大自然を学ぶ小学生サマーキャンプ
2007年から毎年開催している3泊4日の小学生サマーキャンプ。美しい田園風景が広がる中で、田んぼ体験や川遊びなど、自然の息吹と生命の力を体感してもらいます。様々な発見や学びを通じて、子どもたちが自然に対して目と心を開き、お互いを思いやる気持ちや、チャレンジする心を身につける機会となることを目指しています。
2015年からは小学5〜6年生を対象に、実際に土に触れながら、専門の先生から農業を楽しく学ぶことができる農業学習型キャンプを開催しています。
名 称 |
クボタ地球小屋(TERRA-KOYA)
※2010年よりイベントの正式名称が「クボタeプロジェクト『地球小屋(TERRAKOYA)』」となりました |
開催開始 |
2007年7月~ |
開催頻度 |
毎年7月下旬頃に開催(3泊4日) |
主催 |
NPO法人ビーグッドカフェ |
協賛 |
株式会社クボタ |
文部科学省より感謝状をいただきました!
2011年〜2014年まで特別編として、東日本大震災の被災地・福島県のお子さまを対象に実施していた「地球小屋」。
2011年募集時に、当時の文部科学省が開設した「東日本大震災 子どもの学び支援ポータルサイト※」にて参加者情報を掲載させていただいたことから、文科省より被災地の子どもの学びの環境確保に対する感謝状をいただきましたので皆様にご報告します。
※「東日本大震災 子どもの学び支援ポータルサイト」は2012年5月12日にサイト運営を終了し、現在は下記サイトにて関連情報の掲載を行っています。
・被災地復興に係る活動事例や奨学金、リフレッシュキャンプ等の各種情報など>> 文部科学省 東日本大震災からの復興-教育現場を通じて-
・マッチング支援復興庁連携プロジェクト『助けあいジャパン』
感謝状
以下でもキャンプの様子をご報告しています。ぜひご覧ください。
→ クボタ地球小屋レポート(株式会社クボタ制作)
→ クボタeプロジェクト『地球小屋2010』レポート(宿泊施設:シャロムヒュッテ制作)
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目
1日目 2010年7月26日 晴れ
■集合 8:30新宿駅東口
いよいよ、待ちに待った「クボタeプロジェクト『地球小屋2010』」の始まりです。
関東近圏の小学生4年生から6年生の男女21人が新宿駅に集合です。初めて会ったばかりでまだ名前も知らないお友だちと期待と不安を胸にあずさ9号の車内へ。ホームで見送る保護者の皆さんの不安と期待も子供たちと同じかもしれません。
■出発 9:00あずさ9号
あずさ9号は定刻どおり出発、子ども達だけの『地球小屋2010』がスタートしました。ここから穂高まで3時間の電車の旅です。車内では、「名札づくり」「野菜のタネあてクイズ」などをしているとあっという間に緊張がほぐれ、すぐにみんな仲良くなりました。
■オリエンテーション
今回の宿である、「シャロムヒュッテ」に到着すると、すぐに森の広場でオリエンテーションです。校長先生のドン・ガバチョから「自然に対して目と心を開こう!お互いを思いやる気持ちを持とう!チャレンジする気持ちを持とう!とごあいさつがありました。
続いて、今回のインタープリター、タロウとジョニーの登場。キャンプでの約束ごとを聞いた後、「みんなへとへとになるまで自然と遊ぶぞー!」との掛け声に続いて、仲間の名前を覚えるゲーム。スタッフを入れると30人以上!みんなのキャンプネームを覚えられるか心配だったけど、ゲームでワイワイやっているとあっという間に覚えることができました。
テラスに移動してミサンガづくり。全員自分のミサンガを自分で作り、それぞれ自分のチームカラーを塗って仕上げます。キャンプ中は毎日このミサンガを腕につけます。ミサンガは「切れると、そのときに願いが叶う」という不思議な力があります。出来上がったら、願いをこめてお互いに腕につけてあげました。
もう一度森の広場に移動して、キキソソを歌いました。キキソソはチベットのウエルカムソング。新しい仲間を迎えるときにかならず歌います、これでみんな仲間です。
■夕ごはん
シャロムヒュッテの木のお風呂で入浴後は、お待ちかねの夕食です。食事の前に、シャロムヒュッテのオーナー、けんじーから「あずけ鉢」「おそうじパン」など食べ物を粗末にしない、自然を汚さない楽しい仕組みのお話をききました。
シェフが、お料理の説明をしてくれました。お肉だと思っていたから揚げがなんと大豆でできていたり、とうもろこしとにんじんのパンケーキは野菜だけとは思えないほど、美味しくてボリューム満点でみんなびっくり。
■ナイトウォーク
今夜は満月ですが、空は残念ながら曇り空。まずはクボタのやまちゃんから虫のお話をききます。シャロムヒュッテの森にいる虫の観察をするため、落とし穴のベイトトラップと蜜のトラップを仕掛けます。やまちゃんのお話を参考に、虫の好きそうなところをチームのみんなで相談してトラップを仕掛けました。明日の朝が楽しみです。
その後、インタープリターのタロウから満月に薬草を取る魔女の話を聞いて歌の練習をしていると、曇り空が晴れてきました!最後に安曇野の広い空を明るく照らす大きな満月をみんなで観察。そのあとフリースペースで各自日記を書いて、今日一番楽しかったことをみんなで話して1日目は終了です。
2日目 2010年7月27日 晴れ
■モーニングウォーク
朝の起床は6:00です。各自自分の体調を確認して、6:30からモーニングウォーク。まずは、森の木になる体験、森の中で自分の好きな木を見つけその木に触り、目を閉じて木の気持ちになってみます。風をどんなふうに感じるか、太陽の光をどんなふうに感じるか、周りの音はどんなふうに聞こえるか、木と一体になって静かに感じてみます。最後に各々木の神様にお願いごとをして木とはお別れです。今日も一日楽しく過ごせますように!
