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手毬寿司(てまりずし)

手毬寿司(てまりずし)

うちの家内は変わり者で、突然板さんになって寿司を握りたがることがある。
この日はいいホタテが入ったそうで、手毬寿司となった。別に築地の仲買人じゃあないのでだから「いいホタテが入った…」といった言い方自体たいそうだ。

しかし、夏の終わり、ベランダで蝉の最後の一声を聞きながら、ビール片手に寿司をつまむのは最高。妻よありがとう。良き板さんとなってくれ。

公開質問状/里芋がやばい!

公開質問状/里芋がやばい!公開質問状/里芋がやばい!公開質問状/里芋がやばい!

これは、我々ビーグッドカフェのオフィシャル・パマカルチャー講師である四井真治氏にあてた公開質問状である。
最初の写真は、2週間程前の里芋の葉が元気な頃の写真。
ところがどっこい、昨今は2番目の写真のように、哀れな葉に変身してしまった。分かりますか、年老いた老婆のよう。
四井さんが「根グサレを起こしているのだろうから、土の表面が乾くまで水をあげない方がいい」という指令があったので、今日まで水をあげていない。そうしたらどんどん葉が黄色くなる。う〜ん、困った。一番下の写真は、最も黄色くなってしまった葉。
可愛そうなので、水をあげてしまった。

みなさんも経験あると思いますが、葉付きの大根を買うと必ずといっていい程、黄色い葉が付いて来る。勿論食べないで捨ててしまうが、いったいどうして葉が黄色くなるのか?!!
この際、私がみなさんの代表として四井さんに聞いてきます。彼の答えは次回。

皇太子殿下をどう思っているのか?

週刊新潮 2008年7月31日号P132から
「宮内庁ごときが」発言で崩れた「五輪招致」一枚岩

そもそものきっかけは、石原慎太郎都知事が、2016年夏季五輪の東京招致に向け、皇太子殿下に協力を求めたことだった。
それに対し、宮内庁の野村一成東宮大夫は、4日「皇太子さまにかかわっていただくことは難しい」と難色を示した。
「すると、今度は、石原氏が11日の定例会見などで、”宮内庁ごときが僭越の限りだ”、”木っ端役人が、こんな大事な問題、宮内庁の見解で決めるもんじゃない”と怒りを顕にしたんです…..」記事より

これは皇室の政治的利用に他ならないし、幾度も「皇太子」と呼び捨てにしていたという。
オリンピックを是が非でも招聘したいのだろうが、度が過ぎている。もうこの知事にはご退場いただくしかないのでは。
写真をクリックしてお読みください。

蟹工船とサティシュ・クマール

蟹工船とサティシュ・クマール
アースデイ東京の実行委員会に行ったら、久しぶりにOさんがいた。で、Oさんは貧困をテーマにしたキャンペーンをやるそうで、あの名著『蟹工船』を数冊持って来ていた。つまり「みなさん買いませんが?」ということだ。
前から読んでみたかったので、1冊買いました。
『蟹工船』は、1929年に小林多喜二氏によって書かれたプロレタリアート文学の名作で、底辺の労働者が北洋で酷使される様を綴っている。
ちなみに、この小林多喜二氏は、1933年に警視庁スパイの手で捕えられ、東京築地署で特高警察により拷問虐殺された…..とある。反共の嵐のすごい時代だったのだなあとつくづく思う。
一方、来年も日本に来るかも知れないのが、思想家サティシュ・クマール氏。彼は1936年にインド・ラジャスターンに生まれた。厳格なジャイナ教の母親のもとで育ち、9歳で出家。18歳で僧を辞め、ガンジーの描いた新生インドと平和な世界のビジョンを実現するために土地改革活動家になった。彼の生家には、電気も水道もなかった。片道1時間以上の道のりを毎日歩いて畑で野菜を育てていた。あえていえば、貧乏だったのである。
彼はこう考えている。「ソーハム(彼は我なり)」、すなわ「君あり、故に我あり」。すべてワンスとなった一元論である。

蟹工船とサティシュ・クマールここで私が言いたいことは、二元論と一元論で「貧困」が大きく異なること。
二元論とは、デカルトの言う「分割と分離に基づく世界観」=現代の超資本主義に帰結する。
一元論とは、すべてのものの関係と結びつきに根ざした世界観=すべてに魂を見いだすワンネスの考え方。助け合いが生まれる。
貧困は、今この地球上で最も重要な問題とも言える。そしてその貧富の差は開く一方なのだ。
しかし、この貧困を蟹工船的(マルクス主義的/社会科学的)に見ると、貧者はすさみ、富の平等分配のために力(暴力)で解決をしなければならなくなる。
しかし、サティシュ・クマール的に考えると、金のない状態はむしろ邪念を持たず、自然の恵みを心底から受入れることが出来る「体と地球に優しい生き方」が出来る得る状態と言える。
勿論、過酷な貧困はそうも言ってられないのだろうが、少なくとも日本のプレカリアートは、世界すべての繋がりに感謝し、エコビレッジでの生活を目指せば豊かに生きていくことが出来そうだ。2つの本を読んでそう思った。

 『蟹工船』小林多喜二著 (株)金曜日
 『君あり、故に我あり』サティシュ・クマール著 講談社学術文庫1706

ついでに里芋

ついでに里芋ベランダに植栽を置いたら、家内が里芋を育て始めた。
これは余った里芋を水に漬けておいたら芽が出たので、ついついここまで育てたということだ。しかし、大きくなると可愛いもんだ。というのは、朝(注:我が家の朝は早い。4:30〜5:30を朝という)里芋を見ると、朝露が付いている。これが可愛い。エネルギーのありそうな水が玉になって葉の上にのっている。ありがたいものだ。

