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ファーストフード・ネイションを観た!

テレビを見ない宣言をして、脳の健全化を計ってから、かれこれ10年近くたつ。
民放のバラエティ番組など見ないから、随分と脳軟化を防げている。
さて、そうすると久しぶりの週末ヒマになるので、TSUTAYAでDVDを借りた。
何年か前に観た『スーパーサイズ・ミー』のような映画だったので借りたのだが、びっくらこいた!!!!!

http://www.fastfoodnation.net/ より>>
『ファーストフード・ネイション』
2006年カンヌ国際映画祭・コンペティション部門に出品され賛否両論を巻き起こした、リチャード・リンクレイター(「ビフォア・サンセット」、「スクール・オブ・ロック」)の話題作が遂に上陸!
大ヒット・ドキュメンタリー「スーパーサイズ・ミー」にも多大な影響を与えたジャーナリストエリック・シュローターのルポルタージュ「ファストフードが世界を食いつくす」(草思社刊)を元に、ジェレミー・トーマス(「ローズ・イン・タイドランド」、「ラスト・エンペラー」)、セックス・ピストルズの仕掛け人マルコム・マクラーレン、二人の大物プロデューサーがタッグを組み映画化。
ファーストフード業界の内幕を暴く、リアル過ぎる衝撃のドラマの登場だ!

びっくらこいた−1)
★キャストが凄い。とにかく超B級だと思っていたのだが、イーサンホーク、アヴリルラヴィーン、クリスクリストファーソン、そして『ダイハード』のブルース・ウィリスだ。どうなってんじゃ!?
こいつら、本気で「ファーストフード」の害を訴えたいのだろう。そうでないと、このメンツはありえない。

びっくらこいた−2)
★私は、マクドナルドのハンバーガーは食べない。ぜったいだ。でも、フレッシュネスはいいと決めている。モスもギリギリいい。たまにそういった範囲内でハンバーガーを食べていたのだが、当分ハンバーガーは食べないだろう。背景を知るとうんざりだ。

びっくらこいた−3)
★エンディングロールを見て大ビックらこいた。なんと、1980年代ロンドンを荒し回ったあの「マルコム・マクラーレン」がクレジットされているではないか!
 私は自慢ではないが、ロンドンのポートベローホテルのバーでちょいと話したことがある。凄いオッさんだ。セックスピストルズの後、バウワウワウ、バッファローギャルズ、そしてビビアンウエストウッドの「ワールズエンド」と立続けにカルチャー&クラブシーンを揺るがしていた人物。こいつが、今は映画プロデューサーなのか。凄い。ゾンビのようなオッさんだ。昔からああなりたいと思っている。


なんで土星に正六角形の台風!?

「米航空宇宙局(NASA)は13日、土星の両極にある台風の赤外線映像を公開した。……北極にある台風には、地球2つ分ほどの大きさの六角形の構造があることがよくわかる。……」

なんだか分からんが、とにかくこの正六角形は台風、つまり風の渦巻きだそうで、それがもう既に28年間以上続いているそうだ。(1980年に土星に接近したボイジャーが見つけたとあるが、ということは勿論それ以前からずっとあった可能
性は否定できないだろう)

ケビン・ベインズ博士は地球でも見られると言うが、見たことないぞ! 六角形の台風なんてあるわけないじゃん!!
台風が六角形になる理由なんて考えられないし、誰も説明出来ないだろう。

みなさん、どうですか。私達が普通「宇宙ってこうだ」と教えられていることなんてまるでウソ。まだまだ万分の1も分かってないんだ。その証拠を確認した感じしません?


サンセットテラスは大賑わい!