森の中で鏡ウォークです。鼻の下に鏡を持って、鏡にうつる森の中を散歩します。足元は見えないけれど、仲間が手を引いてくれるので安心です。まるで森の空中散歩のような不思議な感覚、普段あまり見ない木の葉っぱをたくさん見て、いろんな色や形があることを発見しました。
もう一度やまちゃんの虫のお話を聞いた後、昨晩仕掛けたトラップを確認!なんとクワガタがかかっていました。見たことのない虫でも、虫博士のやまちゃんに聞くとなんでも教えてくれます。
■朝ごはん
朝食はバイキングです。自分の食べられる分だけ自由に取ります。特に手作りのパンにあんずジャムは子どもたちにも大人気でした。シャロムヒュッテのお姉さんが、お皿に盛るときはお皿を持って食べ物を迎えに行くことを教えてくれました。こうするとこぼれることはありません。朝食は食べる場所も自由、青空の下で食べるとおいしさも格別です。
■自然の循環教室(1)
最初に、野外活動には必須の「虫除けスプレー」を手作りします。シャロムヒュッテの周辺にある薬草を集めてけんじーが煮出しておいてくれた薬草エキスを各自ブレンドしてマイスプレーを作ります。買わなくても身近な薬草から自分で作れることを学びました。
マイ虫除けスプレーをつけて、次はけんじーからシャロムヒュッテにある循環する仕組みのお話を聞きました。虹の絵の描かれた建物は、コンポストトイレ、人の排泄物を堆肥にして畑に戻すことで、循環が生まれます。青いタンクは、メタンガス醗酵装置。動物の排泄物を使って作ったガスをエネルギーとして使われています。
続いて、シャロムヒュッテの自然農の畑に行って野菜を収穫。採っても採っても、取りきれないくらい野菜がたくさんなっていました!
野菜の収穫が終わったら、お昼ご飯づくりへ。収穫したての野菜をほうとう用に切って、次々おなべに入れていきます。
一人一本焚き火パンを作ります。おいしく作るコツは、焦らず遠火でじっくり焼くことです。軍手をしてパンをまわしてみて、クルっと回って竹棒から上手に外れたらできあがり。途中でキッチンからふかしたてのジャガイモも届きました。何もつけなくてもおいしくて何個も食べている子もいました。
最後にみんなでほうとうのめんを練って、最初のおなべに入れたら、今日のお昼ご飯の出来上がり。みんなでおいしくいただきました。
■自然の循環教室(2)
午後は近くの烏川渓谷で川のプログラムです。渓谷に着いたら石投げをしました。石を投げることで、川自ら緩急ある流れを作り、藻が増えたり、魚のすむ隙間が生まれることがわかりました。
川の流れのゆるいところに移動して、川にザブザブ入って行き、水の冷たさを感じます。川底に寝そべって川の流れに身を任せてみたりもしました。
川に慣れてきたら、上流に行って滝登りにもチャレンジ。スタッフのルールをきちんと守り、みんなで助け合って、最後はチャレンジした全員が登ることができました。
後半はグループに分かれて遊びます。まずは、みんなで笹舟を作って笹舟レース。あまり追いかけると、波ができて笹舟は転覆してしまいます。でも、またスクッと浮かぶのでレースは最後まで盛り上がりました。
続いては、この川がどのくらいきれいなのか確かめる遊び。水の中で暮らす小さな生き物が生きていくためには、どのくらいきれいな水が必要なのかを調べるため、パックテストというキットを使って烏川渓谷の水の検査ををしました。
パックテストの結果、川の水がとてもきれいなこと、少しの牛乳が加わっただけで生き物が住めない環境になってしまうことがわかりました。その後は、実際にどんな生物がいるか生き物探し。水質検査でわかったように、烏川渓谷にはたくさんの珍しい生物がいました。
■夕ごはん
今日のメインメニューはハンバーグです。お肉のようにボリューム満点だったけど、お豆腐ともちきびでできているなんて意外でした。ハーブを使ったマリネは、ちょっと苦手が多かったみたいで、預け鉢が繁盛してました。きれいにしたお皿を片付けると、デザートを頂きます。今日のデザートは杏と豆腐のプリンです、柔らかくてほんのり甘い、お砂糖を使っていないなんて信じられない美味しさでした。
今日の川のプログラムで川の水がほんの少しでも汚れると、小さな生き物が生きられなくなることがわかりました。夕ごはんでは、おそうじパンの大切さを改めて理解しました。
夕食後は、フリースペースに移動して、今日のふりかえり。日記を書いたら、「ありがとう!」を伝えたい人について話し合います。みんな今日も一日いろんなところで助けたり、助けられたりしていました。「ありがとう」の気持ちがたくさん集まったふりかえりになりました。
3日目 2010年7月28日 晴れ
■モーニングウォーク
昨日と同じ木に触れて、目を閉じて朝のあいさつをします。昨日は楽しかったです、ありがとう!今日もよろしく。
その後は、森の動物散歩。みんなが動物役になって、人間にみつからないように、上手に森に隠れます。動物の気持ちになりきって隠れていたら、本物のサルに遭遇!みんなで追いかけて見に行きました。人間が山の木を伐採し、実のならない材木ばかりを植えたため、サルの食べ物がなくなってしまい、お腹の空いたサルが里に降りてきて畑の作物を採ってしまうそうです。サルは山に棲み、人間は里に棲む。昔はできていた棲み分けができるよう、山には実のなる木を増やさなければならない、実のなる木が増えるとサルも人間も仲良くできるんだと、けんじーが教えてくれました。
