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BeGood Cafe Fukuoka vol.10

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テーマ『トランジション・タウン』

トランジション・タウンということばをご存じですか?

この運動は、パーマカルチャー講師だったロブ・ホプキンスがピークオイル問題を知って衝撃を受け、自分にも何かできないだろうかと試行錯誤する中から生まれたものです。イギリス南部の町トットネスで始まった一青年のアイディアが、3年後の今なぜ世界中に広まっているのか。ぜひそのわけを聞きに来てください。そして一緒に始めましょう。

約1年半ぶりのビーグッドです。今回は飲食ができない会場ですので、ドリンク、フードの提供はありません。お昼はすませていらしてください。

■スケジュール:2009年 7月4日(土)13:30〜18:30

13:00 開場
13:30〜13:40 オープニング
13:00〜14:00 オープンマイク
14:00〜14:30 エコビレッジ国際会議報告
14:40〜15:20 ビーグッドトーク/地域通貨
15:30〜16:30 ビーグッドトーク/トランジションタウン
16:30〜17:20 パネルディスカッション
17:30〜18:30 ワークショップ
18:30〜19:00 サロンタイム
会 場: 福岡市健康づくりセンター(あいれふ)10F講堂
福岡市中央区舞鶴2−5−1
地下鉄「赤坂駅」下車徒歩4分
http://www.kenkou-fukuoka.or.jp/airef/
参加費: 一般1500円、学生750円、中学生以下無料
トークゲスト: 榎本英剛さん(トランジション・ジャパン、TT藤野)
吉田俊郎さん(トランジション・ジャパン、TT葉山)
冨田貴史さん(核、お金、暦のファシリテーター)
司 会: シキタ純、倉地マキ子
プロデュース: シキタ純、常冨泰弘
ディレクター: 倉地マキ子、高木敏郎
主 催 BeGood Cafe Fukuoka
連絡先 tsunetomi@nifty.com 090-3071-5377(常冨)

〜今注目されている”トランジション・タウン”とは〜

トランジション・タウンとは、ひとことでいえば、既存の町や市といった地域をエコビレッジ化していく運動です。トランジションという言葉は、「過渡期」「移行」「移り変わり」という意味です。何から何に「移行」するのか?それは、「安くて大量の化石燃料に依存しきった脆弱な社会」から「地域をベースにした、しなやかで強い社会」への移行を意味します。とはいえ、特別な社会組織や特殊なイデオロギーが念頭にあるわけではありません。「移行」する「先」にある社会の姿は、地域によって違いがあるのは当然で、その姿は「行動しながら考えればいい」。それがトランジション運動の考え方です。エコビレッジ運動があるべき姿に突き進む目的志向だとすれば、トランジション運動はプロセスに重きを置いたプロセス志向という言い方ができるかもしれません。

これまでの社会運動、環境運動が同じ志、同じ目的意識を共有することから始まることが多いのに対し、トランジション運動では、共有すべきなのはピークオイルに関する認識とそれを乗り切るための低炭素社会の実現だけです。それ以外は、どんなイデオロギー、どんな思想を持っていても協働できるのです。

(ここまでこちらより引用

トラジション・タウンに関する事を知りたい方は下記のサイトをご覧ください。

■トークゲスト紹介

榎本英剛 (ヒデ) / 藤野町

スコットランドのエコビレッジ、フィンドホーンにて持続可能な暮らしについて学んでいた2007年にトランジション・タウンを知る。帰国後、神奈川県藤野町に住み、トランジション・ジャパンとトランジション・タウン藤野の活動に携わっている。

吉田俊郎 (しゅんろう) / 葉山町

葉山の仲間と環境に配慮した町づくりのマニュフェスト作りに携わった後、イギリスでトランジション・タウンのトーニングを受け、トランジション・ジャパンとトランジション葉山の活動に携わっている。

冨田貴史(タカ)/京都市

音楽プロダクション勤務、専門学校講師を経て2005年からフリーに。原発や再処理工場の実情を訪ね歩きながら「エネルギー」「お金」「暦」をテーマにした勉強会やワークショップ、上映会などを全国各地で開いている。

BeGood Cafe Fukuoka vol.9 『パーマカルチャーとエコビレッジ』