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アーユルヴェーダ・レッスン 開催レポート (2007.7.21)

文分千恵先生をお迎えして、『健康でハッピーに生きていく』ヒントを教えていただきました。

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まずはガーデンツアー。パーマカルチャーに基づいた設計のオーガニックファーム、レストランやコテージから施設から出る排水をきれいにしてくれるバイオジオフィルターなどの説明を聞きながら朝のお散歩です。人の手でつくられたガーデンですが、すでに蝶やミツバチ、アメンボや蛙が戻ってきていて全体がイキイキしています。

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おいしいベジランチを頂いたあと、いよいよ文分先生のお話です。一年後、三年後は何をしていたいですか?という少しビックリするような質問から始まりました。最初は少し戸惑いながらも、皆さん少しずつ思いを言葉にしていきました。話すにつれ、自分がこんなことを考えていたのかと気づかされた、という声もありました。

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次に深呼吸を通して、静かだけれど前向き、平和で明るい『サットバ』という、一番いい心の状態を体験しました。これを持続できればいいのですが、なかなかそうはうまくいきません。日々生活しているといつの間にか毒がたまってしまいます。

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そこで心や体にたまる毒『アーマ』を取り除く方法をいくつか教わりました。例えば気を通す呼吸法。普段は意識しづらい呼吸に集中します。そして自分でもできるオイルトリートメント。いい香りのするオイルをたっぷりつけて頭や耳、手や足の裏をマッサージします。頭皮や耳が思いのほか凝っていて、終わった後はスッキリ感とリラックスが混ざったような感じでした。

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途中、ショウガやコリアンダーをベースにしたデトックスティーを頂きながらあっという間に6時間のワークショップが終わりました。日々の生活で、もう少し自分に優しくしてあげて、もう少し心や体の声を聴いてあげたら、もっと健康でハッピーに生きられるのかなと思いました。参加者の皆さん、そして文分先生、ありがとうございました。


子ども達と安曇野キャンプ!

昨日から、「クボタ地球小屋(Terra-Koya) 2007」で安曇野に来ています。
子ども達19人と真っ青に晴れた青空のもとで、ジャガイモ掘り、レタスやキュウリの収穫、竹に巻いたパンを焼いたり、ウドン/と言うよりホウトウ汁を作って、みんなで食べました。
まだ、お腹いっぱい! これから昼寝かな。

一番ビックリは、子ども達みんな元気なこと。昆虫を探したり掴んだりも出来るし、チャンバラはするし。女の子は料理もするし。
なんか、「この頃の子は、……も出来ないし…」みたいなコトよく言われるけど、結構ふつ〜にいい子が多いじゃん!!!と感動。
ニッポンもいけるかも。

クボタ地球小屋(Terra-Koya) 2007

夏野菜

夏野菜
夏休みですね。
いとこがあそびに来ています。お庭の畑でできた夏野菜を持ってきてくれました。

トマト・きゅうり・なす・ゴーヤ・オクラ・えだまめ・うり・ピーマン
かぼちゃ・みょうが・ししとう・かぼちゃ・あおじそ・あしたば・とうもろこし。。。

え〜〜〜!!!まだあるの?ってくらいスゴイいっぱい。
我が家は野菜王国に早変わりです。

夏野菜
取れ立てだけあって、色や形がパーンってしててなんだか勢いがあります。
なんだかツヤツヤしてるし、白い細かいトゲ?みたいなモケモケがあったり。
曲がってるのとか大きいのも小さいのも混ざっててバラッバラ。
とってもにぎやかでイキイキしています。

お日さまたっぷり。うれしい夏の恵みです。


なんじゃらほい?

破砕機PICA山中湖ヴィレッジの温室の隣に、堆肥置きを出来ました。
で、そこにこんな機械が置いてあったのです。
はて? なんじゃらほい? と思っていたら、パーマカルチャリストの四井真治さんが、登場。
正解は、彼が自宅から持って来た破砕機でした。
枝などを集め、これで破砕して堆肥置きにおく。たまにスコップで混ぜていると、半年で堆肥になるそうです。
なんかローテクで素敵ですね。

やっぱり『異次元は存在する』

前から気になっていたので、買いました『異次元は存在する』NHK出版
『異次元は存在する』NHK出版 リサ・ランドール+若田光一著

NHKの番組を本にしたので、内容的には濃くない。
特に、なぜ若田氏をランドール博士にぶつけたのか訳が分からない。
もっと宇宙の深淵に連れてって欲しいのに、ランドール博士の少女時代の話をしたってもったいないだろうに。

さて、この宇宙にある4つの力「強い力」「弱い力」「電磁気力」「重力」。
これを大統一理論でまとめたいのは物理学者さん達の夢なのだが、どうも重力だけが凄く弱い。弱過ぎる。
で、このランドール博士は、5次元に存在する3次元膜のひとつが私たちの宇宙であり、重力はそれらを行ったり来たりする存在だと言う。だと辻褄が合う。
私が以前観たBBSの番組では、超ひも理論の10次元のもうひとつ上の11次元に宇宙の本質があり、私たちの宇宙存在は、その11次元から沁み出している影に他ならないと言っていた。だから、重力が弱いのだと。
これが、私には衝撃的だった。
昔から、この世界や宇宙がマユツバに思えていたのだが、やっぱり本物が別のところにあったのだ! と凄く嬉しかったのです。
みなさん、映画『マトリックス』は、本当なのですよ。本質は別のところにあるのですよ。プラトンも言ってたけどね。