■朝ごはん
今日も朝ごはんは自由にバイキング。太陽の下で食べる朝ごはんはとても美味しいです。
■お米の教室(1)
今日のテーマはお米です。まず、クボタのほんちゃんから、「お米ができるまで」や「田んぼに住む生き物や田んぼの役割」など、お米に関するいろんなお話をおききしました。
■お米の教室(2)
田んぼに持っていくおにぎりを、自分たちで作ります。まずは、お米を研いで、けんじーが電気やガスを使わない、「ぬかくど」という昔のやりかたでご飯を炊いてくれました。上手に炊けるとご飯の表面に小さな穴があきます。電気やガスを使わなくても、美味しそうにご飯が炊けました。
ご飯が炊けるまでの間に、おにぎりを包む「ほうの葉」を取りに森へ行きました。大きなおにぎりが包めるように、できるだけ大きな葉っぱを選びます。戻ってきたら、チームに分かれて塩おにぎりをにぎって、お漬物を添えて葉っぱで包みます。お昼ごはんが楽しみです。
■お米の教室(3)
午後は近くの藤沢農園で田んぼの作業。その前に、自慢のおにぎりを田んぼのほとりで食べて、腹ごしらえです。美味しいご飯が食べられるのは、太陽と土の恵みと作ってくれたお百姓さんのおかげ、感謝していただきます。
満腹になったら、まずは田んぼについて、お話を聞きます。有機栽培や、あいがも農法でお米を作っている藤沢さんから、お米をつくることがいろんな生き物の命を支えていることを教えてもらいました。
その後、あいがもの雑草取りをお手伝いします。田んぼの中はぬるぬるしているけれど、暖かくて気持ちがいいです。雑草取りの後は、広い田んぼの中にいるあいがもを小屋の中にみんなで戻してあげました。あいがもはとても可愛くて、みんなで順番にだっこ。ふわふわの羽を感じました。
田んぼでの作業は暑かったけど、地元名産の甘くておいしい下原スイカや、藤沢さんから頂いた採れたてのきゅうりとトマトを食べて、元気に遊ぶことができました。
■夕ごはん ピザづくり
最後の夜は、自分たちでオリジナルのピザを作ります。シャロムヒュッテのお姉さんがピザの生地を広げてくれたあと、ソースとトッピングを選んで生地にのせていきます。出来上がったら、大きなピザ釜に入れてもらって、あっという間にこんがりおいしいピザのできあがりです。焼きたてのピザに、ヒヨコマメのカレーにみんな大満足、今日もおいしい夕ごはんでした。
■キャンプファイア
最後の夜のお楽しみ、キャンプファイアのオープニングは、各チーム代表の仲間による火付けの儀式です。ひとり1本松明を持って、真ん中の薪に火をつけると、一瞬にして立派な焚き火になりました。大きな炎に、みんなの気分も盛り上がって、タロウの合図で狼のように大きな声を出して踊りました。
炎を囲んでたくさんゲームを楽しんだ後は、いよいよジョニー手作りの影絵です。安曇野の地に古くから伝わる「竜の子小太郎(たつのここたろう)」のお話は、ジョニーの真剣な声や暗闇のなかで炎に照らされた竜が迫力満点。子供たちを幻想的な世界へ引き込んで行きました。
キャンプファイアが終わると最後のふりかえり。日記を書いたら、みんなで輪になって3日間の思い出をふりかえります。楽しかったこと、感謝の気持ち、いろんな思い出があふれてきます。
最後に明日も晴れることを願って歌を歌います。最後の1曲は、、、ハッピーバースデートゥーユー♪
この日が誕生日だったお友だちのために、サプライズで歌のプレゼントです!みんなにとっても思い出に残る夜になりました。
4日目 2010年7月29日 曇り後雨
■モーニングウォーク・お土産づくり
今日は毎朝会話してきた木にお礼とお別れを伝えます。楽しい毎日をありがとう。
木へのあいさつが終わったら、おうちの人へのお土産づくり。シャロムヒュッテの畑にそばの種と、麦の穂を採りに行きます。麦の穂は茎についた葉をとるとストローに。本物のストローにみんな大喜びです。
次は、種を入れる袋を作ります。保健スタッフののんきちから、折り紙できれいな袋の作り方を教わります。袋の中には、おうちの人あてのメッセージと、藍(アイ)とそばの種を入れてお土産の完成です。
■朝ごはん
最後の朝ごはん。みんな、言われなくてもちゃんとお皿で迎えにいけます。
食事が終わったら、帰り支度。元のとおり荷物が入らなくて大変!でも、なんとか押し込んでパッキングは終了。お部屋をチェックアウトしました。
■思い出づくり
お土産づくりのは、はがきサイズの画用紙にキャンプの思い出を描きます。最初に鉛筆で下絵を描いたら、草や花、土やご飯を炊いた後の墨など、すぐ近くにある自然の中から色を探します。自然の中には絵の具のようにいろんな色がありました。画用紙に塗ってみると思いがけない色が出て、とても美しい、楽しい絵ができました。最後に名前と日付、思い出の一言を書いて絵が完成。
その後は、みんなで集まって絵の鑑賞会。思い出を話しあったり、みんなの絵の素敵なところを見つけあったりしました。
■お昼ごはん
いよいよシャロムヒュッテ最後のごはん。玄米やあわやひえ、ズッキーニなど初めて見たり食べたりする素材や料理も多かった4日間だけど、最後までおいしく食べることができました。ごはんが終わったら、終了式です。
■終了式
教頭先生のヨッシーから、みんなに渡される終了証と思い出フォルダーの説明がありました。思い出フォルダーはみんなの書いた絵が表紙になっていて、中には、けんじーからのミニアルバム、シャロムヒュッテの冊子「くっきりと安曇野の光の中で」、3日間の写真のCDロム、そして、みんなが毎日日記を書いたしおりには、スタッフからひとりひとりにメッセージが書かれています。
