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オレンジプロジェクト 2008レポート

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オレンジプロジェクト2008 開催レポート

Vol.1 (2008.4.13)   Vol.2 (2008.5.18)   Vol.3 (2008.6.15)   Vol.4 (2008.7.13)

Vol.4 (2008.7.13) 開催レポート

前半最後のオレンジプロジェクト。第4回目も、初参加の方からすでにベテラン(?)という方まで31名が集まりました!

オレンジプロジェクト2008

まずは、毎回恒例の草刈り。雑草を刈る前に講師の四井さんが初めての方にも分かりやすく農園の仕組みを紹介します(詳しくは第2回レポートをご覧ください)。
太陽が照りつける中、汗を流しながら生い茂った草を刈っていきます。休憩時間には採れたてのバレンシアオレンジをぱくり。甘酸っぱさが疲れた身体に染み渡ります。大人数のため、1時間もかからずに広い農地がさっぱりとした空間に。春に植えた苗木も嬉しそうです。

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草刈りが落ち着いたところで、次はミカンの摘果です。
摘果と言っても、とるのはまだ青いピンポン玉程度のミカン。木がつくる栄養を果実同士が取り合わないように数を調整することが目的です。調整の目安は栄養をつくっている葉の数。葉15〜20枚に対して1個の実を残してあとは穫ってしまいます。(今回は葉の平均枚数を考えて、1枝に2〜3個の実を残すようにしました)
「熟す前の実を穫ってしまうなんてもったいない!」という声が聞こえてきそうですが、これも12月においしいミカンを収穫するための大切な作業。摘果した実はみんなで持ち帰ります。まだ若い実は苦さが目立つため、入浴剤など香りを楽しむことに活用するのがいいそうです。

午前中最後の作業は小麦の脱穀です。テラス横に干していた束を各チームごとに分けて、手で穂をとって揉んでいきます。穂が入ったざるを揺すったり、ざるの下から仰いだりすると、殻がふわっと飛んで小麦の実が出てきました!参加者の方からも歓声が起こります。これで午後の準備もバッチリです。

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ランチをはさんで、四井さんによるパーマカルチャー講座が始まります。今回は暑さを乗り切るための「気化熱」がテーマです。
例えば、注射前の消毒で腕がヒヤッとした経験はありませんか?これはエタノールが蒸発するときにまわりの熱を奪っているために起こる現象です。この液体が気体に変わるときに起こる熱の作用「気化熱」はさまざまなところで利用・活用されています。

○打ち水 ○水筒(布袋で包んで濡らすと水筒の中身が冷える) ○発熱時に濡れタオルをおでこにつける ○緑のカーテン(植物の葉から蒸発する水を利用) ○エアコンや冷蔵庫

気化熱を活用する際は、程よい風通しを確保すること。湿度をあげないこと(湿度が高いと効果が半減します)。水を無駄遣いしないこと(用途によって雨水や中水を使用)などに注意が必要です。
テラスでは実際に素焼きの鉢に水を入れるとまわりの空気がひんやりすることを体感しました。
みなさんもこの自然の仕組みをうまく応用して暑い夏をすずしく過ごしてみませんか?

オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008

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講義の後は、いよいよ小麦粉クッキング。先程脱穀した小麦を挽いていきます。四井さんが持参した粉挽き器は手動式。どれも素敵なデザインです。縦にハンドルを回すと、上皿に載せられた小麦の粒が落ちて臼部へ。小さい溝にぎゅっと押し出されて、立派な(?)小麦粉がでてきます。臼部にはネジがついていて、挽き加減を調節できる仕組みです。

実際に分解してみて、自分たちの扱う道具の仕組みをしっかり理解したところで作業スタート。摩擦で熱を持たないように注意しながら順番にハンドルを回していきます。今年撒く分の種も残しつつ、たくさんの小麦粉ができました!みんなで挽きたての小麦粉の匂いを嗅いでみると、やさしい麦の香りが。でも講師の四井さんによると少し収穫が早かった時の香りなんだそうです。来年はぜひぴったりの時期に収穫した香りを体験したいですね。(みなさん、覚えておいてくださいね!)

