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モントレー水族館

エサレンの帰り、モントレーに泊まっています。
今日は土曜だから、水族館に行きました。MONTEREY BAY AQUARIUMです。
まず、入場料が高い! 1人29ドル=3,000円くらい。ぶ〜って思っていたら、中がスゴイ。納得だ。
施設が広く、近海から深海の魚達や海藻、クラゲやイソギンチャクなどなど。綺麗に見えるように工夫されている。
写真の施設の真ん中には、シーカヤック教室やスキューバダイビング教室もある。
モントレー水族館

次の写真は、イワシとサメ。イワシがたくさん集まって泳ぐのは、全体で大きな魚に見えるから、って言いますね。でもほんとそんな感じ。近くをサメが悠々と泳いでいく。
モントレー水族館

クラゲが美しい。う〜ん、あんまりデカイと嫌だけど…。
最後の写真は、イソギンチャク。綺麗ですね。
さあ、これからホテルに戻って仕事をしよう!
モントレー水族館モントレー水族館

エサレン・インスティテュート−3

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレンのいいところは、みんないい雰囲気で仲良しになれるところ。
そして、食事はグッド。
朝食:08:30から ランチ:12:30から 夕食:18:00から。ビュッフェスタイルで、好きなモノを選ぶ。
朝食はオートミールとゆで玉子とか。サラダは畑で採れた新鮮なモノばかり。

写真は、4日目のランチで、キッシュでした。人参がすご〜く甘い。スープはニンニクがちょっぴり入ったベジスープ。そんで、ブラウニーまで付いて、デザートもオッケー。
こんな風に、サラダバーも充実。
毎日献立が変化していて、今日の昼はチーズとマッシュルームを挟んだタコスでした。
う〜ん、オシャレで美味い。エサレンをみくびってはいかん…。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレン・インスティテュート−2

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

レストランから南に200メートルほど歩くと崖沿いに風呂場がある。
風呂場と言ってもエサレン流。道ばたでタオルをピックアップし、地下で服を脱ぐ。男女混浴。スッポンポン。
サイレントとクワイエットを選ぶ。(どちらも沈黙だが)

目の前は海。バスタブに自分でお湯をはり、暖まる。ぬるくなったらお湯を足す。外に出ると露天風呂もあり。もち男女一緒。
オーダーすれば、外でもマッサージが受けられる。
日本の豪華絢爛なスパより、こちらの方をお薦めする。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレン・インスティテュート−1

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTEは、1962年にマイケル・マーフィーとディック・プライスによって、ヒューマンポテンシャリティ(人間の可能性)を拡張されるための「オータナティブ・エデュケーション・センター」として創設されました。
米国カリフォルニア州モントレーからさらに車で80分。サンタルシア山脈と太平洋に挟まれた眺望の素晴らしい場所にあります。広さは約36,000坪。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート
朝から晩まで催されているワークショプ、野菜中心の美味しい食事、質素だけどオシャレな宿泊ロッジ、海を一望する露天風呂など、最高と言えるリトリートセンターです。
随所に見られるアートオブジェクト、静かなプール、大きく広がる芝生など、自由に過ごしていながら心身共に健やかになっていきます。

私達は、BeGood Cafeを10年近く開催し、オータナティブに生きる知恵と情報を共有して来ました。そして、昨年は山中湖畔に5,000坪の体験型ミニ・エコビレッジをプロデュース。(PICA山中湖) 
また、「エコビレッジ国際会議」を2度開催し、日本でも持続可能なオータナティブライフが始まったことを実感して
います。

このエサレン・インスティテュートで私はさらに素敵な展望を持つことが出来ました。
たくさんの参加者がつながり、学び、感動を共にすることは、心に重要な進歩をもたらします。
これを広く形にしていこうと思います。時代が大きく変化しはじめたいまだからこそ。しかしこれは、強い意思と膨大な努力、そしてたくさんの支援者がいて初めて可能になることでしょう。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ロンドン報告  エイコーン・ハウス>>地域共生型

ロンドン報告 エイコーン・ハウス>>地域共生型

ロンドンで評判の「エイコーン・ハウス」をのぞきました。

朝早い時間だったので、ほぼ貸し切り状態。私は、てんこ盛りモーニングセットにチャレンジ。ソーセージや超ドデカのベーコンで腹一杯。

ここは、昨年アーサー・ポッツ・ドーソンが創った超エココンシャスなレストラン。内装や家具は廃材の徹底利用。食材は地産地消でもちろんオーガニックにこだわり。野菜くずは堆肥にして農園で利用。

そして、立派なのが地域との共生。さまざまな団体や学校とのコラボレーションプロジェクトを抱えている。う〜ん、こういうことが結構難しいんだよな〜。偉いなあ、この人。

で、先月のタイムアウト誌には、エイコーン・ハウスが出したばかりの「エイコーンハウスクックブック」が紹介されていた。

要チェック! キングスクロス駅近く。

ロンドン報告 エイコーン・ハウス>>地域共生型

ロンドンのZED

ロンドンのBedZED

週末に仕事でちょいとロンドンに行ってました。
で、時間があるので、気になっていたBedZEDを訪れました。ヴィクトリア駅から電車で20分くらい。

ゼロ・エネルギー・デベロプメント(Z.E.D.)というもので、たくさんのエコな工夫がある。写真の屋根にあるのが、風力を生かした熱交換換気システムで、風見鶏のように風の流れに沿って揺れている。ソーラーパネルや、パッシブソーラーといった基本はしっかり押さえている。
詳しくは→ http://www.chikyunome.co.jp/blog/eci/world/2003/11/_bed.html