いよいよ、校長先生のドン・ガバチョから、終了証の授与が行われます。終了証には、それぞれの思い出がつまったチャンピオン名が書かれていて、全員がチャンピオンとして表彰されます。
木登りチャンピオン、思い出のかえるチャンピオン・・・、笑顔と緊張が混ざって、みんなドキドキしながら見守ります。
終了式が終わると、外は小雨が降っていました。安曇野もみんなが帰るのを淋しがって涙目になっているのでしょうか。最後に、参加者もスタッフもシャロムヒュッテのお兄さんもお姉さんもみんなで広場に出て輪になってキキソソを歌いました。この4日間とこんなにたくさんの人との出会いに感謝します。
記念写真を撮ったら、シャロムヒュッテともお別れです。お兄さん、お姉さんお世話になりました!ありがとう!また来ます!
穂高駅を出発し、松本経由でみんなを乗せたスーパーあずさ22号は、無事定刻どおり新宿駅に到着ました。体全体でいろんなことを感じ、いろんなことにチャレンジした4日間。明日からは、見るもの、感じるものが今までとは違っているかもしれません。4日間で感じ、考え、体験したことを忘れずに、思い出に誇りを持って、普段の生活を大切にすごしてほしいと思います。みんな、また、会いましょう!
*追加募集も含め、2010年の募集は締め切らせていただきました。多数ご応募いただきありがとうございました。開催レポートはこちらをご覧ください。
2007年からスタートした小学生向けサマーキャンプ型環境授業、クボタeプロジェクト『地球小屋(TERRA-KOYA)』を今夏も開催します。
会場は、長野県安曇野市にある、宿泊・農業・レストラン・カフェ・ショップなどが融合した「舎爐夢(シャロム)ヒュッテ」。自給自足の農的な田舎暮らしをモットーに、循環型農園「パーマカルチャー・ガーデン」なども併設されたエコ・コミュニティです。
未来を担う子どもたちに、生命の営みや循環型社会を体感する発見と学びの場と、自発的な学びや考えを引き出すきっかけをご提供いたします。 以下の通り参加者を募集いたしますので、ぜひご応募ください。
タイトル |
クボタeプロジェクト『地球小屋 2010』 powered by BeGood Cafe |
テーマ |
『はじめよう。地球にいいこと。あなたにいいこと。』 |
実施期間 |
2010年7月26日(月)〜7月29日(木)/3泊4日 ※雨天決行 |
宿泊施設 |
舎爐夢(シャロム)ヒュッテ 長野県安曇野市穂高有明7958
http://www.ultraman.gr.jp/~shalom/
|
実施場所 |
上記宿泊施設、近隣農園 他 |
実施形態 |
夏季林間学校(合宿スタイル)の活動 |
実施運営 |
主催:NPO法人BeGood Cafe 特別協賛:株式会社クボタ |
集合解散 |
7月26日(月) 8:00 JR新宿駅集合、7月29日(木) 18:00 JR新宿駅解散(予定) |
主なプログラム |
お米の教室、田んぼ体験、エコランチクッキング、自然の循環教室、森の探検、川を遊ぶ教室 他 |
対象 |
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)にお住まいの小学校4年生〜6年生
※お子様のみのご参加です。保護者の方はご参加いただけません。
※昨年までの回に参加されたお子様は応募をご遠慮願います。
※野外活動も多いため健康面にご不安のあるお子様はご遠慮ください。 |
定員 |
20名 (予定) |
追加募集締切 |
2010年6月10日(当日消印有効)※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございます。 |
選考方法 |
応募者の中から下記応募書類をもとに選考、ご連絡いたします。 |
応募方法 |
(1) こちらから応募書式をダウンロードしてください。
・応募用紙 1(プロフィールシート)
・応募用紙 2(作文シート)
(2) プリントアウトしてご記入ください。
(3) 下記宛先までご郵送ください。
〒153-0004 東京都世田谷区太子堂1-15-10 R三軒茶屋2F Smile Studio
NPO法人BeGood Cafe クボタeプロジェクト『地球小屋 2010』係 |
お問い合わせ |
NPO法人BeGood Cafe クボタeプロジェクト『地球小屋 2010』
担当:筒井 坂本
TEL:03-6413-8801 (平日10:00〜18:00のみ)
E-mail:terra-koya※begoodcafe.com (※を@に変えて送信してください) |
クボタ 地球小屋(Terra-Koya) 2009 開催レポート
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目
こちらでもキャンプの様子をご報告しています。ぜひご覧ください。
→ クボタ地球小屋レポート(株式会社クボタ制作)
→ クボタ地球小屋レポート(宿泊施設:シャロムヒュッテ制作)