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さて、今回のメニューは「農園クッキー」。てんさい糖や菜種油を混ぜたものに挽いた小麦粉を加え、アーモンドとレーズンをトッピングしていきます。クッキーを焼くのは、農園生まれの炭をつかった七輪で。調理に使用するエネルギーにも自然の循環を考えます。
焼いている間に、残りの参加者で菜園のミントを切って、ミカンのまわりに定植しました。このミントが雑草や害虫からミカンを守ってくれるはず。樹木と作物が混在する「アグロフォレストリー」の1歩がいよいよ踏み出されたのを感じました。

オレンジプロジェクト2008

最後は摘んだミントと参加者持参のローズマリーを使ったハーブティー、個性豊かな「農園クッキー」を楽しみながら、本日のふりかえり。みなさんからもいろいろなアイディアがでてきました。昨年撒いた麦が、今年収穫され、こうやってみんなで調理する。収穫した後の畑には大豆がまかれ、豆を収穫したあとにまた今年の麦が撒かれます。綿々と続く営みが確実に生まれてきています。今回で今年のプロジェクトのほぼ半分が終了。参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回は、一息ついて9月14日(日)開催予定。今年新たに撒いた大豆(枝豆)を収穫します。パーマカルチャー講座のテーマは、自然のしくみの土づくり。みなさんとつくった土は菜園エリアの改修に使う予定です!初心者の方も大歓迎、ぜひご参加ください!

Vol.3 (2008.6.15) 開催レポート

梅雨の時期にも関わらず、今回も気持ちのいい天気に恵まれた第3回目オレンジプロジェクト。東京から名古屋まで、各地から名が集まりました。

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今回もまずは草刈りからスタート。
草刈り機の力を借りつつ、チームに分かれて雑草を刈っていきます。回を重ねるごとにみなさんの動きも手慣れた様子に。昨年から参加している方は声を掛け合って剪定にも取りかかります。
デッキ下のエリアでは、ハーブと野菜が大分育ってきていたので、今回もランチ用に収穫。二十日大根とカブがたくさん取れました!

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草刈りが落ち着いたところで、いよいよ麦の収穫です。
昨年植えた大麦と小麦はすっかり黄金色に実っています。大麦、小麦というからには、見た目が小さい方が小麦?と思っていたら、実は穂や粒など見た目の大小は名称と関係ないそうです。こんな風にそれぞれの麦をじっくり眺めることもなかなかない体験。
(麦が伝来した当時の漢字圏では、比較的容易に殻・フスマ層を除去し、粒のまま飯・粥として食べることができたオオムギを上質と考えて、「大麦=本物・品質の良いもの・用途の範囲の広いもの」「小麦=代用品・品格の劣るもの」となったそうです)

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麦を刈った後の農地はスコップで地面を掘り起こして(天地返し)、大豆を植えます。
大豆は前回のコンパニオンプランツでも登場した、根に根粒菌をもつマメ科の植物。チッソ・リン酸・カリウムという植物の生育に必要な3大栄養素の内、空気中にあってなかなか摂取しづらいチッソを固定する働きをもっているのが根粒菌です。
麦が土を耕し、大豆が土を肥やす。自然の力で豊かな農地がつくられていきます。

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みんなで刈った大麦は手で揉んで殻を落としてから、七輪で煎って麦茶に。小麦は奥の竹林から切ってきた竹に並べて干していきます。デッキの横にステキな黄金色のカーテンができました!最後に、前回立ち上げたキウイ棚(パーゴラ)の棚をしっかり針金で固定して、盛りだくさんだった午前中の作業が終了。

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少し遅くなったランチをはさんで、午後のパーマカルチャー講座が始まります。今回のテーマは「簡単!ミミズコンポストづくり」。
微生物やミミズが有機物を食べ、攪拌する力を借りて生ゴミを処理(堆肥化)するミミズコンポストは、においが少ない、処理スピードが早い、などの利点があり、電力などのエネルギーを使わずに、豊かな土をつくるための堆肥を得ることができます。

全世界で7,000種、日本国内では125種類程が生息しているミミズのなかで、生ゴミ処理に適しているのはシマミミズ。その生態を活かすため、コンポストの箱には通気性、遮光性、25~40cmの深さの他、ハエよけの蓋、保温性(寒冷地)、液肥(底にたまることがある)を取り出す機能が必要です。

詰め物は、腐葉土・動物糞(馬糞)・ココピートがあれば理想的ですが、扱いに注意すれば、おが屑(土とまぜ水を加えたら発酵熱が無くなるまで落ち着かせる)・シュレッドした新聞紙(カラー印刷のものは重金属を含む)も使えます。これらに1%の土を加えてコンポストの基礎が完成です。

量にもよりますが、生ゴミを入れ初めてから1ヶ月半~2ヶ月程度で、黒くて湿ったきめ細かい泥のようなミミズのフンが増えてきて、5ヶ月ほどするとかなりの分量を占めてきます。6ヶ月後くらいから堆肥を取り出すことができます。よい状態は、黒くて土のにおいがし、握るとかたまりになり、触るとほろほろと崩れる状態です。

できあがった堆肥は、鉢土(10%まで使用可)、鉢植えなどの追肥(45~60日ごとに茎から葉先の届く範囲内に6㎜程度の厚さにまく)の他、種まきの苗床、苗の移植時などにも使えます。ミミズの繁殖能力や処理能力の高さなど驚く豆知識がたくさんあって、ミミズの奥深さにすっかり引き込まれてしまいました。

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講義の後は、午前中完成させたパーゴラの元へ。今回は午後の時間を使ってベンチをつくります。まずは、使える材料やパーゴラの周辺を観察。どの位置にどんな形のベンチを置いたらいいのか、みんなで意見を出し合います。
大まかな流れが決まったところで、2チームに分かれて実際に作業を開始。初めて使う工具に苦戦しつつ、それぞれの個性のあふれるベンチが完成しました!