10月18日(土)に、イオン・レイクタウンのサンセットテラスでウィークエンドイベント<ハロウィーン・スペシャル!!>をやりました。
この場所は、イオンからビーグッドカフェが運営をまかされている「エコで憩う屋外スペース」です。約350坪もあり、ひろ〜いガーデンです。
お天気にも恵まれて、たくさんのファミリーやカップルが来てくださいました。
ライブは、素敵なウクレレの弾き語りのComugiさんと、ハロウィンのために急遽結成されたハッピーパンプキンズ。

写真は、子ども達と唄うハッピーパンプキンズのみなさん。とにかくハロウィンばっちりでした。
ライブの合間には、誰でも参加無料の「その場で変身!お化けのお面づくりワークショップ」が開催され、たくさんのよい子達がカラフルに工夫したお面を作りました。
そして、ハッピーパンプキンズの、ハロウィンの歌でみんながハッピーに楽しめました。
ほぼ毎週イベントがあります。みなさん、来てくださいね。

主催:イオン・レイクタウン
企画運営:BeGood Cafe
制作:(株)ピース・コミュニティ・プラン


ユッケジャンが美味い

今日は、めずらしくヒマができたので、家内と一緒に三軒茶屋にくりだした。以前から気になっていた小道を歩き、美味しそうな店を物色した。
この日はあとで車を運転するので、酒が飲めない。飲めないとなると余計に飲みたくなるから不思議だ。
インド料理か鍋か、はたまた韓国料理か。ディベートと接戦投票の末に246から入ったすぐ左の「オムニ食堂」に決めた。
オーダーを取りに来たのは、中学生らしき男の子。若いうちから働いていれば、きっと粋のいいコーリアン若旦那になるのだろう。
海鮮チヂミ、ユッケジャン、石焼ビビンバを頼んだ。値段は少々お高いが、きちんとした味だった。お薦めだ。
ちょっとショックだったのは、ふたりとも腹一杯でチヂミを残してしまった。お互い大食漢で競っていた夫婦なの。う〜ん。

驚き!>>第2回東京都食育フェア

我が家は、東京農大と馬事公苑に挟まれた緑の多いエリアにある。そこには、お気に入りのプロムナードがあるのだが、そこで10月12日と13日の週末に「第2回東京都食育フェア」が開かれた。私もアースデイ東京をやっているので分かるのだが、そこに出店している方達のレベルは、かなり高かった。
そして、ビックリだったのが、牛と豚のご登場。

大きなトラックに乳牛が乗っていて、チビッコたちが搾乳を体験できるようになっていた。チビちゃん達大喜び。で、隣には「とんとんレース」と銘打って、東京産の豚「TOKYO X」が数頭走り回る。
最近、本物の豚をあまり見なかったので楽しかった。豚を家で飼って、同じ布団で寝るというマニアがいると聞いたが、私には到底出来ないと思った。

エコアート-3 ヒース・ナッシュさんの巻


10月2日にオープンしたイオン・レイクタウンには、国内外11組のアーティスト がエコアートを展開中。BeGood Cafeは、約10ヶ月をかけて、この本邦初のプロジェクトをプロデュースしました。

その中で、とくに評判なのが南アフリカの作家、ヒース・ナッシュ氏の巨大なカラーボール・シャンデリア群。KAZEからMORIへ行った最初の吹き抜けにあります。写真をご覧ください。最大直径1.5メートル級のカラーボールがたくさん宙 に浮いています。

このカラーボールは、実は捨てられたシャンプーなどのカラーボトルを花びら状にカットして球体に留めてある。この細かい作業を地域の貧しい人達にお願いし、雇用を創出するというソーシャルなサポートをヒース・ナッシュ氏は続けているのだ。偉い!