小学4~6年生の参加者たち21人が、親元を離れ、3泊4日のクボタ地球小屋がいよいよ始まります。キャンプの仲間と旅の支度、どんなキャンプになるのか、期待とまだ打ち解けてない緊張とを胸に、新宿駅に集合しました。ここから北アルプスの山々に抱かれた長野県安曇野市まで向かいます。
オリエンテーション
今日から3日間過ごす宿、シャロムヒュッテに着いたら、まずはオリエンテーション。校長先生の「ドン・ガバチョ」から挨拶がありました。キャンプ中はみんな自分で考えた「キャンプネーム」で呼び合います。キャンプの仲間が挨拶したあとは、ウェルカムソングの「キキソソ」をみんなで歌いました。
<レクリエーション>
キャンプの仲間と仲良くなるゲーム。だんだんみんな緊張がとれて思いっきり遊び始めて本領発揮。
<グループ分け>
4つのグループに分かれてグループフラッグの作成。グループ名を決める前に勢い良く絵を描き始める班や、レイアウトから考える班、それぞれ特徴がありました。
<箸づくり>
キャンプ中ご飯を食べる箸を竹を削ってつくります。みんなこだわりのマイはしです。
夕ごはん
交代でお風呂に入ったら、お待ちかねの夕ごはん。
シャロムヒュッテのごはんは、肉や魚、乳製品などを使わないベジタリアン・メニュー。砂糖なども使わないマクロビオティックの考え方で作られています。穀物や野菜だけでつくられたご飯、初めて食べる子も多かったようです。
ナイト・ウォーク
1日目最後のプログラムは夜のハイクです。
森の入口に、シーツにブラックライトを当てて虫が集まるようにした「ライトトラップ」を仕掛けて出発です。暗い森の中を、灯りに頼らず、葉っぱが風に揺れる音や虫の声に耳を傾け、五感を研ぎ澄まして歩いていきます。
クボタの山ちゃんから虫のお話も聞きました。
虫が集まるように森の奥にもうひとつ仕掛けをしました。「発酵したバナナ」をストッキングに入れて結び付けます。強烈な匂いでしたが虫たちには美味しいご飯なのです。
森の中で間隔をあけて一人でじっと10分間じっとしてました。暗闇に溶けこんで、森の中で自分と向かい合う時間ができました。
戻ってきてから、ライトトラップに集まった昆虫たちを観察して、1日目のプログラムは終了です。
モーニング・ウォーク
朝は6:00に起きて、6:30からモーニング・ウォークです。森の中で身体を伸ばしてだんだん目が覚めてきました。森を散歩しながら、同じかたちや色を探すゲームをしました。今までそんな風にみて探しものをしたことが無いので、最初はなかなか見つかりません。でも、少し見方をかえて探してみると、いくつも見つかりました。
朝ごはん
シャロムヒュッテのご飯はマクロビオティックで肉や魚は使われてません。玄米パンやおからなど畑の栄養たっぷりです。バイキングなのでみんな自分の好きなものを好きなだけとります。お代わりも自由です。ご飯を食べる場所も自由です。外のテーブルでも中の食堂でも思い思いの場所を選びます。
自然の循環教室(1) 畑の循環を学ぼう
腹ごしらえもして、自然農の畑に出かけます。堆肥づくりや土づくりのことを学んで、実際にみんなで収穫。季節の野菜がたくさん採れました。
部分日食
この日の一大イベント日食。雲の隙間から太陽が覗いたすきに「あ、かけてる。」ちゃんと見ることができました。
昼ごはん
畑から戻り、採ってきた野菜を使って昼ごはんを作ります。洗ってから、みんなで下ごしらえ。ジャガイモはふかして、ホクホクした甘みをいただきます。野菜は刻んでほうとうに。麺も手でのばしてつくります。竹の棒に生地をまきつけて、焚き火で焼くパンなどもついて、盛りだくさんのお昼ごはんに、みんなお腹いっぱいになりました。
自然の循環教室(2) 清流探検
烏川渓谷にでかけて、沢歩き。雪解け水は冷たく、「つめたい~~~~~」。けど、ちょっとすると身体も慣れて、川の生き物を観察したり笹舟をつくりレースも開催しました。
夜ご飯
いっぱい身体を動かして、お腹もぺこぺこです。パクパクもりもりおいしくいただきます
モーニング・ウォーク
さわやかな安曇野の朝、森の中で自然を楽しむゲームをしました。一人が目隠しをして、もう一人がガイドになり1本の木を目隠しをした友だちに触覚で覚えてもらいます。最初はみんなおそるおそるでしたが、だんだん自由に動いて木を当ててました。
おコメの教室(1)
田んぼに稲が植えられ成長し収穫されるまでの成長をスライドで学びました。クボタの山ちゃんが田んぼで生きている虫のお話をしてくれました。
おコメの教室(2)
今日は一日かけて、おコメについて学びます。自分たちでといだおコメをお釜にいれたら、ご飯の火加減は「始めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてもフタ取るな〜カニがでるまで猿昼寝」。ご飯が炊けるのを待つ間に森にホウの葉っぱを採りに行きました。待つこと数十分、焦げずにふっくらとしたおいしいご飯が炊けました。
おにぎりが完成したら、田んぼに出かけます。あぜ道に座ってお昼ご飯。差し入れでいただいたスイカやとうもろこしも食べました。
おコメの教室(3)
お昼ごはんを満喫した後は、田んぼ有機農家の藤澤さんから、有機農法やアイガモ農法について話を聞きました。田んぼの草むしりと、アイガモを他の田んぼに移し替えるので小屋に追い込み作業をしました。裸足で感じる田んぼの柔らかく暖かい感触はおもしろかったです。
夜ごはん
今夜のメニューは、石釜で焼いたピザとひよこ豆のカレー。熱々でパリッとした生地ととろとろのチーズに、自分で好きな具材をトッピング。最高のご馳走でした。