最後は煎りたての麦茶と生豆から煎ったコーヒーをいただきながら、みんなで本日のふりかえりをしました。3月から始まったオレンジプロジェクトも早くも1/3が終了。作業中やランチ中のコミュニケーションも自然と増え、みんなで作り上げていく作業の積み重ねに充実感を感じられる1日でした。コミュニティガーデンの「コミュニティ」が育ってきていることを実感。参加者の皆さん、ありがとうございました!

オレンジプロジェクト2008

次回は、7月13日(日)。オレンジプロジェクト恒例の草刈りの他、今回干してきた小麦を粉にします。パーマカルチャー講座は、暑い夏を快適に過ごすための「気化熱」をテーマにお届けする予定です。初心者の方も大歓迎、ぜひご参加ください!

Vol.2 (2008.5.18) 開催レポート

第2回目オレンジプロジェクト。
前回とはうってかわって気持ちのいい青空のもと、17名が集まりました!

オレンジプロジェクト2008 今回の午前中の作業は草刈りがメイン。草刈り機の入りづらい場所や苗木を植えたところを中心に、チームに分かれて雑草を刈っていきます。

順調に育っている苗木ですが、その背丈より高い草が辺り一面にビッシリ。刈った草は捨てずに苗木の周りに敷き詰めて、また雑草が生えてくるのをふせぐ「マルチ」として活用します。

また、昨年撒いたイネ科の「イタリアンライグラス」は家畜やペットの飼料、緑肥などに利用される麦の一種で、春先の成長期には他の雑草が生えるのを防ぎ、夏になると自然に枯れて木の成長に大切な栄養源となる植物。ちょうど今が開花の時期になるので、間違えて刈らないように注意して作業を進めます。

オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008

テントウムシや毛虫、見慣れないリュウノヒゲの実など、作業中にも講師の四井さんによる解説が入ります。自然のしくみを活かす「パーマカルチャー」を体感しながら、移動中には野いちごやお茶の葉をつまみぐい。慣れない鎌を操って汗ばんだところに野いちごの甘酸っぱさが染み渡ります。

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そして、みなさんが気になっていたハーブと野菜の種撒きをしたエリアへ。
種類によりばらつきがありましたが、ルッコラ、はつか大根、かぶ、ナスタチウム、ペパーミントなどが育っているのを確認。雑草を抜きつつ、間引きもかねて早速プチ収穫。本日のサラダのゲストにお迎えすることにしました。

オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008
オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008

待ちに待ったランチの時間。今回はオーガニックカレーとルッコラ・水菜のサラダに加えて、自ら収穫した野菜や参加者が持参してくださった甘夏酵母のパン、マーマレードなどが並びます。ミカン農園の野菜たちは優しい色ながらしっかりした味でドレッシングいらず!おなかも大満足でした。

オレンジプロジェクト2008

午後は講師の四井さんによるパーマカルチャー講座からスタート。今回は「野菜づくりの大きな味方、コンパニオンプランツを学ぼう」です。
森や草原など自然の中での植物たちの集まり(植物群落)は、それぞれの性質や特徴を生かしあい共存共栄することで成り立っています。また、自ら移動することのできない植物は、害虫や病気などから身を守るため様々な工夫を行っています。この植物同士の関係や性質を応用して昔から経験的に取り入れられてきた植え付けの組み合わせ例がコンパニオンプランツです。
吸収しにくい栄養分を固定する、病気を防ぐ、害虫を寄せ付けない、花粉を運ぶ虫を呼ぶなど、組み合わせの効果も様々。トマトとバジル、タマネギとカモミールなど、いい組み合わせの例や、相性の悪い例を学びました。

オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008
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講義の後はいよいよキウイ棚(パーゴラ)づくりです。
1.車の上に積んだ材木を農園の中腹に移動→ 2.穴掘り機で50cmほどの穴を掘る→ 3.材木の余分な部分を切断。組み合わせるための切り込みをいれる。→ 4.地中に埋める部分やカットした部分に防腐剤を塗る→ 5.穴に木材を入れてしっかり固定→ 6.切り込みにそって横棒を渡して固定していく→ 7.骨組みが完成!屋根になる部材を置いていく