さて、そして彼が来日します。そして、レイクタウンでみなさんと一緒にアートを創るワークショップを開催します。11月1日と2日。事前申込が必要。詳細はもうすぐ発表します。お楽しみに!!!

http://www.aeon-laketown.jp/about/art/index.html

エコアート-2 ブルースさんの巻


ブルース・オズボーンさんってご存知ですか?
日本に永くいる写真家ですが、もうかれこれ20年以上も日本の親子を撮っている。そして昨今は7月の第4週を「親子の日」にするアクションを起こしている。
http://www.oyako.org/

そのブルースさんに、イオン・レイクタウンのある越谷市にいる「エコ市民たち」を撮っていただいた。親子だったり友だちだったり。全88点。みなさんのエコ宣言も添えて、KAZEとMORIの館内に展示してある。

どの表情も素晴らしい。自慢ではないが(自慢だが)、このプロジェクトは良かった。みんながはつらつとしていて、輝いている。来年も継続して、毎年越谷市の笑顔をつなげていく計画だ。素敵でしょ?

http://www.aeon-laketown.jp/about/art/index.html

エコアート-1 岡嶌要さんの巻

BeGood Cafeは、10月2日にオープンしたイオン・レイクタウンの名物、「エコアート」をプロデュースしました。

レイクタウンは、KAZEとMORIという2つのショッピングモール、合わせて22万平米というとてつもない大きさ。でも、大きいからエラい時代はとっくに過ぎているので、いかにエコかを問われている。イオンさんはそこで、とにかくエコにしようと立ち上がりました。CO2の排出削減量は20%以上。ソーラーパネルの面積は日本の商業施設で最大、電気自動車の急速充電ステーションもある。

さて、で、BeGood Cafeは「エコアート」。国内外11組の注目アーティストに作品を依頼。KAZEとMORIのさまざまなところに展示されています。まあ、こういうのショッピングモールでは始めてでしょう。

写真は、岡嶌要さんの作品。再生紙で作られたクマ。レイクタウンの湖面の虹色に染まった愛の化身とでもいいましょうか。
まあ、いろいろ素敵なので是非見に来てください!

http://www.aeon-laketown.jp/about/art/index.html
http://www.aeon-laketown.jp/

単細胞は賢い


朝日新聞2008年10月3日付け

単細胞は脳みそがないので、アホなのかと思ったら、なんと「迷路の最短距離」を選ぶという頭脳明晰なことをするそうだ。アメーバのような小さな存在をみくびったらいかんらしい。

私は常々思うが、人間は人間の得意なオーダー(桁数)でしか大きな注意を払わない。つまり、人間のスケールでの侵略があったら、つまり、例えばテロリストの攻撃とか、重大な反応をする。ところが、スケールの小さ過ぎる世界での脅威
を脅威と感じない。例えばウィルス。これは電子顕微鏡でした見えない存在だが、普段は結晶として存在し、代謝をしない。だから「生物」ではないのかと思うと、細胞の中に入り込んで自らのDNAを注入し、複製を作ってもらって増殖をする。これって、もし人間くらいデカければエイリアンだ。プレデターかもしれない。彼らは彼らで社会を構成し、文化の向上を計っているのかも知れない。人類に分からん世界はまだまだ広そうだ。

日本の食料自給率70%!

PHP新書『本質を見抜く力』を読みました。
この養老孟司さんは、エコに関してはちょい勘違いの発言も目立つ方。立花隆さんと同じように東大ご出身にありがちな分析ズレの傾向があります。
また、竹村広太郎さんは、元国土交通省河川局長で日本水フォーラム事務局長。
ダムを造ってきた方。

さて、この『本質を見抜く力』はいくつも面白い所があるのですが、一番は「日本の食料自給率70%!」というくだり。これによると、1987年まで農水省は食料自給率を生産額ベースで公表していたらしい。当時でそれは約80%。そして1995年からは生産額ベースを非公開にしてカロリーベースでの公表に変えてしまった。カロリーベースだと自給率は約40%。

つまり、役所は危機感を訴えることで獲得予算を増やそうとしているにすぎないのだ。現在も日本の生産額ベースの自給率は、70%を超えているという。(驚き) おいおい、役人よ、省の利益より、情報の透明性を優先してくれ。

ちなみに、対談でご登場されている神門善久氏は凄くいい。日本の耕作放棄は、「高齢などで立ちゆかなくて放置」という悲惨な現場ではなく、「やらなくても十分喰っていけるから」というゆとりの証左であるという。
ご一読をお薦めする。

『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』PHP新書546


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