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タイ報告-1 : タイCSRシンポジウムに出席して来ました。

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(CSR Symposium for well-balanced Thailand)
開催日:2010年11月3日(水)
主 催:東芝国際交流財団(TIFO) 後援:タイ工業連盟(FTI)
会 場:FOUR SEASONS HOTEL, Bangkok
出席者:約250名(政府関係者50名、中小企業150名、泰日協会30名、その他マスコミ関係者

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タイの企業にももっとCSRを広めましょうという主旨で、東芝国際交流財団がタイの企業をたくさん集め、シンポジウムを開催しました。
BeGood Cafeも「日本に於ける企業CSRの事例紹介」を紹介する役割で招待され、小生が登壇しました。
午前中は、東芝会長である西田厚聰様が1時間の基調講演。その後、タイ国工業大臣、東芝 白井純CSR推進室長のスピーチが続きました。
午後に、パネルディスカッション。シキタの他に、人口と地域開発協会会長、社会派TV番組プロデューサー、タイ健康促進財団マネージャーが登壇。 CSRの社会に於ける必要性、それぞれの立場でのCSR実践のエピソードなどを語り、会場からの質問にもお答えしました。
タイに於けるこうしたCSRイベントはまだ少ないそうで、東芝以外の多数の企業担当者も熱心に聞き入っていました。
タイとは、いろいろなご縁をいただいており、これからもつながりを大切にしたいと考えます。
ご関係者のみなさま、おつかれさまでした。そして、御礼申し上げます。

遺伝子組み換えサケ承認か

朝日新聞2010年10月22日付け朝刊より

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「米で手続き最終局面 作物以外で初」だそうである。
「遺伝子組み換え動物が、米国の家庭の食卓に上がるかもしれない。食品医薬品局(FDA)による組み換えサケの承認手続きが最終局面に来 ているからだが、大豆やトウモロコシなどの遺伝子組み換え品が広く流通する米国でも作物以外の食べ物の例はなく、消費者団体や環境団体か らは懸念の声も上がっている…。」
さてさてポイントは、この遺伝子組み換えにより、成長速度は2倍になり、出荷サイズまで成長する期間が半分になる。つまり、短期間のコス トで倍の儲けが見込めることになる。
私は、企業の開発努力や利益追求を否定するつもりは全くないが、年がら年中成長ホルモンを分泌し続ける新種サケの在来種への影響や、人間 への影響が心配だ。消費者の懸念をとことん払拭していただきたい。

さんまの朝

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さんまが食べたかった。
が、この秋はさんまが不良で高かった。先日は家内が「オバキュウでさんまが2尾で500円よ」と言って驚いていた。
(注-1)家内の言うオバキュウとは、経堂のODAKYU OXのことだ。なぜかオバキュウと言い続けている。
(注-2)で、その日は結局買って来なかった。
さて、わがビーグッドカフェの本部 Smile Studioの前の道は活気あふれる商店街で、そこに好きな魚屋がある。そのおっさんが頑張って声をあげてさんまを売っていた。1尾100円。すかさず4尾買った。で、翌々日の朝、こうやってさんまの朝を迎えた。
(注-3)朝からさんまをたべるのも少々珍しいかも。私は夜が遅いので、晩ご飯っぽい朝ご飯になる場合が多い。で、2尾食べるのは、もっと珍しいのでは。
はい、食べたい時に食べたいので、2尾で堪能することにしている。
(注-4)左には玄米ご飯がある。これは、長岡式酵素玄米である。炊いた日より、翌日。2日目より3日目が発酵が進んで美味しくなる。大好きだ。ただ、正直言ってさんまには白米があう。
(注-5)ご覧の通り、我が家の朝食は外でとる。狭いベランダなので、プランターの葉をおしのけて食べるのである。

矢野利治さん

矢野利治
2003年頃、大変お世話になった方が、矢野利治さんです。今日、超久しぶりに電話しました。
パーマカルチャーセンタージャパンの卒業生で講師。過去に多摩美でインテリアの講師をなさっていて、現在は建築家でパーマカルチャリストです。3児のパパ。埼玉在住。
http://sizen-hatake.blogspot.com/
来年から始まるBrillia越谷レイクタウンでのエコライフ教室の講師をしていただこうと思っています。彼いわく「パーマカルチャーを語る人は多いが、実際に畑をやっている人は少ないのですよ。うちは無肥料でやっています」とのこと。