キャンプファイヤー
急に雨が降り外でやるはずだったキャンプファイヤーは急遽室内のキャンドルファイヤーに。みんなでゲームをしたり、火を見ながら今の思いを話したりしました。小さな空間でみんなが一体になり、盛り上がりました。
モーニング・ウォーク(おみやげづくり)
大きく息をして森林浴を存分にします。ゆっくりゆったり光をあびて気持ちよい朝の空気を吸います。けんじいに分けてもらった蕎麦の種を手紙を書いた折り紙に包みお土産にします。自然農の畑で蕎麦の種のまき方も教えてもらったので今度は、お家に帰ってみんなが教える番です。
ふりかえり
4日間通してたくさんの思い出に残るプログラムがありました。アイガモをつかまえたこと、ピザがおいしかったこと・・・。みんなで写真を見ながら振り返った後は、それぞれ1番心に残ったことを画用紙に描いて発表します。
修了式
さあ、3泊4日のプログラムも全て終わり、修了式です。校長先生のドン・ガバチョからそれぞれチャンピオンの称号が与えられました。木登りチャンピオン、ムードメーカーチャンピオン、大食いチャンピオン、あずけ鉢チャンピオン・・・・。チャンピオンの発表があるたびに、みんな納得したり、驚いたり。修了式にはお世話になったシャロムヒュッテのスタッフも駆けつけてくれました。
最後に集合写真を撮って、楽しかったキャンプもおしまいです。いっぱい身体でいろんなことを吸収して、たくさんの笑顔であふれた4日間。このキャンプで体験したことを大切に、みんなそれぞれの道へ出発です。またとびっきりの笑顔をみせてください!
おにぎりが完成したら、田んぼに出かけます。あぜ道に座ってお昼ご飯。差し入れでいただいたスイカやとうもろこしも食べました
クボタ 地球小屋(Terra-Koya) 2008 開催レポート
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目
こちらでもキャンプの様子をご報告しています。ぜひご覧ください。
→ クボタ地球小屋レポート(株式会社クボタ制作)
■ 7月22日(1日目) 晴れ
小学4~6年生の参加者たち21人が、親元を離れ、3泊4日のクボタ地球小屋がいよいよ始まります。大きなリュックに、旅の支度とワクワクとちょっぴりの不安を詰め込んで、新宿駅に集合しました。ここから北アルプスの山々に抱かれた長野県安曇野市まで向かいます。
オリエンテーション
宿に着いたら、まずはオリエンテーション。校長の「ドン・ガバチョ」から挨拶があります。キャンプ中はみんな自分で考えた「キャンプネーム」で呼び合います。みんなで挨拶したあとは、ゲームをしました。早速みんなの笑顔がこぼれます。ゲームの後は、インタープリターの先生からウルシやスズメバチなど気をつけなくてはいけないことも学びました。
夕ごはん
交代でお風呂に入ったら、お待ちかねの夕ごはん。
シャロムヒュッテのごはんは、肉や魚、乳製品などを使わないベジタリアン・メニュー。砂糖なども使わないマクロビオティックの考え方で作られています。穀物や野菜だけでこんな味になることに驚いた子も多かったようです。
ナイト・ウォーク
ちょっと休憩してから、ナイト・ウォークに出かけます。
森の入口に、シーツにブラックライトを当てて虫が集まるようにした「ライトトラップ」を仕掛けて出発です。暗い夜道や森の中を、懐中電灯を消して、ケモノや虫の声に耳を澄まし、五感を研ぎ澄まして歩いていきます。
今度は、畑の間の草むらに寝転んで、星を眺めます。明かりが煌々と灯る都会ではなかなか見えない星もきれいに見えます。「あっ、流れ星!」。戻ってきてから、ライトトラップに集まった昆虫たちを観察して、1日目のプログラムは終了です。
■ 7月23日(2日目) 晴れ
モーニング・ウォーク
朝は6:00に起きて、6:30からモーニング・ウォークです。昨夜、はしゃぎすぎて寝られなかった子は、ちょっと眠たそう。今日は午後から「花炭」を作るので、それぞれ自分が炭にしてみたいものを拾って歩きます。途中、クボタのやまさきさんから、カブトムシなど虫の話も聞きました。
朝ごはん
朝ごはんは、バイキング形式。順番に並んで、好きなものを好きなだけ取って好きな場所で食べます。
自然の循環教室(1) 畑の循環を学ぼう
しっかり腹ごしらえをしたら、自然農の畑に出ます。堆肥づくりや土づくりのことを学んで、いよいよ収穫。季節の野菜がたくさん採れました。
昼ごはん
畑から戻ったら、採ってきた野菜を使ってみんなで昼ごはんを作ります。
洗ってから、下ごしらえ。
メニューはこんな感じになりました。
・朝どり野菜のサラダ
・ふかしたジャガイモ 豆乳マーガリン添え
・竹に巻きつけた焚き火パン
・野菜たっぷりほうとう みんなで延ばしたいろんな形の麺入り
自然の循環教室(2) 森の循環を学ぼう ~前半~
ちょっと休憩してから、今度は午後のプログラム。みんなで木を1本伐採して、丸太にし、薪割りして、火を起こす、という一連の流れを全部やってしまおうという欲ばりな教室です。安全な作業の仕方を教わり、ちゃんとヘルメットをかぶります。
インタープリターの先生と今日伐る(きる)木を決めたら、まずはノコギリで慎重に切り込みを入れていきます。今度は切り込みの逆側からノコギリを入れ、木にかけたロープをみんなで引っ張ります。メリメリと大きな音を立てて、木が倒れました!