ZEDは、エコビレッジの進化形として紹介される場合が多いが、「エコビレッジ国際会議」の主催者として私は、これをエコビレッジと呼ぶのはまずいと感じた。あくまで、インフラはエコかも知れないが、「支え合う仕組み」が見えてこ
ない。これが実は肝心なことで、地域との共存、優しく生きる共生関係など含めた新しいブレイクスルーがエコビレッジに求められている。

う〜ん、ZEDはカッコいいのだが。

巨峰を育てる エコビレッジ計画−1

巨峰を育てる エコビレッジ計画−1

我が家のベランダは小さいが、工夫すればなんとかなる。

家内が、ベランダをエコビレッジにしろと無茶を言う。まあ、エコなベランダにすればいいのだろうが、それはそれで結構大変そうだから永い間知らんぷりしていたが、いよいよ夏本番となり、どうにも言い訳ができなくなったので、決意を固めて日曜大工センターに行って来た。

まず、手すりを緑のカーテンにする。遅ればせながらアサガオを買った。でも、実のなる植栽も必要だ。
何がいいか売り場を巡っていたら、なんとまあ素敵な巨峰を見つけた! すごい…、ブドウがなっている!!

「実のなっているブドウは配達出来ませんので、お持ち帰りを」と言われてタクシーで持ち帰ったが、途中通行人がブドウを見て羨ましげだ。本当に実がなっているのが可愛い。

ベランダに置いても確かに可愛い。だが、虫に喰われたらどうしよう、コンパニオンプランツは何だろう、四井さんに聞いてみよう。

魚たちのボール 魂の共有

魚たちのボール 魂の共有

2008年6月22日付け朝日新聞より

フィリピンのエル二ドの海で撮影された「魚ボール」の写真。相当数のキンセンフエダイが集まって、ボールを形成している。
「ありふれた生き物が群れ集まることで、まったく別の生命体であるかのように振る舞う。とくに海中では、そんな光景をよく目の当たりにする。」と書いてある。

私は、見たことはないが蛇もボールになるそうだ。山奥で蛇が何百匹も集まって巨大な球になって動く。これを見た人は相当圧倒され、不吉な兆候を背負うとも言われている。
なぜ球のように固まるのか?

ひとつ、私が連想したのが、中東メッカでの巡礼だ。イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカへ年に一度世界各地からイスラム教徒が集まる。昨年も160万人以上が集結したそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/071217/mds0712170849000-n1.htm
カーバ神殿を数十万人以上の膨大な信者達が歩き回る。死者も出るそうだ。

人も動物も、集い、固まり、何かを共有し、高揚する。多かれ少なかれ、魂が繋がる瞬間があるのではないか。

この都知事は変だぞ


2008年6月17日の朝日新聞より。(みなさん、ご一読を)

見出し>>新銀行東京の経営責任 知事、法的追求に意欲

400億円の追加出資した「危ない新銀行東京」の経営責任について、石原都知事は旧経営陣の責任を「裁判ではっきりさせる」と述べたそうだ。しかし、自分の責任に関してはのらりくらり。

また、2016年の夏期オリンピック招致に都民の指示が低いことについては、都民のぜいたくさに原因があると発言。
この知事の頭の中がどうなっているのか、不思議だ。

まず、新銀行東京設立の責任を感じ、都民の負担を軽減するのが筋。オリンピックも都民に指示されないなら、やらないのが筋というものだろう。どう考えたって変だ。プンプン。

貧困大国アメリカ

『ルポ 貧困大国アメリカ』堤未果著(岩波新書)を読みました。
凄いのひとこと。ゾッとしました。

目次は、
第1章 貧困が生み出す肥満国民
第2章 民営化による国内難民と自由化による経済難民
第3章 一度の病気で貧困層に転落する人々
第4章 出口をふさがれる若たち
第5章 世界中のワーキングプアが支える「民営化された戦争」


私の感想>>

「アメリカ農務省のデータによると、2005年にアメリカ国内で飢餓状態を経験した人口は3,510万人(全人口の12%)、うち2,270万人が成人、 1,240万人が子どもである…。」

もともと中産階級がたくさんいたアメリカであるが、1980年レーガン大統領が誕生するや、サプライサイドエコノミーと呼ばれる企業国家へのシフトの中で、富裕層と貧困層という2極化への強力な再編が始まった。

社会保障予算が削られる中、怪我や病気をするととんでもない治療費を支払うことになる。私もマイケル・ムーア監督の映画『シッコ』を観た。壮絶だった。指の縫合手術で数百万円の請求、お金がなくなると病院からタクシーで捨てられる老婆、民間の疾病保険に入りながら支払いを拒絶される多くの人々。

さて、そうやって作り出された貧困層めがけて軍隊への勧誘が行われる。生活苦や学資返済のために入隊する若者。そして、劣化ウラン弾に起因する被爆や心的障害を負っての帰還。更なる貧困へ。

最悪は、戦争請負会社の存在。徴兵制のなくなったアメリカでは、正規軍の他に、軍のやるべきことを民間で請け負う会社が肥大した。代表格がハリバートン社で、巨額の利益を稼いでいるのだろう。これは、現副大統領であるディック・チェイニーが1995年から2000年までCEOを務めた石油サービス・建設会社。ここに大量のアメリカやアジアの貧困層が入隊(?)している。

アメリカ軍のイラクに於ける死者は累計4,000人以下であるが、こんな少ない訳がないよな〜っと思っていた私のカンは当っていた訳だ。民間の米国人の死者数は発表されないのだから!

著者が告発している問題は、アメリカの問題だけではない。日本も同様の問題が起っている。
貧困層の増大、生命保険や損害保険のトータル数千億円にのぼる不払い、国の医療保険や年金制度の脆弱化。
危機が迫っています。

みなさんもこの『ルポ 貧困大国アメリカ』、ぜひお読みください。