしたいとは思いません。
楽しく、負荷の低い、ベターな暮らしへシフトしよう! それがビーグッドカフェなんです。
著者の槌田氏は、本当に地球を愛し、地球を憂いていることがひしひしと伝わります。
前のブログでお話しした「ホーム&ワールド」路線を槌田氏も説いている。
ホーム(つまり、身の回り)のこまごました節約だけではなく、税制や法令、政策でいくらでも環境保護ができるということを主張している。(ワールド)
この本は、環境派上級の方々に読んでいただきたい。初心者は読むと混乱するかも。