3連休になったので、本を買いました。

すごく前から気になっていたので、買いました。

『環境保護運動はどこが間違っているのか?』宝島社新書 槌田敦著『環境保護運動はどこが間違っているのか?』宝島社新書 槌田敦著

これは、1992年に発行されたというから随分と前になるが、視線は未だ新しい。
環境運動に於いては、とかく「こうしろ、ああしろ」「買うな、捨てるな」ということが多いが、客観的に正しいのか良く分からなくなることがある。
冷静に判断をしたいのに、熱く語る方達の前ではなかなか言い出せないことも、この私にだってあるのです、はい。(苦笑)
とにかくストイックになって「環境運動」をしたいとは思いません。
楽しく、負荷の低い、ベターな暮らしへシフトしよう! それがビーグッドカフェなんです。
著者の槌田氏は、本当に地球を愛し、地球を憂いていることがひしひしと伝わります。
前のブログでお話しした「ホーム&ワールド」路線を槌田氏も説いている。
ホーム(つまり、身の回り)のこまごました節約だけではなく、税制や法令、政策でいくらでも環境保護ができるということを主張している。(ワールド)
この本は、環境派上級の方々に読んでいただきたい。初心者は読むと混乱するかも。

ホーム&ワールド

今年がエコ元年と言われています。
きっとそうなんでしょう。
アチコチでエコがさけばれています。
電気をこまめに消す、冷蔵庫は効率良く冷やすためにモノを詰めすぎない、
冷房は低めに設定、などなど。
もちろんそれらは正しいことですが、それらがすべてしょうか?
sky.jpg私たちの地球は悲鳴をあげています。かなりまずい。
私たちの毎日の生活の中で、「ひとりひとり出来ることから少しづつ」
節電や節約をする。これらで地球は救われるのでしょうか?
私は、こう考えます。
きっと2つある。
1つは、家で、身の回りで出来ること。これをちゃんとやる。
でも2つめのこと、それは世界の秩序や仕組みを変えること。
もっと遠くを見つめて、貿易の在り方や先進国途上国の関係、エネルギー需給のこととかを考えて、どう有るべきかを考える。
これって凄く政治的なことですけど、それを考えないと根本的なことが変わらない。どうせ考えたって変わらない・・・って思わないで。
考えているかいないかだけで随分と違います。
その違いを心に抱いて、選挙に行きましょう。

ホーム&ワールド。
身近かなコトもやって、世界のことも考える。
こうしないと、「エコ」が単に流行で終わってしまう。
ワールドを考えない限り、巨悪が微笑んでいます。

蜂箱、登場か!?

写真の好青年は、PICA山中湖ヴィレッジのスタッフのMさん。
Mさんといってもマゾじゃないです。(すまん)
養蜂が本業のMさんMさんは、本業が養蜂。
蜂ってスゴイの知ってます?
パーマカルチャーなんですよ、役割が。
蜂は、蜂蜜を作ります。蜜蝋を作ります。受粉を助けます。
つまり、産物を残しつつ、循環を助けます。偉いですね。
で、このPICA山中湖ヴィレッジの池の脇にも蜂箱を置くことになりそう。
添付写真の箱の中に、5枚の蜂板を入れる予定。1枚に2,000匹の蜂が住み、
5枚でなんと10,000匹の蜂が住むことになります。
もっと、板を増やすこともできるし、箱自体を積み上げることも出来るそうです。
まさに、蜂の社会を作ってしまうわけですね。
この方、現場で見かけたら声をかけてください。
なんでも答えてくれます。はい。

イノシシ対策

PICA山中湖ヴィレッジの奥にある「オーガニックファーム」も仲間の四井真治の入魂の作品です。
もう、大麦、小麦、ライ麦、ルバーブ、人参、里芋などが元気に育っています。
イノシシ対策で、そんなオーガニックファームを外敵から守るのが、柵です。
ここの外敵は、イノシシさん達。
イノシシさん達って、凄いですよ。ガンガン穴掘って荒し回って作物を食べてしまいます。
で、ちょいとオシャレに柵を作りました。これで多分、来ない…。だろう…。たぶん…。
でも、この柵じゃ、狸もイタチも入れてしまう。う〜ん。
問題は、彼らが収穫時期を待っていること。まだ、被害なし。
でも、収穫時期になると、ある朝、が〜〜んとやられてしまっていることになっている気がしないでもない。
う〜ん。おてやわらかに、イノシシさん。

コンポストトイレ

PICA山中湖ヴィレッジが開業間近なので、山中湖通いが続いています。

コンポストトイレ今日の話題は、「コンポストトイレ」。それも、オシャレなヤツ。
PICA山中湖ヴィレッジの温室(これがとても素敵)の裏にコンポストトイレを設置してあります。
コンポストトイレって、分かります?
うんちとおしっこを土の栄養に戻します。
それって、ここ数十年忘れ去られたコトですが、ちょっと前までは、というか途上国も含めて、当たり前のこと。
水洗トイレでうんちとおしっこをどこか彼方へ送ってしまうって、凄く「循環型社会」じゃあありません。でしょ?

パーマカルチャリスト軍団=ビーグッドカフェ(?)は、果敢にうんちおしっこと取り組んでいます。(少々大げさですね)

写真のコンポストトイレは、カナダ製。うんちした後、オガクズなどをのせて水分を除きます。嫌気性発酵をさせないため、悪臭がしません。で、装置前面についているハンドルで撹拌し、乾燥を促します。

その後、数週間で堆肥化完成。畑へ直行!
オシャレだ!