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サステナブル・リビングとその事例

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サステナブル・リビング
エコビレッジも含めて、コーポラティブ/コレクティブハウス、コハウジングなど、住む人達の要望を反映させ、住民が支え合う仕組みを持ち、エコロジカルなシステムで環境負荷を低くするコミュ二ティでの住まい方を「サステナブル・リビング」と言います。
第2回エコビレッジ国際会議TOKYOでは、それぞれの視点や社会的役割の違いを検討しました。
以下にそれぞれの考え方とその事例を紹介します。

エコビレッジ国際会議TOKYO 2007


コーポラティブハウスとは?
コーポラティブハウスとは、入居希望者が集まり組合を結成し、その組合が事業主となって、土地取得から設計者や建設業者の手配まで、建設行為の全てを行う集合住宅のことである。
エコビレッジ国際会議TOKYO 2007
 エコヴィレッジ鶴川「きのかの家」(東京都町田市)
 京都洛西ニュータウン コーポラティブ住宅ユーコート(京都府京都市)
 「経堂の森」「欅ハウス」「風の杜」(東京都世田谷区、大田区)

コレクティブハウスとは?
コレクティブハウスとは、個人の自由で自立した生活を前提としながら、生活の一部を共同化したり、空間や設備を共用化することによって、個人や少人数家族では充足出来ない合理的で安心感のある住まい方である。
エコビレッジ国際会議TOKYO 2007
 コレクティブハウス かんかん森(東京都荒川区)

コハウジングとは?
コハウジングとは、暮らしやすい共同体的住環境のことである。普通、20〜30世帯の住宅が、歩道や中庭に沿って建ち並び、個人の住居に加えて共同施設を設けている。共同の建物には、大食堂、台所、ラウンジ、会議室、娯楽施設、読書室、作業場、保育室などがある。1960年代、デンマークで Jan Gudmand-Hoyer らが始め、1980年代に北アメリカに広まった。
エコビレッジ国際会議TOKYO 2007エコビレッジ国際会議TOKYO 2007
エコビレッジ国際会議TOKYO 2007エコビレッジ国際会議TOKYO 2007
 イサカ エコビレッジ(アメリカ/ニューヨーク)

エコビレッジ国際会議TOKYO 2007 参考文献

今回のエコビレッジ国際会議2007で講演を行う、
Communities誌の編集長ダイアナ・クリスティアン氏が、多くのサステナブルコミュニティをまとめた近著

『Finding Community』
出版:New Society Publishers社