彼のWEBにこうあります。「自然の循環の中に暮らすことを目標に、住まいや食べ物を中心になるべく自分でつくることを実践しています。自宅は自らの設計施工で、畑で作る野菜は家族が食べる+奥さんの料理教室で素材としてつかっています。」素敵な方です。今後、BeGood Cafeで活躍していただきます。

Dr.パルナサスの鏡

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みなさん、もうご覧になった方も多いのでは。あのテリー・ギリアム監督の『Dr.パルナサスの鏡』をDVDでやっと観ました。すごい!!
もともと、『未来世紀ブラジル』『バロン』が私の長い人生のベスト1と2の映画である。その両方を監督したのがテリー・ギリアム氏。20年ほど前のことだが、『未来世紀ブラジル』の海外上映が始まっても日本でロードショウする気配がないので、わざわざロンドンに観に行ったほどだった。そのテリー・ギリアム氏最新の力作がこれ『Dr.パルナサスの鏡』。完璧な映画だ。映画芸術を極めている。

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プロダクションノートにこうある。「2006年11月、テリー・ギリアムとチャールズ・マッケオンは、3度目のコラボレーションとなる脚本に取り掛かった。ギリアムはオリジナル作品を書く決心をし、マッケオンと二人で机に向かい、アイデアをめぐらせていった。「二人で大きな大理石の塊に鑿を打ち、何か美しいものが現れるのを待っているようだった」とギリアムは語る…。」
まだでしたら、ぜひ観てください。http://www.parnassus.jp

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※ちなみに、私のベスト映画第3位は、『トロン』だ。今年の末にパート2が上映となる。期待しよう。

愛にあふれるシソ

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わが家のベランダで採れたシソの葉が、ハートマークだった。葉の先は虫に喰われたのではない。ちゃんとへこんでいるのだ。不思議だ。愛があふれているから
だろうか…。

日本は世界5位の農業大国 浅川芳裕著 講談社503-1 C

農業大国
もうご存知だと思いますが、念のため。この『日本は世界5位の農業大国 ~大嘘だらけの食料自給率』なる本は凄い。
私も、「農家の高齢化→耕作放棄地の増加→日本の食料自給率低下」という因果関係が社会問題だと思っていたが、ところがどっこい、それは農水省が 省益のために考えだしたことだそうだ。私が言っても説得力がないから、ぜひこの本を読むことをお薦めする。
まず、自給率を指し示す指標自体が怪しい。これは、私も以前からそう思っていた。食料自給率の低下の原因は、農家の高齢化や耕作放棄地の問題では なく、まさしく私たち国民の食習慣の変化が原因なのだ。魚の塩焼きやひじき、きんぴらごぼうとか、もともと私たちが食べていたものを食べ続けてい れば、輸入は少なかったはずだ。牛肉とかパン食などの比重が高くなったのが自給率低下の直接的な原因。
また、もうすぐ始まる農家への個別所得保証制度が怪しい。1兆円という大金が事故米事件を起こした全国の農政事務所を通じてばらまかれる。危なそ うだ。
また、なぜ日本のスーパーには美味しくて安い欧州のバターが入って来ないのだと思います? なぜ豚肉や小麦の輸入に特別な制度があるのだと 思います?
私たちの知らない農水省のカラクリがたくさんあるそうです。
日本の農業を「危機だ~!」と悲観せず、世界第5位の農業大国として、磨きをかける時代だそうです。これに市民やNOが力を貸すのは大いに結構と いうことでしょう。前向きに、健全に、農業を応援したいです、はい。
(著者の浅川氏は、月刊「農業経営者」副編集長)

自家製ワインが最高だ!