木が倒れたら、枝を落として、短い丸太をつくり、いよいよ薪割り。1人が斧を当てて、もう1人がカケヤで斧を叩いて割っていきます。ここまで終わったら、水で冷やしたスイカを食べて、ちょっと休憩です。
自然の循環教室(2) 森の循環を学ぼう ~前半~
冷たいスイカで生き返ったら、今度は火を起こします。
といっても、ライターやマッチは使いません。木の棒と木の板をこすり合わせて、摩擦熱でできた「火の赤ちゃん」を育てるという、無人島生活のような火起こしに挑戦です。
木の棒を押さえる人、両側から弓のような道具を引く人、かけ声をかける人。それぞれ協力して、最後にはどのチームも火をつけることができました。
みんなの思いのこもった火をまとめて1つにして大きな火にし、これでドラム缶風呂を沸かします。焚き火には今朝集めた花炭の材料も入れました。
夕ご飯を食べたら、待望のいつもとはちょっと違うお風呂へ。薪でお湯をわかした五右衛門風呂です。
■ 7月24日(3日目) 晴れ
モーニング・ウォーク
みんな昨日はぐっすり眠って、爽快なお目覚めです。
アルプスの山々を背に、お日さまに向かって「わー」と大声を上げます。昨日作った花炭もみんなで確認。まつぼっくりの炭も上手にできました。
おコメの教室(2)
今日は一日かけて、おコメについて学びます。最初にクボタのいぬいさんから、田んぼの役割や日本の田んぼの現状を学んだあと、みんなでおにぎりづくり。自分たちでといだお米をお釜にいれたら、火打石とキノコ炭でカマドに火をつけます。ご飯の火加減は「始めチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてもフタ取るな」。待つこと数十分、焦げずにふっくらとしたおいしいご飯が炊けました。大成功です。
少し冷ましたら、マル、サンカク、シカク、思い思いの形に握ります。天然塩と海苔だけのシンプルなおにぎり。握ったおにぎりは、炊いている最中に採ってきた桑の葉で大事に包みます。
おにぎりが完成したら、田んぼに出かけます。あぜ道の水路に足を浸しながらお昼ごはんを満喫した後は、いよいよ田んぼ体験。有機農家の藤澤さんから、有機農法やアイガモ農法について話を聞いて、田んぼの草むしりと、アイガモを他の田んぼに移し替える作業をしました。裸足で泥の中に入ると土の暖かさが伝わってきます。
夕ごはん
夕ごはんには、毎食デザートがつきます。メロンと豆乳のアイスには、かわいいクマと星のクッキーが乗っていました。
キャンプファイヤー
最後の夜を飾るキャンプファイヤーは、神秘的に始まりました。
インタープリターの先生が、森の神様に祈りをささげて土笛を吹いてから、木の棒を手で回して木をこすり合わせ、火をつけます。生まれた火に、1人1本ずつ薪をくべて火を大きくしたら、みんなでゲームをしたり、今の気持ちを話しあったりしました。
■ 7月25日(4日目) 晴れときどき曇り
モーニング・ウォーク
今日一日の予定を聞いてから、森の精気を吸い込みながらストレッチ。散歩の後は、畑に出て、自宅へのお土産にする大麦を刈ります。
ふりかえり
最後の朝ご飯をモリモリ食べたら、それぞれのお気に入りの場所でキャンプの想い出を描いて発表します。発表が終わったらお土産づくり。メッセージを書いた紙に、大麦の穂や蕎麦の実を包んで、かわいく飾りつけます。
発表が終わったら、最後のお昼ごはん。自分でピザ生地を延ばしてトッピングし、シャロム自慢の石釜で焼いていただきます。
修了式
さあ、3泊4日のプログラムも全て終わり、修了式です。
みんながんばったので、ドン・ガバチョからそれぞれチャンピオンの称号が与えられます。
笑顔チャンピオン、お料理チャンピオン、アイガモチャンピオン、おかわりチャンピオン……。思わぬチャンピオンになって、照れ笑いがこぼれます。休憩時間に花摘みに夢中になっているかと思ったら、こども達からスタッフやインタープリテーションの先生へ花束の贈りものもありました。
この4日間という短い期間で、キラキラとした笑顔でたくさんのことを感じ、吸収してくれたこどもたち。心なしか出逢った頃よりぐっとたくましく見えます。
最後は毎日お風呂の準備やおいしいごはんを用意してくださったスタッフも含め、全員で記念撮影。名残惜しいけど、それぞれの輝く未来に向って出発です!