しかしながら、里芋さんには悪いが、暫くしたら掘り起こして食べるつもり。

ブドウのその後

ブドウのその後先月、いやいやながらベランダをエコビレッジ化する話を書いたが、いやはや、やっぱり植物はすごい。あの時に買った巨峰が葡萄色になりました。葡萄だから葡萄色になるのは当り前かも知れんが、うれしいもんだ。
さっそく食べたが、ずっぱくまずい。ならば、葡萄酒に向いているのではないかと、ポジティブシンキングしてみるのも我が家のならわし。しばらくしたら家内が酒造りを始める。正確に言えば法律違反かも。でも、しったことではない。う
まく酒になった段階で考えるとしよう。

ところで、葉の一部が黄色くなってしまったので、パーマカルチャリストの四井さんに電話したら、水のあげ過ぎとのことで怒られた。
そもそも素焼きのポットに植えた方が水の蒸散があっていいのだそうだ。で、マルチングはしないで、土の表面が乾いたら水をやる。あげ過ぎは禁物。甘やかされて育った子は、根性がまっすぐ育たないのと同じか。う〜ん。

モントレー水族館

エサレンの帰り、モントレーに泊まっています。
今日は土曜だから、水族館に行きました。MONTEREY BAY AQUARIUMです。
まず、入場料が高い! 1人29ドル=3,000円くらい。ぶ〜って思っていたら、中がスゴイ。納得だ。
施設が広く、近海から深海の魚達や海藻、クラゲやイソギンチャクなどなど。綺麗に見えるように工夫されている。
写真の施設の真ん中には、シーカヤック教室やスキューバダイビング教室もある。
モントレー水族館

次の写真は、イワシとサメ。イワシがたくさん集まって泳ぐのは、全体で大きな魚に見えるから、って言いますね。でもほんとそんな感じ。近くをサメが悠々と泳いでいく。
モントレー水族館

クラゲが美しい。う〜ん、あんまりデカイと嫌だけど…。
最後の写真は、イソギンチャク。綺麗ですね。
さあ、これからホテルに戻って仕事をしよう!
モントレー水族館モントレー水族館

エサレン・インスティテュート−3

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレンのいいところは、みんないい雰囲気で仲良しになれるところ。
そして、食事はグッド。
朝食:08:30から ランチ:12:30から 夕食:18:00から。ビュッフェスタイルで、好きなモノを選ぶ。
朝食はオートミールとゆで玉子とか。サラダは畑で採れた新鮮なモノばかり。

写真は、4日目のランチで、キッシュでした。人参がすご〜く甘い。スープはニンニクがちょっぴり入ったベジスープ。そんで、ブラウニーまで付いて、デザートもオッケー。
こんな風に、サラダバーも充実。
毎日献立が変化していて、今日の昼はチーズとマッシュルームを挟んだタコスでした。
う〜ん、オシャレで美味い。エサレンをみくびってはいかん…。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレン・インスティテュート−2

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

レストランから南に200メートルほど歩くと崖沿いに風呂場がある。
風呂場と言ってもエサレン流。道ばたでタオルをピックアップし、地下で服を脱ぐ。男女混浴。スッポンポン。
サイレントとクワイエットを選ぶ。(どちらも沈黙だが)

目の前は海。バスタブに自分でお湯をはり、暖まる。ぬるくなったらお湯を足す。外に出ると露天風呂もあり。もち男女一緒。
オーダーすれば、外でもマッサージが受けられる。
日本の豪華絢爛なスパより、こちらの方をお薦めする。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

エサレン・インスティテュート−1

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート

ESALEN INSTITUTEは、1962年にマイケル・マーフィーとディック・プライスによって、ヒューマンポテンシャリティ(人間の可能性)を拡張されるための「オータナティブ・エデュケーション・センター」として創設されました。
米国カリフォルニア州モントレーからさらに車で80分。サンタルシア山脈と太平洋に挟まれた眺望の素晴らしい場所にあります。広さは約36,000坪。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート
朝から晩まで催されているワークショプ、野菜中心の美味しい食事、質素だけどオシャレな宿泊ロッジ、海を一望する露天風呂など、最高と言えるリトリートセンターです。
随所に見られるアートオブジェクト、静かなプール、大きく広がる芝生など、自由に過ごしていながら心身共に健やかになっていきます。

私達は、BeGood Cafeを10年近く開催し、オータナティブに生きる知恵と情報を共有して来ました。そして、昨年は山中湖畔に5,000坪の体験型ミニ・エコビレッジをプロデュース。(PICA山中湖) 
また、「エコビレッジ国際会議」を2度開催し、日本でも持続可能なオータナティブライフが始まったことを実感して
います。

このエサレン・インスティテュートで私はさらに素敵な展望を持つことが出来ました。
たくさんの参加者がつながり、学び、感動を共にすることは、心に重要な進歩をもたらします。
これを広く形にしていこうと思います。時代が大きく変化しはじめたいまだからこそ。しかしこれは、強い意思と膨大な努力、そしてたくさんの支援者がいて初めて可能になることでしょう。

ESALEN INSTITUTE エサレン・インスティテュート