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一昨年、ホームセンターで巨峰を買って我が家のベランダに置いた。去年はそこ そこだったのだが、今年は、爆発的に枝を伸ばし、たくさんの房をつけた。まっ たくその勢いは目を見張るものがあったのだが、ではいっそこのブドウでワイン を作ろうということになった。家内も私ももちろんワインなど作ったことはない。 インターネットで調べてたら、他の果物と違い、ブドウは糖分が多いからただ漬 ければいいとのこと。 容器に入れて、ぎゅうぎゅうと押して発酵させた。1週間ほど発酵が進んだところでビンに移し冷蔵庫にしまっておいた。
するとどうでしょう! 1週間で透明度が増し、写真にあるようなワインに変身。ちょいと飲んでみると、これまた美味い。スパークリングワインになっている。ブドウの実はそれほど甘くないのに、ワインは甘く芳醇になっている。二人でワイン農家になろうかとも一瞬だけ考えたほどだ。そろそろ今晩、飲んでみる。
(アルコール度は1%未満です)

生物多様性オフセット!?

朝日新聞2010年9月16日付朝刊より
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朝日新聞を読んでいたら、とんでもない記事を発見!
みなさん、生物多様性オフセットって知っています? カーボンオフセットはご 存知ですよね? ウィキペディアによるとカーボンオフセットとは『人間の経済 活動や生活などを通して「ある場所」で排出された二酸化炭素などの温室効果ガ スを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業などによって「他の場所」で直 接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称である。』  そう、これ は分かる。この仕組みに大賛成かというと少々疑問はあるが、地球全体からする とプラスな考え方だと思う。オッケー。 で、問題の生物多様性オフセットはというと、「開発による自然の損失分を、近 い価値の自然保護で相殺(オフセット)する手法。事業中止や計画変更で対応し きれない場合の対策として、1970年代に米国で始まった。面積や希少種の数、人 間にとっての利用価値などを算出する指標をつくり総合判断する例が多い。」だ とさ。 さらにだ、「米国の一部の州やドイツ、豪州では、湿地などの保護分と損失分をクレジット(証券)化して、売買する取引市場がつくられている。…」だとさ。まったく。
冷静に考えてみよう。
あるところの生態系を壊し、別のところの生態系を守って、それがオフセット か? 自然を保護することになるのか? 生態系は土地固有のものである。だか ら、Aで壊して、Bを守っても、それぞれ生物種が異なるのだから相殺(オフセッ ト)にはならない。子どもでも分かる。 さて、疑問が多い生物多様性オフセットだが、これは今秋のCOP10で議論される
ことになっているそうだ。私は絶対反対!とは言わないようにするが、せめてこの議論にNGOを入れて欲しい。国や企業、そして”有識者”(?)だけで決めて欲しくない。
みなさん、そう思いませんか?

廃天ぷら油で走るSVOメルセデス、売ります!

SVOsvocar

BeGood Cafe代表理事のシキタが乗る愛車メルセデスは、廃天ぷら油を精製せずそのまま燃やして走る超エコカーです。(SVO)このたび彼がバス通勤に徹することになったため、同車を売却することになりました。ご興味のある方、ご連絡くださいませ。

以前のエココロ別冊『クルマエコ』18ページにも掲載された自慢のSVO車です。SVOとは、Straight Vegetable Oilの略で、廃天ぷら油で走ります。
バイオディーゼルなので、軽油などの化石燃料と違い、地上のCO2を増やしません。VDFと違い精製行程を経ていませんので、廃油すべてを燃料として燃や
します。また、賞味期限切れのサラダ油でも軽油でも走るマルチディーゼルエンジンです。

車名 : メルセデスベンツ 300TD Turbo Diesel
形状 : ステーションワゴン
色 : グレー
製造年 : 1983年
車検満了 : 平成23年春
販売希望価格 : 応相談

※未確認ですが、米国俳優のジャック・ニコルソンも同型のSVO車に乗っているそうです。
※4年前にレストア済み。古い車ですので細かい問題はあります。
※走行に問題なし。燃費は通常の同年モデルと同じリッター6~7Km程度。
※現状渡し。
※条例により、一部を除く東京都では車検が更新出来ません。

お問合せ:info@begoodcafe.com

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