本年度の参加者募集は締め切りました。
多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
2008年のレポートはこちら
昨年の夏大好評だった小学生向けサマーキャンプ『クボタ地球小屋(TERRA-KOYA)』を今夏も開催します。未来を担う子供たちに、農業体験を通じて生命の営みや循環型社会を体感する、発見と学びの場を提供します。美しい田園風景が広がる長野県・安曇野から、楽しい夏の想い出を持ち帰ってください。
■ 実施概要
□ タイトル |
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□ 実施期間 |
2008年7月22日(火)〜7月25日(金)/3泊4日 ※雨天決行 |
□ 宿泊施設 |
舎爐夢(シャロム)ヒュッテ 長野県安曇野市穂高有明7958
http://www.ultraman.gr.jp/~shalom/
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□ 実施場所 |
上記宿泊施設、近隣農園 他 |
□ 実施形態 |
夏季林間学校(合宿スタイル)の活動 |
□ 実施運営 |
主催 NPO法人BeGood Cafe
特別協賛 株式会社クボタ |
□ 集合解散 |
7月22日8:00 新宿西口集合、7月25日18:00 新宿西口解散 |
※ クボタ 地球小屋(Terra-Koya) 2007年のレポートはこちら
4日間のスケジュール (予定)
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午 前 |
午 後 |
7月22日(火) |
●バスで出発 |
●森の探検/ナイトウォーク |
7月23日(水) |
●モーニンググリーンウォーク
●パーマカルチャー教室 ※1
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●パーマカルチャー教室 ※1
●シャロム エコロジー探検ツアー |
7月24日(木) |
●お米の教室 |
●田んぼの教室(合鴨農法 ※2) |
7月25日(金) |
●モーニンググリーンウォーク
●みんなの未来の暮らし |
●ピザづくり
●エンディングセレモニー |
※ 時間や詳細については確定次第、改めて参加者の方々にご連絡申し上げます。
■ 募集要項
□ 対象 |
関東近県にお住まいの小学校4年生~6年生 |
□ 定員 |
20名 (予定) |
□ 募集締切 |
2008年5月31日締切 (当日消印有効) |
□ 選考方法 |
応募書類をもとに審査し参加者を選出します。
※お子様のみのご参加です。保護者の方はご参加いただけません。
※昨年参加されたお子様はご参加できません。
※野外でのワークも多いため、健康面の不安があるお子様のご参加はご遠慮ください。
※参加に際しては、以下の事項を予めご承諾ください。
- 期間中には本活動全般の写真撮影を行います。
- 期間中に撮影された写真の著作権はNPO法人BeGood Cafeに帰属します。
- それらの写真は、参加者の顔が認識できるものも含め、NPO法人BeGood Cafe及び株式会社クボタの各種印刷物、ホームページへの掲載、各種メディアへ広報・広告活動などを目的として断りなく使用させていただきます。
- お預かりした個人情報は、厳重安全に管理し、第三者に対して個人情報の開示をいたしません。
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□ 応募方法 |
(1) こちらから応募書式をダウンロードしてください。
・応募用紙 1(プロフィールシート)
・応募用紙 2(作文シート)
(2) プリントアウトしてご記入ください。
(3) 下記宛先までご郵送ください。
〒153-0043 東京都目黒区東山3-16-34 Smile Studio
NPO法人BeGood Cafe 「クボタ地球小屋」係
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□ お問い合わせ |
NPO法人BeGood Cafe 「クボタ地球小屋」係 担当:小林
TEL:03-5773-0225 (平日10:00~18:00のみ)
E-mail:terra-koya@begoodcafe.com
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※1)パーマカルチャーガーデン
パーマネント(持続的・永久の)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)を合わせた言葉です。
1970年代、タスマニア大学で教鞭をとっていたビル・モリソンとデビット・ホルムグレンによって体系化された実践的な学問で、発祥の地オーストラリアでは学校教育にも取り入れられています。生態系が持つ生産力を最大限に活用し、多種多様な要素を有効に配置すること。生態系を成す一員として〈持続可能な〉環境を自らつくり出していくことが重視されています。
※2)合鴨農法(あいがものうほう)
稲作において、アイガモを利用した減農薬もしくは無農薬農法のこと。有機農業の形で取り組まれることが一般的です。アイガモを放飼することにより、除草、害虫防除(雑草や害虫を餌として食べる)し、排泄物が米の養分となります。アイガモが泳ぐことにより土が攪拌され根を刺激し肥料の吸収が良くなると言われます。
無事終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
クボタ 地球小屋(Terra-Koya) 2007 開催報告はこちら
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■ 目的
美しい田園風景が広がる長野県・安曇野にて、自然の息吹と生命のチカラを体感するサマーキャンプを行います。
食料自給が持続可能な循環型農園での農作業、合鴨農法などの農業体験を通じて、自然の大切さを体感してもらうこと。
共同生活の中、達成感のある充実した時間を過ごすことで、子どもたちの意識が自発的に地球環境に対して向けられることを目的とします。
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■ 実施概要
□ タイトル |
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□ テーマ |
『はじめよう。地球にいいこと。あなたにいいこと。』 |
□ 基本方針 |
農業体験を通じて、生命の営みや循環社会を体感し、“発見”と“学び”の場を提供 |
□ 実施形態 |
夏季林間学校(合宿スタイル)の活動 |
□ 実施期間 |
2007年7月23日(月)〜7月26日(木) 3泊4日 ※雨天決行 |
□ 宿泊施設 |
舎爐夢(シャロム)ヒュッテ 長野県安曇野市穂高有明7958
http://www.ultraman.gr.jp/~shalom/
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□ 実施場所 |
上記宿泊施設 近隣農園、田んぼ 他 |
□ 実施運営 |
主催 NPO法人BeGood Cafe
特別協賛 株式会社クボタ |