オレンジプロジェクト2008

参加者も少なく、ほぼ女性しかいない中、次々と作業が進んで行き、2回にわたって予定していたパーゴラづくりが、見事(ほぼ)完成!というところまでたどり着きました。改めて上から眺めると、緑の農園のなかでパーゴラがいい存在感を放っています。これで夏の暑い作業も乗り切れそうです。

最後には農園の大塚さんのご好意で白椿の苗づくり。収穫中の甘夏もいただき、また盛りだくさんな一日となりました。

オレンジプロジェクト2008

前回植えた野菜を収穫して実際に食べたり、自宅で緑のカーテンを始めた方や収穫した甘夏でマーマレードやパンをつくった方がいたり、それぞれの体験が有機的にむすびついていくのを実感します。参加者の皆さん、ありがとうございました!

次回は、6月15日(日)。いよいよキウイ棚が完成。昨年撒いた小麦や大麦を収穫します。今年参加された方はもちろん、初参加の方や最近ご参加されてない方も、ぜひご参加ください!

Vol.1 (2008.4.13) 開催レポート

雨模様の中始まった第1回オレンジプロジェクト。
初回からスタッフ含めて総勢32名という始まって以来の大人数で開催されました!

まずはオリエンテーションを実施。急斜面を下りながらミカン農園の昨年までの成果と現状を観察します。この頃には雨もあがり一安心です。
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午前中はデッキ近くの草むしりと野菜・ハーブの種まきを行いました。
ルッコラ、空芯菜、小松菜、はつか大根、かぶ、春菊、落花生、忘れな草、ナスタチウム、カモミール、レモンバーム、コリアンダー、西洋アサツキ、ローズマリー、タイム、ペパーミント、イタリアンパセリ。
おいしいサラダやハーブ料理を目指して、多種多様な18種を植えます。
種の大きさの2〜3倍の深さに2、3粒づつ。講師の四井さんにコツを伺いながら、作業開始です。
いつもは大変な草むしりや種まきも人数が多いとあっという間でした。

オレンジプロジェクト2008オレンジプロジェクト2008

まだまだ肌寒い中、昼食の時間に。オーガニックカレーとかぶのサラダ、温かい麦茶で体を暖めます。
今回初挑戦したカマド炊きごはんは、おこげつきながら好評で、おかわりを希望される方が続出しました。

お腹いっぱいになった後は、講師の四井さんによるパーマカルチャー講座。
第1回は「『食べられる庭』への第1歩。自宅でできる緑のカーテンづくり」です。
自然のしくみやをデザインをベースに、そこにある資源(自然や人、エネルギー)をつなげていくパーマカルチャー。
ベランダなどでつる性の植物を育てて室温を調節する「緑のカーテン」にも、蒸散という植物が体温調節するしくみが活かされています。

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オレンジプロジェクト2008

今回のポイントはこの緑のカーテンを食べられるようにしようということ。
キュウリにゴーヤ、つるありいんげん、ヘチマ、ハニーサックル、アマチャヅル(花粉症対策にもいいそうです)の他、あけび、ぶどう、パッションフルーツなどの果樹を植えれば、収穫した食物も生かせる、よりつながりを感じられる緑のカーテンづくりができます。
講義の後は実際にデッキ横のスペースで麻縄を使ってカーテンの基礎をつくり、いんげん(穂高菜豆)の種を植えました。
植える品種や種まきのタイミングなど、参加者の方からもたくさんの質問があがります。次回、みなさんの報告を聞くのが楽しみです!

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オレンジプロジェクト2008 午後は、いよいよ施肥と苗の植え付け作業です。
農園所有者の大塚さんより苗木の植え方を教わって、3〜4名のチームに分かれて植え付けていきます。
苗木の根を傷つけないように注意しながら、甘夏(夏ミカン)5本、レモン10本、キウイ3本の苗を植えました。
以前植えたミカンにも施肥をしましたが、残念ながら虫害によって枯れてしまったミカンを発見。
大塚さんや四井さんのお話からミカン農園の厳しい現状も学びます。

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あっという間に15時が近づいてきました。初参加の方もすっかり打ち解けた中、最後に甘夏の収穫をしました。
有機栽培された甘夏は皮までおいしく食べられます。皮はマーマレードにしたい、という声も出てきました。

オレンジプロジェクト2008

放置農園の再生を目指して始まったオレンジプロジェクト、今年もみなさんのアイディアがつまったステキな場になっていきそうです。
参加者の皆さん、寒い中お疲れさまでした!

次回は、5月18日(日)。新緑も気持ちいい季節です。ぜひ、ご参加ください!