ゲストからのコメント(2017)
ダイアナ・クリスティアン (11月23日、24日両日講演ゲスト)
今回のエコビレッジ国際会議TOKYO2007では、
エコでサステナブルな未来を望む日本の皆さんに、
世界で広がるエコビレッジムーブメントご紹介します。5大陸ですでに始まっているたくさんのエコビレッジプロジェクトの実例は、
エコロジカルな暮らしを望み、それらを創造しようとしている全ての人達に
エキサイティングでワクワクするニュース、情報をもたらしてくれるでしょう。
■ダイアナ・クリスティアン(Diana Leafe Christian) 『Communities』編集長、『Finding Community』著者共同代表 |
「Creating a Life Together」「Finding Community」の著者。
1993年よりアメリカのインテンショナル・コミュニティーを紹介する季刊誌「コミュニティーズ」編集長。
エコビレッジやコミュニティーをつくるために必要な、ビジョンメイキング、意思決定、コミュニケーションスキル、法制、ファイナンス等の実践的分野でワークショップやコンサルティングも行なう。
現在は、北カロライナ州のEarthavenエコビレッジに住む。
Creating a Life Together http://creating-a-life-together.org
Earthaven Ecovillage http://www.earthaven.org
ジョバンニ・キアロ (11月24日講演ゲスト)
エコビレッジとは新しいライフスタイルを求める人達が、共に学び、創造する素敵な場所です。
今回の国際会議で、そのようなチャレンジを続ける日本のみなさんとお会いすることができとてもうれしく思います。
希望と正義ある未来を、そして住民同士が理解し合い支え合う永続的なコミュニティーをデザインしていくことは素晴らしいことです。
私自身の経験を皆さんとシェアすること、そしてラテンアメリカで今新しく始まっているエコビレッジ最新事例をお伝えできることを楽しみにしています。
■ジョバンニ・キアロ(Giovanni Ciarlo) グローバル・エコビレッジ・ネットワーク〈GEN〉評議委員 メキシコHuehuecoyotl エコビレッジ 創始メンバー |
メキシコ Huehuecoyotlエコビレッを拠点に活動を展開。1978年よりグループ・ファシリテーションとエコビレッジ・デザインに取り組んでいる。 Formal consensusとconflict resolutionの知識を教育現場やENAコミュニティー出活用。ガイア教育カリキュラム立案に携わる。
Huehuecoyotl エコビレッジ http://www.huehuecoyotl.net/
延藤 安弘 さん (11月24日講演ゲスト)
固苦しいコンクリートが柔かい緑のネットに変わる。
コミュニティとエコロジーが縦横に交わると
思いがけない暮らしのエピソードが生まれる。ヌルヌルベタベタに子どもは笑い声をあげ
酔っぱらってクダをまくお父さんが輝きだし、
ネコのアラレもない姿が居心地のよさを示す・・・そんなエコ的住み方を幻燈会で楽しみましょう。
パソコンでプレゼンテーション、そんなかっこえぇことよぅしません。
レトロな幻燈機が昔懐かしいスライド音とともにステキな映像の世界へお連れします。それはまさに燈(ともしび)の向こうに幻(まぼろし)を見る、電動紙芝居。
カシャ、カシャ・・・
■延藤 安弘(えんどう やすひろ) NPO法人まちの縁側育み隊 代表理事 |
1940年大阪生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、京都大学大学院修了。工学博士。京都大学助手、熊本大学教授,千葉大学教授を経て現在愛知産業大学大学院教授。NPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事。
コーポラティブ住宅や住民主体のまち育ての伝道師として全国を飛び回っている。
「コミュニティを生成するハウジングに関する一連の研究」で1990年日本建築学会賞受賞。
相根 昭典 さん (11月23日講演ゲスト)
持続するはずもない現代社会に地域循環するシステムが日本各地に出現しつつあります。
それらを最短で成功に導くには、海外の事例を参考にしつつ、
日本の風土にいかに溶け込ませるかが鍵となるでしょう。この会議に行けば、そのヒントと多くの出会いがあるでしょう。
■相根 昭典(さがね あきのり) 一級建築士、株式会社アンビエックス 代表取締役 |
1954年 京都府 生まれ。
住宅での化学物質汚染に危機感をもち、東西医学・民間療法等を幅広く研究し、
健康住宅を提唱。健康住宅の設計・監理業務に加え、無・低公害建材の研究・開
発、コンサルティングを行う。現在、循環型社会を目指した森林復興とエコ建築
やエコヴィレッジの具現化に重点を置き活動している。
著書:「健康な住まいを手に入れる本」(共著・コモンズ発行)
西條 正幸 さん (11月24日講演ゲスト)
1999年、北ドイツキールにあるエコビレッジとの出会いがきっかけで僕を今の活動へ導いてくれたのです。
大掛かりな仕掛けをするのではなく、気の会った仲間との共同住居が数件集まることで小さなコミュニティーが生まれる。そこで普段着のエコな暮らしと菜園生活を楽しむと、十分豊かで環境にも負荷のかけない快適な暮らしが出来ると思う。
エコビレッジは特別な人のためのものではなく、誰もがちょっとだけ手を伸ばすと手に入れられるような、一番身近な楽園であれば良いと思う僕なのです。
■西條 正幸(さいじょう まさゆき) (有)西條インテリアデザイン 代表取締役、エコビレッジ実行委員会 代表 |
1960年生まれ。札幌を中心に商業施設のインテリアデザイナーとして活動。現在は人と環境にやさしい商住空間をテーマにエコロジー建築のデザイン、設計から施工、エコロジー建材のコーディネイトなどに応じています。
2000年に北海道でエコビレッジを実現するために、エコビレッジ実行委員会を設立。