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第3回 竹村真一先生の「触れる地球塾2012」開催レポート

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地球規模の環境問題を学ぶ、「触れる地球」のデモンストレーター養成講座(第3回)大成功!

開催日時: 2013年2月16日(土)
開催場所: イオンレイクタウン mori 3階 Act Green room(埼玉県越谷市)

昨年の9月から始まりました、「触れる地球塾2012」いよいよ2013年 2月 16日(土)最終回となりました。受講者のみなさまには、作成いただいたテーマをデモンストレーションしていただきました。当日は10~15分のデモンストレーションでしたが、一部を抜粋してご紹介させていただきます。

3回の受講回数と少なかったにも関わらず、みなさま、自主練習など、真摯に取り組んでいただき、素晴らしい結果が得られました。テーマについても知見の深い内容を各々が調べておられ、大変な努力が伺えました。この努力を無駄にしないように今後拡散し、一人ひとりが、環境について取り組めることを考え、行動できたらと思います。

 

①由紀さん 「あなた達はこの地球を救う宇宙人でしょう!」

宇宙人のキャラクターになって、お子さまたちに「これからの地球はどうなるのだろうか」について一緒に考えます。まず、太陽の日差しがあたっているところが昼である「日影線」と「雲1時間毎」が表示され、人工衛星が調べた雲の情報を映しました。「触れる地球」が実物の1000万分の1です。
 大きさの比率を、「虫眼鏡ポインター」で映像を写しながら世界一高いエベレストの高さは、たったの0.8㎜、世界一深いマリアナ海溝の深さは約1㎜くらいです。気象衛星が捉えた、海の様子が映し出され「ザトウクジラ」の回遊が流れを見て、なぜ、クジラさんは、ベーリング海峡を目掛けて移動しているのでしょうか?「プランクトン」の発生の様子が表示され、クジラさんの好きな小魚を食べるプランクトンがたくさんあるからです。

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②侑香さん 「サケの贈り物」

アイヌのミーちゃんというキャラクターを起用し、触れる地球を使って、「サケ」の問題について、学びます。ミーちゃんが履いている靴はサケの皮で出来ています。昔は食べた後も、皮として有効利用しておりました。みんなに知って欲しいことは「地球は生きている」ということです。サケはスタミナがある元気な魚で、日本の川で産まれたサケは、アメリカやロシア近くの広い海まで泳いで3~4年を費やして大きくなり、卵を産むために自分の生まれた河に戻ってくるという母川回帰します。

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③まり子さん 「触れる地球 光合成と森林、温暖化のお話」

「日影線」と「雲1時間毎」を表示し、世界初のデジタル地球儀「触れる地球」です。まるで宇宙から地球を見るように、リアルタイムで地球の様子を見ることが出来ます。地球は美しい青と緑に輝いており、40億年前に地球は生まれ、生命はだいたい36億年前に生まれたと言われている。原始の地球の大気には、二酸化炭素と窒素と水蒸気だけで、酸素は殆どなかったが、水中の藻類などが光合成をはじめ、今も太陽の光は地球の植物に光合成が起こり、海にも森林にも太陽エネルギーが蓄えられており、植物プランクトン、海の中の藻が光合成し、二酸化炭素を吸い込んで、酸素を吐き出している。それでは、ここから私たち人間が地球環境をどのように変えつつあるか見てみましょう。

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④允行さん 「水の惑星」

「雲1時間毎」を映し、気象衛星からの情報による4時間前からの地球の状態が紹介された。「触れる地球」はNASAを始め、多くの権威ある研究所からのデータが内臓されており、実物の1000万分の1の大きさで地球の現象が分かりやすく理解できる。(地球を回転させながら)本日は、我々が生きる為に絶対必要な水について勉強します。今年は国際水協力年です。水の供給から利用まで水の管理意識を高める事を目的とし、2010年10月に決定しました。地球は別名“水の惑星”と言います、ご覧のように海は広く、所々に氷河や湖・川が見え“水の惑星”にピッタリの姿をしています。表面積では海と陸の割合は、72:28です。

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⑤和亮さん 「トラの生息状況と地球環境」

まずは簡単に、触れる地球がどんな物なのかご紹介したいと思います。
触れる地球は直径が1.28m実際の地球の1000万分の1のサイズです。

(雲のシミュレーションなどを表示し地球を回転しながら、インターネットに接続されているので雲の状態をリアルタイムに表示することができるなど、触れる地球でどんな事ができるかの説明)

それでは、これから触れる地球を使ってアル動物と地球環境の関係について話しをさせて頂きます。
こちらの画像をご覧ください。

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⑥哲也さん 「エネルギー消費問題について」

「緯線・経線」・「国境線」を表示し、私たちになじみ深い「地球儀」とこの「触れる地球」の違いを見ていきましょう。この「触れる地球」は1,000万分の1の大きさで、地球を宇宙からの目線で見ることになります。夜に輝く月はここから38m先に浮かぶバスケットボール大の大きさになり、太陽は15㎞先にある直径140mの巨大な球体となります。15㎞先からこの地球に光が届いていることになります。

次に「降水量」・「日影線」を表示して、雲の流れが映し出され、埼玉県の天候が紹介されました。このように現在の地球をインターネットで1時間おきにダウンロードして表すことができます。「日影線」を表示して、次に電気について、考えていきたいと思います。

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<修了証書の贈呈>

6名の受講者に竹村先生より、修了証書が贈呈された。

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<竹村先生よりご挨拶>

第1回目の初めての試みとなったが、6名の方、それぞれが大変、素晴らしかった。今後は、お互いの良いところを吸収して、うまく盗み合い、さらなる向上を目指して邁進していただきたい。今後、小学校などで展示されるので、そちらのオペレーターにもぜひ、なって欲しい。今後の、益々のご活躍を期待しております。

今後の予定は、2月末までに2・3名の優秀者を選定し、来期にイベントを開催していきます。

最後にみなさんで集合写真を撮りました。

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